JCBのプロパーカードには、ゴールドカード、プレミアム・ゴールドカード、プラチナカードがあります。
それぞれJCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナという名前です。
この3券種で、どれがいいのか迷う方も多いでしょう。そこで、3つのクレジットカードの違いを徹底的に比較します。
目次
年会費とポイント還元率の比較
年会費が安いのはJCBゴールドです。本会員11,000円(税込)、家族会員は1名無料、2名以降は1人あたり1,100円(税込)です。
JCBゴールド ザ・プレミアは、年100万円以上利用すればゴールドと同額です。未満の場合は本会員は15,000円(税抜)となります。
JCBプラチナの年会費は本会員27,500円(税込)、家族会員は1名無料、2人目より1名につき3,300円(税込)です。
区分 | JCBゴールド | JCBゴールド ザ・プレミア | JCBプラチナ |
---|---|---|---|
本会員(税込) | 11,000円 | 年100万以上:11,000円 年100万未満:16,500円 | 27,500円 |
家族会員(税込) | 1名無料 以降1,100円 | 1名無料 以降1,100円 | 1名無料 以降3,300円 |
ETCカード | 0円 | 0円 | 0円 |
ETCカードは完全無料です。発行手数料か年会費のどちらかは有料というクレジットカードが多数ある中で、無料なのはメリットです。
月間のカード利用額1,000円(税込)ごとに1ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。1ポイントの価値は5円なので、還元率0.5%です。
特約店の「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」では基本1%~5%の高還元となります。
スターバックスカードへのチャージ、オートチャージはポイント10倍でなんと還元率5%となります!

セブン-イレブン、Amazon.co.jpは普段使いしている方が多いでしょう。これらはポイント3倍となり、還元率が1.5%となります。かなりお得です^^
車に乗る方に必需のガソリンスタンドでは、apollostationがポイント2倍で還元率1%となります。
「JCB STAR MEMBERS」が適用されて、年間利用額に応じてポイント還元率がUPします。
年30万円以上利用した場合のポイント還元率は、JCBゴールドよりも、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナが0.05%優遇されています。
JCBオリジナルシリーズパートナーでは基本最大5%+αで、一般加盟店での還元率は下表のとおりです。
年間利用額 | 年30万以上 | 年50万円以上 | 年100万円以上 | 年300万円以上 |
---|---|---|---|---|
適用ステージ | スターe PLUS | スターβ PLUS | スターα PLUS | ロイヤルα PLUS |
還元率(ゴールド) | 0.55% | 0.60% | 0.75% | 0.80% |
還元率(ザ・プレミア/プラチナ) | 0.60% | 0.65% | 0.80% | 0.85% |
JCBは「Oki Dokiランド」というポイントモールを運営しています。
ポイントモール経由でネット通販で買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にポイントが貯まります。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、じゃらん・一休などの旅行予約サイト、ふるさと納税サイトなどがお得になるのは大きなメリットです!
Oki Dokiポイントの有効期限は、JCBゴールドが3年、ザ・プレミアとプラチナは5年です。
特典の違い
JCBオリジナルシリーズは美しい完全上位互換となっており、上位カードは下位カードの特典は全て利用できます。以下の順番でベネフィットが豪華になります。
- JCBゴールド(自己申込可能)
- JCBゴールド ザ・プレミア(招待制)
- JCBプラチナ(自己申込可能)
3つのカードは多くの部分で共通の特典があり、更に上に行けば行くほどにサービスが充実します。
日本が誇る国際ブランドJCBのブラックカードは「JCB THE CLASS」(JCBザ・クラス)です。
JCB THE CLASSはインビテーション制となっており、インビが届く対象カードは、上の3枚となっています。
ゴールドカード以上はJCBプレミアムカードと定義されています。ザ・クラスを視野に入れない場合でも、メインカードとしてガンガン活用できるハイ・クオリティー・カードです。
JCBプレミアムカードの特典を比較すると下表のとおりです。ご参考までにJCB THE CLASSの特典も掲載します。
ジャンル | サービス名 | ザ・クラス | プラチナ | ゴールド ザ・プレミア | ゴールド |
---|---|---|---|---|---|
プレミア | メンバーズセレクション | ○ | - | - | - |
コンシェルジュ | ○ | ○ | - | - | |
ポイント | 最大ポイント還元率 | 0.85% | 0.85% | 0.85% | 0.80% |
Oki Dokiポイントの有効期限 | 5年 | 5年 | 5年 | 3年 | |
トラベル | 空港ラウンジ | ○ | ○ | ○ | ○ |
プライオリティ・パス | ○ | ○ | ○ | - | |
ラウンジキー | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCB Lounge 京都 | ○ | ○ | ○ | - | |
JCBプレミアムステイプラン | ○ | ○ | ○ | - | |
海外ラグジュアリー・ホテル・プラン | ○ | ○ | - | - | |
国内宿泊オンライン予約でポイント5倍 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
海外ホテルオンライン予約でポイント12倍 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
手荷物無料宅配券(往復)サービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
海外クルーズ優待サービス | ○ | - | - | - | |
ハーツレンタカー割引サービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約サービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
期間限定の宿泊優待 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
エンターテインメント | 関東有名テーマパーク JCBラウンジ、 関東有名テーマパーク・バケーションパッケージ (利用した体験談) | ○ | - | - | - |
大相撲の溜まり席のチケット | ○ | - | - | - | |
関西有名テーマパーク JCB LOUNGE | ○ | ○ | - | - | |
関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCB チケットサービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ゴルフエントリーサービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCBゴールド ゴルフイベント | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCBゴルファーズ倶楽部 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
グルメ | ザ・クラス 名食倶楽部 一匙 グルメルジュ | ○ | - | - | - |
グルメ・ベネフィット | ○ | ○ | - | - | |
京爛漫 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
保険 | 海外旅行傷害保険(最高1億円補償) | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
国内旅行傷害保険(最高1億円補償) | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |
国内・海外航空機遅延保険 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ショッピングガード保険(国内/海外)(年間最高500万円) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCBスマートフォン保険 | 10万 | 5万 | 5万 | 5万 | |
ゴルファー保険(最高1億円補償) | ○ | - | - | - | |
ライフ | 日の丸リムジン ハイヤー優待 税理士紹介サービス | ○ | - | - | - |
ドクターダイレクト24 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCB GOLD Service Club Off | ○ | ○ | ○ | ○ | |
人間ドックサービス | ○ | ○ | ○ | ○ | |
JCB暮らしのお金相談ダイヤル | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ゴールドフラワーサービス SECRET MALL | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他 | 会員情報誌(JCB THE PREMIUM) | ○ | ○ | ○ | ○ |
PREMIUM LEON for JCB THE CLASS | ○ | - | - | - | |
JCBオリジナルカレンダー | 自動 | 要申込 | 要申込 | 要申込 | |
MyJCBメッセージボックス | ○ | ○ | - | - |
これらの特典と年会費の差を総合考慮して、JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナのどれにするのかを検討します。
ゴールド ザ・プレミアは招待制のカードであり、JCBゴールドを2年連続で年100万円もしくは1年で200万円(税込)使った場合、確実にインビテーションが送られてきます。
インビテーションが必要なゴールドカードの中でも、JCBゴールド ザ・プレミアはとりわけバリューが高い一枚なので、頑張って条件をクリアする価値は十分にあります。
まずはJCBゴールドかJCBプラチナかを選択することになります。年会費の差は15,000円(税抜)となります。
個人的にはザ・クラスを目指す場合はプラチナ、ゴールド ザ・プレミアでよしとする場合はゴールドを選びます。
以下、各カードの特典の詳細をブレイクダウンします。
ゴールドカード以上のJCBプレミアムカードの特典
JCBプレミアムカードの基本特典である「GOLD Basic Service」が、JCBゴールド以上の基本サービスとして存在しています。
ジャンル | 特典内容 |
---|---|
問い合わせ | ゴールド会員専用デスク JCB暮らしのお金相談ダイヤル |
健康サービス | 人間ドックサービス ドクターダイレクト24(国内) |
旅行 | JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス 関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典 国内宿泊オンライン予約 海外ホテルオンライン予約 空港ラウンジサービス ラウンジキー 手荷物無料宅配券(往復)サービス 京爛漫 JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約 ハーツレンタカーサービス |
PLEASURE | ゴールドフラワーサービス JCBゴールド ゴルフサービス JCBゴルファーズ倶楽部 会員情報誌「JCB THE PREMIUM」 |
チケット | JCBゴールド チケットサービス |
24時間365日の健康医療相談サービスの「ドクターダイレクト24」、空港ラウンジ、充実の保険、関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典などが付帯しています。
ゴールドカードに定番のサービスとして、空港ラウンジを利用可能です。JCBの空港ラウンジについては、以下にまとめています。

日本国内において24時間・年中無休、健康や介護・育児などに関して無料で電話相談ができるサービスも安心感があります。特に小さいお子さんがいる場合は便利です。

海外旅行傷害保険では、最も利用頻度が高い疾病・傷害の治療費用(医療費)に対する保障も最高300万円と充実しています。安価なプラチナカードよりも充実しています。
JCBゴールドは海外旅行傷害保険が充実している点にエッジ・優位性があります。

ゴールドカードであるにもかかわらず、航空機遅延保険、寄託手荷物遅延・紛失費用保険が付帯しています。
しかも、国内・海外のいずれも対象である点にエッジ・優位性があります。
アメックス・プラチナ、ダイナースプレミアムは海外のみとなっています。あのアメックス・センチュリオンも海外だけです。
搭乗した航空便の遅延、航空便に預けた手荷物の遅延などによって、負担する必要が生じたホテルの客室使用料、食事代、衣料購入費などが補償されます。
名称 | 補償内容 | 保険金額 | 保険金が出る場合 |
---|---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 2万円限度 | 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 2万円限度 | 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 2万円限度 | 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 4万円限度 | 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合 |
ショッピング保険は購入日から90日間、年間最高500万円まで補償されます。1事故につき3,000円の自己負担があります。
年間最高500万円という金額はパワフルです。プラチナカードでも年300万円というカードは多いです。年間500万円もあれば大多数の方は問題ないでしょう。
JCBゴールドを保有していると、安心してお買い物が楽しめます。もちろん海外や分割払いだけではなく、国内での一回払いも対象です。
その他、JCBゴールドに付帯している「Gold Basic Service」の詳細は、以下で徹底的に解説しています。

JCBゴールドは年会費11,000円(税込)と高いものの、卓越したコストパフォーマンスを誇るJCBゴールド ザ・プレミア、JCB THE CLASSのインビテーションが届く点にエッジ・優位性があります。

法人カード・個人事業主向けクレジットカードであるJCBゴールド法人カードにも、GOLD Basic Serviceが付帯しています。

JCBゴールド ザ・プレミア以上の特典
JCBゴールド ザ・プレミアは、信頼・安心・安全があるJCBゴールドカードよりワンランク上のカードです。
JCBゴールドと比較すると、年100万円以上利用すれば全く同じ年会費であるにもかかわらず、以下の特典が追加されています。
- プライオリティ・パスが無料で使い放題
- 京都ラウンジが利用可能
- JCBプレミアムステイプラン
- JCB STAR MEMBERSのポイント優遇がアップ(JCB THE CLASSと同一)
プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
同伴者料金は1名あたり2,000円(税抜)と楽天プレミアムカードよりも1,100円(税込)安いのがメリットです。
本会員のみで家族会員は対象外です。また、同伴者料金は有料となります。
プライオリティパスで利用できるラウンジには飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、アルコール飲み放題、食事が充実、シャワー室があるなど内容が優れています。
また、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
国内では、成田で食事が充実したラウンジ、プラザプレミアムラウンジなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
例えば、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空などの中東の航空機を使って、欧州・南米・アフリカなどにフライトする場合は、経由地で3~7時間の待ち時間が生じることが多いです。
この待ち時間にプライオリティ・パスを使ってVIPラウンジで過ごすと、とても快適に旅行できます。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
海外のハブ空港の中には、一つの空港の中にプライオリティ・パスを使えるラウンジが複数箇所ある空港も多いです。
仁川、シンガポール、バンコクなどのハブ空港を経由して旅行に出る場合、プライオリティ・パスは大活躍します。
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。
一般的なゴールドカードで利用可能なのは、手荷物検査前にあるラウンジが大多数です。飛行機に乗る前に手荷物検査を受ける必要があるので、搭乗時間より前もってラウンジを出て、手荷物検査終了後は待合室で待機する必要があります。
一方、プライオリティ・パスで利用できる手荷物検査後にあるVIPラウンジは、搭乗開始のアナウンスがあってからラウンジを出ても十分に間に合うので、搭乗間際まで快適に寛げます。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
プライオリティ・パスはスマホアプリ(iPhone・Android)もあり、空港にあるラウンジがすぐに検索・確認できるので便利。お気に入りのラウンジを「Favorites」に登録しておくこともできます。
JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナ、JCB THE CLASSはプライオリティ・パスのデジタル会員証を利用できません。
楽天プレミアムカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと同様の取扱いとなります。
プライオリティ・パス無料の特典が付帯しているクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。

JCBのプライオリティ・パスの内容、申込手順については、以下で徹底的に解説しています。

JCB Lounge 京都
JCBゴールド ザ・プレミアは、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。
ホテルグランヴィア京都の方向にある中央改札口を出たところの「京都劇場」の向かいにあります。以下の改札口の近くです。
京都劇場の入口の階段を登って中に入ります。エスカレーターもあります。
階段を登って下の方を振り返った光景は以下の通りです。反対側にはホテルグランヴィア京都があります。
中に入るとすぐ側に「JCB Lounge 京都」があります。JCB PLAZAと並んでいます。JCB PLAZAは海外発行のJCBカード会員向けの施設です。
JCB Lounge 京都に入れるのは、JCBゴールド ザ・プレミア以外では、JCB THE CLASS、ANA JCBカードプレミアム、JAL JCBカード・プラチナ、東海東京証券プレミアクラブJCB Platinum、JCBプラチナ法人カードを保有している方だけです。
JCBゴールド ザ・プレミアはそうそうたるスーパー・プレミアム・カードと並んで、JCB Lounge 京都に入れる希少なカードです。
ラウンジは年中無休で10:00~18:00まで利用可能。内装は京都らしい「和」のテイストであり、ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。
PC用のスペースもあり、そこには電源もあるので出張などの際にビジネス用途に使うこともできます。
京都在住の個人事業主・家族経営起業の方ですと、スタバ代わりに使うこともできて便利です。ただ、あまり頻繁に行くと覚えられそうですね^^;
カード会員1名につき同伴者1名まで無料で利用可能です。本会員と家族会員1名で2枚のカードを持っている場合は、合計4名まで使えます。
出張で複数名の場合や家族旅行の場合は、自分だけラウンジに入るわけには行きませんので、ありがたい制度です!

JCBプレミアムステイプランで旅行ハック
JCBプラチナは、日本各地の厳選されたホテルと旅館に宿泊できるJCBの特別な宿泊プラン「JCBプレミアムステイプラン」を利用できます。
一休.com、エクスペディア等の宿泊サイトよりも安価な場合がありお得です。プライベート・ビジネス、オン・オフのどちらでも有効活用できます。
日本全国の上質で人気の高いホテルや旅館が厳選して用意されています。
ホテル編では上質なホテルをお値打ち価格で宿泊できる「スペシャルプライスプラン」、厳選したスイートルームが優待価格で泊まれる「スイートルームプラン」があります。
「ホテルからのおもてなし」として、レイトチェックアウト、朝食サービス、部屋のアップグレード、プール・サウナ・フィットネス利用無料、ウェルカムドリンク、ミネラルウォーター・アルコール・ソフトドリンクサービス、アメニティなどのサービスがあります。
利用できるホテルの一例は下表のとおりです。
スイートルームプラン | スペシャルプライスプラン |
---|---|
ザ・ペニンシュラ東京 | 仙台ロイヤルパークホテル |
ホテルグランヴィア京都 | マンダリン・オリエンタル東京 |
ザ・リッツ・カールトン大阪 | ヒルトン名古屋 |
グランド ハイアット 福岡 | シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート |
旅館編では、JTB宿泊アンケートで顧客の評価が高い旅館の中から、JCBが選んだ宿が紹介されています。JCBプラチナ会員だけの特典もついた特別プランです。
宿泊割引・各種サービス・レイトチェックアウトなどの会員限定特典が付いた特別なプランもあります。
アルコール(地元のお酒も)、地元の銘菓、夕食時のワンドリンク、特産品、料理のアップグレード、一品料理追加、アメニティなどのサービスがあります。利用できる旅館の一例は以下のとおりです。
- 阿寒湖「あかん鶴雅別荘 鄙の座」
- 秋保「茶寮宗園」
- 草津「つつじ亭」
- 強羅「強羅 花扇」
- 修繕寺「柳生の庄」
- 河口湖「湖山亭うぶや」
- 和倉「加賀屋(浜離宮・雪月花特選階)」
- 嵐山「嵐山 辨慶」
- 有馬「欽山」
- 道後「道後館」
- 由布院「旅亭田乃倉」
- 指宿「指宿白水館(離宮)」
JJTB宿泊アンケートでの評価が高い旅館の中から、JCBが贅を堪能する旅館プランを選出しています。宿からのおもてなしに加えて、JCBプラチナ会員だけの特典がついた特別プランです。
JCBプレミアムステイプランは、ヒルトン東京ベイ、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖、セントレジスホテル大阪などの上質のホテル・旅館でJCB上級カード限定の優待特典を享受できます。
JCBプレミアムステイプランの詳細、対象ホテル・旅館については、以下で徹底的に解説しています。

JCBゴールド ザ・プレミアは年会費のわりには特典が充実しており、トラベル&エンターテイメントで八面六臂の活躍を見せてくれるハイ・クオリティー・カードです。

JCBプラチナ以上の特典
JCBプラチナの場合、JCBロゴが箔押し印刷でオシャレです。箔押し印刷は高級カードの特徴であり、ゴージャスな様相を呈しています。
箔押し印刷のJCBロゴは卓越してカッコ良く、写真よりも実物の方が遥かにオシャレです。角度によってキラキラ具合が変化して表情が変わり、セクシーでラグジュアリーです。
ダイナースプレミアムの「Premium」というキラキラのロゴに匹敵するカッコ良さで、実物のカードを見た瞬間に一目惚れしてしまいました。
もちろんカードフェイスがカッコ良いだけではなく、ベネフィットも充実していて質実剛健です。JCBプラチナの主なメリットは以下のとおりです。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- ブラックカード級の海外旅行傷害保険
24時間対応のコンシェルジュ
JCBプラチナには「コンシェルジュデスク」があり、24時間365日体制であらゆるサポートに対応してくれます。
ホテルや航空券、レストラン、ゴルフ場の予約はもちろん、旅行の相談まで、専任デスクが可能な限り要望に答えてくれます。
秘書事項の一部をアウトソーシングできると考えられます。接待や会食のお店選びなどもバッチシです。
コンシェルジュは名前こそ各プラチナカードで共通していますが、そのクオリティには大きな格差があります。同じ日本男子でも、福山雅治と私は大きく異なるのと同じですヽ(´ー`)ノ
JCBプラチナのコンシェルジュデスクは電話する際に、依頼内容に応じて番号を何度も打ち込む手間が不要であり、対応も年会費と比較すると一歩抜けて良質です。
JCBの最上位カードである「JCB THE CLASS」と同じコンシェルジュ・サービスを利用できます。
JCBプラチナのコンシェルジュは「プラチナ・コンシェルジュデスク」、JCB THE CLASSは「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」という名前です。
しかし、JAL・JCBカード プラチナの会員がデスクに電話したところ、電話に出た方が「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」と発言する例が多発しています^^
最近はコンシェルジュの方が「プレミアムカード」という言い方をすることがあります。これはザ・クラスとプラチナのコンシェルジュが同一であることを強く示唆しています。
コンシェルジュが同一で、会話の中でザ・クラスとプラチナを間違えてしまうことが多発しているため、間違いを防ぐために「プレミアムカード」という言い方をするようになったと思います!
ただし、2017年にJCBオリジナルシリーズのプラチナカードが出てからは、JCBプラチナ専用のスタッフもいらっしゃいます。
ザ・クラスのコンシェルジュのスタッフに余裕があり、プラチナの電話が混雑している時は、THE CLASSのコンシェルジュもプラチナの電話に出るような運用になっていると思われます。
JCBプラチナのコンシェルジュは、ブラックカードのコンシェルジュの領域に達しているクオリティです。
コンシェルジュデスクを外部委託しておらず、JCBが自前で教育したスタッフがしっかりと対応してくれます。
JCBのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
ウユニ塩湖の美しすぎる夕焼けや星空を観戦するオプションツアーなども、サクッとお手軽に電話一本で予約できます。
「オーロラが見たい」「アザラシの子供が見たい」という場合もすぐに提案してくれます。調べまくる必要はありません。
高級ホテルやレストランだけではなく、予算を伝えたら庶民的なお店も探して予約してくれます。懇親会・オフ会・飲み会などの幹事として店を探すのは、面倒な場合があります。
こういう時にコンシェルジュサービスを使い、「2017年7月7日に7人で、予算は一人5,000円で西日暮里近辺の和食系で雰囲気が良いお店を探して」と依頼することが可能です。
誕生日や送別会の場合は花束を用意したりもできます。入手しにくいチケット・電車の展望席なども、JCBのパワーを発揮して予約してくれる場合があります。
取得したいチケットがある場合は、とりあえずコンシェルジュに聞いてみることができます。
大相撲の千秋楽のマス席、予約が取りづらいイベントや列車の特別席のチケット手配なども可能です。ゴルフ場の予約などの相談も可能です。
生産量が少ない時計、希少な日本酒・ワイン・熟成ウイスキーなど、正規店では定価で買いづらいレア品の在庫確認も便利です。自分で電話をかけまくる必要がありません。

貴重な時間を節約できます。在庫が希少でネットでは定価を大きく超える価格で販売されている状況の時に、私は電話一本でプレイステーションVRがある店舗を教えてもらうことができました。
ホテルに部屋がない時でも、カード会社が枠を抑えていてコンシェルジュ経由なら予約可能な時があります。
2016年3月12日(土)に名古屋駅に用事があり、名古屋駅周辺のホテルを取る必要がありました。
2月13日に予約しようとしたところ、1ヶ月前なのに既にホテルが満室の嵐で、数少ない空室は28,100円~65,318円でした。プレミアム価格が付きすぎてあまりにも割高です。
インバウンド観光の波が来ていてホテルが満杯でした。元々ホテルが少ない上に「昇龍道」というプロジェクトが中国で人気で殺到していました。加えてマラソンの国際大会がありました。
困り果てて持っていたプラチナカードのコンシェルジュに電話したところ、2つの宿を提示してくれて、朝食付き15,800円で予約を取ってくれました。
インバウンドやイベントなどで、ホテルがインターネットの予約サイトでは全滅でも、プラチナカードのコンシェルジュに電話したら確保できたことがあります。

私もプラチナカードのコンシェルジュをフル活用していますが、特にお手軽に依頼できて利用頻度が多いのは、懇親会等のお店選びです。
人数、利用シーン、場所、希望の条件を伝えると、3~6個程度のお店をピックアップしてくれます。
基本的にはどれも良いお店であり、その中から選べばOKになります。お店選びの時間を節約できて忙しい時に非常に助かります。
日本酒好きの方との2次会では、プレミアムな利き酒セットがあるお店を選定してくれたりします。
また、手土産のピックアップも便利です。最新の良い品物を教えてもらい選定に活かしています。最新の流行を追いかけていない身としては助かります。
「○○駅の周辺で買える手土産」といったリクエストも可能なので、スケジュールの都合や移動経路も考慮した依頼が可能です。便利に買えるところで良い品物を選定してくれます。
上質で適切な品物をレコメンドしてくれます。日本酒好きの方に「獺祭 磨きその先へ」と磨き二割三分のセットを贈ったところ、めっちゃ喜んでくれました。
コンシェルジュを活用すると、誰にでも1日24時間しかない貴重な時間を節約できます。ホテル予約などでは、自分では取れない状況でも予約できることがあります。


依頼内容としては、レストラン・居酒屋の提案・予約、レアな商品の在庫がある店舗探索、イベント等で空室が僅少な状況でのホテル予約、海外旅行での観光プランの丸投げ・移動ルートの調査・お店予約などが特に便利でした。

USJのJCB LOUNGEを利用可能
JCBプラチナは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に設置されているJCB LOUNGEを利用できます。
JCB THE CLASS、JAL・JCBカード プラチナ、JCBプラチナ法人カード等のJCBプラチナカード共通のサービスです。
USJのジュラシック・パークのアトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」の施設内に設置されているJCBラウンジでは、以下のサービスを提供しています。
- アトラクションの優先搭乗
- ドリンクサービス
- 休憩
- 雑誌閲覧
関西有名テーマパークのJCBラウンジは、本会員、家族会員の方あわせて年1回となります。年1回のサイクルは4月~翌年3月末です。1月~12月ではない点に注意しましょう。
4名まで利用可能(乳幼児含む)。家族や友人で一緒に入れるのは大きなメリットです。
利用当日は予約完了メールまたは予約番号、JCBプラチナを持っていけばOKです。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで希少な体験が可能になります。
混雑する人気アトラクションで優先搭乗ができて、4時間待ちになったこともある大人気の「ザ・フライング・ダイナソー」に、ほとんど待たずに乗れるのは絶大なメリットです。
居心地が秀逸なラウンジでドリンクを飲んで休憩できるのは、JCBプラチナならではの特権です。USJで歩き回ると喉が渇くので、ドリンクサービスが大変に嬉しいですね!
JCBプラチナを保有していると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでより一層、楽しい時間を過ごすことが可能になります。絶大なメリットです。
USJは三井住友カード プラチナにユニバーサル・エクスプレス・パスの特典がありましたが、JCBラウンジが設置されたことによって、JCBプラチナにも卓越したベネフィットができました。
関西有名テーマパークのJCBラウンジについては、以下にまとめています。

グルメベネフィットでレストランが1名無料
高級レストランの所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料理代金が無料となるサービスです。
対象の店舗は全国で100店舗前後があり、いずれも一流店です。ミシュランで星を取っているレストランも入っています。一流店のメニューにあるコースの中から、おすすめのコースが提供されます。
料理の質やサービスが落ちないか心配なところですけれども、店側には「お試し利用でお店を知ってもらい再度来店してもらえるようにする」という趣旨があり、その心配は無用とされています。

高級レストランにいく機会がある方なら、JCBプラチナはコストが高いどころか、むしろ最高にお得なクレジットカードに昇華します。
グルメベネフィットを1年間に5~6回使えば、高額な年会費の元をとれてしまいます。
1店舗につき半年に1回(4月~9月、10月~3月が基準)の利用となります。例えば、2024年4月~9月末、2024年10月~2025年3月末までに1回利用できます。
Mastercard Taste of Premium ダイニング by 招待日和とは異なり、合計の利用回数に制限はありません。
紹介されているレストラン全店で半年間に1回ずつ無料となり、例えば10万円といった金額をお得にすることも可能です。
2名で行った場合は実質的に半額になるので、価格が高めの高級店にも行きやすくなります。飲み物代やサービス料金は1名分無料の対象ではありません。
ディナータイムだけではなく、ランチタイムもOKの店舗が数多く揃っていて便利です。
一部のレストランでは、フェア実施期間、クリスマス期間、年末年始など対象外の期間がある店舗があります。
フレンチやイタリアンなどで雰囲気が良いレストランは、クリスマスは対象外となっています。また、花火大会の会場の近くのお店は、花火大会の期間は対象外となることもあります。
基本的にはディナーの時間帯が対象ですが、一部ランチタイムでも利用できるレストランがあります。
予約希望日の3日前までにコンシェルジュに電話すればOKです。3日前を過ぎてからの予約でも、店舗の予約状況に応じて可能な限り対応してくれます。
ゴールドダイニングやTaste of Premiumなどの招待日和系のサービスは、予約した時間帯が埋まっている場合、Eメールで無理でしたという連絡が来るだけで、「時間を1時間ずらせば可能」といったレコメンドがありません。
したがって、予約してダメだったら時間をずらして再度予約する必要があり、使い勝手が今ひとつです。この点は、グルメ・ベネフィットが優れています。
電話した時にダメだった場合、前後に予約可能な時間があるか、あるいは1日ずらしたらOKかなどの確認まで依頼できますし、依頼しなかった場合でも、大抵は何時ならOKとかを知らせてくれます。
JCBのグルメ・ベネフィットはコンシェルジュの対応が優れている点にエッジ・優位性があります。
詳細・対象店舗一覧・利用シーン

海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
JCB THE CLASS、JCBプラチナカード共通のトラベルサービス「海外ラグジュアリー・ホテル・プラン」も利用できます。
本会員、家族会員1名以上の宿泊に利用できる優待特典です。コンシェルジュデスクで利用することを伝えて手配する流れとなります。
海外のザ・ペニンシュラ、ザ・カハラなどのホテルが対象となっています。
海外ラグジュアリーホテルプランの詳細、対象ホテル一覧については、以下で徹底的に解説しています。

卓越した海外旅行傷害保険
JCBプラチナ、JCB THE CLASSのいずれも海外旅行傷害保険の内容は同一です。家族特約もあり、カード会員の家族も守護されます。
最も利用頻度が高くて重要な「疾病・傷害治療費用」(医療費)に対する補償が、最高1,000万円と卓越しています。
次に重要な賠償費用も最高1億円であり、JCBプラチナカードの海外旅行傷害保険は、極めて充実している驚愕の保障です。
補償項目 | 補償内容・最高保険金額 | |
---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 家族特約(カッコ内) | |
傷害死亡・ 後遺障害 | 1億円(1000万) | |
傷害治療費用 | 1000万円(200万) | |
疾病治療費用 | 1000万円(200万) | |
救援者費用 | 1000万円(200万) | |
賠償責任 | 1億円(2000万) | |
携行品損害 (自己負担3千円) | 1旅行100万/年100万 (1旅行50万/年100万) |
家族カードも同一の補償です。夫の本会員が家族全員の旅行代金を支払った場合、妻が家族カードか本人カードを持っていれば、妻も補償対象となります。
補償内容、保険が有効となる支払いの定義、補償対象の詳細については、以下で徹底的に解説しています。

最高1億円の国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険もJCBプラチナ、THE CLASSで同一の補償内容です。
利用付帯であり、こちらは家族特約はありません。日本国内を旅行中に以下の状況で傷害を被った場合に補償されます。
- 乗客として公共交通乗用具搭乗中
- 旅館、ホテル等の宿泊施設に宿泊者として滞在中の火災・爆発事故
- 宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中
補償内容 | 保険金額(本人) |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院費用 | 5,000円/日(事故日から180日限度) |
手術費用 | 入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍) 1事故につき1回限度 |
通院費用 | 2,000円/日(事故日から180日以内90日限度) |
入院・手術・通院は、8日以上の治療からの入院・手術・通院が対象です。
その他、JCBプラチナの詳細については、以下で徹底的に解説しています。

JCBプラチナはJCBの上級カードならではの類稀なT&Eサービスが魅力的です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのプラチナカードとしてJCBプラチナを挙げられていました。

提携カード・法人カードも含めた、JCB プラチナカードに共通する特典については、以下で精緻に分析しています。

JCB THE CLASS限定の特典
JCBプラチナにはなく、JCBザ・クラスのみが享受できるベネフィットもあります。
主なメリット
- プライオリティ・パス(ザ・クラス会員限定で同伴者1名無料)
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- 東京ディズニーリゾートの会員専用JCBラウンジ
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ディズニーホテル スイートルーム優待プラン
- JCBプレミアムステイプランのザ・クラス会員限定のプラン
- ザ・クラス 名食倶楽部、一匙
- 大相撲の溜まり席のチケット予約
- 充実の海外旅行傷害保険、JCBスマートフォン保険、ゴルファー保険
- JCBのオリジナルカレンダーの自動発送、高い利用限度額
- PREMIUM LEON for JCB THE CLASS
JCB THE CLASS限定のメリットで最強なのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
残念ながら私にはディズニーに一緒に行ってくれる人がいないという不都合な真実がありますヽ(´ー`)ノ
JCBゴールド以上のJCB ORIGINAL SERIESを使っていくと、日々の利用履歴がJCB THE CLASSのインビテーションに直結します。
日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへ着実に近づくのが、JCBプレミアムカードの大きなメリットの一つです。
ザ・クラスは専門家・菊地崇仁さんがおすすめのJCBカード、プラチナ/ブラックカードであり、JCBカードの種類一覧の中でも、コストパフォーマンスは最上級です。

プライオリティ・パスの同伴者の利用料金が1名無料となるのも大きなメリットです。
恋人・配偶者・友人との旅行や、同僚との出張の場合、自分だけ入るわけにはいかないので便利です。
JCBプレミアムステイプランには、ザ・クラス会員限定のプランも用意されています。

スマートフォン保険が年10万円にUPし、ゴルファー保険が本人会員・家族会員に適用されるというメリットもあります。
ゴルフのプレー中に、他人の負傷への賠償責任、自身の怪我に対する治療費や、ゴルフ用品の盗難被害、ゴルフクラブの破損・曲損による修理などが補償されます。
国内ではホールインワンやアルバトロス達成時にも保険金が出ます。
内容 | 補償金額 | 国内 | 海外 |
---|---|---|---|
補償責任 | 1億円限度 | ◯ | ◯ |
傷害死亡・後遺障害 | 100万円限度 | ◯ | ◯ |
傷害入院 | 日額1,500円 | ◯ | ◯ |
傷害通院 | 日額1,000円 | ◯ | ◯ |
ゴルフ用品損害 | 5万円限度 | ◯ | ◯ |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円限度 | ◯ | × |
地味なところでは、JCBのオリジナルカレンダーの自動発送、PREMIUM LEON for JCB THE CLASSなどもあります。
その他、JCB THE CLASSの特典については、以下で丹念に論述しています。

メンセレ、有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
年会費を上回る価値がある高級カードの筆頭であり、コスパ最上級のブラックカードと評価できます。
審査基準・カード発行までの期間
自己申し込みが可能なのは、JCBゴールドとJCBプラチナです。いずれも安定した収入のある方が多少で、JCBゴールドは20歳以上、JCBプラチナは25歳以上が条件となっています。
カード発行までの期間では、JCBゴールドは最短で即日発行が可能となっており、ファンタスティックなスピードを誇っています。
JCBプラチナには即日発行の仕組みはなく、審査が順調でも約1週間程度の時間が必要となっています。
ただし、JAL・JCBカード プラチナと比較すると格段にカードが手元に届くまでの時間は短いです。
1週間程度であれば、多くの方にとって許容範囲でしょう。
JCBザ・クラスのインビテーション
JCBの最上級カードであるJCB THE CLASSは、インビテーション制のブラックカードとなっています。
JCB THE CLASSは審査が難しく、インビテーションが来るまでに手間がかかることで有名です。
ダイナースプレミアムよりも取得に時間がかかる傾向があります。こちらはダイナースクラブカードを年200万円程度利用すれば、仮にインビが届かなくても電話での突撃で発行できる傾向にあります。

かつてJCB THE CLASSはインビテーション制ではなく、誰もが申し込めるカードでした。その時に掲げられていた条件は以下の通りです。
- 年齢:40歳以上
- 年収:1,200万円以上
- 勤続年数:10年以上で役員や管理職の方
- JCBカードの保有歴:3年以上
- 年間100万円以上の決済:2年以上
しかし、現在はこの条件よりもインビテーションの基準は緩くなっています。特に年齢は40歳未満でも全く問題ありません。30代前半で獲得している実例があります。
年収・属性も厳しくありません。年収400万円台の平凡な会社員の方に届いている事例が散見されます。
ダイナースクラブプレミアムカード、アメックス・プラチナなどと同様に、プレミアム・カードでも審査基準は緩くなってきているのが世の趨勢となっています。
唯一の例外はアメックスのブラックカード、アメックス・センチュリオンですね。
JCB THE CLASSのインビテーションの基準の特徴は、JCBの利用履歴が非常に重視されることです。
年収・勤務先・勤続年数・カード利用先がそれ程ではなくても、JCBの加入歴が長くて100万円以上の決済を続けていればインビテーションが届く事例があります。
JCBのプロパーカードのクレジットヒストリーが重要です。「JCBスターメンバーズ」の最上位ランクの基準と同一の年300万円以上を継続的に利用すると、インビテーションの確率が高まります。
私の知人ではJCBゴールドを半年で約360万円使って突撃したところ、可決したという事例があります。年300万円の利用が基準になっていると考えます。

長年に渡ってJCBで一定金額の決済を続けていれば、JCB THE CLASSのインビテーションが届いた方は数多くいます。
JCB愛を示すのが重要です。JCB THE CLASSがJCBの利用履歴を重視するのは、JCB THE CLASSのコストパフォーマンスの良さ、JCBの収益性にあると思います。
JCB THE CLASSの年会費は50,000円(税抜)であり、クレジットカードとしては高額ですけれども、最上級カードとしては低めです。
アメックス・センチュリオンは別格として、アメックス・プラチナとダイナースプレミアムは130,000円(税抜)であり、ザ・クラスはその約38.5%に過ぎません。
それでいて特典が充実しており、コストパフォーマンスが極めて良好なのが特徴です。
メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)だけで、JCB THE CLASSの年会費のかなりの部分が戻ってきます。
また、プライオリティパスも強烈です。通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
もちろんJCBの負担は年469米ドルではありませんが、プライオリティパス側にコストを支払う必要が生じて着実な負担となります。
各地に設置されているJCB Lounge(ディズニー・USJ・京都)も、人件費、賃貸料などが発生しています。
JCBの管理・運営コスト、配送費用、システムコストなどもあることから、実質的なJCBの負担はかなりのものになっており、年会費だけでは下手すると微益を通り越して赤字の可能性すらあると思います。
アメックス・プラチナとダイナースプレミアムとの違いはここにあります。この2枚は年会費が130,000円(税抜)と高価で、特典を駆使すればともかくとして、基本的にはカードをあまり使ってくれなくても収益性は良好です。
また、アメプラと黒ダイナースの特徴は、特典を使う場合はカード利用がセットになっていることが多く、特典を使ってくれると自然に収益も上がる形式となっています。
しかし、JCB THE CLASSの場合、メインのベネフィットであるメンセレ、各地のラウンジ、プライオリティ・パスは、JCBに経費負担が発生するだけで、収益性には乏しい格好となっています。
プライオリティパスの同伴者料金が発生する場合は、ザ・クラスで決済することになるのでOKですが、会員だけでの利用を繰り返した場合、コスト負担が重くなるだけです。
したがって、JCB THE CLASSの場合、カードを使って決済してくれないと、JCB側が収益面で厳しいカードだと考えます。
年間の決済額については、200万以上あるのが望ましいです。2年連続で年300万円以上使えば、インビテーションまで着実に届く可能性が高いです。
JCBゴールドやJCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナで年200万~300万の決済を続けていれば獲得できる可能性が上がります。
しかし、年間100万円台の利用でも、JCBゴールドを数年~10数年利用したら、インビテーションが届いた事例があると言われています。通算1500万円程度の利用で届く事例が散見されます。
JCBザ・クラスのインビテーションの基準でもっとも重要なのは、JCBプロパーカード(JCB ORIGINAL SERIES)の利用履歴・保有期間です。次に属性がポイントとなります。
ここで気になるのは、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナでインビテーションの優遇で違いがあるかですね。
素直に考えると上位カードのJCBプラチナが最も優遇されそうです。
しかし、これまでJCBゴールドとJCBゴールド ザ・プレミアで著しい違いがあったかというと、私の周囲の発行事例ではさほどそれは感じません。
サンプルが少ない中での主観的な予想となりますけれども、インビテーションで最も重要なのはカード利用額だと考えます。
会員プログラムのJCBスターメンバーズでは、年300万円の利用で最上級の「ロイヤルα PLUS」となります。これを2~3年繰り返せば、インビテーションに着実に近づくと考えます。
年250万円の利用を2年続けてもインビが届かず、突撃しても否決された事例もあります。やはりロイヤルαの達成が重要だと考えます。
自然体で年250万円程度使う場合は、少し頑張って300万円にタッチさせるのをおすすめします。
あくまでほしいのはザ・クラス一本であり、プラチナは不要という場合は、JCBゴールドを作成するのも選択肢の一つです。
JCBゴールドカードは、お得な新規入会キャンペーンを行っています。
インターネット限定で初年度の年会費は無料です。今ならお得に1年間利用することが可能です。
ただし、インビテーションの基準でJCBプラチナの方が優遇される可能性はあります。
ゴールドとプラチナの年会費の差は15,000円(税抜)なので、よりザ・クラスに近いハイランクであるプラチナを作成した方がより無難なのは間違いないでしょう。
公式サイトJCBプラチナ 公式キャンペーン
インビテーションが届く前に自分からJCBのデスクに電話して、JCB THE CLASSに申し込む「突撃」は、現在においては不可能です。

インタビュー
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。

まとめ
最後に、JCBプラチナと JCB THE CLASSについて比較しやすいように、違いを一覧表にまとめました。優れている方を太字にしています。
項目 | JCBゴールド | JCBゴールド ザ・プレミア | JCBプラチナ | |
---|---|---|---|---|
年会費(税込) | 本会員 | 11,000円 | 11,000円 / 16,500円 | 27,500円 |
家族会員 | 1名無料 (2名以降1,100円) | 1名無料 (2名以降1,100円) | 1名無料 (2名以降3,300円) | |
キャッシング | ◯ | ◯ | ◯ | |
自己申込 | ◯ | - | ◯ | |
ポイント還元率 | 0.5%~0.8%(一部加盟店1~5.3%) | 0.5%~0.85%(一部加盟店1~5.35%) | 0.5%~0.85%(一部加盟店1~5.35%) | |
カード利用に応じたプレゼント | - | - | - | |
ポイント有効期限 | 3年間 | 5年間 | 5年間 | |
コンシェルジュ | - | - | ◯ | |
年1回のプレゼント | - | - | - | |
高級レストラン1名分無料 | - | - | ◯ | |
レストラン代金が30%OFF | - | ◯ | ◯ | |
その他ダイニングサービス | JCBゴールド グルメ優待サービス | JCBゴールド グルメ優待サービス | JCBゴールド グルメ優待サービス | |
海外ラグジュアリーホテルプラン | - | - | ◯ | |
海外旅行傷害保険(カッコ内は家族)} ※最大 | 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1億円 | 1億円(1,000万円) | |
傷害・疾病治療費用 | 300万円 (200万円) | 300万円 (200万円) | 1000万円 (200万円) | |
賠償責任 | 1億円(2,000万円) | 1億円(2,000万円) | 1億円(2,000万円) | |
携行品 | 1旅行50万・年間100万円(同額) | 1旅行50万・年間100万円(同額) | 1旅行100万・年間100万円(50万/100万) | |
救援者費用 | 400万円 (200万円) | 400万円 (200万円) | 1000万円 (200万円) | |
家族特約 | ◯ | ◯ | ◯ | |
航空機遅延費用保険 | 2万円(同額) | 2万円(同額) | 2万円(同額) | |
航空機預託手荷物遅延・紛失費用保険 | 4万円(同額) | 4万円(同額) | 4万円(同額) | |
国内旅行傷害保険 ※最大 | 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1億円 | |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | |
手術費用保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 | |
家族特約 | - | - | - | |
ショッピング保険 | 年間最高補償額 | 500万円 | 500万円 | 500万円 |
1事故当り自己負担額 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | |
補償期間 | 90日間 | 90日間 | 90日間 | |
スマートフォン保険 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | |
24時間医療・健康相談 | ◯ | ◯ | ◯ | |
電子マネー(ポイント付与対象) | QUICPay | QUICPay | QUICPay | |
マイル移行 | 移行先 | JAL、ANA、デルタ航空 | ||
獲得レート | 基本0.30% | |||
移行手数料 | 無料 | |||
空港ラウンジ | 対象空港 | 国内32空港42ヵ所 海外1空港1ヵ所 | ||
同伴者料金 | 同伴者1名無料(以降1名あたり232円~1,429円) | |||
プライオリティ・パス | - | プレステージ会員 | プレステージ会員 | |
空港手荷物無料宅配 | 往復無料(JCBトラベルで予約の場合) | |||
USJのラウンジ | - | - | ◯ | |
京都ラウンジ | - | ◯ | - | |
会員誌・雑誌 | JCB THE PREMIUM | |||
JCBオリジナルカレンダー | 申し込みが必要 | |||
QUICPay | 一体型あり | 一体型あり | 一体型はなし |
JCBプラチナとJCBゴールド ザ・プレミアの大きな相違点は、コンシェルジュ、関西有名テーマパークのJCBラウンジ、グルメ・ベネフィット、海外ラグジュアリー・ホテル・プラン、トップクラスの海外旅行傷害保険です。
基本的にはこれらのベネフィットの違いと年会費の差を総合考慮して比較して、JCBプラチナかJCBゴールド ザ・プレミアかを決めることになります。
JCBゴールド ザ・プレミアでよしとする場合は、JCBゴールドで決まりです。プラチナカードのサービスを使いたい場合はJCBプラチナが選択肢となります。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 2回払い
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
- スマホ保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
27,500円 | 1人無料 | 最短3営業日 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
0.5%〜10.0% (※) | 0.3% (ANA・JAL等) | Oki Dokiポイント |
- 上質のJCBコンシェルジュ
- プライオリティ・パスのプレステージ会員無料
- 関西有名テーマパーク、京都駅のJCB LOUNGEを利用可能
- コース料理1名分無料サービス
- ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
明確にJCB THE CLASSを目指していてプラチナは不要という場合は、JCBゴールドという選択肢もあります。
プラチナ登場後もインビの対象となっています。ただし、インビテーションの基準でプラチナの方が優遇される可能性はあります。