めいぎんJCBデビットというデビットカードが2017年7月から発行開始します。名古屋銀行とJCBが提携して発行するJCBデビットカードです。
JCB加盟店にて利用可能でOki Dokiポイント還元があること、使い過ぎる心配がないこと、小銭のやり取りが不要、ATM手数料の抑制につながること等がメリットです。
めいぎんJCBデビットの年会費、キャッシュバック(ポイント)、メリット、デメリットについてまとめます。
目次
めいぎんJCBデビットの年会費
めいぎんJCBデビットとは、世界190の国と地域のJCB加盟店・ネットショップでお買い物ができるデビットカードです。
国際ブランド付きデビットカードであり、利用代金は普通預金口座から即時に引き落とされます。お店での支払の際には「JCBの1回払い」旨を伝えればOKです。
JCBは海外で利用可能店舗が少ないイメージがありますが、加盟店は世界中の国・地域に3,300万件以上に拡大しています。
アメックスとはカナダ・オーストラリア等の複数国、Discoverとは米国での加盟店相互開放について提携しています。
名古屋銀行に普通預金口座を持っている15歳以上(中学生を除く)の個人・個人事業主の方なら誰でも利用できます。 原則として、入会時の審査はありません。
気になる年会費は初年度は無料、2年目以降は本会員1,000円(税抜)・家族会員500円(税抜)です。
ただし、年齢が満22歳以下、年間利用額10万円以上、携帯電話料金の決済のいずれかに該当する場合は無料となります。
携帯電話料金の支払があれば年会費が無料になるので、ハードルは低めです。
三菱UFJ銀行のデビットカード、三井住友銀行のSMBCデビットは年会費無料なので、それと比較すると見劣ります。
カード・フェイスは、ブルー、ピンク、キャラクターカードの2種類です。ブルーとピンクはきれいなグラデーションがおしゃれなデザインとなっています。
キャラクターカードは、「うさぎ支店長」がカードを縦にした際に右下に来るデザインです。
うさぎ支店長は、名古屋銀行のブランドスローガン「絆をつくる、明日へつなぐ。」の実現のため、「お客さまの話をよく聞く」ことから絆やつながりを深めていきたいという思いを込めて2009年に誕生したキャラクターです。
国際ブランドはJCBのみです。我々には当たり前となっていますが、実は自国内の企業が大々的なクレジットカードのインフラを担っているというのは世界有数で凄いことです。
名古屋銀行のキャッシュカードには、ジェイデビットカードの機能が搭載されていました。ゆうちょ銀行のデビットカードと同様です。
「J-Debit(ジェイデビット)」のマークが有る全国約45万カ所の加盟店の端末で、支払いに利用できました。
大手家電量販店などで使えるのが便利ですが、使えるシーンが限定的で不便なのがデメリットです。また、ポイント還元・キャッシュバックは一切なく、1円も得しないのが難点です。
しかし、めいぎんJCBデビットの登場で、JCB加盟店で幅広く使えて、かつお得なデビットカードが光臨しました。
カード利用でOki Dokiポイントが貯まる!
名古屋銀行のJCBデビットカードは、ショッピング利用でJCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。
Oki Dokiとは「OK!」「大丈夫、喜んで!」の語源である「Okey Dokey(オーキードーキー)」(英語の古語)のことです。
若年層の方々がそのリズミカルな語感を愛し、言葉遊び的に「Oki Doki」と口にするようになったそうです。
めいぎんJCBデビットを利用すると、1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。1ポイントの価値は5円なので、還元率0.5%です。
税込価格に対してポイントが貯まるのが地味なメリットです。税抜に対してポイントが付与されるクレジットカードもあります。
税抜だと1,980円とか7,980円といった商品を買った時、端数に対してポイントが付与されず、切り捨てられて損をしてしまいます。JCBカードにはそのような心配はありません。
めいぎんJCBデビットで貯めたOki Dokiポイントの有効期限は獲得月から2年です。
名古屋銀行のめいぎんJCBデビットの還元率は、SMBCデビットの0.25%、三菱UFJ-VISAデビット、みずほJCBデビットの0.2%を大きく上回っています。
貯めた「Oki Dokiポイント」の交換先にはどのようなものがあるのか気になりますよね。多種多様な商品と交換できます。
2015年12月16日から多くのポイントの交換単位が500ポイントから200ポイントに改善され、より少額のポイントを移行可能となりました。
利便性が高いポイント移行先は下表の通りです。以下の還元率はカード利用の基本ポイントであり、年間利用金額に応じたボーナスは考慮していません。
移行先ポイント名 | 必要ポイント数 | 移行先ポイント数 | 還元率 |
---|---|---|---|
キャッシュバック | 1 | 3 | 0.30% |
nanacoポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
楽天スーパーポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Pontaポイント | 200 | 800 | 0.40% |
WAONポイント | 200 | 800 | 0.40% |
dポイント | 200 | 800 | 0.40% |
au WALLETポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Amazonでのお買い物 | 1 | 3.5 | 0.35% |
楽天Edy | 500 | 1,500 | 0.30% |
JCBプレモカードへのチャージ | 200 | 1,000 | 0.50% |
ビックポイント(ビックカメラ) | 200 | 1,000 | 0.50% |
ジョーシンポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
ベルメゾン・ポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
スターバックスカードチャージ | 200 | 800 | 0.40% |
JALマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
ANAマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
ANAスカイコイン | 500 | 1,500 | 0.30% |
デルタ航空 スカイマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
セシールスマイルポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
カエトクカード | 200 | 800 | 0.40% |
ニッセンお買物券 | 200 | 1,200 | 0.60% |
地域経済応援ポイント(自治体ポイント) | 250 | 1,000 | 0.40% |
App Store & iTunes コード | 250 | 1,000 | 0.40% |
Google Play ギフトコード | 250 | 1,000 | 0.40% |
nanacoギフト | 250 | 1,000 | 0.40% |
Amazonプライムギフトコード | 1,100 | 4,900 | 0.45% |
還元率ができるだけ高いほうがお得です。nanacoポイントが使いやすく、還元率0.5%のレートで交換できます。JCBプレモカードはAmazonでも利用可能です。
マイルの価値を1マイル2円と考えると、ANA・JAL・デルタ航空へのマイル交換もお得感があります。年間参加登録費や移行手数料を払うことなく交換できるのがメリットです。
定期的にOki Dokiポイント1ポイントをnanacoポイント6ポイントに移行できるキャンペーンが開催されています。
一例では2017年4月25日~7月18日、7月25日~10月16日、2018年3月16日~7月5日に実施されました。
使いやすい金券類にも交換可能です。
移行先 | 必要ポイント数 | 交換先の価格 | 還元率 |
---|---|---|---|
JCBギフトカード | 1,050 | 5,000 | 0.48% |
2,050 | 10,000 | 0.49% | |
3,050 | 15,000 | 0.49% | |
4,050 | 20,000 | 0.49% | |
5,050 | 25,000 | 0.50% | |
6,050 | 30,000 | 0.50% | |
7,050 | 35,000 | 0.50% | |
8,050 | 40,000 | 0.50% | |
9,050 | 45,000 | 0.50% | |
10,050 | 50,000 | 0.50% | |
JCBプレモカード | 670 | 3,000 | 0.45% |
nanacoカード | 550 | 2,000 | 0.36% |
1,050 | 5,100 | 0.49% | |
2,050 | 10,000 | 0.49% | |
4,050 | 20,000 | 0.49% | |
8,050 | 40,000 | 0.50% | |
QUOカード(ディズニーキャラクター) | 3,000 | 850 | 0.35% |
iTunes Card | 500 | 1,500 | 0.30% |
スターバックス カード | 650 | 2,000 | 0.31% |
全国共通お食事券 ジェフグルメカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
コメカ(コメダ珈琲店プリペイドカード) | 650 | 2,000 | 0.31% |
モスカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
マックカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
KFC CARD | 650 | 2,000 | 0.31% |
ぐるなびギフトカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
すかいらーくご優待券 | 650 | 2,000 | 0.31% |
モンテローザグループ お食事券&ドリンク券 | 650 | 2,000 | 0.31% |
ユニクロギフトカード | 950 | 3,000 | 0.32% |
東京ディズニーリゾート・パークチケット(1枚) | 1,600 | 7,400 | 0.46% |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン スタジオ・パス(1名分) | 1,850 | 7,400~ | 0.4%~ |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン スタジオ・パス(2名分) | 3,700 | 14,800~ | 0.4%~ |
ユナイテッド・シネマ/シネプレックス 共通映画鑑賞券(2枚) | 700 | 3,600 | 0.51% |
TOHOシネマズ映画鑑賞引換券(2枚) | 700 | 3,600 | 0.51% |
honto | 500 | 2,500円以下 | 0.50% |
ハーゲンダッツミニカップギフト券 4枚(1枚で2個と交換可) | 700 | 2,640 | 0.38% |
JCBプレモカードとはリアルの加盟店やインターネットショッピングで利用できるプリペイドカードです。
nanacoはセブンイレブンで国税以外の税金・社会保険料の支払いにも利用できるので便利です。
Oki Dokiポイントをnanacoカードに交換すると、nanacoギフトがプレゼントされるキャンペーンが定期的に行われています。
直近の開催実績は2017年12月19日~2018年2月14日、2018年3月16日~7月5日、2019年5月8日〜8月30日です。
この期間中は1,050ポイント以上ならば、交換レートが1対5を超えるので、nanacoカードへの交換が最もお得になります。
交換商品 | nanacoギフト | 交換レート |
---|---|---|
nanacoカード(2,000ポイント付) | 300 | 1対4.18 |
nanacoカード(5,100ポイント付) | 300 | 1対5.14 |
nanacoカード(10,000ポイント付) | 800 | 1対5.27 |
nanacoカード(20,000ポイント付) | 2,000 | 1対5.43 |
nanacoカード(40,000ポイント付) | 5,000 | 1対5.59 |
JCBギフトカードは日常的に使うことが多いお店でも幅広く使えるため利便性が高いです。
スーパー(イオン・イトーヨーカドー・東急ストア・マックスバリュ・マルエツなど)、ドン・キホーテ、スギ薬局、飲食(ロイヤルホスト・梅の花・木曽路・デニーズ・和食さと等)で使えるので便利です。
家電量販店(ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、コジマ、ケーズデンキなど)、カー用品(イエローハット、オートバックスなど)、ホームセンター(コーナン、島忠など)、衣服(ユニクロ、ライトオン、紳士服チェーンなど)でも利用できます。
これら以外にも多種多様な店舗で使えます。
Amazon.co.jpとの「パートナーポイントプログラム」に無料登録すると、1ポイントからOki DokiポイントをAmazonでのお買い物に使えます。
1ポイントでAmazonにて3.5円分の買い物ができ、例えば1,000ポイントなら3,500円です。余ったポイントも上手に利用できます!
ハーゲンダッツミニカップギフト券もあります。還元率は高くありませんが、お好きな人へのプレゼントなどにいいかもしれません。
東京ディズニーリゾート・パークチケットへの交換だと、1 Oki Dokiポイントが4.625円相当となります。
JCBが東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーであるからか、お得な高還元のレートでポイントを交換できます。
価格変動制のユニバーサル・スタジオ・ジャパン スタジオ・パスだと、1 Oki Dokiポイントが4~4.7円程度となります。こちらも比較的お得です。
Oki Dokiポイントの詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。
Oki Dokiポイントを活用すると、オークラ ニッコー ホテルズの上級会員にもなれます。
オークラ、ホテル日航、JALシティ等をお得に利用できます。ホテルオークラ東京ベイという東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルもあります。
オークラ ニッコー ホテルズのメンバーシップ制度は「One Harmony」という名前です。One Harmonyの会員ステータスはメンバー、ロイヤル、エクスクルーシィヴの3ランクです。
年間で5,000ポイント獲得か10泊以上でロイヤルになり、15,000ポイント以上または30泊以上でエクスクルーシィヴになります。
1万 JALマイルを4,500 One Harmonyポイントに交換できます。2022年3月末まではレートアップキャンペーンで1万マイルを6,000ポイントに換えられます。
One Harmonyは交換したポイントでも、会員ランクの達成条件の対象になります。Oki DokiポイントをJALマイルに交換して、更にJALマイルをOne Harmonyポイントに換えることで、オークラ ニッコー ホテルズの上級会員を取得できます。
サービス内容 | メンバー | ロイヤル | エクスクルーシィヴ |
---|---|---|---|
新聞無料サービス(※1) | ○ | ○ | ◎ |
クイックチェックイン | ○ | ○ | ○ |
ボーナスポイント | - | +25% | +50% |
J-SMARTプランでのボーナスマイル | - | +10% | +30% |
レイトチェックアウト | - | ○ | ○ |
客室ワンランクアップグレード(※2) | - | ○ | ◎ |
余剰宿泊数・ポイント数の繰越し特典 | - | ○ | ○ |
宿泊ご招待クーポン※3 | - | - | ○ |
- ※1:一部ホテルはロイヤルやエクスクルーシィヴ会員限定
- ※2:ロイヤル会員は有効期限内に使えるクーポン(5泊)
- ※3:ステータス判定期間(1月-12月)に5万ポイント以上獲得時
エクスクルーシィヴ会員は客室アップグレードクーポンが不要で、無制限でワンランクの部屋アップグレードが可能です。
この他、ウェルカムドリンク、ウェルカムスイーツ、館内施設利用(プール・SPA・ジム等)など、各ホテルごとにオリジナルの特典があります。
ボトルウォーターはメンバーでOKのホテルもあります。一部ホテルで提供しているウェルカムドリンク・ウェルカムフルーツは、ロイヤル以上もしくはエクスクルーシブのみが大多数です。
海外ATMで現地通貨を引き出し可能
めいぎんJCBデビットは、JCBまたはCirrusのマークがある海外ATMで、現地通貨の引出しが可能です。
利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。
海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER | 暗証番号 |
WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
ENTER/OK/YES | 確認 |
CANCEL | 取消 |
CLEAR | 訂正 |
TRANSACTION | 取引 |
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
RECEIPT | レシート |
AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
手順 | 備考 |
---|---|
(1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
(2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
(3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
(4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
(5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
(7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
(8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。
海外ATMの引出し手数料は1回あたり100円(税抜)となっています。
また、JCBの定める為替レート(1.6%)に海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレート(合計4.6%)で円と外貨を交換することになります。
一部のATMにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これはめいぎんJCBデビットに限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。
したがって、海外プリペイドカードのマネパカード、マネーパートナーズの外貨両替と比較すると高コストとなることが多いです。海外ATMでの現地通貨引き出しは使わない方がお得です。
なお、クレジットカードでOKならば、セディナカードの海外キャッシングが、低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
海外で現地通貨を得る手段としては、セディナカードが圧倒的にお得です。年会費無料で維持できるカードもあります。詳細は以下で徹底解説しています。
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
めいぎんJCBデビットを使ってお店で買い物すると、名古屋銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、名古屋銀行のJCBデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。
デビットカードを使うと、即座にメールが送られてくるように設定できるカードも多く、すぐに確認できて安心・安全です。
使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でJCBデビットカードを使えます。めいぎんJCBデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
名古屋銀行は、休日やコンビニではATMの時間外手数料が発生するのが原則です。
しかし、めいぎんJCBデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
名古屋銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、めいぎんJCBデビットに切り替えるとお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
めいぎんJCBデビットがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
デメリット
名古屋銀行のめいぎんJCBデビットのデメリットは、ポイント還元率が0.5%と高還元デビットカードと比較すると低いことです。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・出光・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
また、クレジットカードには付帯していることが多い、海外旅行傷害保険などの旅行保険がないのはデメリットです。
海外旅行保険がほしい場合は、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するBooking.comカード、エポスカード、横浜インビテーションカードをサブカードで持つと、無料で自動付帯の海外旅行保険が得られます。
これらのクレジットカードは自動付帯なので使う必要はありません。家に寝かせておくだけでOKなので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
まとめ
めいぎんJCBデビットは、名古屋銀行のデビットカードであり、信頼性が高くトラブル時のサポートに安心感があります。
デビットカードで、利用時はすぐ残高に反映されるので、使い過ぎる心配がありません。中学生以外の15歳以上なら原則として審査無しで誰でも使えます。
ネット通販やアプリ・ゲーム等の課金がはかどりますし、リアル店舗でも現金同様に使えます。しかも利用金額に応じてOki Dokiポイントが貯まります。便利でお得な一枚です。
ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、ライフハックに直結します。カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。
クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。
特にクレジットカードを持ちたくない方で、1%の楽天ポイントよりも0.5%のOki Dokiポイントの方がいい場合はめいぎんJCBデビットが有力です。
また、楽天銀行のデビットカードよりも名古屋銀行のJCBデビットカードの方が好きで、ポイント還元率よりも信頼性を重視する場合には、めいぎんJCBデビットには大きなメリットがあります。
ポイント還元率の側面では、やはり1%楽天ポイント還元の楽天銀行のデビットカード(JCB)が随一です。
ただし、やはりデビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。
クレジットカードなら年会費無料カードで還元率が1.5%のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関しては、デビットカードはクレジットカードに負けます。高還元率のクレジットカードを日常の生活で使っていけば、家計が堅牢化します。
年会費が無料で1%~1.5%還元のクレジットカードもゴロゴロあります。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、VISA・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。