ダイナースには上位カードのブラックカード「ダイナースクラブ プレミアムカード」があります。
ダイナースプレミアムの特徴としては、プロパーカードの他、提携カードにもそれぞれブラックカードのプレミアムカードが用意されてるカードがある点です。
また、最上位にはダイナースロイヤルプレミアムというVVIPカードもあります。
ダイナースのブラックカードの種類について解説し、基本スペックである年会費、ポイント、特典の概要について比較します。
目次
ダイナースプレミアムの種類
ダイナースクラブ プレミアムカードには、プロパーカードの他、ANA、三井住友信託銀行、BMWとの提携カードがあります。
この他、SMBC信託銀行、ジャガー、オーデマ ピゲとの提携カードも有りましたが、募集は停止されています。有効期限が到来したら、通常のダイナースクラブ プレミアムカードに切り替わるのが原則です。
区分・提携先 | 名前 | 新規発行 |
---|---|---|
プロパー | ダイナースクラブ プレミアムカード | ◯ |
全日本空輸 | ANAダイナース プレミアムカード | ◯ |
ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード | ◯ | |
三井住友信託銀行 | 三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカード | ◯ |
BMWジャパン | BMW ダイナースプレミアムカード | ◯ |
日本ライオンズ | ライオンズクラブ ダイナース プレミアムカード | ◯ |
SMBC信託銀行 (シティバンク) | SMBC信託銀行 ダイナースクラブ プレミアムカード シティバンク ダイナースクラブプレミアムカード | 終了 |
ジャガー | ジャガー ダイナースクラブ プレミアムカード | 終了 |
オーデマ ピゲ | オーデマ ピゲ ダイナースクラブ プレミアムカード | 終了 |
他方、ブラックカードがない提携ダイナースクラブカードもあります。
- JALダイナースカード
- デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
- MileagePlus ダイナースクラブカード
- ニューオータニクラブ ダイナースカード
- ロータリー ダイナースクラブカード
- 京銀ダイナースカード
- 京銀中央信金ダイナースカード
- JTBダイナースカード
提携カードの保有者には、プロパーのダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションは来ません。
ダイナースクラブの場合、従来は提携カードの保有者でも、いわゆる「突撃」(自分から電話して申し込むこと)は可能でした。
将来的にプロパーのダイナースクラブ プレミアムカードを視野に入れている場合でも、当面は提携カードでも問題ありません。
ただし、近年ではダイナースクラブカード→ダイナースプレミアム、ANAダイナースカード→ANAダイナースプレミアムが基本となっています。
将来的にダイナースプレミアムを視野に入れている場合は、最初からプロパーのダイナースクラブカードが無難です。
同様にANAダイナースプレミアムが候補の場合は、ANAダイナースカードがいいでしょう。
年会費
ダイナースのブラックカードの年会費は、基本的には同一です。本会員の年会費は130,000円(税抜)で、家族会員の年会費は全員無料です。
異なるのはANAダイナース プレミアムカード、三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカードです。
ANAダイナースのブラックカードは年会費が155,000円(税抜)です。
三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカードは初年度のみ年会費が半額となり、65,000円(税抜)です。2年目以降はプロパーのダイナースプレミアムと同一です。
区分・提携先 | 名前 | 年会費(税抜) |
---|---|---|
プロパー | ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 |
全日本空輸 | ANAダイナース プレミアムカード | 155,000円 |
ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード | ||
三井住友信託銀行 | 三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカード | 初年度:65,000円 2年目以降:130,000円 |
BMWジャパン | BMW ダイナースプレミアムカード | 130,000円 |
日本ライオンズ | ライオンズクラブ ダイナース プレミアムカード | 130,000円 |
SMBC信託銀行 (発行終了) | SMBC信託銀行 ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 |
ジャガー (発行終了) | ジャガー ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 |
オーデマ ピゲ (発行終了) | オーデマ ピゲ ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 |
年会費が最も安いのは、三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカードです。ただし、初年度限定であり、2年目からは変わりありません。
ダイナースクラブ プレミアムカードとの違いは、カード右上に三井住友信託銀行のロゴが入ることです。
「手裏剣」と呼ぶ人もいるロゴが気にならず、年会費の安さを重視する場合は、1年限定ではありますが、三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカードが候補となります。
このカードを目指す場合は、三井住友信託ダイナースクラブカードを作成するか、三井住友信託銀行と多額の取引を行えばOKです。詳細は後述します。
ポイント
ダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースクラブカードよりもポイントが2倍なのが特徴です。
ポイントは1ポイント1マイルで移行できるのでエッジ・優位性があります。
月間利用額に対して100円毎に1.5%~2%のマイル
ANA以外のダイナースのブラックカードは、2019年9月16日(月)以降、100円ごとに1.5ポイント、海外では2ポイントを得られます
ダイナースクラブのリワードポイントは1ポイント1マイルに移行できるので、マイル付与率がなんと国内1.5%・海外2%です!
しかも、上限なくポイントが得られます。例えば、国内で300万円利用したら4万5千ポイント、500万円使ったら7万5千ポイントが得られます。
これはANA VISA プラチナ プレミアムカードの1.5%を上回り、クレジットカードの中で海外では日本最高のマイル付与率です!
ソラチカカード・ソラチカゴールドカードは、スマリボを活用すると、国内では1.5%超となりますが、手間がかかります。
忙しいビジネスパーソンですと面倒な手間は極力省きたいですね。ダイナースのブラックカードはただ単に支払うだけで国内1.5%・海外2%のマイルを獲得できます!
陸におけるマイル付与率に関しては、非リボ払いカードとしてはダイナースのブラックカードはNo.1です。世界有数の経済大国であるわが国において、頂点に君臨しています。日本一です。
カード利用で恐ろしい程にザクザクとマイルが貯まります。年間234万円程度使うだけで、ローシーズンならマイルでハワイに行けちゃいます^^
1マイルの価値を2円と考えると、還元率3~4%の高還元カードとなります。1マイル1.5円換算でも還元率2.25%~3%です。
ビジネスクラスで利用すると1マイルの価値は2.5~5円程度、ファーストクラスだと7~16円程度に跳ね上がります。
国際線のビジネスクラス・ファーストクラスでマイルを利用すると、ダイナースのブラックカードは驚異的な至高の高還元となります。
米国本土やヨーロッパへのファーストクラスで利用して、1マイル16円で使ったらなんと国内24%・海外32%という圧巻の還元率に昇華します。
クラス | 1マイルの価値(目安) | 海外還元率 |
---|---|---|
普通席 | 1.5円 | 3.0% |
1.6円 | 3.2% | |
1.7円 | 3.4% | |
1.8円 | 3.6% | |
1.9円 | 3.8% | |
2円 | 4.0% | |
ビジネスクラス | 3円 | 6.0% |
4円 | 8.0% | |
5円 | 10.0% | |
6円 | 12.0% | |
ファーストクラス | 7円 | 14.0% |
8円 | 16.0% | |
9円 | 18.0% | |
10円 | 20.0% | |
11円 | 22.0% | |
12円 | 24.0% | |
13円 | 26.0% | |
14円 | 28.0% | |
15円 | 30.0% | |
16円 | 32.0% |
ダイナースクラブ リワードポイントはなんといってもポイント有効期限がないのがメリットです。じっくり貯めてファーストクラス・ビジネスクラスに交換できます。
ファーストクラスに交換して1マイル15円で利用したら、なんと実質還元率は30%とモンスター級になります。
家族カード、ビジネス・アカウントカードのポイント還元率(マイル付与率)も、本会員カードと同じく1.5%です。100円ごとに1.5ポイントが得られます。
全日空との提携カードであるANAダイナースプレミアムは、ANAグループ航空券等は2.5%還元、それ以外の加盟店は1.5%還元となっています。
- ANAダイナースプレミアム:ANAは2.5%、その他は1.5%
- その他のダイナースプレミアム:海外は2.0%、国内1.5%
ボーナス一括払いの利用は、「ショッピングリボ利用可能枠」の範囲内となります。取扱期間、支払日は下表のとおりです。
時期 | 取扱期間 | 支払日 | 取扱金額 |
---|---|---|---|
夏期 | 12/21~6/20 | 8/10 | 1円以上 |
冬期 | 7/21~11/20 | 翌年1/10 | 1円以上 |
2018年はANAダイナースプレミアム、2019年はそれ以外が改定
2018年12月16日利用分から、ANAダイナース プレミアム、ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカードの還元率が、下表のとおりに変更されました。
取扱い加盟店 | 2018年12月15日利用分まで | 2018年12月16日利用分以降 | ||
---|---|---|---|---|
ポイント付与 | 還元率 | ポイント付与 | 還元率 | |
ANAグループの利用 | 100円→2ポイント | 2.0% | 100円→2.5ポイント | 2.5% |
上記以外(一般加盟店) | 100円→2ポイント | 2.0% | 100円→1.5ポイント | 1.5% |
一般加盟店では1.5%に改悪されて、ANAグループでは2.5%に改善されました。詳細は以下で精緻に分析しています。
2019年9月にはANA以外のダイナースプレミアムが改悪されて、一律2%から国内1.5%・海外2%となりました。
電力・Yahoo!公金支払い・国税は0.5%
電子マネーチャージなど、一部にポイント付与の対象外の事項があります。
2017年からは、所得税、相続税、法人税、消費税、贈与税、たばこ税など30税目の国税でクレジットカード納付が可能になりましたが、これらはダイナースのマイル付与率は0.5%です。
その他、ポイント加算対象外・還元率が0.5%の特定加盟店があります。
ちなみにライバルのアメックスは水道・ガス・税金・病院・d払い等は0.5%で、NHK受信料・UNICEFはポイント対象外です(アメックスのポイント減少店一覧)。
ダイナースクラブ リワードポイントの詳細は以下にまとめています。
ダイナースクラブポイントアップ加盟店
ダイナースクラブカードには特約店があります。ANAダイナースプレミアムは1.5%、それ以外は2%のポイントに加えて+1%のポイントが得られます。
マイル付与率がなんと3%になります。箱根ハイランドホテル・熱海ふふ等のホテル・旅館、ザ・ペニンシュラ東京・シェ松尾・大志満・美濃吉等のレストラン、バーバリーなどが特約店になっています。
店舗によってはキャンペーンでポイントアップの幅が更に増加することもあります。「ダイナースクラブポイントアップ加盟店」の詳細は以下で徹底解説しています。
マイル移行手数料は無料
通常のダイナースクラブカードはマイル移行に年6,000円(税抜)のコストがかかりますが、ダイナースのブラックカードは無料です。
なお、ANAダイナースプレミアムはANAマイルへの移行のみとなっています。
ポイントからマイルへの移行期間、年間移行マイル数の上限は航空会社によって異なります。
航空会社名 | プログラム名 | 年間移行限度 | 年間の移行期間 |
---|---|---|---|
全日本空輸(ANA) | ANAマイレージクラブ | 4万マイル | 12月21日~翌年12月20日 |
デルタ航空 | デルタスカイマイル | 14万マイル | 2月1日~翌年1月31日 |
ユナイテッド航空 | マイレージ プラス | 12万マイル | 2月1日~翌年1月31日 |
大韓航空 | スカイパス | 12万マイル | 2月1日~翌年1月31日 |
合計 | 42万マイル (※JALマイルは上限なし) |
ANAマイルは年4万マイルが上限であり、2020年2月1日交換分からはANA以外は2,000ポイント=1,000マイルのレートになりました(ダイナースグローバルマイレージの詳細)。
ダイナースのポイントのマイル移行が完了するまでの所要日数は以下のとおりです(交換手順)。
- 全日本空輸(ANA) 通常5営業日以内
- デルタ航空 通常2週間以内
- ユナイテッド航空 通常2週間以内
- 大韓航空 通常2週間~1ヵ月半以内
ダイナースクラブ プレミアムカードはポイント還元率・マイル付与率が卓越しているブラックカードです。
アメックス・センチュリオン、アメックス・プラチナは1%にすぎません。ダイナースのブラックカードは2倍です。
プレミアム会員限定のポイント交換商品
ダイナースクラブ リワードポイントで交換できる賞品には、ダイナースクラブ プレミアムカード会員限定の賞品も用意されています。
交換レートは悪くなるので、基本的にはほしいものはダイナースのブラックカードで買って、ポイントはマイルに移行するのがベストです。
ただし、飛行機に乗らない場合や、ほしいアイテムがあった場合は交換するのも手ですね。
その他、ダイナースクラブ プレミアムカードのダイナースクラブ リワードポイント制度の詳細については、以下で徹底解説しています。
レギュラーカードも含めたダイナースのポイント共通の貯め方・使い方は以下をご参照ください。
一律の限度額はなし!事前入金したら数千万円の決済が可能
アメックスと同様に、ダイナースクラブカードには、一律の限度額は設定されていません。
ただし、無制限にカードが利用できるわけではなく、ユーザー一人一人の状況に応じてフレキシブルに利用に際しての目安額が設定されています。
また、不正検知システムも常に動作しているので、突如として高額の決済が続いた場合などは、不正検知の観点で利用ストップがかかることもあります。
通常よりも高額の利用をする際には、事前に連絡しておけばスムーズに決済できます。
具体的に現在1回払いでどの程度利用できるのかは、コールセンターに問い合わせればわかります。
リボ払い・分割払い・ボーナス一括払いの利用限度額は会員サイトのクラブ・オンラインで確認できます。
ダイナースのブラックカードでどれ程の金額を決済できるのか相談したことがあります。
金額が大きい場合は、まず会員デスクの電話で相談した方では決済ができず、内部で検討して後日回答という流れになりました。
時間はかからずにすぐにコールバックをいただきました。「事前にお振込みいただければOK」という結論でした。
少なくても数千万円台まではラグジュアリーカード同様に事前入金すれば決済できます。家でも、フェラーリでもロールス・ロイスでも、飛行機でも業者が対応していれば、ダイナースプレミアムで買うことが可能です。
日本国内ではタマホーム、BMW、マセラッティをダイナースプレミアムで購入可能です。
例えば、3000万円を事前入金しておけば限度額3000万円のクレジットカードとして使えます。大きな出費がある場合、事前入金しておけば限度額の制限でカードが使えないという事態はありません。
事前入金は必要でクレジットカード特有の支払いの後払いはできませんが、ポイントが貯まるというメリットがあります。余った入金額は次回以降の支払いに利用できます。
ダイナースの利用限度額については、平カード、プレミアムカードの双方を保有した経験に基づき、以下で丹念に分析しています。
ダイナースプレミアム共通の特典
ダイナースクラブ プレミアムカードはコンシェルジュサービスが秀逸です。「プレミアム専用デスク」では、24時間365日、カード会員からの要望を電話で受ける体制が構築されています。以下にまとめています。
ダイナースプレミアムのコンシェルジュは幅広い依頼事項に対応しており、カード決済とは無関係な依頼も可能でファンタスティックです。
エルメスのレアなアイテム(型番や色)等まで細かく在庫検索でき、日本にはなくて香港にはあるアイテムをゲットできたという事例もあります。
私はJALの上級会員資格取得のためのJGC修行を行ったのですが、JALグローバルクラブの条件をクリアしてJGCカードを獲得できる最短フライトルートの調査も依頼できました。
アメックス・プラチナではNGとされた事項がダイナースプレミアムならOKというケースが多々あります。幅広い内容の依頼が可能なのが素晴らしいです。
希少な日本酒の在庫探索を依頼した時は、その年の入荷が開始する半年後に、改めて問い合わせてくれるご対応をしてくれました。他社クレジットカードは在庫なしの連絡だけだったので、ファンタスティックです!
iPhone7 / 7 Plusを発売日に入手する方法についても、入念に調査してくれて案を提示してくれました!
JCB・三井住友カード・セゾンカードのコンシェルジュよりも遥かによく調べてくれて、他ではなかった提案をしてくれました。
この件に関しては他のプラチナカードと比較して、ダイナースクラブ プレミアムカードのコンシェルジュの対応がずば抜けて優れていました。
ロレックスの在庫確認を依頼した際には、来店する日時に在庫確認を合わせましょうという、購入に直結しうるレコメンドがありました(現在は問い合わせ不可)。
また依頼した事項(東京23区の店舗での在庫確認)以外についても調べてくれて、貴重な付加情報をもらえて大満足の対応をしていただきました。
ダイニング特典では「ダイナースクラブ プレミアム エグゼクティブ・ダイニング」というサービスがあり、通常のダイナースクラブ会員では対象外のレストランがラインナップに加わっています。
便利なホテル内の贅を尽くしたラグジュアリーなレストランもあり、舌鼓を打つことができて利便性も高いです。
もちろん、平ダイナース会員のコース料理1名無料サービス「エグゼクティブ・ダイニング」も利用可能です。
対象レストランの一例としては、「重慶飯店 麻布賓館」があります。燕の巣入りフカヒレの姿煮、アワビ、ロブスター、和牛サーロインといった卓越した素材をお得に堪能できます。
女性として初めてフランス最優秀国家認定資格「M.O.F」を受賞した天才シェフ、アンドレ・ロジェ氏のレストランで食べたキノコ料理は私の生涯においてNo.1の味でした。
高級レストラン1名分無料サービスは、誕生日、記念日などのディナーにかなり役に立ちます。
コース料理1名分無料サービスのレストラン数は、Visa・Mastercard・JCB・アメックスと比較してダイナースがNo.1となっています。ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
ダイナースクラブカードには「おもてなしプラン」という特典があります。ダイナースクラブ プレミアムカード限定のプランもあります。
一例としては、アルマーニ リストランテ銀座、ベージュ アラン・デュカス 東京、Jean-Georges Tokyo、青山 仁、ひらまつ、リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダなど至高の名店が揃っています。
ダイナースクラブカードには「料亭プラン」があり、通常は予約しづらい料亭や一見さんお断りの料亭を予約できます。
ダイナースクラブ プレミアムカードには、プレミアム会員限定の特典がある料亭が用意されています。
ダイナースはダイニングイベントの「レストランウィーク」を定期的に開催しています。銀座レストランウィーク、イタリアンレストランウィークなどがあります。
その中でも最も大きなイベントは、全国650店以上が参加する「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」です。
2016~2019年のレセプションに参加しました。あのフレンチの巨匠であるAlain Ducasse氏も参加。プレス発表会には鳥取県知事も出席しました。
実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。
ダイナースクラブ プレミアムカード会員限定で、「フランスレストランウィークの先々行予約特典」が用意されています。毎年恒例の特典です。
レストランウィークの中でも、名店でお得な大人気店は、予約が瞬間蒸発となります。先行予約の初日に全滅となることもあります。
しかし、ダイナースクラブ プレミアムカードの会員はサクッと先々行予約が可能なのです。
ダイナースクラブ プレミアムカードを保有していると一休.comプレミアサービスの最上級会員(ダイヤモンド)になれます。
提携のプレミアホテル・旅館を前日までに予約すると、部屋のアップグレード、館内クレジット、ドリンクサービス・ウェルカムギフト、ジム・スパ・サウナなど嬉しい特典やサービスを享受できます。
パークハイアット東京では幾多の高級ホテルの中でも、一際クオリティが高いスパ「クラブ・オン・ザ・パーク」を無料で利用できます。レイトチェックアウト等の特典もあります。
特に強力なのがスイートルームの上級会員限定プライベートセールです。時として10万円近くお得になることがあります。年2回使えば年会費よりも余裕でお得になります。
一例としてマンダリンオリエンタル東京では、ポイント最大10倍&アップグレードの強烈コンボのセールがあり、合計95,000円(税・サ込)でした。
宿泊税を考慮すると95,400円で、10,450円相当のポイントがつくので実質84,950円です。
公式サイトでは同じ日は204,086円ですので、119,136円も圧倒的にお得です。
ただし、一休.comの方はチェックインの時間が1時間遅いというデメリットがあります。ただし、それは十分に許容できるでしょう。
パークハイアット東京では、パークスイートが90,000円(税・サ込)で2,700円分のポイントがついて87,300円のセールがありました。宿泊税を入れて87,700円です。
公式サイトでは同じ条件だと合計で191,668円でしたので、103,968円もお得でした。
極めてリーズナブルな価格でパークハイアット東京のスイートルームを堪能しました。
アマン東京では、スイートが135,464円(税・サ込)のセールがありました。
4,062円分のポイントがついて131,402円となり、宿泊税を入れると合計で実質131,802円です。
公式サイトでは同じ条件だと合計で190,782円でしたので、55,318円もお得でした。
この3泊で私が得したのは合計で278,422円です。年会費のほぼ2年分となります。スイートルームに定期的に宿泊したら、ダイナースプレミアムは年会費が高いどころかむしろお得になります。
有名な大手乗馬クラブ「クレイン」の乗馬体験4回コースの受講料が無料となります。
ビジネス・ファーストクラス旅行専門のH.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」を利用できます。
メンバー限定ツアー・航空券・イベント、1万円の優待クーポン、CLASS ONE専用ラウンジ、出入国カード無料作成サービス、海外用Wi-Fiレンタル 15%割引、手荷物無料宅配サービスなどのサービスもあります。
ダイナースクラブ プレミアムカード会員は、ダイナースクラブの銀座ラウンジが利用可能です。ドリンク、高級お菓子のサービスがあります。
JALのダイヤモンド・プレミアラウンジ、ANA SUITE LOUNGEのような秀逸な空間です。休憩、時間調整、PC作業がはかどります。
以前はダイナースクラブ銀座ラウンジという名前で、2017年12月5日11時半にリニューアルしました。
営業時間は短縮するものの、席数が大幅に拡充してダイナースプレミアム会員専用のプレミアムフロアが設置されました。
ウェイターサービスでのおもてなしが受けられて、内装もプレミアムフロアは豪華絢爛でファンタスティックです。
項目 | プレミアムフロア | ラウンジフロア |
---|---|---|
利用資格 | ダイナースプレミアム会員 | ダイナースプレミアム会員 銀座ダイナースクラブカード会員 |
天上高 | 2階分 | 1階分 |
広さ | 広大で開放的 | やや狭め |
内装 | 豪華絢爛 | オシャレ |
サービス | ウェイターサービス | セルフサービス |
お菓子 | プレミアムフロア限定のお菓子あり | チョコ・和菓子・アイス等 |
東京駅直結で便利な百貨店「大丸東京店」の11階には、メンバーズサロン「D’s ラウンジトーキョー」(D's LOUNGE TOKYO)があります。ドリンクサービスがあります。
本来は大丸松坂屋お得意様ゴールドカード(外商カード)、多額のお買い物をした大丸・松坂屋のクレジットカード保有者向けのサービスです。東京駅近辺によく行く方にとっては至高のメリットが有る特典です!
ダイナースクラブ プレミアムカードには、ブランド店でのショッピング時に至高の特典が受けられるサービスがあります。
営業時間後に店内貸切のプライベートショッピング、VIPルームでのおもてなし、スタッフによるアテンド、プレゼント、シャンパンサービスなどのベネフィットが受けられます。
毎年1回、ダイナースクラブ プレミアムカードの保有者には、ダイナースから誕生日プレゼントが送られてきます。
2016年のバースデーギフトは、「ダイナースクラブ プレミアムカード 特製フォトフレーム」でした。ガラス製品でした。
しかも誕生日にピンポイントに届きます。こういうディティールにもこだわっているのは素晴らしいです。嬉しい演出で年1回の誕生日がますます楽しみになります。
ダイナースクラブ プレミアムカード会員はiPreferのエリート・ステータスに無条件でなれます。部屋のアップグレード、ウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン/レイトチェックアウトなどの特典を受けられます。
Marriott Bonvoyの旧SPGホテル、アマンの一部ホテルで特別優待が受けられます。
部屋のアップグレード、朝食無料、飲食に使えるクレジット、アメニティ、チェックイン/アウトの優遇など実用的な優待です。
実際にこの優待特典を利用してセントレジス大阪に泊まりました。部屋のアップグレード、1万円分のホテル・クレジット(夕食に利用)、レイトチェックアウトの優待特典を受けられました。
ダイナースプレミアムは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。家族会員も無料でプライオリティパスに入会できます。
ダイナースクラブ プレミアムカードのプライオリティパスが良い点は、しっかりと案内パンフレットが同封されており、手続きが分かりやすいことです。
コート預かりサービスもあり、成田・羽田・関空が対象です。防寒着1着が最大30日まで無料となります。
保険も充実しており、交通事故傷害保険/賠償責任保険付き、キャンセル保険、外貨盗難保険、ゴルファー保険が附帯します。
ダイナースのブラックカードには、専門家への相談サービスも付帯しています。
メディカルアシストでは、緊急医療相談、医療機関案内、予約制専門医相談、がんに関する相談、転院・患者移送手配を受けることが可能です。
また、介護に関する相談をすることも可能です。介護保険制度やケアプランについての相談など、介護全般に関する相談が可能で、身内に介護が必要な方が出てきたら便利です。
デイリ-サポ-トでは、法律・税務相談、社会保険に関する相談が可能で、暮らしに役立つ情報提供も受けられます。
ホノルル・Lea Leaラウンジでは、Lea Leaトロリー(レアレアトロリー)の1日乗車券がもらえます。カード会員(本会員と家族会員)だけではなく、同伴者1名まで1枚ずつもらえます。
その他幾多のトラベル特典、健康関連優待、スパの特典、ゴルフ優待などがあります。ダイナースクラブカードのベネフィットも全て利用可能です。
東京競馬場の来賓用特別室「ダービールーム」での食事、パドック・地下馬道など、一般人は不可能な馬主体験が可能なイベントも開催されます。
京都駅前の京都ホテル ウエルカムラウンジは、新幹線を待っている間にくつろいだり、駅でのショッピング・食事の合間に休憩するのに便利です。
1億円の交通事故傷害保険(賠償責任保険付き)が付帯していて、万が一の自転車事故もカバーできます。
しかも示談交渉サービスが付帯しているのが卓越したメリットです。心理的負担が重い示談交渉を保険会社が代行してくれるので、トラブルの際には便利です。
ちなみにアメックス・プラチナの個人賠償責任保険には示談交渉サービスがありません。ダイナースプレミアムの方が優れています。
また、ワールドエリートMastercardの「TRUST CLUB ワールドエリートカード」とほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」を無料で保有できます。
ビジネス・アカウントカードも利用できます。個人の口座はもちろん、法人口座からも支払えるので、ビジネス用のカードもダイナースクラブ プレミアムカードで賄えます。
プライベートはダイナースクラブ プレミアムカード、ビジネスではビジネス・アカウントカードの二刀流でザクザクとマイルが貯まります。
ビジネス・アカウントカードでも、ダイナースプレミアム本体と同様に、事前振込みしたら数千万円の支払いでも可能です。
国税の支払いに使うクレジットカードとしても有力です。国税支払いの際のポイント還元率は0.5%に低下します。
しかし、1ポイント1マイルで交換できるので、1万円あたり76円(税抜)の手数料を支払ってもなお、十分にバリューがあってお得です。
0.76%÷0.50%は1.52です。マイル単価1.52円(税抜)はトラベラーであればマストバイでしょう。ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗がはかどります。
個人事業主・法人であれば手数料は損金になるので、その分、税金を圧縮することも可能になります。
その他、ダイナースプレミアムの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。
プロパーカード・提携カードのオリジナル特典
ダイナースのブラックカードには、提携カードもあります。プロパーのダイナースクラブ プレミアムカードにはない独自のベネフィットが付帯しています。
逆にダイナースクラブ プレミアムカードのみに付帯している特典も存在しています。以下ではオリジナルの特典について述べます。
ダイナースクラブ プレミアムカード
プロパーの「ダイナースクラブカード」の限定特典として、ほぼワールドエリートMastercardの「TRUST CLUB ワールドエリートカード」と同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」を無料で発行できます。
ANAダイナースプレミアム等の提携ダイナースは対象外です。
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードは本会員・家族会員のどちらも対象となっており、年会費は無条件で無料となっています。
世界中の大多数の店舗で使えるMastercardのコンパニオンカードと、ダイナースプレミアムの2枚持ちは、相互補完作用が働いて有効な組み合わせです。
しかも三井住友トラストクラブとラグジュアリーカードしか発行していないワールドエリートMastercardの秀逸なトラベル特典を利用できます。
同伴者1名無料のラウンジキー、往復3個の手荷物無料宅配、六本木ヒルズクラブ 特別体験利用が特に大きなメリットです。
コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となるのが大きなメリットです。
また、上質な金属製クレジットカードのメタルカードを発行できます。
ANAダイナース プレミアムカード / SFC
ANAダイナース プレミアムカードはANAマイルへの移行限度がありません。ダイナースクラブ プレミアムカードは年8万マイルが上限です。
また、ANAダイナースプレミアムには、50%のフライトボーナス、ANAカード特約店でのマイルアップ、入会・継続ボーナスなどのANAカードの特典が付帯します。楽天Edyへのチャージで0.5%のANAマイルが得られます。
他方、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空のマイルには交換できないのがデメリットです。
ダイナースクラブ プレミアムカードの違いをまとめると下表のとおりです。
項目 | ANAダイナース プレミアムカード | ダイナースクラブ プレミアムカード |
---|---|---|
年会費(本人) | 155,000円(税抜) | 130,000円(税抜) |
年会費(家族) | 無料 | 無料 |
マイル移行手数料 | 無料 | 無料 |
トータルコスト(本人) | 155,000円 | 130,000円 |
トータルコスト (本人+家族) | 155,000円 | 130,000円 |
ANAマイル移行限度 | なし | 年4万マイル |
ANA以外のマイル交換 ※各10万マイルが上限 ※合計40万マイル | なし | デルタ航空 スカイマイル ユナイテッド航空 マイレージプラス 大韓航空 スカイパス |
一般加盟店 | 1.5% | 国内1.5%、海外2% |
ANAカード特約店 | 2.5%-4.5% | 1.5% |
楽天Edyへのチャージ | 0.5%のANAマイル | なし |
ANAフライトボーナス | 50% | なし |
入会・継続ボーナス | 年10,000マイル | なし |
その他ANA プレミアムカード特典 | ◯ | - |
2018年12月からは、一部変更されます(ANAダイナースプレミアムの改悪と改善)。
特に大きなオリジナル特典は、国内線のANA搭乗時にANAラウンジを利用可能である点です。SFCカードがないけれども、ANA国内線に搭乗する機会がある場合は大きなメリットです。
ANAダイナース プレミアムカードの本会員は、ANAグループ便利用時は、搭乗手続き後に各国内空港(国内線ターミナル)内のANAのラウンジを利用できます。
成田空港は「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋(中部)は「セントレア エアライン ラウンジ」、関空は「ラウンジKANSAI」、宮崎空港は「ラウンジ大淀」の共用待合室となります。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
ANAラウンジは通常はANAの上級会員の資格があるか、プレミアムクラス搭乗時でないと入れないラウンジです。
快適な空間で居心地は抜群です。搭乗までの時間をゆっくりとくつろぐことができます。
国内線でもビール、ウイスキー、焼酎、青汁、おつまみ等があって豪華。羽田空港はは日本酒も充実しています。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットであり、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジはグレートな空港ラウンジであり、一度入るとやみつきになります。もうゴールドカードのラウンジには戻れません。
ANAの上級会員になるまでは行かないけれども、ANAの国内線にそこそこ搭乗する機会がある方には、ANAダイナース プレミアムカードのANAラウンジ利用可能特典は素晴らしいベネフィットです。
JALカードの場合は、プラチナカードでもJALのサクララウンジには入れません。ANAダイナース プレミアムカードだとANAラウンジに入れるのはお得感があります。
その他、ANAダイナース プレミアムカードの詳細については、以下で徹底解説しています。
BMW ダイナースプレミアムカード
ビー・エム・ダブリュー・ジャパン・ファイナンスと提携して発行している、ダイナースのブラックカートです。
BMWオーナーでインビテーションを得られた方が保有できます。BMWのオーナーに喜ばれる特典が付帯しています。
BMW ダイナースプレミアムカードは、プロパーのダイナースプレミアムに、平のBMW ダイナースカードのオリジナル特典を付帯したブラックカードです。
BMWとダイナースの提携カードとしての独自特典は、BMW ダイナースカードもBMW ダイナースプレミアムカードも同じです。
カード名 | ダイナース特典 | BMW独自特典 |
---|---|---|
BMW ダイナースカード | ダイナースクラブカードと同一 | ○ |
BMW ダイナースプレミアムカード | ダイナースプレミアムと同一 |
以下、BMW提携ダイナースの独自特典についてまとめます。
ダイナースクラブ リワードポイント・キャッシュバック・プログラム
BMW正規ディーラーでのBMWダイナースカードの利用金額に対して、貯まっているダイナースクラブ リワードポイントを充当できます。
5,000ポイント以上100ポイント単位で、1ポイント1円として使えます。ダイナースのポイントはマイル以外は1ポイント0.3円~0.4円程度となってしまいますけれども、これだと1ポイント1円となります。
BMW正規ディーラーでBMWダイナースカードを利用した後に、利用するポイント数をダイナースクラブ コールセンターに連絡する流れとなります。
毎月月末までの申し込み受付分を、翌月以降の利用代金明細上に「ダイナースクラブ リワードポイント・キャッシュバック・プログラムご利用分」としてマイナス金額が表記されます。
引き落とし月のお支払い金額から相殺されます。引き落としが発生しない月にキャッシュバックが行われることになった場合は返金されます。
BMWダイナース会員限定ポイント交換プログラム
貯めたダイナースクラブ リワードポイントを魅力的なBMWグッズと交換できます。
ポイント数 | アイテム名 | 特徴 |
---|---|---|
4,500 | BMW/サンバイザー | 眩しい日差しを効果的に遮るクラシックなサンバイザー |
10,500 | BMW/GOLF SPORT ギフトセット | Titleist製ゴルフ・ボール プロV1(3個)/グリーン・フォーク(1個)/ BMWロゴ・ボール・マーカー(1個)/ゴルフ・タオル(1枚)/ティー(グリーン/ホワイト各5本ずつ) |
50,000 | BMW/ゴルフ・バッグ | 特許取得のOGIOアクア・テクノロジー(超軽量、防水性) |
BMWオリジナルグッズ プレゼント
年間で合計100万円以上BMW ダイナースプレミアムを利用すると、毎年「BMWオリジナルグッズ」がプレゼントされます。
2019年(2020年3月プレゼント送付分)から、BMWの車両購入代金は対象外となります。
BMWオリジナルグッズは集計期間の翌年3月末頃に届きます。集計期間後に退会・カード切替を行ったら進呈対象外となるので注意しましょう。
BMWの車両の購入が可能
BMWダイナースカードは、BMW正規ディーラーでのBMW車の車両購入代金の決済にも利用できます。ただし、ポイント還元率は半減して0.5%となります。
車両の購入は、個人カードはカードの名義と車両の名義が同一であること、ビジネス・アカウントカードの場合は登録の会社の名義であることが条件になります。
2013年10月1日以降は、車両本体代金の決済はBMWダイナース限定のサービスとなりました。車両整備や部品など、車両本体代金以外の支払いは、他のダイナースクラブカードでも可能です。
2018年7月16日以降はBMW車両の購入代金決済時は、ダイナースクラブ リワードポイント還元率が改悪となりました。
BMW プレミアム ダイナースカードは100円あたり2ポイント(2%還元)から1ポイント(1%還元)、BMW ダイナースカードは1%から0.5%還元に改悪となります。
三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカード
三井住友信託銀行は「三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカード」を発行しています。昔のシティバンク ダイナースクラブプレミアムカードと類似した後継カードです。
シティバンク時代は5000万円の預金を預け入れるとブラックカードを発行できるというパワープレイが可能でした。三井住友信託銀行になってからも同様の取扱いとなっている可能性があります。
ちなみにスルガVISAインフィニット、三菱UFJニコスのブラックカード「Recognized VIP」も、銀行と多額の取引があると、インビテーションが届きます。
したがって、基準は変化する可能性はありますけれども、三井住友信託銀行の上顧客にはインビが届く可能性が極めて高いです。
ダイナースのブラックカードを手っ取り早く取得する手段は、三井住友信託銀行との多額の取引です。
これが独自の特徴です。後は初年度のみ年会費が半額になるのがメリットです。ただし、カード右上に三井住友信託銀行のロゴがデカデカと入る点に留意が必要です。
終了カード
シティバンク ダイナースクラブ プレミアムカード(SMBC信託銀行ダイナースプレミアム)は、5000万円の預金を預け入れると獲得できるのが独自メリットでした。
三井住友FG(三井住友銀行)がシティバンク銀行を買収してSMBC信託銀行となり、プレスティア(PRESTIA)のブランドで事業展開しています。
シティ時代はダイナースクラブカードとシティバンクは同じグループで密接な関係がありましたが、現在は別企業となっており距離が出ました。
三井住友信託銀行と三井住友銀行は同じ住友グループ(旧・住友財閥)であり、両社ともに白水会(住友グループの主要会社の社長が参加する会)の構成企業です。
しかし、仲が今ひとつであることで有名であり、むしろ敵対関係のような様相を呈しています。
SMBC信託銀行と三井住友トラストクラブも、クレジットカードにおける業務提携を終了しました。
ただし、既に発行されたクレジットカードは引き続き有効期限まで利用できます。以下のとおりカード名称が変更になり、有効期限時に届く新カードはプロパーカードとなります。
- SMBC信託銀行 ダイナースクラブカード→ダイナースクラブカード
- SMBC信託銀行 ダイナースクラブカード フューチャーポジティブ→ダイナースクラブカード
- SMBC信託銀行 ANAダイナースカード→ANAダイナースカード
- SMBC信託銀行 ダイナースクラブ プレミアムカード→ダイナースクラブ プレミアムカード
その他、ジャガーダイナースプレミアムカードとオーデマ ピゲ ダイナースクラブ プレミアムカードがありました。
ジャガーの方はジャガーXJ/XKオーナーを対象にして発行されたクレジットカードです。
オーデマ ピゲの方は、オーデマ ピゲ ブティック 銀座だけの優待サービス等が付帯されたダイナースのブラックカードです。
- オーデマ ピゲ ブティック銀座の各種優待サービス
- 銀座クラブサロンでのシャンパン&シガーサービス(要予約)
- オーデマ ピゲ主催のパーティー、イベントへの招待
- オーデマ ピゲ スイス本社への優待
レアなセレブ・イベントやパーティーに参加可能
オメガのスピードマスター60周年記念イベントが開催されました。ダイナースプレミアムの保有者から2名が参加でき、お声がけいただくことができました。
俳優の三浦翔平さんも出席しており、プライベートで愛用している「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン メテオライト」を腕につけて登場なさっていました。
その他、超有名アイドル、スポーツ選手、著名人がいて、セレブで凄いの一言でした。オメガらしい華やかさでした。宇宙のような演出がありました。
セレブばかりが参加しているイベント・パーティーで、シャンパンや美味しい食事を堪能できました。
以前はプラダのカクテルパーティーへの招待がありました。
ダイナースプレミアムを保有して、興味がある分野についてコンシェルジュとコンタクトを取っていれば、このようなスペシャルなイベントに招待される機会が生じてきます。
ブラックカードならではのお金では買えないプライスレスの貴重な体験が可能です。高級カードの醍醐味です。
知り合いは高級車のパーティー・イベントに招待されたそうです。ダイナースならではの傑出したイベントで特筆に値します。
まとめ
ダイナースのブラックカードは、プロパーのダイナースクラブ プレミアムカードの他、ANA、三井住友信託銀行、BMWとの提携カードがあります。
年会費が高いのはANAダイナース プレミアムカードですが、ANAプレミアムカードの特典が魅力的です。
逆に初年度年会費半額の特典がいい場合、いち早くブラックカードを取得したい場合は、三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカードが候補となります。
BMWの車両本体をクレジットカード決済したい場合は、BMW ダイナース プレミアムカードが候補となります。
ダイナースクラブ プレミアムカードは年会費が高いものの、卓越した圧巻の特典・メリットが揃っており、最上級のステータスがあるブラックカードです。
お得なメリットが満載のクレジットカードです。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ANAマイル付与率1.5%~2.0%の最強のポイント
- 年会費13万円(税抜)のTRUST CLUB ワールドエリートカードとほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」が無料
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
- プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員
- レストランのコース料理が1名分無料(日本最高の数のプレミアム・エグゼクティブ・ダイニング)
- 有名俳優・アイドルなどスーパーVIPが集うパーティー、プラダのカクテルパーティーなどスペシャルなイベント
- 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も)
- 希少なダイニングイベントの先々行予約が可能
- ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ
- 大丸東京の「D’s ラウンジトーキョー」
- 乗馬が年4回無料
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料(家族会員も)
- 無制限で世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 誕生日プレゼント
- 医療相談と法律・税務相談
- Marriott Bonvoy、アマンの特別優待
- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
- LeaLeaトロリーなどハワイ旅行での優待
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- スパ・エステ優待
- H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- コート預かりサービス(成田・羽田・中部・関空)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
2%という圧巻のポイント還元率(マイル付与率)は大きなメリットです。ポイントの有効期限がなく、マイルを無期限で貯められます。
年間200万円利用しただけで、4万ポイント(4万マイル)が貯まります。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
毎年ビジネスクラスで海外に行くことが可能ですし、遠距離のファーストクラスに向けてコツコツと貯めることもできます。
ダイナースクラブ プレミアムカードで決済していくと、ビジネスクラス・ファーストクラスに乗れるマイルが自然に貯まっていきます。
特典の豊富さには身震いする程であり、保有していると新しい世界へ雄飛できます。
コンシェルジュでは、誰にでも平等で1日24時間しかない時間を節約することが可能です。
ビジネスマンや相場を常に監視するスタイルの専業投資家にとっては、時間は命・お金と並んで貴重です。そんなプライスレスの時間を省くことができるのが絶大なメリットです。
ダイナースクラブらしいダイニング特典は秀逸の極みとなっています。レストランのコース料理1名分無料サービスのレストラン数は、アメックス・JCB・三井住友カードを凌駕して圧倒的No.1となっています。
おもてなしプラン、会員限定のダイニングイベントも充実しており、レストランウィークでは先々行予約が可能です。
一休.comのダイヤモンド会員では、部屋のアップグレード、冷蔵庫飲み放題、フィットネスクラブや貸切スパのサービス、レイトチェックアウト・アーリーチェックインなどのベネフィットを受けられます。
特定のホテルグループではなく、日本国内の幅広いホテルが対象で、中にはリーズナブルなホテルもあるのがメリットです。
H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」、プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員、Marriott Bonvoy・アマンの特別優待、ダイナースクラブのプレミアム会員限定のトラベル優待も受けられます。
コートお預かりサービスは、中部だけではなく、成田・羽田・関空も対象なので非常に使いやすいです。アメックス・センチュリオンでさえも中部のみです。
手荷物無料宅配は往復です。海外旅行先でのサポートも万全であり、保険も全世界のクレジットカードの中でもトップクラスのクオリティです。
国内・海外旅行傷害保険は、基本カードの家族のみならず、家族カード会員の家族も対象である点はブラックカードならではの利点です。
外貨盗難保険、キャンセル保険、ゴルファー保険に加えて、交通事故傷害保険/賠償責任保険付きが付帯しており、自転車保険に入る必要がなくなります。
ダイナースのブラックカードの魅力は時空を超越したパワーがあります。キャッチフレーズの「人生を極めるその手に。」が極めて適格にカードの魅力を表現しています。
「世界でただひとつ、あなただけの物語」を豊かに彩るクレジットカードです。「これが俺の物語だ」という人生を共にするのにふさわしいブラックカードです。
カード中央の「Premium」の輝きはダイヤモンドのような煌めきを放っています。ジョジョで喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなスーパーカードです。
ダイナースクラブ プレミアムカードへの道はダイナースクラブカードから始まります。
生活のあらゆる決済をダイナースクラブカードに集中させていけば、インビテーションが届く可能性が高まります。
決してハードルは高くありません。1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
カード入会後に年200万円以上利用してからサポートデスクに電話したら、無事にプレミアムカードを発行できた事例があります。
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ダイナースクラブカードは本物のこだわりを語るステータスカードです(おすすめのダイナース一覧)。
ダイナースは流麗な制度が満載であり、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
日本料理 未在、銀座 小十、Fujiya 1935、日本料理 龍吟、青空など至高の予約困難店でキャンセルが出た席を予約できるダイニングサービスもあります。
SAKE COMPETITIONの上位入賞酒が飲み放題、秀逸な料理の食べ放題のパーティーにポイントで参加することも可能です。
通常のダイナースクラブカードにも幾多の特典があり、プラチナに肉薄しているハイ・クオリティーカードです。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 年会費3千円のTRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同一のダイナースクラブ コンパニオンカードが無料
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
ダイナースクラブカードの具体的なスペックについては以下で徹底解説しています。
以前にダイナースの五十嵐 幸司 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、高いステータスの秘訣、クラブメンバーシップ・哲学など多様な角度で聞き倒しています!
日本国内ではダイナースが使えないお店はごくたまにしかありません。メインカードとしてガンガン利用可能です(おすすめのダイナース一覧)。
ダイナースクラブカードを保有して特典を活用していくと、お得なベネフィットで生活を豊かに彩ることができます。人生が眩い程に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
ダイナースクラブカードには、銀座でお得な優待特典がある「銀座ダイナースクラブカード」もあります。ダイナースクラブ プレミアムカードの特典も一部利用可能なのが最大の魅力です。
夫婦で保有する場合はダイナースクラブカードよりも年会費が安くなります。
ANAマイルに無期限・無制限で移行でき、ANAワイドゴールドカード特典もあるANAダイナースカードもあります。
ダイナースプレミアム以外のブラックカードと比較検討したい場合は以下をご参照ください。その他、おすすめのブラックカードについては、以下で徹底的に解説しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
もう少し年会費を抑えたい場合はプラチナカードが候補となります。勇者のような万能戦士から、一芸に秀でたカードまで、多数のハイ・クオリティー・カードあります。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。