2019年3月25日から、最大手共通ポイントの「Vポイント」を、JR九州のポイントプログラム「JRキューポ」に交換できるようになりました。
これまではJRキューポをVポイントに交換できましたが、今後はVポイント→JRキューポのルートも開通しました。
Vポイントを70%の交換レートでANAマイルに移行できるようになってファンタスティックです。マイラー感涙の珠玉の価値があります。
JRキューポとVポイントの相互交換について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
VポイントとJRキューポの相互交換
500ポイント以上1ポイント単位で、JRキューポとVポイントは相互に等価交換できます。期間固定Vポイントは交換できません。
- 500 Vポイント → 500 JRキューポ(500ポイント以上1ポイント単位)
- 500 JRキューポ → 500 Vポイント(500ポイント以上1ポイント単位)
VポイントはYahoo!ショッピング、ファミリーマート、ウエルシア、吉野家、ENEOS、エディオン、TSUTAYA、ガスト・バーミヤン・ジョナサン、マルエツ等で貯めて使えます。
また、クレジットカードの活用によって、日常の決済で着実に獲得することが可能です。
JRキューポはJR九州のサービスやクレジットカード払いで貯めることが可能です。
- クレジットカード「JQ CARD」の利用
- 交通系電子マネーSUGOCAの利用
- インターネット列車予約
貯めたJRキューポは、SUGOCA電子マネー、JR吸収旅行券、アミュプラザのお買い物券、Vポイント、Pontaポイント、Gポイント、各種ポイント・ギフト券・おすすめグルメ等に交換できます。
JRキューポをザクザクと得られるクレジットカードは、JQ CARD エポスゴールド、JQ CARDセゾン等のJQカードです。
特におすすめなのは最大2.1%ANAマイル還元を実現するJQ CARD エポスゴールドです。詳細は以下で徹底的に解説しています。
70%のANAマイルに交換できるのが最大のメリット
JRキューポはJR九州のポイントプログラムですが、九州に住んでいない方にとってもメリットが大きいですよ!
2019年12月27日までは、なんとJRキューポはGポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.81のレートでANAマイルに移行できました。
2019年12月28日以降は、JQセゾンみずほルートを活用すれば高レートでANAマイルに移行できます。
- 各種ポイント → Gポイント
- Gポイント 1,000 pt → JRキューポ 1,000 pt
- JRキューポ 1,000 pt → 永久不滅ポイント 200 pt
- 永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 700 mile
Vポイント→JRキューポ→Gポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり、1,000 Vポイントを700 ANAマイルに交換できて流麗。震撼するお得さが備わっており、虎に翼、弁慶に薙刀の威力があります。
マイラー垂涎の高レートであり、まとまったVポイントを交換すれば、一気に特典航空券、トクたびマイル、ANA SKY コインをゲットすることもできちゃいます!
GポイントをJRキューポに交換するには、5%のポイント交換手数料が必要です。
ただし、交換する前月の1日から交換申請月の4ヶ月後の末日までに、ショッピングや登録応募などでGポイントを得た場合は、交換手数料がポイントで戻ってくるので無料となります。
Gポイント経由で楽天などのネット通販サイトでお買い物したり、対象のスマホアプリをインストールすると条件をクリアできます。交換手数料を無料にするハードルは高くありません。
メトロポイントを70%のレートでANAマイルに移行するためには、JQ CARDセゾンというクレジットカードが必要になります。
かつてはソラチカカードが必要でした。正式名称は「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
こちらはJQセゾンみずほルートには不要ですが、スマリボの活用で1.54%と高いANAマイル還元率を誇っています。
VポイントをJRキューポに交換する手順
VポイントをJRキューポに交換するためには、Tカード番号が登録されたYahoo! JAPAN IDでTサイトにログインする必要があります。
TサイトのJRキューポ交換ページにアクセスして、「TポイントからJRキューポに交換する」を選択しましょう。レスポンシブデザインなので、PCでもスマホでも同一の流れです。
Yahoo! JAPAN IDでログインすると「JR九州Web会員認証」画面が出るので、JR九州の認証ID(メールアドレス)、パスワードを入力して「本人認証」という赤色のボタンを選択します。
「キューポポイントへの交換申請」という画面になるので、交換するVポイント数、Tカード番号、文字認証を入力して、「確認する」という青色のボタンを選択すればOKです。
なお、500ポイント未満の数字を入力すると、「交換するVポイント数が下限ポイントを下回っています。(STKIp1442001_04_EO)」というエラーが出ます。
500ポイント以上を入力すると確認画面が出るので、「交換を申請する」というオレンジ色のボタンを選択すれば完了です。17,636ポイントを一気に交換しました!
交換手続きが完了したらメールでも連絡が届くので安心・安全です。
交換申請後、申請を取り消すことはできません。手続き完了には申し込んでから2~4日ほどかかります。
なお、交換が完了するまで新たな交換申請がミッション・インポッシブルになる点に注意が必要です。
JRキューポをVポイントに交換する手順
逆にJRキューポをVポイントに交換したい場合、JRキューポの会員ページで手続きすることになります。
ログインしたら「メニュー」を選択して、「JRキューポをつかう」をタップします。パソコンの場合は右サイドバーにあります。
そして、画面下部の「提携ポイントに交換」を選択して、次ページのVポイント欄から交換手続きが可能です。
まとめ
VポイントとJRキューポの相互交換が可能になり、より一層ポイントライフが便利になりました。
JRキューポはGポイント→JQ CARD セゾンのJRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
Vポイントを70%の交換レートでANAマイルに移行できるようになり、九州非在住者でもマイラーにとってはエレガントな制度です!
特典航空券に向けて劇的な加速を成し遂げられて、順風満帆・視界良好で新たな地平へと雄飛することが可能になります。
Vポイントが貯まるカード、カード利用で貯めたポイントをVポイントに交換できるクレジットカードで、おすすめは下表のとおりです。
カード名 | 年会費 | 基本付与率 | Tカード一体型 | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 無料 | 0.40% | - | 対象コンビニ・マクドナルドで4% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 無料 / 5,000 | 0.40% | - | 対象コンビニ・マクドナルドで4% 投信積立が0.8% 空港ラウンジ |
Vポイントカード Prime | 無料 (※) | 1.00% | ◯ | 日曜日は1.5%還元 ※年1回利用 |
ファミマTカード | 無料 | 0.50% | ◯ | リボ払い専用カードなので、全額一括払いの設定が重要(最初の1回でOK) |
Tカード プラス | 無料 | 0.50% | ◯ | TSUTAYAでVポイント3倍~5倍 TSUTAYAの更新手続き・手数料が不要 JCBブランドはnanacoチャージでVポイント付与 |
リーダーズカード | 無料で維持可 | 1% | - | ポイントをGポイント経由でVポイントに交換可能 年30万円以上で年会費無料(未満の場合税抜2,500円) |
JQ CARD エポスゴールド | 無料 | 0.5-1.5% | - | ポイントをGポイント経由でVポイントに交換可能 年100万円利用で1.5%。選べる3つのショップは常に1.5% |
DCカード Jizile | 無料 | 1.20% | - | リボ払い専用カードなので注意が必要 月5万円超は毎月増額の手続きが必要 |
n,カードJCB | 無料 | 0.50% | ◯ | 1ヶ月3万円以上の利用で1% 定期的にポイントUPのキャンペーンを開催 |
Tカード プラス PREMIUM | 2,500円(※) | 1.00% | ◯ | ※年1回の利用で年会費無料 特定加盟店での利用は+0.5% |
各クレジットカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
1枚を厳選すると、年1回の利用で年会費無料・基本1%還元・日曜日は1.5%還元のVポイントカード Primeがおすすめです。
なお、年会費無料カードで還元率が1%と高いヤフーカードは、PayPayカードにリニューアルされてから、Vポイントは貯まらなくなりました。
ただし、依然としてYahoo!ショッピング・LOHACOでは高還元でお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「ネット通販でお得なカード」として現PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)を挙げられていました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのネット通販で得するクレジットカードとして挙げていらっしゃいました。
現PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)はクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
年会費無料で還元率はいつでも1%で、Yahoo!ショッピングとLOHACOではショップポイントも合わせて3%です。詳しくは以下で解説しています。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のVポイントを得られたのが嬉しかったです。Vポイントがお得に貯まるクレジットカードの筆頭です。
その他、お得なクレジットカードの入会キャンペーンが多数開催されています。
VポイントをANAマイルに交換したいマイラーの方なら、ANAマイルが最高に貯まるクレジットカードを活用するとお得です。
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボを活用して繰り上げ返済の手間をかけると、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となります。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。
ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
ダイナースプレミアムだと、年会費は高いものの、カード利用だけで国内1.5%・海外2%のANAマイルを得られます。手間が一切かからない点にエッジ・優位性があります。
ANAダイナースプレミアムは一般加盟店は1.5%、ANA航空券等は2.5%還元です。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカード、高還元カードとして、ダイナースクラブ プレミアムカードを挙げていらっしゃいます。
利用額が大きい場合は高い年会費をペイすることも可能になり、卓越したバリューがあります。
株主優待でもVポイントが貯まります。ウエルシアホールディングス(3141)の株主優待でVポイントが得られます。
東証プライム上場企業であり、権利確定日は8月末です。100株以上3,000ポイント、500株以上5,000ポイント、1000株以上10,000ポイントが得られます。
ただし、株式は当然に価格変動リスクが有ります。株価が下落して損してしまうのは避けたいですよね。
そこで株価変動リスクを回避して少々の手数料で株主優待を取得できる技があります。SBI証券、松井証券、楽天証券、auカブコム証券などでの一般信用取引を活用したクロス取引です。
クロス取引・つなぎ売りについては以下で徹底解説しています。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
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