
SMBCファイナンスサービスが発行しているクレジットカードと紐づく「セディナ QUICPay(モバイルタイプ及びカードタイプ)」が、サービス終了となります。
有効期限に関わらず2024年2月末日をもって使えなくなります。
改悪内容、代わりの候補について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
QUICPayを利用不可能になる改悪

セディナカードのQUICPayが使えなくなる流れは以下のとおりです。
- 2023年7月10日:新規申し込み受付終了
- 2023年12月末:再発行及び機種変更受付終了
- 2024年2月末:QUICPay加盟店で使える最終日
セディナカード会員は、特に解約手続きをする必要はありません。自動的に使えなくなります。
ただし、モバイルタイプのQUICPayを使っている場合、QUICPayモバイルサイトからカード情報を削除しましょう。
各種お手続きページ→会員情報の変更・削除→削除する→はいを選択し、「QUICPay情報の削除が完了しました。」という画面が表示されればOKです。
なお、2024年3月以降も一定期間利用できる可能性があり、その利用分も請求されます。
「2024年2月末でセディナQUICPayはサービス終了したはずだから、2024年3月1日以降に使った分は払わない」という抗弁は法令上不可能です。
セディナカードはiDを利用可能
SMBCファイナンスサービスは三井住友カードとの合併を予定しており、三井住友フィナンシャルグループとして統合を推進しています。
こうした情勢下、三井住友FGでなかった時代に、JCBと提携して導入していたQUICPayが終了します。

Apple Payを使える方は、セディナカード等を7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchに登録することで、電子マネーiDを利用可能です。

また、セディナiDは引き続き使えます。QUICPayと同様に、多様な店舗で利用可能。大手チェーンはかなりカバーしています(使える店一覧)。
主なジャンル
- コンビニ
- スーパー
- モール・百貨店
- グルメ・レストラン・ファストフード・カフェ・居酒屋・バー
- ドラッグストア・健康・ヘルスケア
- 暮らし・雑貨・家電量販店・キャリアショップ
- 音楽・本
- 美容・ファッション
- エンターテイメント・レジャー・スポーツ
- タクシー・ガソリンスタンド
- 空港・交通施設
- インターネットカフェ・カラオケ
- ホテル・旅館・観光スポット
QUICPayの代わりの候補
iDではなく、これまで通りQUICPayを使いたいという場合、他のクレジットカードが候補となります。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードはQUICPay2%還元

クレディセゾンがアメックスと提携して発行しているクレジットカードです。
年1回以上のカード利用で年会費が無料になり、年会費は実質無料と評価できます。年30万円までQUICPay2%還元が最大のメリットです。

事前にnanaco番号を登録して、セブン-イレブンでセゾンパール・アメックスを利用すると、永久不滅ポイントに加えて、1.0%のnanacoポイントも得られます。
ポイント二重取りが可能で、高還元に昇華。セブン-イレブンをよく使う方には大きなメリットがあります。
「ポイント運用サービス」というユニークな使い道もあり、永久不滅ポイントを投信や個別株式の運用に使えます。

また、セゾンカードは「大和コネクト証券」によって、クレジットカード決済で投信・上場株式の積立投資が可能です。
資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。

デジタルカードはスマホを使って最短5分でカード番号が発番されて、ネットですぐにお買い物でき、QUICPayも利用可能です。
ほぼリアルタイムのプッシュ通知、簡単なカードの一時停止・解除など高度のセキュリティが確保されています。
カード表面に番号印字がなく、ナンバーレスで見た目も美しく、スマホ上で管理する業界初の仕組みです。

更に今なら豪華な入会キャンペーンが開催されており、入会の好機です。
リクルートカードは1.2%還元

クイックペイの最大のメリットは、QUICPay(nanaco)だとセブン-イレブンでの利用で+0.5%のnanacoポイントを得られることです。
したがって、QUICPay(nanaco)が使えるクレジットカードがおすすめです。「JCBグループが発行するJCBカード」が対象です。
リクルートカード(JCB)、リクルートカードプラスもJCBが発行しているので使えます。リクルートカードプラスは改悪され、2016年3月15日で新規発行が停止されました。
リクルートカードは年会費無料カードの中では屈指の高還元であり、nanacoチャージでもポイントが得られます。リクルートカードプラスは全クレカの中で最高級の還元率です。
| カード名 | リクルートポイント (Pontaポイント) |
nanacoポイント | 合計 |
|---|---|---|---|
| リクルートカード | 1.2% | 0.5% | 1.7% |
| リクルートカードプラス | 2.0% | 0.5% | 2.5% |
リクルートカード/プラスでQUICPay(nanaco)を使うとセブン-イレブンがお得になります。
ただし、QUICPay(nanaco)よりも、リクルートカードでチャージしたnanacoでクオカードを買い、クオカードで支払った方がお得になります。
手間を許容できる場合は、クオカードが最高還元となります。
| カード名 | QUICPay(nanaco) | クオカード | 差額 |
|---|---|---|---|
| リクルートカード | 1.7% | 3.0% | 1.3% |
| リクルートカードプラス | 2.5% | 3.8% | 1.3% |
リクルートカード利用で得られるリクルートポイントは、Pontaポイントと100ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。
じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスだけではなく、ローソン、ケンタッキー、GEO、apollostation、コジマ、ピザハット、HMV、ライフなどでも利用できます。
Pontaは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」に使うと、お茶、お酒、コーヒー、お惣菜、ヨーグルト、お菓子、カップ麺などの多様な商品と交換できます。
この交換レートが激烈にお得となっており、Pontaポイント1ポイントで1.5~3円相当の商品と交換できます。

専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。

活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。

クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。

リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

大量のポイントを得られるお得な入会キャンペーンも開催されています。

JCB CARD W:1%以上の還元&JCBの充実サポート

18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
2つのカードの相違点については、以下で丹念に解説しています。

どちらも年会費無料かつ高還元であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。

| 国際ブランド |
|---|
|
|
| 電子マネー・Pay・NFC決済 |
|---|
|
|
- ETC
- 家族カード
- 海外旅行保険(利用付帯)
- ショッピング保険(海外)
| 年会費 | ポイント名 | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 無料 | 無料 | J-POINT |
| 還元率 | マイル還元率 | 発行スピード |
| 1.0%~10.5% (※) | 0.6~3.3% | 最短3営業日 |
- ※最大還元率は還元率は交換商品により異なります。
- Amazon・セブンイレブン・ウェルシア・成城石井・高島屋・出光昭和シェル・スターバックスカード等が高還元
- 年会費が無条件で無料
- 海外旅行傷害保険(利用付帯)
JCBオリジナルシリーズのクレジットカードなので、特約店である「J-POINTパートナー」でのポイントアップも対象です。
Amazon、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、イトーヨーカドー、西友・リヴィン・サニー、オーケーが2.0%還元、スターバックスカードへのチャージが5.5%還元となります。
ビックカメラ、大庄、木曽路グループは1.5%で、高島屋、AOKI、小田急百貨店、ワタミグループでもポイントUPします。使い勝手が良好な店舗で高還元となるのが大きなメリットです。
また、QUICPay(nanaco)をセブン-イレブンで使用すると、合計で還元率2.5%です!
ポイントモール「J-POINTモール」経由で楽天、ヤフーショッピング、LOHACO、ベルメゾンネットなどで買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にポイントが貯まります。
JCB一般カードと比較して、JCB CARD W / W plus Lが相対的に弱い点は以下です。
- 関東有名テーマパークデザインがない
- 利用明細がWeb明細のみ
- カード入会時の本人確認がインターネットでの支払い口座設定のみ
- 国内旅行傷害保険がない
- 海外旅行傷害保険(利用付帯)の死亡・後遺障害が一般カードよりも1000万円低い
これらを許容できる場合は、JCB一般カードよりもJCB CARD W / W plus Lの方がおすすめです。
10代・20代・30代のうちは死亡・後遺障害の保障の必要性は高くないので、基本的にはポイント還元率が高いJCB CARD W / W plus Lの方がよいと考えます。
専門家・菊地崇仁さんがおすすめのJCBカードであり、JCBカードの種類一覧の中でも、コストパフォーマンスは最上級です。
公式サイトJCB CARD W / W plus Lの公式キャンペーン
なお、JCB CARD Wにはないうディズニーデザインのクレジットカードをご希望なら、JCB一般カードやイオンカードが選択肢となります。

その他 JCB ORIGINAL SERIES
JCB CARD Wのデメリットは、40歳以上の方は発行できない点です。しかし、その他のJCBオリジナルシリーズもエッジが効いています。
セブン-イレブンは「J-POINTパートナー」であり、JCBのプロパーカードのポイントが3倍となります。
JCB ORIGINALシリーズのカード(JCB一般カード・JCBカード/プラスANAマイレージクラブ・ゴールド・EXTAGE・GOLD EXTAGE等)は、セブン-イレブンで使用すると、基本的にはポイント還元率1.5%となります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「支払いにORIGINALシリーズ対象カードを指定しているQUICPay」も還元率1.5%となります。
JCB ORIGINALシリーズのカードを登録したQUICPay(nanaco)をセブン-イレブンで使用すると、1.5%のJ-POINTに加えて、0.5%のnanacoポイントも付与されます。合計で還元率2%となります。

JCB ORIGINAL SERIESの主なクレジットカードの一覧は下表のとおりです。
| カード名 | 年会費(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| JCBカードS | 無料 | JCBカード S 優待クラブオフ |
| JCB CARD EXTAGE | 無料 | 20代の若年層向けカードでポイント優遇 5年以内に解約すると2千円必要 |
| JCB GOLD EXTAGE | 3,300円 | 20代の若年層向けゴールドカードでポイント優遇 |
| JCB CARD W / W plus L | 無料 | 18歳以上39歳以下の方が発行できて40歳以上も継続利用可能。基本ポイント2倍。plus Lの方は女性向け特典が付帯 |
| JCBゴールドカード | 11,000円 | 空港ラウンジ、トラベルサービス、健康・介護・育児などに関する無料電話相談、充実した保険など特典充実 |
| JCBゴールド ザ・プレミア | 11,000円 | ゴールドカードの特典に加えてプライオリティ・パス、京都ラウンジを利用可能 |
| JCBプラチナ | 27,500円 | 上質の24時間コンシェルジュ、関西有名テーマパークラウンジ、海外ラグジュアリーホテルプランなど豊富な特典 |
| JCB THE CLASS | 55,000円 | コンシェルジュやディズニーラウンジ、メンバーズセレクションなど至高の特典 |
| JCB CARD R | 無料 | 初回の支払いから手数料が発生するリボ払い専用カード。リボ手数料発生時はポイント4倍 |
JCBゴールドは、2年連続100万円以上使うと、プライオリティ・パスが無料で使える「JCBゴールド ザ・プレミア」が使えるようになります。

JCBゴールド ザ・プレミアは、プライオリティパス無料、レストラン30%OFF(ダイニング30)等のプレミアムな優待サービスがあります。
また、ディズニーリゾートのラウンジ・年1回の豪華プレゼント特典がある「JCB THE CLASS」への道が開けるのが魅力的です。
メンセレ、有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。

ソラチカカード

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)とANA JCBで「マイル自動移行コース 10マイル」に加入すると、決済の1%のマイルが得られます。
セブン-イレブンは、ANAカードマイルプラス加盟店ですので、1%とは別に200円(税込)あたり1マイルが得られ、合計で1.5%のマイルが付与されます。これはQUICPayで支払った場合も同様です。
更に、QUICPay(nanaco)やANA QUICPay+nanacoで支払うと、200円(税抜)あたり1 nanacoポイントが得られます。
合計で1.5%のANAマイルと0.5%のnanacoポイントがゲットできます。nanacoポイントは2対1のレートでANAマイルに交換できるので、0.5%のnanacoポイントは0.25%のANAマイルになります。
合計でマイルを1.75%得られます。厳密に言えばQUICPayの0.5%のポイントは税抜価格に対して付与されるため、端数が出ない場合の最大マイル付与率は1.73%となります。
ANAマイルを貯めていてセブン-イレブンをよく使う方は、ソラチカカードやANA JCBの活用を検討しえます。ソラチカカードについては以下で徹底解説しています。

実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。

東京メトロ乗車で最大級のメトロポイントを得られて、スマリボの活用で1.5625%ANAマイル還元となるゴールドカードもあります。

Apple Pay
FeliCaを搭載しているiPhone・Apple Watch・Androidスマホをお持ちの場合、Apple Pay・Google Pay対応のクレジットカードを紐付ければ、即座に利用可能になります。

7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
QUICPayもしくはiDの店舗でお買い物でき、iPhoneをかざすことでQUICPayでの決済が可能になります。
Apple Pay登録でQUICPayに紐付けられるクレジットカードの例
- JCBオリジナルシリーズ
- 楽天カード
- PayPayカード(旧ヤフーカード)
- エポスカード
- セゾンカード
- セブンカード・プラス
- au PAY カード、au PAY プリペイドカード
- ビューカード
- アメックス
- ダイナースクラブカード
- 三菱UFJニコス (三菱UFJカード・DCカード)
- JALカード (Suica・JCB・Visa・Mastercard・TOKYU)
- ANA JCBカード
- ジャックスカード
- アプラスカード
- オリコカード
- クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン
- J-WESTカード
- TS CUBIC CARD
また、Suica機能もあり、モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。現在はモバイルPASMOも利用可能になりました(モバイルPASMOチャージにおすすめカード)。
Apple PayのQUICPayの利用分は、クレジットカード会社のポイントプログラムの対象です。
したがって、QUICPayでポイントが付与されるクレジットカード会社のクレカをApple Payに設定した場合は、ポイントが得られます。
Apple Payで利用できるクレジットカードについては、以下で徹底的に比較しています。

その中でおすすめ

Google Pay

Google PayにJCBカード、楽天カード、ジャックスカード、ゆめカード等を登録すると、QUICPayが利用可能となっています。

コンビニやドラッグストア等で端末にFeliCa搭載のAndroidをかざすだけで決済が可能で、J-POINTを獲得できます。
Apple PayのQUICPayとは異なり、本人認証が不要であるため、よりスピーディーな支払いが可能となっています。

JCBカードはAndroid、iPhoneの両方でJ-POINTを得られるので、どちらのユーザーにとっても便利なモバイル決済が可能です。

Google Payに登録できる国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、アメックスです。ダイナースはGoogle Payに登録して決済に使うことはできません。
Google PayのQUICPayに使える主なカード
- JCBクレジットカード
- 楽天カード
- セゾンカード
- ジャックスカード
- エムアイカード
- n,カードJCB
- アコムACマスターカード
- ゆめカード
- Kyash Card
- JCBデビットカード、ANA JCBプリペイドカード(QUICPay+のみ)
いずれもポイント・マイル還元の対象となっているので、物理型カードの決済と同様にお得に使うことが可能です。
「便利」かつ「お得」です。両方を高い次元で充足しているのは素晴らしいです。
店舗経営者の方などで、決済手段としてGoogle Payを導入したい場合、Square、AirPAY
等の選択肢があります。
クレジットカード(6大国際ブランドを網羅)・交通系電子マネー・QUICPay・iD・Apple Pay・Google Payを一括で導入できます。



