82Debit<JCB>というデビットカードが2019年4月から発行開始します。長野県が本拠地の八十二銀行とJCBが提携して発行するJCBデビットカードです。
JCB加盟店にて利用可能でOki Dokiポイント還元があること、使い過ぎる心配がないこと、小銭のやり取りが不要、ATM手数料の抑制につながること等がメリットです。
82Debit<JCB>の年会費、ポイント(キャッシュバックはなし)、メリット、デメリットについてまとめます。
目次
82Debit<JCB>の年会費
82Debit<JCB>とは、世界190の国と地域のJCB加盟店・ネットショップでお買い物ができるデビットカードです。
国際ブランド付きデビットカードであり、利用代金は普通預金口座から即時に引き落とされます。お店での支払の際には「JCBの1回払い」旨を伝えればOKです。
JCBは海外で利用可能店舗が少ないイメージがありますが、加盟店は世界中の国・地域に3,300万件以上に拡大しています。
アメックスとはカナダ・オーストラリア等の複数国、Discoverとは米国での加盟店相互開放について提携しています。

八十二銀行に普通預金口座を持っている満15歳以上(中学生を除く)の個人の方なら誰でも利用できます。 原則として、入会時の審査はありません。
気になる年会費は初年度は無料です。2年目以降は本会員1,250円(税抜)ですが、一定の条件をクリアすると無料となります。
携帯電話料金の決済、前年の年間利用額が12万円以上、有効期限月の前月末までに
支払口座が無通帳口座<e-リヴレ>のいずれかに該当する場合は無料です。
楽天銀行デビットカード、Sony Bank WALLET、住信SBIネット銀行のデビットカード、三井住友銀行のSMBCデビットは無条件で年会費無料なので、それと比較すると見劣ります。
しかし、無通帳口座の利用やケータイ料金の支払いだけで0円にて維持できるので、年会費は実質無料と評価できます。
八十二銀行のデビットカードのカード・フェイスは、くろ、あかりんご、MEGUMI、MORIの4種類となっています。
国際ブランドはJCBのみです。我々には当たり前となっていますが、実は自国内の企業が大々的なクレジットカードのインフラを担っているというのは世界有数で凄いことです。
八十二銀行のキャッシュカードには、ジェイデビットカードの機能が搭載されていました。ゆうちょ銀行のデビットカードと同様です。

「J-Debit(ジェイデビット)」のマークが有る全国約45万カ所の加盟店の端末で、支払いに利用できました。
大手家電量販店などで使えるのが便利ですが、使えるシーンが限定的で不便なのがデメリットです。また、ポイント還元・キャッシュバックは一切なく、1円も得しないのが難点です。
しかし、82Debit<JCB>の登場で、JCB加盟店で幅広く使えて、かつお得なデビットカードが光臨しました。
カード利用でOki Dokiポイントが貯まる!
八十二銀行のJCBデビットカードは、毎月(前月16日~当月15日)のショッピング利用金額に応じて、JCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。
Oki Dokiとは「OK!」「大丈夫、喜んで!」の語源である「Okey Dokey(オーキードーキー)」(英語の古語)のことです。
若年層の方々がそのリズミカルな語感を愛し、言葉遊び的に「Oki Doki」と口にするようになったそうです。
82Debit<JCB>を利用すると、1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。1ポイントの価値は5円なので、還元率0.5%です。
税込価格に対してポイントが貯まるのが地味なメリットです。税抜に対してポイントが付与されるクレジットカードもあります。
税抜だと1,980円とか7,980円といった商品を買った時、端数に対してポイントが付与されず、切り捨てられて損をしてしまいます。JCBカードにはそのような心配はありません。
82Debit<JCB>で貯めたOki Dokiポイントの有効期限は獲得月から2年です。
八十二銀行の82Debit<JCB>の還元率は、SMBCデビットの0.25%、三菱UFJ-VISAデビット、みずほJCBデビットの0.2%を大きく上回っています。
貯めた「Oki Dokiポイント」の交換先にはどのようなものがあるのか気になりますよね。多種多様な商品と交換できます。
2015年12月16日から多くのポイントの交換単位が500ポイントから200ポイントに改善され、より少額のポイントを移行可能となりました。
利便性が高いポイント移行先は下表の通りです。以下の還元率はカード利用の基本ポイントであり、年間利用金額に応じたボーナスや、クレジットカードによるアップ(自動的にポイント2倍など)は考慮していません。
移行先ポイント名 | 必要ポイント数 | 移行先ポイント数 | 還元率 |
---|---|---|---|
キャッシュバック | 1 | 3 | 0.30% |
nanacoポイント | 200 | 改悪後は900 | 0.45% |
Pontaポイント | 200 | 800 | 0.40% |
WAONポイント | 200 | 800 | 0.40% |
dポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Amazonでのお買い物 | 4 | 14 | 0.35% |
楽天スーパーポイント | 200 | 600 | 0.30% |
楽天Edy | 500 | 1,500 | 0.30% |
JCBプレモカードへのチャージ | 200 | 1,000 | 0.50% |
ビックポイント (ビックカメラ) | 200 | 1,000 | 0.50% |
ジョーシンポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
ベルメゾン・ポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
スターバックスカードチャージ | 200 | 800 | 0.40% |
JALマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
ANAマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
ANA SKY コイン | 500 | 1,500 | 0.30% |
デルタ航空 スカイマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
セシールスマイルポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
還元率ができるだけ高いほうがお得。JCBプレモカードはAmazonでも利用可能です。
マイルの価値を1マイル2円と考えると、ANA・JAL・デルタ航空へのマイル交換もお得感があります。年間参加登録費や移行手数料を払うことなく交換できるのがメリットです。
使いやすい金券類にも交換できます。
移行先 | 必要ポイント数 | 交換先の価格 | 還元率 |
---|---|---|---|
JCBギフトカード ※改悪後 | 350 | 1,000 | 0.29% |
650 | 2,000 | 0.31% | |
1,100 | 5,000 | 0.45% | |
2,100 | 10,000 | 0.48% | |
3,100 | 15,000 | 0.48% | |
4,100 | 20,000 | 0.49% | |
5,100 | 25,000 | 0.49% | |
6,100 | 30,000 | 0.49% | |
7,100 | 35,000 | 0.49% | |
8,100 | 40,000 | 0.49% | |
9,100 | 45,000 | 0.49% | |
10,100 | 50,000 | 0.50% | |
JCBプレモカード | 670 | 3,000 | 0.45% |
nanacoカード ※改悪後 | 600 | 2,000 | 0.33% |
1,200 | 5,100 | 0.43% | |
2,300 | 10,000 | 0.43% | |
4,500 | 20,000 | 0.44% | |
8,900 | 40,000 | 0.45% | |
QUOカード(キャラクター) | 3,000 | 850 | 0.35% |
ドトール バリューカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
スターバックス カード | 650 | 2,000 | 0.31% |
全国共通お食事券 ジェフグルメカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
コメカ(コメダ珈琲店プリペイドカード) | 650 | 2,000 | 0.31% |
モスカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
マックカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
KFC CARD | 650 | 2,000 | 0.31% |
ユニクロギフトカード | 950 | 3,000 | 0.32% |
東京の人気テーマパーク・チケット(1枚) | 1,850 | 8,400~ | 0.45%~ |
関西人気テーマパーク スタジオ・パス(1名分) | 1,900 | 8,600~ | 0.45%~ |
JCBプレモカードとはリアルの加盟店やインターネットショッピングで利用できるプリペイドカードで、Amazonギフトカードの購入に利用可能です。
Oki Dokiポイントをnanacoカードに交換すると、nanacoギフトがプレゼントされるキャンペーンが開催されることがありました。
JCBギフトカードは日常的に使うことが多いお店でも幅広く使えるため利便性が高いです。
スーパー(イオン・イトーヨーカドー・東急ストア・マックスバリュ・マルエツなど)、ドン・キホーテ、スギ薬局、飲食(ロイヤルホスト・梅の花・木曽路・デニーズ・和食さと等)で使えるので便利です。
家電量販店(ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、コジマ、ケーズデンキなど)、カー用品(イエローハット、オートバックスなど)、ホームセンター(コーナン、島忠など)、衣服(ユニクロ、ライトオン、紳士服チェーンなど)でも利用できます。
これら以外にも多種多様な店舗で使えます。
Amazon.co.jpとの「パートナーポイントプログラム」に無料登録すると、1ポイントからOki DokiポイントをAmazonでのお買い物に使えます。
1ポイントでAmazonにて3.5円分の買い物ができ、例えば1,000ポイントなら3,500円です。余ったポイントも上手に利用できます!
ハーゲンダッツミニカップギフト券もあります。還元率は高くありませんが、お好きな人へのプレゼントなどにいいかもしれません。
関東人気テーマパーク・チケットへの交換だと、1 Oki Dokiポイントが4.54円~5円相当となります。
JCBが関東人気テーマパークのオフィシャルスポンサーであるからか、お得な高還元のレートでポイントを交換できます。
価格変動制の関西人気テーマパークのスタジオ・パスだと、1 Oki Dokiポイントが4.5~5.4円程度となります。こちらも比較的お得です。
Oki Dokiポイントの詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。

Oki Dokiポイントを活用すると、オークラ ニッコー ホテルズの上級会員にもなれます。
オークラ、ホテル日航、JALシティ等をお得に利用できます。
ホテルオークラ東京ベイという東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルもあります。
オークラ ニッコー ホテルズのメンバーシップ制度は「One Harmony」という名前です。One Harmonyの会員ステータスはメンバー、ロイヤル、エクスクルーシィヴの3ランクです。
年間で5,000ポイント獲得か10泊以上でロイヤルになり、15,000ポイント以上または30泊以上でエクスクルーシィヴになります。
1万 JALマイルを5,000 One Harmonyポイントに交換できます。2023年3月末まではレートアップキャンペーンで1万マイルを6,000ポイントに換えられました。
One Harmonyは交換したポイントでも、会員ランクの達成条件の対象になります。Oki DokiポイントをJALマイルに交換して、更にJALマイルをOne Harmonyポイントに換えることで、オークラ ニッコー ホテルズの上級会員を取得できます。
サービス内容 | メンバー | ロイヤル | エクスクルーシィヴ |
---|---|---|---|
レストラン優待特典 | ○ | ○ | ○ |
バースデー特典 | ○ | ○ | ○ |
新聞無料サービス(※1) | ○ | ○ | ◎ |
クイックチェックイン | ○ | ○ | ○ |
ボーナスポイント | - | +25% | +50% |
ボーナスマイル特典 | - | +10% | +30% |
ロイヤル・エクスクルーシィヴ会員料金 | - | ○ | ○ |
レイトチェックアウト | - | ○ | ○ |
客室ワンランクアップグレード(※2) | - | ○ | ◎ |
余剰宿泊数・ポイント数の繰越し特典 | - | ○ | ○ |
宿泊ご招待クーポン※3 | - | - | ○ |
- ※1:一部ホテルはロイヤルやエクスクルーシィヴ会員限定
- ※2:ロイヤル会員は有効期限内に使えるデジタルクーポン(5泊)
- ※3:ステータス判定期間(1月-12月)に5万ポイント以上獲得時
エクスクルーシィヴ会員は客室アップグレードクーポンが不要で、無制限でワンランクの部屋アップグレードが可能です。
この他、ウェルカムドリンク、ウェルカムスイーツ、館内施設利用(プール・SPA・ジム等)など、各ホテルごとにオリジナルの特典があります。
ボトルウォーターはメンバーでOKのホテルもあります。一部ホテルで提供しているウェルカムドリンク・ウェルカムフルーツは、ロイヤル以上もしくはエクスクルーシブのみが大多数です。
海外ATMで現地通貨を引き出し可能
82Debit<JCB>は、JCBまたはCirrusのマークがある海外ATMで、現地通貨の引出しが可能です。
利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。
海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER | 暗証番号 |
WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
ENTER/OK/YES | 確認 |
CANCEL | 取消 |
CLEAR | 訂正 |
TRANSACTION | 取引 |
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
RECEIPT | レシート |
AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
手順 | 備考 |
---|---|
(1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
(2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
(3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
(4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
(5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
(7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
(8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。
海外ATMの引出し手数料は、他行のJCBデビットカードは1回あたり100円(税抜)というカードが多いです。一部ATM・CDでは、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。
また、JCBの定める為替レート(1.6%)に海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレート(合計4.6%)で円と外貨を交換することになります。
一部のATMにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これは82Debit<JCB>に限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。
したがって、海外プリペイドカードのマネパカード、マネーパートナーズの外貨両替と比較すると高コストとなることが多いです。海外ATMでの現地通貨引き出しは使わない方がお得です。


なお、クレジットカードでOKならば、セディナカードの海外キャッシングが、低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
海外で現地通貨を得る手段としては、セディナカードが圧倒的にお得です。年会費無料で維持できるカードもあります。詳細は以下で徹底解説しています。

使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
82Debit<JCB>を使ってお店で買い物すると、八十二銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、八十二銀行のJCBデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。利用明細は会員サイト「MyJCB」で確認できます。
デビットカードを使うと、スマートフォンなどに即座にメールが送られてくるように設定でき、すぐに確認できて安心・安全です。
使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
安心して利用するために利用限度額も設定されています。利用限度額を上限の範囲内で自由に変更することも可能です。
普段は利用可能額を0円に設定しておけば、不正利用のリスクを極限まで抑制できます。
項目 | 期間 | 初期設定 | 変更可能な範囲 |
---|---|---|---|
国内ショッピング | 1回 | 200万円 | 0~200万円 |
1日 | 200万円 | 0~200万円 | |
1ヵ月 | - | - | |
海外ショッピング | 1回 | 200 | 0~200万円 |
1日 | 200 | 0~200万円 | |
1ヵ月 | - | - | |
海外ATM現地通貨引出し | 1回 | 50万円 | 0~50万円 |
1日 | 50万円 | 0~50万円 | |
1ヵ月 | - | - |
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でJCBデビットカードを使えます。82Debit<JCB>で日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
八十二銀行は、休日やコンビニではATMの時間外手数料が発生するのが原則です。
しかし、82Debit<JCB>で日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
八十二銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、82Debit<JCB>に切り替えるとお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
82Debit<JCB>があれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
デメリット
八十二銀行の82Debit<JCB>のデメリットは、ポイント還元率が0.5%であり、高還元デビットカードと比較すると低いことです。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。

ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。

イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。

セブン銀行やイオン銀行のデビットカードの方は、セブン&アイ、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。



住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。

Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。



まとめ
82Debit<JCB>は、八十二銀行のデビットカードであり、信頼性が高くトラブル時のサポートに安心感があります。
デビットカードで、利用時はすぐ残高に反映されるので、使い過ぎる心配がありません。中学生以外の15歳以上なら原則として審査無しで誰でも使えます。
ネット通販やアプリ・ゲーム等の課金がはかどりますし、リアル店舗でも現金同様に使えます。しかも利用金額に応じてOki Dokiポイントが貯まります。便利でお得な一枚です。
ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、ライフハックに直結します。カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。
クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。
特にクレジットカードを持ちたくない方で、1%の楽天ポイントよりも0.5%のOki Dokiポイントの方がいい場合は、82Debit<JCB>が候補となります。
また、楽天銀行のデビットカードよりも八十二銀行のJCBデビットカードの方が好きで、ポイント還元率よりも信頼性を重視する場合、82Debit<JCB>には大きなメリットがあります。
ポイント還元率の側面では、やはり1%楽天ポイント還元の楽天銀行のデビットカードが随一です。
ただし、デビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。年会費無料で還元率が1.5%のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関しては、デビットカードはクレジットカードに負けます。高還元率のクレジットカードを日常の生活で使っていけば、家計が堅牢化します。

年会費が無料で1%~1.5%還元のクレジットカードもゴロゴロあります。

抵抗がない場合はクレジットカードの方がおすすめです。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。

高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。

おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。

おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。

クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。

数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。

実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。

国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。

82Debit<JCB>に決済インフラ・ポイントプログラムを提供しているJCBのプロパーカードもおすすめです。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・スターバックス等のJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。

Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。

貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。

スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。

以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。

JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。

JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。

18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。

どちらも年会費無料かつ高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。

JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。

空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。

JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。

若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。

搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。

JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。

JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、これは初年度無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。

JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。

2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、関西有名テーマパークのラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。

JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。

JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。

JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS」(JCB ザ・クラス)です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能です。
年会費は55,000円(税込)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富で、JCBブラックカードの真骨頂を発揮しています。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
関西有名テーマパークのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。

コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。

JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
一般人が入れない秘密の地・東京ディズニーリゾートのラウンジで至高の一時を堪能できる特典など、他のクレジットカードの追随を許さない制御不能のベネフィットが満載です。
ブラックカードとしてはリーズナブルな年会費(税抜50,000円)で、まさに前代未聞の超コスパ・ジャパンという様相を呈しています。
クレジットカードの真髄を極める究極のエレガンスがあり、魂を揺さぶる程の最高潮に達したエネルギーがあります。
JCBが渾身の力を込めたクレジットカードであり、JCBザ・クラスがある生活は優美でエレガント。ふつふつと喜びが湧き上がってくる世界です。
「片翼の天使」を通り越した「両翼の天使」であり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。

メンセレ、有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。

JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは、お得な新規入会キャンペーンを行っています。