三菱UFJ-VISAデビットというデビットカードがあります。三菱UFJ銀行が発行しているVISAデビットカードです。
Visa加盟店にて利用可能でキャッシュバックがあること、使い過ぎる心配がないこと、ショッピング保険があることなどがメリットです。
三菱UFJ-VISAデビットの年会費、キャッシュバック(ポイント)、メリット、デメリットについてまとめます。
目次
三菱UFJ-VISAデビットの年会費
三菱UFJ-VISAデビットとは、世界200以上の国と地域のVisa加盟店・ネットショップでお買い物ができるデビットカードです。利用代金は普通預金口座から即時に引き落とされます。
日本国内に居住されている、15歳以上(中学生を除く)の普通預金口座をお持ちの個人・個人事業主の方なら誰でも利用できます。
気になる年会費は無料。コスト0円で保有できるので、使いやすくて安心・安全です。
カード・フェイスは、ブラック・ホワイト・レッドの三種類です。ルイ・ヴィトンのような模様がオシャレです。
国際ブランドはVisa
国際ブランド付きデビットカードであり、搭載されているのが使いやすいVISAなのがメリットです。全世界で利用できてポイントが貯められるのが大きなメリットです。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
三菱UFJ-VISAデビットなら、地球上のあらゆる所で使える圧巻の決済力があります。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で圧倒的なNo.1となっています(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
2017年11月にはJCBブランドのデビットカードも登場しました。
VisaとJCBの相違点については、以下で精緻に比較しています。
利用金額に応じて、自動キャッシュバック!
三菱UFJ銀行のVISAデビットカードは、毎月の利用金額の0.2%が自動でキャッシュバックされます。
前月のショッピング利用金額に応じて、毎月25日(銀行休業日の場合は翌営業日)に銀行口座に自動的にキャッシュバックしてくれます。
クレジットカードと比較すると還元率は低いですが、現金同様のデビットカードなので少しでもお得になるのは嬉しいですね。
デビットカードの中には年間50万円とか100万円使わないと特典が得られないものもあります。三菱UFJ-VISAデビットはお得です。
しかもポイントを貯めて交換という面倒な作業が不要です。シンプルな現金還元のキャッシュバックは嬉しいですね!
自動キャッシュバックのクレジットカードと同様のイメージで、スマートな還元を享受できます。
便利なオート還元
- 前月のショッピング金額に応じて自動キャッシュバック
- 毎月25日(銀行休業日は翌営業日)に決済口座に入金
ショッピング保険と不正利用時の補償がある!
三菱UFJ-VISAデビットにはショッピング保険があるので、安心して買い物ができます。ずっと年会費無料で使えるのに、ショッピング保険があるのは嬉しいですね!
年会費が有料なのにショッピング保険がついていないクレジットカードは数多くあります。
三菱UFJ銀行のVISAデビットカードを利用して購入した品物の破損・盗難などの損害について、購入日より60日間補償されます。
上限は年間100万円で、1事故あたり5,000円の自己負担があります。ゴールドカード並みの充実した保障が付帯しています。
偽造・盗難カード等が第三者によって不正利用された場合の補償もあります。連絡日から60日前まで遡り、その日以降に発生した障害について、年間100万円を限度に補償されます。
デビットカードの中には、盗難補償のみしかついていないカードも多いです。三菱UFJ-VISAデビットは偽造の際にもしっかりと補償されます。三菱UFJ-VISAデビットは安心して使えるカードです。
海外ATMで現地通貨を引き出し可能
三菱UFJ銀行のVISAデビットカードは、世界200以上の国と地域にある230万台以上の「VISA」あるいは「PLUS」マークのついたATMから、現地通貨で預金が引き出せます(VISAのATM検索)。
利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。
海外ATMの引出し手数料は1回あたり100円(税抜)です。Visaの定める為替レートに海外事務手数料(3.05%)を上乗せしたレートで円と外貨を交換することになります。
一部のATMにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これは三菱UFJ-VISAデビットに限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。
海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER | 暗証番号 |
WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
ENTER/OK/YES | 確認 |
CANCEL | 取消 |
CLEAR | 訂正 |
TRANSACTION | 取引 |
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
RECEIPT | レシート |
AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
手順 | 備考 |
---|---|
(1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
(2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
(3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
(4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
(5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
(7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
(8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
使い過ぎ防止!クレカ嫌いの方に最適
三菱UFJ-VISAデビットを使ってお店で買い物すると、三菱UFJ銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、三菱UFJ銀行のVISAデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。
デビットカードを使うと、即座にメールが送られてくるようになっているので、すぐに確認できて安心・安全です。使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でデビットカードを使えます。三菱UFJ-VISAデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
三菱UFJ銀行は、預金残高等合計が10万円以上またはEco通帳またはMUFGグループのクレジットカードの利用が無い限りは、ATMの時間外手数料が発生します。
また、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート等の提携先コンビニの手数料を無料にするためには、預金残高等合計が30万円以上または給与振込み(10万円以上/月)が必要です。
これらの条件を満たしていない場合は、夜間・早朝や、コンビニでのATM利用は有料になってしまいます。
しかし、三菱UFJ-VISAデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。
三菱UFJ銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、三菱UFJ-VISAデビットに切り替えるとお得です。
三菱UFJ銀行のATM手数料が無料に!
2018年3月1日から三菱UFJ銀行のスーパー普通預金(メインバンク プラス)が変更されました。
三菱UFJ-VISAデビットの利用で、スーパー普通預金(メインバンク プラス)のホワイトステージが適用されます。以下が条件です。
- スーパー普通預金(メインバンクプラス)の登録
- 三菱UFJダイレクトの登録(ネットバンキング)
- カードの支払口座に三菱UFJ銀行の口座を指定
- クレジットカード利用代金の引き落とし
三菱UFJ銀行のATMの時間外手数料100円(税抜)が、ホワイトステージの特典で無制限で無料になります。
無料でいつでもATMを利用できるのは大きなメリットです。家計に着実に役立つベネフィットを享受できてお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
三菱UFJ-VISAデビットがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
デメリット
三菱UFJ銀行のVISAデビットカードのデメリットは、キャッシュバックの還元率が低いことです。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、ポイント還元ではなく、キャッシュバックなのがメリットなので、現金還元を重視する場合は候補のデビットカードです。
銀行口座に自動的にキャッシュバックされるのは嬉しいですよね。いちいちポイントを貯めて交換という手間が不要になります。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
また、クレジットカードには付帯していることが多い、海外旅行傷害保険などの旅行保険がないのはデメリットです。
海外旅行保険がほしい場合は、旅行傷害保険が自動付帯する年会費無料カードをサブカードで保有すれば、このデメリットは解消できます。
家に寝かせておくだけでOKなので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
Android Payが利用可能に
2016年12月13日(火)から、日本でも「Android Pay」(アンドロイドペイ)が使えるようになりました。
電子マネー、ポイントカード、ギフトカードを登録でき、一元管理することが可能なのがメリットです。
スマホのAndroid Payに追加した電子マネーには、Googleアカウントに登録したクレジットカードやデビットカードによってアプリ上でチャージできて便利です。
対象端末はOSがAndroid 4.4(KitKat)以降のAndroid端末で、かつ、おサイフケータイ対応の端末です。
当初は楽天Edy、楽天ポイントカード、TOHOシネマズのポイントカードなどに対応しています。
Google Payの楽天Edyの利用では、0.5%のポイントかANAマイルも貯まって便利です。
貯まるポイントは楽天ポイント、Pontaポイント、エポスポイント、ヨドバシゴールドポイント、マツキヨポイント、マツキヨポイント、エディオンポイント、.moneyなどから選べます。
Android Payの導入にあたっては、三菱UFJ銀行、三菱UFJニコスと協力しており、アプリやWebでの決済にも対応予定です。
2018年5月24日にはGoogle PayにSuicaが導入されて、鉄道、バス、Suica加盟店でのお買い物などでSuicaを利用可能になりました。
JCBカード、ANA JCBプリペイドカード、ジャックスカード、Kyash Visaカードを登録すると、事前チャージ不要で便利な後払い方式のQUICPayも利用可能です。
ドンドンと対応する電子マネー、共通ポイントカードの種類が増えており、今後の更なる発展も期待できます。その他、詳細は以下で徹底解説しています。
ライフステージ別活用法・利用シーン
三菱UFJ銀行の公式チャンネルが、ライフステージ別の三菱UFJ-VISAデビットの活用方法について動画をアップしていました。
新社会人
新社会人は色々と必要なモノが多いですよね。クレジットカードだとついつい預金額以上のモノを買ってしまいがちです。また、新生活で家計の状況ががらりと変わります。
当面は給料の範囲内で生活する習慣を身につけるのが重要なので、デビットカードだと家計管理が助かります。
主婦
主婦はお買い物の機会が多いので、小銭が出ないデビットカードを使うと、財布が重くならずに済みます。また、いくら使ったのかがすぐにわかるデビットカードは家計管理がしやすいです。
まとめ
三菱UFJ-VISAデビットは、日本最大の都市銀行である三菱UFJ銀行のデビットカードであり、信頼性が高くトラブル時のサポートに安心感があります。
デビットカードで、利用時はメールがすぐに来て残高を確認できるので、使い過ぎる心配がありません。
現金同様に使えて、利用金額に応じてキャッシュバックされます。また、不正利用時の補償やショッピング保険があります。
ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、とても便利です。カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。
クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、三菱UFJ銀行のVISAデビットカードにしかないメリットもあります。お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。
特にクレジットカードを持ちたくない方には、三菱UFJ-VISAデビットは大きなメリットがあります。
現在はお得な入会キャンペーンを開催しています。抽選ではなく、もれなく1,000円がプレゼントされます。
入会翌月末まで3回以上かつ合計1万円(税込)以上利用するだけで、1,000円を得られます。
デビットカードとしてはお得な入会キャンペーンです。まだお持ちでない方は、この機会に作成してみてはいかがでしょうか。
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三菱UFJ銀行はデビットカードではなく、ICクレジットカードも発行しています。
ICクレジットカード「三菱UFJ-VISA」は、三菱UFJ銀行でお得になる仕組みが満載です。
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