大ヒット商品となり、日本国民に定着したコンビニコーヒー。100円台のリーズナブルな価格で、マシンで抽出したできたてのコーヒーが飲めるのがメリットです。
私も毎日飲んでいます。コーヒーショップと比較すると安くて味もそこそこなのがメリットですね。
セブンイレブン・ローソン・ファミマなどのコンビニコーヒーには、お得な買い方があります。単純に現金で支払うよりも圧倒的にお得です。徹底解説します。
コンビニコーヒーの買い方
コンビニコーヒーの買い方は簡単です。セブンイレブン・ローソン・ファミマなどのコンビニのレジに行き、例えば「ホットコーヒーSサイズをください」や「アイスコーヒーLサイズ」と伝えればOKです。
店員さんが容器を棚から出してくれるので、それを受け取ります。
アイスコーヒーは冷凍食品やアイスのコーナーにカップがある店舗もあり、それをレジに持って行ってもOKです。
代金を支払った後は、カップをコーヒーマシンに持って行き、買った種類のコーヒー・サイズのボタンを押せばOKです。
ホットもアイスも数十秒ですぐに出来上がります。時間はかかりません。忙しい時も便利です。
スタバなどのコーヒーショップはお昼やカフェタイムの時間帯は長蛇の列ができていることがあり、コーヒーを受け取るまで数分~10数分の時間を消耗してしまう時があります。
出来上がったら音が鳴ったり、ランプの光が点灯するので、カップを出してコーヒーマシンの隣にある蓋をはめればOKです。
缶コーヒーと同じ価格帯で冬は熱々のホットコーヒー、夏は氷で冷えたアイスコーヒーを飲めるのが特典です。
コンビニコーヒーは定価よりも更に安く買うことができます。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート等のコンビニコーヒーを安く買う方法についてまとめます。
お得に買う方法(各コンビニ共通)
コンビニコーヒーには複数のサイズがあります。セブンイレブンとサークルKサンクスはRとLの二種類です。ローソンとファミリーマートはS・M・Lの3種類です。
当然に大きいサイズの方がお得と考えるのが人情ですね。しかし、意外なことに1mlあたりの単価では大きな差はありません。
むしろ小さいサイズ(RやS)の方が、意外なことに単価が安い場合があります。サイズは気にすることなく、好きなサイズを頼めばOKと思慮します。
大手コンビニのセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ポプラ・生活彩家ではクオカードが使えます。
1万円のクオカードは、180円が上乗せされて残高が10,180円になっています。1万円のクオカードを買うことで、1.8%お得になります。
更に、電子マネーnanacoにクレジットカードでチャージして、セブンイレブンでnanacoで買うと、更にお得になります。
nanaco購入の際に付与されるnanacoポイントは、クオカード購入時は対象外ですが、チャージ時にポイントがつくクレジットカードがあります。
代表的なカードは、リクルートカード、Yahoo! JAPANカードなどです。ただし、セブンカード・プラス以外は新規登録が終了しています。
クレジットカードの0.5~1.2%とクオカードのプレミアム1.8%を加えて、合計2.3~3.2%還元となります。
- リクルートカード:合計3.0%(1.2%+1.8%)
- TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(Mastercard):合計2.8%(1.0%+1.8%)
- Yahoo! JAPANカード:合計2.3%(0.5%+1.8%)
- セブンカードプラス:合計2.3%(0.5%+1.8%)
その他、nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で丹念に分析しています。
クオカードへのnanacoチャージ、その他無料で手に入れる方法については、以下で徹底解説しています。
ローソンでのお買い物はPontaポイントやdポイント、ファミリーマートでのお買い物はTポイント、サークルKサンクスでは楽天ポイントが得られます。
これはクオカードでの支払い時も同様です。つまり、ローソンではクオカードで支払って、Pontaカードかdポイントカードを提示すれば更にポイントが得られます。
クオカードでの支払い時も、共通ポイントカードを提示してポイントを得たら更にお得になります。
ローソンではコップ持参で10円引き
スターバックス、タリーズコーヒーなどのコーヒーショップはマグカップ持参で割引が受けられるお店がありますね。
ローソンも同様の割引があります。コメントで教えていただきました。
タンブラー(通常のコップや紙コップでも可)を持参すると、コーヒーに限らず、カフェラテ・カフェモカ、紅茶、ココアなどの飲み物が10円引きとなります。
100円のコーヒーですと10%OFFとなります。普通なら1,000円で10杯となるところ、990円で11杯飲めるわけですから、かなりお得ですね。
職場のデスクや家の近くのコンビニで買う場合は、マグカップ・タンブラーなどを持っていくのは苦ではないケースが多いでしょう。
そういう場合はお得にローソンのコーヒーが飲めます。これは嬉しい仕組みですね。
また、Pontaカード会員がローソンに設置されている端末LoppiにPontaカードを通したら、マチカフェの割引クーポンが使える時があります。20円OFFが出たことがあります。
ローソンではau PAYが4%~11%還元でお得に!
最もシンプルにコンビニコーヒーを安く買う方法はau PAYでの決済です。
au PAYが「生活応援企画」を開催しており、2020年6月1日からローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100では高還元となります。
三太郎の日(3日・13日・23日)は、ローソンでの決済時にauユーザーは6%のPontaポイントを得られます。それ以外の日は一律で3%還元です。
終了日は未定なので、長く続くことが期待可能。意外なことにauユーザーでなくてもフルに利用できるので、万人にとって役立つPayサービスです。
au PAYへのチャージがポイント付与対象のクレジットカードを活用すると、訴求力の高いポイント二重取りが可能です。したがって、ローソンでは4.5%以上の還元率に昇華します。
クレジットカードのポイントと、au PAY利用時のPontaポイントのポイント二重取りが可能です。
WALLETポイントはau PAYにチャージして、プリペイドカードやスマホ決済で買い物に使えますので、現金同様の利便性があるのもポイントです。
最新のおすすめクレジットカード
- リーダーズカード:1.5%
- ヤフーカード:1.5%
- 楽天カード:1.5%
- Orico Card THE POINT:1.5%(入会から半年間は2.5%)
- エポスカード:1.0%
- エポスゴールドカード:最大2.0%(年100万円利用時)
- JQ CARD エポスゴールド:最大1.4%のマイル&0.5%
- ライフカード(Mastercard):誕生月は2.0%
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:1.125%のJALマイル&0.5%
- マイレージプラスカード(セゾン):1.5%のマイル&0.5%
- ANA Mastercard:マイル&0.5%
- ANA東急カード:マイル&0.5%
- Amazonカード(クラシック/ゴールド):1.5%
- au PAY カード:1.0%
サブカードとして使いやすい年会費無料のクレジットカードでは、Yahoo! JAPANカード、楽天カード、オリコカード ザ ポイントが無条件で1%なので万人向けです。
ローソンでau PAYを活用すると驚異的な高還元に昇華します。
ローソン | チャージ時 | 利用時 (※) | 合計 |
---|---|---|---|
三太郎の日 (3日・13日・23日) | 1% | au契約者:6% その他:3% | au契約者:7% その他:4% |
その他 | 1% | 3% | 4% |
※ローソンでの上乗せ分(特別還元率-0.5%)は上限あり(1au IDあたり1ヶ月3,000ポイント)
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ローソンでは基本3%、その他は1%のPontaポイントに加えて、以下のマイルを獲得できます。
- ANAマイル:ANA Mastercard、ANA東急カード→マイ・ペイすリボの活用で1.3%
- JALマイル:セゾンプラチナアメックス→1.125%(セゾンクラッセ星6なら1.375%)
- ユナイテッド航空MileagePlus:マイレージプラスセゾンカード→1.5%
チャージする具体的方法については、以下をご参照ください。
au PAYのポイント二重取りは、もちろんタンブラーの10円引きと重複して適用されます。10円引きになった後の金額から最大11%還元になります。
au PAYを活用すると、ローソンのマチカフェでコーヒーをお得に買うことができます。
au PAY利用で貯まるPontaポイントは、JALマイルにも交換できます。2ポイントを1JALマイルに替えられます。
1マイル2円の価値があると考えれば実質的には1対1です。頑張ってマイルを貯めてビジネスクラスの航空券と交換すれば1マイル4円といった価値となります。
ちなみにローソンではWAON、Type-A/BのNFC決済サービスも利用可能です。ただし、au PAYよりはお得度が低下します。
セブンイレブンではQuicpay(nanaco)もお得
JCBが運営している後払い式電子マネーがあります。「QUICPay」(クイックペイ)という名前です。
セブン&アイが発行している電子マネーのnanacoカードには、QUICPayも搭載されています。
QUICPayの登録をすると、QUICPayが使えるようになります。「QUICPay(nanaco)」と呼ばれています。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1 nanacoポイントが貯まります。還元率0.5%です。
更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。ポイント二重取りが可能なのです。かなりお得です。
あらゆるクレジットカードが登録できるわけではありません。詳細は以下で徹底解説しています。
クレジットカードでチャージしたnanacoでクオカードを買うのが面倒な方にはおすすめです。
年会費無料で還元率1.2%で使いやすいリクルートカードは、QUICPay(nanaco)に登録できます。QUICPay(nanaco)を使うと、合計で1.7%還元(1.2%+0.5%)となります。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。
リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
また、セブンイレブンは「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」であり、JCBのプロパーカードのポイントが3倍となります。
JCB ORIGINALシリーズのカード(JCB一般カード・JCBカード/プラスANAマイレージクラブ・ゴールド・EXTAGE・GOLD EXTAGE等)は、セブンイレブンで使用すると、基本的にはポイント還元率1.5%となります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「支払いにORIGINALシリーズ対象カードを指定しているQUICPay」も還元率1.5%となります。
JCB ORIGINALシリーズのカードを登録したQUICPay(nanaco)をセブンイレブンで使用すると、1.5%のOkiDoki Pointに加えて、0.5%のnanacoポイントも付与されます。合計で還元率2%となります。
JCB ORIGINAL SERIESの主なクレジットカードの一覧は下表のとおりです。
カード名 | 年会費(税抜) | 特徴 |
---|---|---|
JCB一般カード | 年50万円以上で無料 | 「JCB ORIGINAL SERIES」のスタンダードカード。パートナーの店舗では高還元 |
JCB CARD EXTAGE | 無料 | 20代の若年層向けカードでポイント優遇 5年以内に解約すると2千円必要 |
JCB GOLD EXTAGE | 3,000円 | 20代の若年層向けゴールドカードでポイント優遇 |
JCB CARD W / W plus L | 無料 | 39歳以下の方が発行できて40歳以上も継続利用可能。基本還元率が1%。plus Lの方は女性向け特典が付帯 |
JCBゴールドカード | 10,000円 | 空港ラウンジ、トラベルサービス、健康・介護・育児などに関する無料電話相談、充実した保険など特典充実 |
JCBゴールド ザ・プレミア | 10,000円 | ゴールドカードの特典に加えてプライオリティ・パス、京都ラウンジを利用可能 |
JCBプラチナ | 25,000円 | 上質の24時間コンシェルジュ、USJラウンジ、海外ラグジュアリーホテルプランなど豊富な特典 |
JCB THE CLASS | 50,000円 | コンシェルジュやディズニーラウンジ、メンバーズセレクションなど至高の特典 |
JCB CARD R | 無料 | 初回の支払いから手数料が発生するリボ払い専用カード。リボ手数料発生時はポイント4倍 |
JCBゴールドは、2年連続100万円以上使うと、プライオリティ・パスが無料で使える「JCBゴールド ザ・プレミア」が使えるようになります。
JCBゴールド ザ・プレミアは、プライオリティパス無料、レストラン30%OFF(ダイニング30)等のプレミアムな優待サービスがあります。
JCBプラチナはUSJラウンジ、コンシェルジュサービス、コース料理1名分無料サービスが魅力的。
また、ディズニーリゾートのラウンジ・年1回の豪華プレゼント特典がある「JCB THE CLASS」への道が開けるのが大きなメリットです。
JCB THE CLASSの詳細については、以下で徹底解説しています。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
ファミリーマートはJALカードもお得
JALマイルを貯めている方ですと、ファミリーマートではJALカードでの決済もお得です。
ファミマはJALカード特約店なので、JALカードで決済すると、ショッピングマイルが通常の2倍貯まります。
ショッピングマイル・プレミアム付帯時は、JALカード利用金額100円(税込)につき2マイルが積算されます。マイル付与率2%でお得です。
この他、Tカード提示による0.5%のTポイントも得られます。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
1マイルの価値を2円と考えると、実質還元率4%となります。1マイル1.5円換算でも還元率3%です。
国際線のビジネスクラスで利用すると1マイルの価値は2.5~5円程度、 ファーストクラスだと7~16円程度に跳ね上がります。
国際線のビジネスクラス・ファーストクラスでマイルを利用すると、驚異的な高還元に昇華します。
クラス | 1マイルの価値(目安) | マイル付与率 | 実質還元率 |
---|---|---|---|
普通席/国内線 | 1.5円 | 2.00% | 3.0% |
1.6円 | 2.00% | 3.2% | |
1.7円 | 2.00% | 3.4% | |
1.8円 | 2.00% | 3.6% | |
1.9円 | 2.00% | 3.8% | |
2円 | 2.00% | 4.0% | |
国際線ビジネスクラス | 2.5円 | 2.00% | 5.0% |
3円 | 2.00% | 6.0% | |
4円 | 2.00% | 8.0% | |
5円 | 2.00% | 10.0% | |
6円 | 2.00% | 12.0% | |
国際線ファーストクラス | 7円 | 2.00% | 14.0% |
8円 | 2.00% | 16.0% | |
9円 | 2.00% | 18.0% | |
10円 | 2.00% | 20.0% | |
11円 | 2.00% | 22.0% | |
12円 | 2.00% | 24.0% | |
13円 | 2.00% | 26.0% | |
14円 | 2.00% | 28.0% | |
15円 | 2.00% | 30.0% | |
16円 | 2.00% | 32.0% |
JALカードのスペック、カード一覧、については、以下で徹底解説しています。
まとめ
コンビニコーヒーは日本にすっかりと定着しました。毎日飲む方も多いでしょう。
1回あたりは100~180円ですが、塵も積もれば山となりますね。年間では1万円・2万円・3万円といった金額になります。
現金で払った場合は1円も得しません。クオカード、dカード、QUICPay(nanaco)を活用すると、長いスパンではそこそこの金額が浮き、その分コーヒーを多く飲むことができます。
ローソンのマチカフェをよく飲む方ですと、dカードで決まります。約5%還元であり、驚異的にお得です。
正確には最大約4.78%であり、21杯飲めば1杯お得になります。これは嬉しいですね!
dカードはローソン以外にも、マクドナルド、タワーレコード、イオンシネマ、BLUE SKYなど様々な店舗でお得になるクレジットカードです。
ドコモユーザーですと、ゴールドカードのdカード GOLDも候補となります。
ドコモの携帯電話料金が10%還元になります。家族カードは1名無料で本会員とほぼ同一の特典を享受できます。
また、携帯電話の10万円の保障(ケータイ補償)、dカード GOLD年間ご利用額特典、空港ラウンジ、海外旅行傷害保険、ショッピング保険など特典が充実しています。
dカード、dカード GOLDのいずれもお得な入会キャンペーンを行っています。
その他、コンビニでお得なクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。