ANAの国内線特典航空券、国内フライトが含まれる国際線特典航空券が改悪されます。ANAマイルの価値が低下しました。
今後は国内線旅客施設使用料が必要になりました。英語では「Passenger Facility Charge」であり、PFCと略されている費用です。
国内線特典航空券(いっしょにマイル割運賃のマイレージ利用旅客を含む)、国際線特典航空券に含まれる日本国内区間が対象です。
純然たるANA便だけではなく、ANA便名のコードシェア便も対象となっています。
2021年8月29日以降に発券された航空券で、2021年10月31日以降の搭乗分に適用されます。もちろん2023年の最新の状況も対象です。
特典航空券のご旅程にPFC対象空港を発着する便を含む場合、必要マイル数の減算の際に、クレジットカードで支払う必要があります。
2021年8月28日までに発券した航空券の取り扱い
- 国内線特典航空券:発券後に予約を変更してもPFCは無料
- 国際線特典航空券に含まれる日本国内区間:発券後2021年8月29日以降に予約を変更した場合はPFCを追加で支払う必要あり
ANAマイルを利用して国内線にフライトする場合、地味にコストが発生します。ユナイテッド航空のマイレージプラスなど、他の航空マイルでANA便を予約する場合は無関係です。
目次
国内線旅客施設使用料(PFC)とは
新千歳空港、仙台空港、成田空港、羽田空港、中部空港、伊丹空港、関西空港、北九州空港、福岡空港、那覇空港は、「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」を設定しています。
対象空港発着便の航空券を購入する際やパッケージツアーでは、PFCが含まれた形で航空運賃が設定されているので、普段は意識することがありません。
発着空港 | 大人 (満12歳以上) | 小人 (※) |
---|---|---|
新千歳空港 | 370円 | 180円 |
仙台空港 | 290円 | 150円 |
成田空港 | 450円 | 220円 |
羽田空港 | 370円 | 180円 |
静岡空港 | 140円 | 70円 |
中部空港 | 440円 | 220円 |
伊丹空港 | 340円 | 170円 |
関西空港 | 440円 | 220円 |
北九州空港 | 100円 | 50円 |
福岡空港 | 110円 | 50円 |
熊本空港 | 200円 | 100円 |
那覇空港 | 240円 | 120円 |
※満3歳以上満12歳未満が原則だが、満3歳未満でも航空券を購入する場合は必要
例えば羽田発・伊丹着のANA航空券を購入する場合、370円+340円=710円が上乗せされています。
今後はANAマイルで特典航空券を予約する場合、このコストを別途支払う必要があります。
価格は上昇傾向となっており、新規で導入する空港もあり、年々コストUPの傾向です。
JALマイルの改悪では実費ではなく、マイルを上乗せして支払う方式です。1マイル=1円相当となっているので、ANAマイルの方が良心的です。ただし、以下は対象外の点は日本航空の方が優れています。
改悪なし
- どこかにマイル
- JAL国際線特典航空券およびワンワールド特典航空券に含まれる日本国内区間
代わりの候補
ANAマイルを活用して国内線でフライトしていた場合、地味なコストアップとなります。
出張などで自然に貯まっていた方でANAマイルは純粋なおまけだった方はやむを得ないと我慢できるでしょう。
ただし、とりわけANAカード、ポイントサイト(ハピタス・モッピー・Gポイント等)を利用してANAマイルを貯めていた陸マイラーにとっては、コストアップは切ないのは確かです。
代わりに他のクレジットカードを検討する方がいらっしゃるかもしれませんので、代替候補についてご紹介します。
MileagePlusセゾンカードは、ユナイテッド航空のマイルが1.5%還元で低コスト!
ANAと同じ航空連合「スターアライアンス」に所属しているユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」は、ANA国内線にも搭乗できます。
ANAマイルよりも必要マイル数が少ない路線もあって流麗。800マイル以下の路線は片道5,500マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道9,000マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,500マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
しかも12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗できるのがメリットです。例えば、秋田→羽田→大阪というフライトが5,500マイルで可能です。
ストップオーバー(12時間以上の滞在)を行う場合は、片道の特典航空券が必要となります。
しかも、マイレージプラスの国内線の特典航空券は、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。したがって、沖縄にタッチしていても、東京・大阪・名古屋→那覇→福岡ならばOKです。
やるかどうかは別にして、5,500マイルで2区間・3区間をフライトすることも可能です。各地で12時間の滞在を楽しめます(路線によっては一泊も可能)。一例は以下のとおりです。
- 羽田→那覇→神戸
- 石垣→羽田→鹿児島
- 羽田→函館→千歳
- 八丈島→那覇→対馬
- 羽田→松山→伊丹
ユナイテッド航空のマイルを貯められるクレジットカードの中で、リーズナブルな一般カードでは「MileagePlusセゾンカード」が最有力候補となります。
年会費は1,500円(税抜)と安く、追加で5,000円(税抜)のマイルアップメンバーズを利用するとマイルが高還元になるのがメリットです。
合計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はアメリカン・エキスプレス・コネクト、セゾンアメックスキャッシュバックを利用できます。
また、多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ユナイテッド航空のマイル、セゾンカードのベネフィットが融合したハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。
低いコストで高いマイル還元率を誇っており、活用するとトラベルを豊かに彩ることが可能になります。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
ゴールドカード以上のセゾンカードは、ユナイテッド航空のユニークな特典が魅力的です。
カード名 | オリジナル特典 |
---|---|
マイレージプラスセゾンゴールドカード | 特典航空券の枠拡大 マイル購入10%OFF |
マイレージプラスセゾンプラチナカード | 年2回のユナイテッドクラブ 優先搭乗 特典航空券の枠拡大 マイル購入10%OFF |
MileagePlus JCBゴールドカード
クレディセゾン以外では、マイレージプラスJCBカードも有力候補。年間のカードショッピングの金額が大きい方には、マイレージクラブカード JCBがおすすめです。
MileagePlus JCBゴールドカードの年会費は本会員が15,000円(税抜)で、家族会員は1名あたり5,000円(税抜)です。
1.5%還元でユナイテッド航空のマイルが貯まり、年間の上限がないのがマイレージプラスセゾンの一般カード・ゴールドカードにはない利点です。
JCBゴールド特典である「Gold Basic Service」の一部ベネフィットが付帯しています。
海外旅行傷害保険がプラチナカード級に充実しているのも特徴となっています。
以下はANA JCB ワイドゴールドカードに関する記事ですが、補償内容はMileagePlus JBゴールドカードと同一です。
その他、カードスペックの詳細は以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも魅力的です。
各Mileageplusカードについては、以下で精緻に比較しています。
約40社の航空マイルが1.25%還元!しかも年1回の無料宿泊だけで年会費を超える価値があるMarriott Bonvoyアメックスプレミアム
複数の航空マイルに交換したい場合、アメックスの種類一覧の中で最高峰のコストパフォーマンスを誇るマリオットボンヴォイアメックスプレミアムもおすすめです。
プラチナカード並みの保有コストが発生しますが、お得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。

国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
ANAマイル、JALマイルを含む約40の航空マイルに、リボ払いの手間なしで1回払いでも還元率1.25%で移行できます。
移行可能な航空マイルは、ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、シンガポール航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など多種多様です。
マリオットアメックスのポイントは、世界一のホテルグループのマリオットボンヴォイのポイントだけあって、幅広い航空会社と提携があり、使い方によっては高還元です。
- 無料宿泊:3%前後(ホテル・時期によっては1ポイント1円程度で宿泊可能)
- マイルへの交換:1.25%(外資系航空会社の移行レートUPキャンペーン時に交換すると1.6%前後になることも)
マイルに交換するとレートがアップするキャンペーンが定期的に開催されており、その時に移行するとマイル還元率が1.5~1.6%まで上昇することもあります。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +25% | 2022年4月 |
+35% | 2019年10月28日~12月2日 | |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2023年10月 2022年9月 2021年9月 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2021年6月 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとマリオットアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.95%、その他でも基本1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→39,000マイル | 1.95% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換でき、旅行・出張に役立ちます(マリオットボンヴォイのポイントの価値)。
付帯保険も充実しています!
主なプロテクションの最高補償額
- スマホ修理保険:年3万円
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:5000万円
- ショッピング保険:年最高500万円
- キャンセル・プロテクション:年最高10万円
- リターン・プロテクション:1商品最高3万円
- オンライン・プロテクション
主な特典
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用すると大きな価値があります。
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
ザ・リッツ・カールトン、ウェスティン、シェラトン、マリオット、ルネッサンス、ラグジュアリーコレクションなど、秀逸なホテルが日本国内はもちろん世界中に揃っています。
年会費が高いクレジットカードではありますが、無料宿泊・上級会員資格・ハイスペックのポイントの特典が大きいため、年会費をペイできるカードと言われることもあるほどです。
なお国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみですが、日本国内ではJCBと提携しているため、JCBの使えるお店なら原則としてアメックスも使えます。
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、マリオットアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。
マリオットアメックスプレミアムは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんマリオットアメックスプレミアムには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを挙げています。
お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
マリオットアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
JALマイルを貯める
これを機会にスターアライアンスからワンワールドに乗り換えるという方の場合、やはりJALマイルがおすすめです。
国内線旅客施設使用料が不要な「どこかにマイル」という往復7,000マイルでフライトできる仕組みもあり、上手く使うとお得です。
ANAカードよりは相対的にマイル還元率は低いものの、JALマイルが貯まるクレジットカードもあります。
クレジットカード名 | 年会費 (税抜) | マイル付与率 | |
---|---|---|---|
一般 | 航空券 | ||
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 10,000- 20,000 | 1.125%- 1.375% | 1.125%- 1.375% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | 45,000 | 1.25% | 1.25% |
JQ CARD エポスゴールド & JQ CARD セゾン | 無料 | 0.3%- 1.5% | 0.3%- 1.5% |
エポスプラチナカード | 18,182- 27,273 | 0.25%- 1.75% | 0.25%- 1.75% |
JALカード 普通カード | 5,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス 普通カード | 9,000 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aカード | 13,000 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000 | 1.00% | 2.00% |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 3.00% |
JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
セゾンプラチナビジネスアメックスは、税金の支払いでも通常のカードショッピング同様のJALマイルを得られます。
年会費は20,000円(税抜)で、年200万円以上の利用で年会費はたったの10,000円(税抜)になります。日本屈指の格安プラチナカードであり、ゴールドカード並みの年会費でプラチナカードが保有できます。
セゾンマイルクラブへの加入で、JALマイルが1.125%貯まるのが大きなメリットです。
コンシェルジュ、プライオリティパス(プレステージ会員)、オントレ、スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドなど、プラチナカードならではの特典も付帯しています。
デルタ航空スカイマイルを貯める
日本の国内線には弱いですが、スカイチームでもOKという方の場合、デルタ航空スカイマイルが選択肢。国内線はマイルでスカイマークを利用可能です。
アメックスとデルタ航空の提携カードであるデルタアメックスは、デルタ航空の上級会員資格を取得・維持できるのが魅力的です。
稀有な航空会社の上級会員資格を得られるクレジットカードの一角であり、オンリー・ワン、スペシャル・ワンのベネフィットを擁しています。
カード名 | 上級会員資格 | 条件 |
---|---|---|
デルタアメックス | シルバーメダリオン エリート | 初年度:無条件 2年目以降:前年100万円の利用 |
デルタアメックスゴールド | ゴールドメダリオン エリートプラス | 初年度:無条件 2年目以降:前年150万円の利用 |
とりわけ魅力的なのは、ゴールドメダリオンの資格を得られるデルタアメックスゴールドです。ステータスマッチにも活用できます。
デルタスカイクラブ・スカイチームのラウンジ、1米ドルあたり8マイル、満席時の座席確保、優先搭乗、優先手荷物取扱い、優先チェックイン、無料受託手荷物の追加など、数々の特典を利用できます。
日本国内で発行されているデルタ スカイマイル アメックス・ゴールドは、初年度は無条件でゴールドメダリオンを得られて、2年目以降も年150万円以上のカードショッピングでOKです。
幾多の航空系カードの中でもエッジが効いており、デルタ航空・スカイチームをよく利用する方にとっては最強のアメックスです。
メダリオン会員資格は、本人会員のみの特典です。家族会員には付与されません。
最大のメリットは、スカイチーム加盟航空会社の国際線搭乗時に、「デルタスカイクラブ」ラウンジを含む世界490以上のスカイチームのラウンジを、なんと搭乗クラスに関わらず利用できます。
デルタスカイクラブは、通常はビジネスクラス以上の場合のみ利用できます。
クオリティは秀逸であり、居心地よくて快適な空間の中で、アルコール、食事、スタバのコーヒー、その他飲み物を楽しんでくつろげます。
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
スカイチームのラウンジは、JALやANAのラウンジ同様に快適な空間です。しかもソフトドリンクはもちろん、ビール・ワイン等のアルコールや軽食もあるラウンジが大多数です。
しかも嬉しいことに同伴者1名まで無料で利用できます。配偶者や恋人が一緒だと自分だけ入るわけにはいきません。同伴者1名無料は嬉しいですね!飛行機待ちがはかどります。
2名で出張する際には、同僚と出発までラウンジで寛ぐことができます。同僚がラウンジに入れない場合は、自分だけ入るのは気が引けるので便利です。
2023年2月から通常ステータスのゴールドメダリオンは、エコノミー搭乗時はデルタスカイクラブを利用不可能に改悪されましたが、日本発行のデルタアメックスゴールド特典ならデルタスカイクラブを継続利用可能です。
また、ゴールドメダリオンがあればスカイチームのエリートプラスになるので、世界各国にてスカイチームの航空会社の空港ラウンジを利用可能です。
デルタスカイクラブがない空港でも、航空連合のスケールメリットを活かして、幅広いVIPラウンジを使えるのが秀逸。
一例として台湾の桃園国際空港では、チャイナ・エアラインのビジネスクラスラウンジを使えます!
健康的な野菜、点心などの台湾料理、ソウルフードのヌードルを堪能しました。
デルタアメックスは一般カード・ゴールドカードのどちらも、大量のマイルが得られるお得な入会キャンペーンを行っています。
一般カードの場合、カード入会だけでボーナス5,000マイルがプレゼントされます。
ゴールドカードなら、カード入会だけでボーナス8,000マイルがプレゼントされます。
更にビジネスクラス搭乗で大量のデルタ スカイマイルを獲得できます。
条件 | デルタアメックス | デルタアメックス・ゴールド |
---|---|---|
入会だけ | 5,000マイル | 8,000マイル |
ビジネスクラス | 25,000マイル | 25,000マイル |
合計 | 30,000マイル | 33,000マイル |
これだけで特典航空券を利用できる数字となっており、卓越したクオリティです。
当サイト経由なら大量のマイルをもらえるキャンペーンですので、まだお持ちでない方は、この機会にぜひ発行してみてはいかがでしょうか。
デルタ航空のスカイマイルに会員登録していない場合、まず会員登録することになります。