リボ払い専用のクレジットカードが増加しています。年会費無料、ポイントやマイル等の還元率が高還元、付帯保険・サービスも充実しているのが特徴です。
リボ払いを利用すると金利手数料が発生するため、基本的にはおすすめできないタイプのクレカです。
ただし、中にはカードの利用代金を一括払いすることでリボ手数料が無料になったり、少額のリボ手数料を発生させると利用額全額がポイントアップするリボ払い専用カードもあります。
目次
リボ払い専用のクレジットカードの特徴と注意点
クレジットカードの利用金額の支払い方法は、大別すると1回払い、ボーナス1回払い、分割払い、リボ払いの4種類です。
このうち手数料が無料で得しかないのは、1回払いとボーナス1回払いです。中には2回払い・ボーナス2回払いも手数料無料のクレジットカードもあります。
分割払いとリボ払いは年利10%~18%程度の金利・手数料が発生するので、できる限り避けるのが無難となっています。
リボ払いは毎月の支払い金額が一定となるので、キャッシュアウトが定額となるのがメリットです。
しかし、デメリットは金利手数料が発生する点です。この認識がないと、高額の費用を支払うことになり、残高が減らないという陥穽に嵌まるケースもあるので注意しましょう。
リボ払いは残高に応じた一定金額、もしくは設定した金額を毎月支払っていく支払い方法で、主に以下3種類があります。
- 定額リボ払い:利用金額がいくらであろうが、設定した金額を毎月支払う方式
- 定率リボ払い:残高に対して設定した一定の割合を支払う方式
- 残高スライドリボ払い:リボ払いの利用残高によって支払い金額が増減
リボ払い専用カードで採用されることが多いのは、「定額リボ払い」と「残高スライドリボ払い」の2つです。
このうち残高スライドリボ払いの方が、長期間に渡って残高が残り、手数料が膨らむ傾向にあるので、利用する際にはより一層の細心の注意が必要です。
「利用金額<リボ払いの設定金額」の場合は、1回払いとなって手数料無料というカードが多いですが、中には初回から手数料が発生するリボ専用カードもあります。
「利用金額>リボ設定金額」の場合、設定金額だけを支払い、残りは翌月以降に繰り越すことになります。
設定金額を上回る利用を続けると、雪だるま式に残高が増え続けて、返済が長期化しリボ金利手数料の負担が重くなるデメリットがあります。
支払いを先送りする必要がある場合は、ボーナス1回払いの活用をおすすめします。
カード会社によって異なりますが、最長で8ヶ月前後も支払いを先送りできます。できるだけこれらを利用するのが望ましいです。
しかし、やむを得ずリボ払いを使わざるを得ない場合は、少しでもオトクなリボ専用カードを利用するのがベターです。
また、お金に困っていなくてリボ払いの利用が不要でも、少しの工夫で手数料を無料にしたり、低コストでポイント・マイル2~3倍の特典を享受でき、むしろお得でコスパ良好なリボ専用カードも存在しています。
リボ払い専用カードは、大多数のクレジットカードが年会費無料となっています。
にもかかわらず、年会費無料のクレジットカードとしては異例の高還元率となっています。
リボ払い専用カードの中には初回の支払いは手数料無料で、「毎月の支払い金額=利用限度額」に設定できたり、会員サイトで毎月の金額を変更できるクレジットカードがあります。
また、リボ払い設定金額を超える部分はPay-easy(ペイジー)、ATMなどで一括返済できるクレジットカードも存在しています。
これらを活用して、リボ払い専用カードの利用金額=毎月の支払額としたり、あるいは発生するリボ金利手数料を少額にすることで、高い還元率を得る裏技があります。
どうしてもリボ払いを使わざるを得ない場合のリボ専用カードとしては、以下のクレジットカードが候補となります。
以下、リボ払い専用カードの中で特におすすめのクレジットカードについて、ブレイク・ダウンします。
JCB CARD R
JCB CARD Rというクレジットカードが2018年9月3日から募集開始しました。リボ払い専用のJCB ORIGINAL SERIESのカードです。
年会費は無条件で無料となっており、ポイント還元率が基本2倍に優遇されています。
ショッピングリボ払い手数料の支払いがある場合、ポイント4倍となります。Oki Dokiランドを利用すると更にネット通販でポイント還元率がUPします。
特に特約店(JCBオリジナルシリーズパートナー)では屈指の高還元に昇華します。
代表例はAmazon、セブン-イレブン、高島屋、AOKI、apollostation、スターバックス、小田急百貨店、ワタミグループ等です。
また、最高2000万円まで補償される海外旅行傷害保険が付帯しており、QUICPayも利用可能です。QUICPay(nanaco)ならセブン-イレブンでは還元率2.5~3.5%となります。
ショッピングリボ払いの返済方法は、残高スライドゆとりコース or 残高スライド標準コースのみです。
コース | 利用残高 | 毎月のお支払い金額 |
---|---|---|
ゆとりコース | ~100,000円 | 5,000円 |
100,001円~500,000円 | 10,000円 | |
500,001円~1,000,000円 | 15,000円 | |
1,000,001円~ | 20,000円 | |
標準コース | 100,000円以下 | 10,000円 |
※以降10万円加算毎に+1万円加算 |
2018年まで支払い名人などで一部カードが利用できた全額コースを選択できないため、利用可能枠=毎月のリボ払いの支払い額という設定は不可能です。
初回の支払いも手数料が発生するので、利用残高>5千円か1万円ならリボ払いの費用が発生します。
したがって、毎月の利用額が5,000円もしくは10,000円ちょいという方、どうしてもリボ払いを利用する必要がある方以外は、他のクレジットカードの方がおすすめです。
18歳以上39歳以下の方なら年会費無料でいつでもポイント2倍のJCB CARD W、JCB CARD W plus Lがおすすめです。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料かつ高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
JCB CARD Rは、信頼・安心・安全があるプロパーカードであり、日本発祥の国際ブランドのクレジットカードです。
更にポイント還元率がアップする特典があります。基本ポイントが2倍(1.0%)になり、リボ手数料が発生した月は4倍(2.0%)となります。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
年会費無料の高還元カードだと、コールセンターに電話しても長い時間、話し中で待たされることが多いです。しかも、携帯電話の無料通話対象外のナビダイヤルのこともあります。
JCBカードのコールセンターは携帯電話の無料プランの対象であり、かつ待ち時間も短めです。
JCB最上級のブラックカードであるJCB THE CLASSは、インビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。
将来的にコスパ最強のブラックカードを保有したいと思う場合は、JCB THE CLASSを視野に入れて、JCB CARD Rで若いうちからクレジット・ヒストリー(クレヒス)を積み上げていくと、審査が通りやすくなります。
JCB CARD Rは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。入会後3ヵ月間の利用がなんとポイント6倍になります。
ポイントサイト「ハピタス」を経由して入会すると、更にキャッシュバック・Amazonギフト券・共通ポイント等に交換できるハピタスのポイントも獲得できます。
「JCB ORIGINAL SERIES R」で検索すると出てきます。
時期によってポイント数は異なりますが、数千ポイントを得られるのでお得感があります。
公式サイトハピタスの詳細
セディナカードJiyu!da!
セディナカードJiyu!da!は年会費が無料のリボ払い専用カードです。
基本還元率は0.5%で、セブン-イレブン・イオン・ダイエーでは毎日ポイント3倍(還元率1.5%)となります。スーパーでお得なクレジットカード、コンビニでお得なクレジットカードの一角です。
セディナポイントUPモールを経由してAmazon等のネット通販を利用すれば、還元率が3倍以上となってパワフルです。
リボ払い専用カードですが、ショッピング利用分については、初回請求時の手数料は無料です。ショッピングの支払いコースはカード利用額の範囲内で、5,000円以上5,000円単位で変更ができます。
つまり、カードの利用金額とリボ払いの毎月の支払額を同額に設定すれば、手数料は完全無料で一回払いと同様に使えます。
全額一括払いで手数料を無料にするための設定については、以下で丹念に解説しています。
セディナカードは海外キャッシングのコストを最低水準に引き下げることができて、海外ATMでの現地通貨引出しが魅力的なクレジットカードです。
セディナカードの一般カードの違いについて、主な項目を表にまとめます。
項目 | セディナカードJiyu!da! | セディナカードクラシック | セディナカード | セディナカードファースト |
---|---|---|---|---|
年会費(本人会員) | 無料 | 1,000円(税抜) | 無料 | 年1回の利用で無料 |
年会費(家族会員) | 無料 | 300円(税抜) | 無料 | 年1回の利用で無料 |
タイプ | リボ払い専用 | 通常 | 通常 | 18歳~25歳限定 |
セブン-イレブンでポイント3倍 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ダイエー・イオングループでポイント3倍 | ◯ | ◯ | - | ◯ |
セディナポイントUPモール | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ショッピング保険 | 50万円 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
国内旅行傷害保険(利用付帯) | 最高1000万円 | 最高1000万円 | - | 最高1000万円 |
海外旅行傷害保険(利用付帯) | - | 最高1000万円 | - | 最高1000万円 |
パッケージツアー割引 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
三井住友銀行のATM手数料無料 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
QUICPay | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プラスEX | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
nanacoチャージでポイント付与 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
モバイルSuicaとSMART ICOCA | ポイント付与 | ポイント付与 | ポイント付与 | ポイント付与 |
キティちゃんのカードデザイン | ◯ | ◯ | - | ◯ |
チケットセディナ(会員限定割引あり) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
セディナカードの一般カードの中で最もお得なのが「セディナカードJiyu!da!」です。本人会員・家族会員のいずれも年会費が無料です。私も保有しています。
セブン-イレブン・ダイエー・イオンでのポイント3倍の特典もあってお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニ・スーパーでお得なカード」としてセディナカード Jiyu!da!を挙げられていました。
リボ払い専用カードを持ちたくない場合、年会費完全無料の「セディナカード」がおすすめです。
学生ですとセディナカードファーストも候補となります。年会費がかかっても充実の特典を望む場合はセディナカード クラシックが候補です。
ファミマTカード
ファミリーマートが発行している「ファミマTカード」というクレジットカードも、nanacoチャージがポイント付与の対象です。
年会費は無料でカード利用によってVポイントが0.5%貯まります。
カード利用で貯まるVポイントは1ポイント単位で使えるので、nanacoチャージ用のサブカードとしても活用しやすいです。
しかし、ファミマTカードは2019年6月~7月にかけて、相次いでポイント3倍のカードの日・ファミランク等の特典が終了して妙味はなくなりました。
なお、ファミリーマートでは楽天ポイントカードとdポイントが導入されます。
三井住友カード RevoStyle(三井住友カード)
三井住友カード RevoStyle(リボスタイル)は、信頼・安心・安全がある三井住友カードのプロパーカードです。
年会費は完全無料で、還元率もリボ払いの手数料発生時は1%の高還元カードです。
また、リボ金利手数料は9.8%となっているので、一般的な実質年率15.0%よりも5.2%低いのがメリットです。
三井住友カード RevoStyleでカードショッピングすると、リボ払い手数料の請求がある月は、ポイント還元率が1.0%となります。
しかし、実質年率9.8%のリボ払い手数料が発生するので、還元率よりも手数料の方が高くなって、結局のところはお得になりません。
また、年間のショッピング利用金額に応じて、翌年度のポイント付与率がアップします。
ポイントUPモールを使うと、Amazon・楽天・LOHACO・Yahoo!ショッピング・ベルメゾンなどのネット通販だとポイント還元も増加します。
ポイントは多種多様な商品と交換できるので、現金同様に使えて便利です。事前チャージ不要の電子マネーのiDが使えてポイントが付与されるのも便利です。
三井住友VISAカードは、高度な暗号化技術によるセキュリティー機能に優れたICカードであり、偽造が困難です。
2013年8月に某有名掲示板からカード情報を含んだ情報流出が発生した際にも、「不正利用を24時間体制で監視し、万が一、不正使用され被害が発生した場合にもすべて補償する」というリリースをいち早く発表しました。「神対応」と呼ばれました。
セキュリティ専門の部署があり、独自の不正検知システムが24時間365日稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックしています。
不正検知システムの精度は高く、すり抜ける不正使用は極めて少なくなっているようです。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。三井住友カードにインタビューした際に頑健性を強く感じました。
三井住友カード RevoStyleは三井住友カードが発行していることから、心の底から安心して使えるクレジットカードです。
プロパーカードならではのサポートもしっかりしています。ショッピング保険もあります。
三井住友カードの安心、1.0%還元、年率9.8%と低いリボ手数料が魅力的です。リボ専用カードの中では有力な候補です。
公式サイト三井住友カード RevoStyle 当サイト限定キャンペーン
アコムACマスターカード
アコムACマスターカードは、年会費が無料で0.25%のキャッシュバックを受けられるのがメリットです。
利用代金をアコムのATM、会員サイト(Pay-easy)、店舗の窓口で支払うことが可能です。
ただし、ポイント還元率が低く、かつリボ払い専用カードなので、うっかり支払いを忘ると雪だるま式に残高が膨れ上がるリスクがある点がマイナスポイントです。
初回のリボ金利手数料は無料なので、利用額全額を毎月返済すれば、通常のクレジットカードと同様にコスト0円で利用できます。
なお、アコムACマスターカードは海外キャッシングした際、即時に会員サイトから繰り上げ返済できるので、金利手数料を0円にすることが可能です。
発生するのは国際ブランドの僅かな為替コストのみであり、これはどんな手段でも発生します。
幾多のクレジットカードの中でも最低コストでエッジが効いており、外国のATMでの現地通貨引き出し目的で作成するのは極めて有効です!
アコムACマスターカードは即日発行が可能となっており、迅速に作成できるので、海外旅行が間近という場合でも発行できます。
Orico Card THE POINT UPty
「Orico Card THE POINT UPty」(オリコカード ザ ポイント アプティ)は、オリコが発行している高還元率のクレジットカードです。
年会費無料で1%のポイント還元率、MastercardのTaste of Premiumを利用可能である点にメリットが大きいクレジットカードです。
コース料理1名分無料サービス「ダイニング by 招待日和」、会員制ゴルフ、国際線手荷物無料宅配は対象外ですが、それでもお得です。
他方、リボ払い専用カードである点に留意が必要です。初回のリボ手数料は無料となっています。利用した金額が設定した返済金額以内であれば、すべて1回払いとなります。
設定額を超えて利用した場合には自動的に超過分が翌月以降に繰り越され、リボ払いとなって実質年率15.0%のリボ手数料が発生します。
新規ショッピング利用の合計額が毎月の返済金額以内であれば、手数料は無料です。できる限り利用額<毎月の支払い設定額となるようにしましょう。
利用残高がどうしても支払い設定額を超えてしまう場合、毎月の最低返済額(ミニマムペイメント)は下表の通りとなります。
利用代金残高 | ショッピング 利用分(弁済金) | キャッシング | |
---|---|---|---|
利用可能枠50万円以下 | 利用可能枠80万円以上 | ||
100,000円以下 | 3,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
100,001円~200,000円 | 6,000円 | 20,000円 | |
200,001円~300,000円 | 9,000円 | 15,000円 | |
300,001円~500,000円 | 15,000円 | 30,000円 | |
500,001円~800,000円 | 24,000円 | - | |
800,001円~1,000,000円 | 30,000円 | ||
1,000,001円~1,500,000円 | 40,000円 | 40,000円 | |
1,500,001円~2,000,000円 | 50,000円 |
入会から半年間はなんとポイント還元率が+1%となり、一般加盟店で2%、オリコモール経由でのネット通販では2.5%以上となります!
半年以内に大きな出費がある方、キャンペーンでオリコポイントをゲットしたい方にも向いています。
以下の公式キャンペーンページからのご加入で、入会キャンペーンが適用されます。カード発行手数料・初年度の年会費は永年無料です。
↓
Orico Card THE POINT UPty 公式キャンペーン
Ponta Premium Plus
Ponta Premium PlusはクレジットカードとPonta一体型でPonta加盟店にてポイント2重取りが可能なのが特徴です。
リボ払い専用カードと一般カードの2種類があり、リボ専用タイプのメリットは以下のとおりです。
- 還元率が常に2.0%(100円あたり2ポイント)
- 無条件で年会費が無料
- ETCカードは発行手数料・年会費が無条件で無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯で、傷害・疾病治療費用保険が200万円と充実
リボ払い専用カードの中でも高還元なのがメリットです。
一般カードの方もハイスペックとなっており、メインカードとしても使えるハイ・クオリティー・カードです。
P-one Wiz
P-one Wizは年会費が完全無料のリボ専用カードです。初回の手数料は無料なので、毎月の支払い金額=利用限度額という一括払いの設定を行えば、リボ手数料無料で使えます。
還元率は1.4%であり、1.4%のうち1%は自動的に請求額から1%割引となるので利便性が高いです。残り0.4%はポケットポイントです。
厳密には1%OFFされた利用金額に対してポケットポイントが付与されて、99%×0.4%になるので、ポイントの還元率は0.396%。合計で1.396%還元となります。
ポケットカードはP-one Wiz以外には、「P-one FLEXY」というリボ払い専用カードもあります。
ただし、こちらは初回からリボ金利手数料が発生する仕様となっている点に注意が必要です。
リボ払い専用カードに抵抗がある場合、還元率は落ちますが、1%還元で自動キャッシュバックのクレジットカードであるP-one カード Standardがおすすめです。
DCカード Jizile
DCカード Jizile(ジザイル)とは、三菱UFJニコス株式会社が発行しているリボ払い専用カードで、年会費が完全無料です。
還元率はポイント交換先によって変わり、利便性が高いポイント・キャッシュバック・金券類だと0.9%~1.5%です。
DCカード Jizileはリボ払い専用のカードですが、月5万円までリボ払いの金額を設定できます。初回はリボ手数料がかからないので、月5万円迄であれば、普通のクレカと同じように手数料無料で使えます。
また、5万円超の場合も会員サイト「DC Webサービス」で手続きするか、サポートデスクに連絡すれば、リボ払いの金額を上げて手数料無料にできます。
ただし、毎月の手続きが必要な点がデメリットで、うっかり忘れると高額のリボ手数料が発生しかねない点がデメリットです。
DCカード Jizileは、au WALLETと非常に相性が良いクレジットカードです。auユーザーなら作成するとお得です。詳細は以下で徹底解説しています。
JCB EIT(2019年4月15日新規募集終了)
JCB EITは年会費無料で海外旅行保険自動付帯の特典に加えて、還元率が1%と高くてメインカードとしても利用できます。JCBのOki Dokiポイントが貯まります。
リボ専用カードですが、初回のリボ手数料は無料です。リボ払いの金額を利用限度額に設定すれば、常に1回払いと同じように使えて手数料なしで維持することが可能です。
年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となり、翌年度のポイント還元率がアップします。
スターβだと、1,000円ごとに2.1ポイント貯まるようになり、還元率が1.05%となります。
スターαだと、1,000円ごとに2.2ポイント貯まり、還元率が1.1%となります。
JCB EITはカードフェイスも華やかです。その他詳細は以下で徹底解説しています。
まとめ
リボ払い専用のクレジットカードが増加しています。年会費無料、ポイントやマイル等の還元率が高還元、付帯保険・サービスも充実しているのが特徴です。
リボ払いを利用すると金利手数料が発生するため、基本的にはおすすめできないタイプのクレカです。
しかし、やむを得ずリボ払いを使わざるを得ない場合は、少しでもバリューが高いリボ専用カードを選択するのがベターです。
また、お金に困っていなくても少しの工夫で手数料を無料にしたり、低コストでポイント・マイル2~3倍の特典を享受でき、むしろお得でコスパ良好なリボ専用カードも存在しています。
カードの利用代金を一括払いすることでリボ手数料が無料になったり、少額のリボ手数料を発生させるという戦略が有効なクレカがあります。
この「むしろお得型リボ専用カード」を使う場合は、初期設定や毎月の支払額調整を忘れずに実施するようにしましょう。
また、どうしてもリボ払いを使わざるを得ない場合のリボ専用カードとしては、以下のクレジットカードが候補となります。
- JCB CARD R:JCBの充実の特典
- Ponta Premium Plus:2%ポイント還元
- R-styleカード:リボ手数料が年率9.9%と低め
- P-one FLEXY:1%キャッシュバック+ポイント
リボ払いを使わなくても特に問題ない場合は、通常のクレジットカードがおすすめです。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。