クレジットカードの最上級カードのカテゴリーは「ブラックカード」です。
はっきりとした定義はありませんが、一般論としてはプラチナカードの上位カードで利用限度額が極めて高く、特典が充実しているクレジットカードの総称となっています。
ANAカードにブラックカードがあるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこでANAブラックカードの種類、特典、マイル還元率から、年収・審査まで徹底的に解説します。
ANAブラックカードの種類
ダイナースクラブカードが発行しているANAカードの上位カードとして、ANAダイナース プレミアムカードというクレジットカードがあります。
ANAダイナースプレミアムはインビテーション制で、ダイナースのブラックカードであるプロパーのダイナースプレミアムと共通の特典を利用できます。名実ともに確かなANAブラックカードです。
ANAダイナース プレミアムカードは、ANAダイナースカードの保有者にインビテーションが届きます。
カード入会後に年200~350万円程度利用してからサポートデスクに電話したら、無事にプレミアムカードを発行できた事例があるので、突撃も可能となっています。
ダイナースのANAブラックカードというと、とてつもなくハードルが高いイメージがありますが、多くの方にとって現実的な水準となっています。
年収も500万円以上あればANAダイナースカードの審査に通過するので、その後に年250万円程度利用すればアップグレードが可能となります。
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは自己申し込みが可能なので、ブラックカードの条件として「原則としてインビテーション制」という項目を設けると該当しなくなります。
ただし、カードフェイス、年会費、スペックに鑑みると、実質的にブラックカードと解釈することも可能です。
ANAアメックスの最上級カードであり、利用限度額を柔軟に調整しています。
以下、各ANAブラックカードの詳細について、ブレイク・ダウンします。
ANAダイナース プレミアムカード
ANAダイナース プレミアムカードは、ダイナースクラブのブラックカードであり、幾多のクレジットカードの中でも最高峰のラグジュアリー・カードです。
本会員の年会費は155,000円(税抜)で、 家族カードは何枚でも年会費無料です。
カードショッピングで貯まるマイル還元率は、一般加盟店では1.5%、ANAグループ(航空券等)は2.5%です。
ANA航空券の購入では、ANAカードマイルプラスでの自動積算マイル+ポイント移行マイルの合計で4.5%還元とファンタスティックです。
ANAグループ以外でも、面倒な手間なしにマイル付与率が1.5%~2.5%と卓越しており、ダイナースの特約店では更に+1%となります。
プロパーのダイナースクラブ プレミアムカードと共通の特典を利用可能です。
ANAダイナース プレミアムはコンシェルジュサービスが秀逸です。「プレミアム専用デスク」では、24時間365日、カード会員からの要望を電話で受ける体制が構築されています。
ダイナースプレミアムのコンシェルジュは幅広い依頼事項に対応しており、カード決済とは無関係な依頼も可能でファンタスティックです。
エルメスのレアなアイテム(型番や色)等まで細かく在庫検索でき、日本にはなくて香港にはあるアイテムをゲットできたという事例もあります。
私はJALの上級会員資格取得のためのJGC修行を行ったのですが、JALグローバルクラブの条件をクリアしてJGCカードを獲得できる最短フライトルートの調査も依頼できました。
アメックス・プラチナではNGとされた事項がダイナースプレミアムならOKというケースが多々あります。幅広い内容の依頼が可能なのが素晴らしいです。
希少な日本酒の在庫探索を依頼した時は、その年の入荷が開始する半年後に、改めて問い合わせてくれるご対応をしてくれました。他社クレジットカードは在庫なしの連絡だけだったので、ファンタスティックです!
iPhoneを発売日に入手する方法についても、以前に入念に調査してくれて案を提示してくれました!
JCB・三井住友カード・セゾンカードのコンシェルジュよりも遥かによく調べてくれて、他ではなかった提案をしてくれました。
この件に関しては他のプラチナカードと比較して、ANAダイナース プレミアムのコンシェルジュの対応がずば抜けて優れていました。
ロレックスの在庫確認を依頼した際には、来店する日時に在庫確認を合わせましょうという、購入に直結しうるレコメンドがありました(現在は問い合わせ不可)。
また依頼した事項(東京23区の店舗での在庫確認)以外についても調べてくれて、貴重な付加情報をもらえて大満足の対応をしていただきました。
ANAダイナース プレミアムには「ダイナースクラブ プレミアム エグゼクティブ・ダイニング」というサービスがあり、通常のダイナースクラブ会員では対象外のレストランがラインナップに加わっています。
便利なホテル内の贅を尽くしたラグジュアリーなレストランもあり、舌鼓を打つことができて利便性も高いです。
もちろん、平ダイナース会員のコース料理1名無料サービス「エグゼクティブ・ダイニング」も利用可能です。
また、ANAダイナース プレミアム限定の「おもてなしプラン」を利用できます。
一例としては、アルマーニ リストランテ銀座、ベージュ アラン・デュカス 東京、Jean-Georges Tokyo、青山 仁、ひらまつ、リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダなど至高の名店が揃っています。
ダイナースクラブカードには「料亭プラン」があり、通常は予約しづらい料亭や一見さんお断りの料亭を予約できます。
ANAダイナース プレミアムには、プレミアム会員限定の特典がある料亭が用意されています。
ANAダイナース プレミアムを保有していると一休.comプレミアサービスの最上級会員(ダイヤモンド)になれます。
提携のプレミアホテル・旅館を前日までに予約すると、部屋のアップグレード、館内クレジット、ドリンクサービス・ウェルカムギフト、ジム・スパ・サウナなど嬉しい特典やサービスを享受できます。
パークハイアット東京では幾多の高級ホテルの中でも、一際クオリティが高いスパ「クラブ・オン・ザ・パーク」を無料で利用できます。レイトチェックアウト等の特典もあります。
特に強力なのがスイートルームの上級会員限定プライベートセールです。
時として10万円近くお得になることがあります。年2回使えば年会費よりも余裕でお得になります。
一例としてマンダリンオリエンタル東京では、ポイント最大10倍&アップグレードの強烈コンボのセールがあり、合計95,000円(税・サ込)でした。
宿泊税を考慮すると95,400円で、10,450円相当のポイントがつくので実質84,950円です。
公式サイトでは同じ日は204,086円ですので、119,136円も圧倒的にお得です。
ただし、一休.comの方はチェックインの時間が1時間遅いというデメリットがあります。ただし、それは十分に許容できるでしょう。
パークハイアット東京では、パークスイートが90,000円(税・サ込)で2,700円分のポイントがついて87,300円のセールがありました。宿泊税を入れて87,700円です。
公式サイトでは同じ条件だと合計で191,668円でしたので、103,968円もお得でした。
極めてリーズナブルな価格でパークハイアット東京のスイートルームを堪能しました。
アマン東京では、スイートが135,464円(税・サ込)のセールがありました。
4,062円分のポイントがついて131,402円となり、宿泊税を入れると合計で実質131,802円です。
公式サイトでは同じ条件だと合計で190,782円でしたので、55,318円もお得でした。
この3泊で私が得したのは合計で278,422円です。年会費のほぼ2年分となります。スイートルームに定期的に宿泊したら、ダイナースプレミアムは年会費が高いどころかむしろお得になります。
また、有名な大手乗馬クラブ「クレイン」の乗馬体験4回コースの受講料が無料となります。
ビジネス・ファーストクラス旅行専門のH.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」も利用できます。
メンバー限定ツアー・航空券・イベント、1万円の優待クーポン、CLASS ONE専用ラウンジ、出入国カード無料作成サービス、海外用Wi-Fiレンタル 15%割引、手荷物無料宅配サービスなどのサービスがあります。
ANAダイナース プレミアム会員は、ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジが利用可能です。ドリンク、高級お菓子のサービスがあります。
銀座ダイナースカードとは異なり、豪華絢爛なプレミアムゾーンを利用できるのが大きなメリットです。選べるお菓子もパワーアップします。
東京駅直結で便利な百貨店「大丸東京店」の11階には、メンバーズサロン「D’s ラウンジトーキョー」(D's LOUNGE TOKYO)も利用できます。ドリンクサービスがあります。
ANAダイナース プレミアムには、ブランド店でのショッピング時に至高の特典が受けられるサービスがあります。
営業時間後に店内貸切のプライベートショッピング、VIPルームでのおもてなし、スタッフによるアテンド、プレゼント、シャンパンサービスなどのベネフィットが受けられます。
毎年1回、ANAダイナース プレミアムの保有者には、ダイナースから誕生日プレゼントが送られてきます。
2016年のバースデーギフトは、「ANAダイナース プレミアム 特製フォトフレーム」でした。ガラス製品でした。
しかも誕生日にピンポイントに届きます。こういうディティールにもこだわっているのは素晴らしいです。嬉しい演出で年1回の誕生日がますます楽しみになります。
ANAダイナース プレミアム会員はiPreferのエリート・ステータスに無条件でなれます。部屋のアップグレード、ウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン/レイトチェックアウトなどの特典を受けられます。
Marriott Bonvoyの旧SPGホテル、アマンの一部ホテルで特別優待が受けられます。
部屋のアップグレード、朝食無料、飲食に使えるクレジット、アメニティ、チェックイン/アウトの優遇など実用的な優待です。
実際にこの優待特典を利用してセントレジス大阪に泊まりました。部屋のアップグレード、1万円分のホテル・クレジット(夕食に利用)、レイトチェックアウトの優待特典を受けられました。
ANAダイナースプレミアムは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを無料発行できます。家族会員も無料でプライオリティパスに入会できます。
ANAダイナース プレミアムのプライオリティパスが良い点は、しっかりと案内パンフレットが同封されており、手続きが分かりやすいことです。
その他、コート預かりサービスもあり、成田・羽田・関空が対象です。防寒着1着が最大30日まで無料となります。
ダイナースのブラックカードには、専門家への相談サービスも付帯しています。
メディカルアシストでは、緊急医療相談、医療機関案内、予約制専門医相談、がんに関する相談、転院・患者移送手配を受けることが可能です。
また、介護に関する相談をすることも可能です。介護保険制度やケアプランについての相談など、介護全般に関する相談が可能で、身内に介護が必要な方が出てきたら便利です。
デイリ-サポ-トでは、法律・税務相談、社会保険に関する相談が可能で、暮らしに役立つ情報提供も受けられます。
保険も充実しており、交通事故傷害保険/賠償責任保険付き、キャンセル保険、外貨盗難保険、ゴルファー保険が附帯します。
ホノルル・Lea Leaラウンジでは、Lea Leaトロリー(レアレアトロリー)の1日乗車券がもらえます。カード会員(本会員と家族会員)だけではなく、同伴者1名まで1枚ずつもらえます。
その他幾多のトラベル特典、健康関連優待、スパの特典、ゴルフ優待などがあります。ダイナースクラブカードのベネフィットも全て利用可能です。
東京競馬場の来賓用特別室「ダービールーム」での食事、パドック・地下馬道など、一般人は不可能な馬主体験が可能なイベントも開催されます。
京都駅前の京都ホテル ウエルカムラウンジは、新幹線を待っている間にくつろいだり、駅でのショッピング・食事の合間に休憩するのに便利です。
1億円の交通事故傷害保険(賠償責任保険付き)が付帯していて、万が一の自転車事故もカバーできます。
しかも示談交渉サービスが付帯しているのが卓越したメリットです。心理的負担が重い示談交渉を保険会社が代行してくれるので、トラブルの際には便利です。
ちなみにアメックス・プラチナの個人賠償責任保険には示談交渉サービスがありません。ダイナースプレミアムの方が優れています。
また、ワールドエリートMastercardの「TRUST CLUB ワールドエリートカード」とほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」を無料で保有できます。
ビジネス・アカウントカードも利用できます。個人の口座はもちろん、法人口座からも支払えるので、ビジネス用のカードもANAダイナース プレミアムで賄えます。
プライベートはANAダイナース プレミアム、ビジネスではビジネス・アカウントカードの二刀流でザクザクとマイルが貯まります。
その他、ダイナースプレミアムの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。
ANAダイナース プレミアムの魅力は時空を超越したパワーがあります。キャッチフレーズの「人生を極めるその手に。」が極めて適格にカードの魅力を表現しています。
「世界でただひとつ、あなただけの物語」を豊かに彩るラグジュアリー・カードです。FF10で言うところの「これが俺の物語だ」という人生を共にするのにふさわしいブラックカードです。
ANAダイナースカードを保有していると、ANAダイナース プレミアムのインビテーションが届く可能性があります。
生活のあらゆる決済をダイナースクラブカードに集中させていけば、インビテーションが届く可能性が高まります。
決してハードルは高くありません。1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
カード入会後に年200~350万円利用してからサポートデスクに電話したら、無事にプレミアムカードを発行できた事例があります。
豊富なベネフィットや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
ANAダイナース プレミアムカードをプロパーのダイナースプレミアムと比較すると、ANAマイルへの移行限度がない点がメリットです。
また、ANAダイナース プレミアムカードには、50%のフライトボーナス、ANAカード特約店でのマイルアップ、入会・継続ボーナスなどのANAカードの特典が付帯します。楽天Edyへのチャージで0.5%のANAマイルが得られます。
ダイナースクラブ プレミアムカードの違いをまとめると下表のとおりです。
項目 | ANAダイナース プレミアムカード | ダイナースクラブ プレミアムカード |
---|---|---|
年会費(本人) | 155,000円(税抜) | 130,000円(税抜) |
年会費(家族) | 無料 | 無料 |
マイル移行手数料 | 無料 | 無料 |
トータルコスト(本人) | 155,000円 | 130,000円 |
トータルコスト (本人+家族) | 155,000円 | 130,000円 |
ANAマイル移行限度 | なし | 年4万マイル |
マイル還元率(一般加盟店) | 1.5% | 2.0% |
ANAカード特約店 | 2.0%-4.5% | 2.0% |
楽天Edyへのチャージ | 0.5%のANAマイル | なし |
ANAフライトボーナス | 50% | なし |
入会・継続ボーナス | 年10,000マイル | なし |
その他ANA プレミアムカード特典 | ◯ | - |
特に大きなオリジナル特典は、国内線のANA搭乗時にANAラウンジを利用可能である点です。SFCカードがないけれども、ANA国内線に搭乗する機会がある場合は大きなメリットです。
ANAダイナース プレミアムカードの本会員は、ANAグループ便利用時は、搭乗手続き後に各国内空港(国内線ターミナル)内のANAのラウンジを利用できます。
成田空港は「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋(中部)は「セントレア エアライン ラウンジ」、関空は「ラウンジKANSAI」、宮崎空港は「ラウンジ大淀」の共用待合室となります。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
ANAラウンジは通常はANAの上級会員の資格があるか、プレミアムクラス搭乗時でないと入れないラウンジです。
快適な空間で居心地は抜群です。搭乗までの時間をゆっくりとくつろぐことができます。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスク(電源コンセント2つ付き)もあります。仕事がはかどります。
目の前が壁だと圧迫感がある場合は、目線より上は開放的になっているデスク・スペースもあります。多種多様な席があるので、好みの場所で過ごせます。
パソコンの作業もはかどります。出発前までに仕事をすることも可能です。
羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実しており、複数の種類が用意されています。おつまみがもう少しあると最高になります。
ANAラウンジは匂いが出ない食べ物なら持ち込みOKで、実際にお弁当などを食べてる方もいます。おつまみを持っていくのも選択肢の1つです。
ビールはプレミアムビールではなく、普通のビールです。アサヒ、キリンなど複数の種類があります。ウイスキーもあります。
セルフサービスにはなりますが、グラスを置いてボタンを押すだけですので簡単で全く手間はかかりません。
青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、各種ジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
おつまみのおかきもあります。袋入りのタイプです。また、新聞・雑誌も多種多様な種類があります。無料のWi-Fiも通っています。
ANAラウンジにあるキューサイの青汁は体に良いですね。青汁は牛乳を少し混ぜると大変マイルドになって飲みやすくなります。おすすめです!
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジはグレートな空港ラウンジであり、一度入るとやみつきになります。もうゴールドカードのラウンジには戻れません。
ANAの上級会員になるまでは行かないけれども、ANAの国内線にそこそこ搭乗する機会がある方には、ANAダイナース プレミアムカードのANAラウンジ利用可能特典は素晴らしいベネフィットです。
JALカードの場合は、プラチナカードでもJALのサクララウンジには入れません。ANAダイナース プレミアムカードだとANAラウンジに入れるのはお得感があります。
その他、ANAダイナース プレミアムカードの詳細については、以下で徹底解説しています。
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカードの保有を考えている場合は、ANAダイナース プレミアムカードも候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ANAダイナース プレミアムカードからANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードに切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードを視野に入れている場合は、ANAダイナース プレミアムカードが候補です。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。豪華で快適な空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
ダイナースのブラックカードにはANAダイナースプレミアムなどの提携カード、プロパーのダイナースプレミアムがあります。いずれも年会費を取り戻せる高級カードです。
オメガのスピードマスター60周年記念イベントが開催され、ANAダイナースプレミアムの保有者から2名が参加でき、お声がけいただくことができました。
俳優の三浦翔平さんも出席しており、プライベートで愛用している「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン メテオライト」を腕につけて登場なさっていました。
その他、超有名アイドル、スポーツ選手、著名人がいて、セレブで凄いの一言でした。セレブが参加しているイベント・パーティーで、シャンパンや美味しい食事を堪能できました。
ANAダイナースプレミアムを保有して、興味がある分野についてコンシェルジュとコンタクトを取っていれば、このようなスペシャルなイベントに招待される機会が生じてきます。
ブラックカードならではのお金では買えないプライスレスの貴重な体験が可能です。高級カードの醍醐味です。
知り合いは高級車のパーティー・イベントに招待されたそうです。ダイナースならではの傑出したイベントで特筆に値します。
将来的にブラックカードを視野に入れている場合は、ANAダイナースカードが有力です。アメックス・センチュリオンは年3000万円近い利用が必要という説があり、一般人にはハードルが高いです。
また、アメックス・センチュリオンは年会費が500,000円(税抜)と高過ぎて、コストパフォーマンスの側面では今ひとつです。
ダイナースのブラックカードであるANAダイナースプレミアムは、コスパの観点では随一のブラックカードです。日本最高峰の高いマイル付与率を誇っています。
一般加盟店で1.5%、ANAグループ航空券等は2.5%マイル還元であり、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ハードルもそれ程高いわけではありません。入手当時は平凡なサラリーマンだった私でも手が届きました。
ANAダイナースカードを保有して一定程度の金額を利用していくと、ANAダイナース プレミアムカードのインビテーション獲得に着実に近づきます。
1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
ANAダイナースカードは豊富なキャンペーンや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
ANAダイナースカードは大量のマイルを得られる破格のキャンペーンが魅力的です。
ダイナースは人生がもっと楽しくなる特典が満載であり、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられます。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
ダイナースクラブはブランド名のルーツでもある「ダイニング」に設立当初から注力しており、卓越したダイニングのサービス・イベントが満載です。
日本の食文化の発展に寄与すると共に、会員の声に応えてくれる充実したサービスが魅力的です。本物のこだわりを持ち、ステータスを語るクレジットカードです。
ダイニング関連ではレストラン・ウィークというイベントを定期的に開催しており、美食がはかどります。
ダイナース会員は先行予約が可能だったり、ドリンクサービス等を受けられます。最大のイベントはフランスレストランウィークです。
実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。
春には銀座での多様なジャンルの名店がお得に楽しめる銀座レストランウィークが開催されます。
夏には全国のイタリアンがお得になるダイナースクラブ イタリアンレストランウィークも開催されています。「VIPremio Dining」というダイナース会員限定のプランもあります。
私はダイナースクラブに入会してカードをフル活用することで、人生の質が著しく向上しました。
日本料理 未在、銀座 小十、Fujiya 1935、日本料理 龍吟、青空など至高の予約困難店でキャンセルが出た席を予約できるダイニングサービスもあります。
スタンダードのANAダイナースカードも、幾多の特典があるハイ・クオリティーカードです。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ANAワイドゴールドカード特典
- 1%のANAマイル付与率
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 予約困難店を予約できる「ダイナースクラブ ごひいき予約」、Wishダイニング、ごほうび予約
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
対象レストランの一例としては、銀座レカン副料理長、広尾レヴェランス料理長を務めた経歴を持つシェフのレストラン(食べログで星が約4・TOP1000の名店)があります。
エグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になってはかどります。店舗一覧、サービス内容の詳細は以下にまとめています。
ANAダイナースカードの具体的なスペック、審査の基準については以下で徹底解説しています。
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ANAダイナースカードは本物のこだわりを語るステータスカードです(おすすめのダイナース一覧)。
年会費無料のクレジットカードが満ち溢れている中で、年会費は高いですけれども、生活に満足をもたらすステータスカードです。
保有して活用していくと、お得な特典で生活を豊かに彩ることができます。人生が眩い程に煌めきます。
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ANAアメリカンエキスプレス・プレミアムカードは、充実したANAプレミアムカードの特典に加えて、アメックスプラチナの一部の特典が加わったラグジュアリー・ANAカードです。
主なメリット
- 国内線ANAラウンジ
- 搭乗ボーナスマイル50%・継続ボーナス1万マイル
- ANA航空券等のマイル付与率が4.5%
- 年3万円のANA SKY コイン獲得プログラム
- 秀逸なコンシェルジェサービス
- フリーステイギフト(年1回指定のホテル宿泊が無料)
- 年最高5万円のスマートフォン・プロテクション
- 予約困難店の照会・予約などのダイニング特典
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料(家族会員も)
- 無制限で世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 実利的なアメックスオファー
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
ANA搭乗時は上級会員資格なしで普通席でも、ANA国内線ラウンジが利用できるのは絶大なメリットです。
JALカードの場合は、プラチナカードでもJALのサクララウンジには入れません。ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードだとANAラウンジに入れるのはお得感があります。
自然体でANAスーパーフライヤーズカードを取るまでは行かなくても、国内線のANAラウンジ利用に関しては、取るために飛行機を乗りまくる「修行」が不要です。
国内線はANAラウンジ、国際線はプライオリティパスで万遍なくカバーできます。
ANAアメックスはお得な入会キャンペーンを開催しています。
ANAブラックカードの比較
ANAブラックカードのうち、ダイナースとアメックスのどちらにするか迷う方もいらっしゃるでしょう。
そこで徹底的に比較を表にまとめました。
ダイナース | アメックス | ||
---|---|---|---|
年会費(税抜) | 155,000 | 150,000 | |
家族カード年会費(税抜) | 無料 | 無料(4枚まで) | |
マイル移行費用 | 0 | 0 | |
マイル付与率 | 1.5% | 1.0% | |
ANAグループマイル付与率 | 4.5% | 4.5% | |
ポイント有効期間 | 無期限 | 無期限 | |
継続ボーナス | 10,000マイル | 10,000マイル | |
フライトボーナス | 50% | 50% | |
ANAゴールドカード特典 | ◯ | ◯ | |
国内線ANAラウンジ | ◯ | ◯ | |
コンシェルジュ | ◯ | ◯ | |
プライオリティパス | ○(家族会員も) | ○(家族会員も) | |
手荷物無料宅配 | 往復 | 往復 | |
コース料理1名無料 | ◎ | - | |
付帯特典の代表例 | ブランド店でのVIP優待 ダイナースクラブ銀座ラウンジ 大丸東京店のラウンジ 京都ラウンジ 誕生日プレゼント おもてなしプラン 料亭プラン 一休.comダイヤモンド iPrefer のエリート Marriott Bonvoyの優待 アマンの優待 CLASS ONE コート預かりサービス 乗馬無料 ダイナースクラブのプレミアム会員限定優待 | ANA SKY コイン獲得プログラム フリー・ステイ・ギフト スマホ保険 アメックスオファー アメックススペシャルリザーブ 京都ラウンジ プレミア・ゴルフ・アクセス エアポート送迎サービス 空港パーキング 空港クローク アメックスブランド共通優待 ゴールド・ワインクラブ エクスペディア割引 | |
楽天Edyチャージ | 0.5% | - | |
ショッピング保険 | 年間最高500万 | 年最高500万 | |
ポストペイ型電子マネー | - | - | |
海外旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | ◯ |
死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 最高1億円(1,000万円) | |
傷害治療 | 1000万円(200万) | 最高1000万円(同額) | |
疾病治療 | 1000万円(200万) | 最高1000万円(同額) | |
救援者費用 | 500万円(200万) | 最高1000万円(同額) | |
賠償費用 | 1億円(2000万) | 最高5000万円(同額) | |
携行品損害 | 100万円(50万円) | 最高100万円(同額) | |
国内旅行傷害保険 | 家族特約 | ◯ | ◯ |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 最高1億円(1,000万円) | |
入院保険金日額 | 5,000円(同額) | 5,000円(同額) | |
通院保険金日額 | 3,000円(同額) | 2,000円(同額) | |
手術保険金 | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円(同額) | |
航空機遅延 | 乗継遅延費用保険金 | 2万円 | 最高3万円 |
出航遅延費用等保険金 | 2万円 | 最高3万円 | |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円 | 最高3万円 | |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円 | 最高6万円 | |
外貨盗難保険 | 10万円 | - | |
キャンセル保険 | 20万円 | 最高15万円 | |
その他保険 | 交通事故傷害保険/賠償責任保険付き ゴルファー保険 外貨盗難保険 キャンセルプロテクション | リターン・プロテクション キャンセル・プロテクション スマートフォン・プロテクション |
以下の点はANAダイナースプレミアムより、ANAアメックスプレミアムの方が上回っています。
- 年会費の安さ
- ANA SKY コイン獲得プログラム、アメックスオファー
- フリーステイギフト(年1回指定のホテル宿泊が無料)
- アメックス・スペシャル・リザーブ(予約困難なレストランや名店の予約)
- スマホ保険(スマートフォン・プロテクション)
- 返品保険(リターン・プロテクション)
- 救援者費用
- 海外旅行傷害保険の家族特約の金額
ANAアメックスプレミアムは、ANA SKY コイン獲得プログラム、スマホ保険、アメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
他方、以下の項目はANAダイナース プレミアムカードが上回っています。
- 一般加盟店でのマイル付与率
- 高級レストランのコース料理2名以上の予約で1名分無料サービスの数
- ダイナースクラブのダイニング特典
- ブランド店でのVIP優待
- ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジ、大丸東京店のラウンジ
- コートお預かりサービス(中部だけではなく、羽田・成田・関空も)
- 一休.comダイヤモンド会員資格、プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート
- Marriott Bonvoy、アマン、デュシットの一部ホテル優待
- CLASS ONE
- コート預かりサービス
- 乗馬無料
- その他、ダイナースクラブのプレミアム会員限定優待
- 交通事故傷害保険/賠償責任保険付き
- ゴルファー保険
- 賠償費用保険
なお、ANAダイナース以外の既存のSFC会員の場合、ANAデスクに電話すればいつでもカード種別を切り替えられます。
ANAダイナースだけではなく、ANAダイナースプレミアムにいきなり切り替えることも可能です。
ただ、発行会社が別になる場合は改めての審査が発生するので、既存のSFCは新カードが届いてから解約するのが無難です。
まとめ
ANAブラックカードには、ANAダイナース プレミアムカード、ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの2種類があります。
個人的にはANAダイナースプレミアムとANAアメックス・プレミアムであれば、ダイニング特典を重視の場合は、ANAダイナース プレミアムカードの方に魅力を感じます。
他方、トラベル特典ならANAアメックスプレミアムが優れています。
ダイナースプレミアムとアメックス・プラチナの選択と基本的には同様です。
ANAダイナース プレミアムカードは、ANAダイナースカードの保有者にインビテーションが届きます。
カード入会後に年200~350万円程度利用してからサポートデスクに電話したら、無事にプレミアムカードを発行できた事例があるので、突撃も可能となっています。
ダイナースのANAブラックカードというと、とてつもなくハードルが高いイメージがありますが、多くの方にとって現実的な水準となっています。
年収も500万円以上あればANAダイナースカードの審査に通過するので、その後に年250万円程度利用すればアップグレードが可能となります。
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは自己申し込みが可能なので、ブラックカードの条件として「原則としてインビテーション制」という項目を設けると該当しなくなります。
その他のブラックカードについては、以下で徹底的に解説しています。
ブラックカードを上手く活用すると人生が豊潤化し、究極の輝きが手に入ります。「世界でただひとつ、あなただけの物語」を豊かに彩り、人生がまばゆい位に煌めきます。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
もう少し年会費を抑えたい場合はプラチナカードも候補となります。プラチナカードのランキングをご参照ください。
コストパフォーマンスの側面でも優勝なハイ・クオリティー・カードが揃っています。その中で特におすすめカードは以下で精緻に解説しています。
コストパフォーマンスが良好なANA一般カードの筆頭はソラチカカードです。
メトロポイントを90%のレートでANAマイルに交換できるのが大きなメリットです。
税込2,200円(初年度無料)の年会費が発生しますけれども、毎年1,000マイルの継続ボーナスが付与されます。
1マイル2円と考えると年会費はほぼトントンとなります。それで90%のメトロポイント→ANAマイル交換など、卓越したベネフィットを享受できます。
PASMOオートチャージでもANAマイルを獲得可能。ANAマイルの使い道は多様であり、旅行・出張に役立ちます。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。