三菱UFJ-JCBデビットはキャッシュバックと海外旅行保険が魅力!メリット・デメリットを徹底解説

更新日:   デビットカード

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三菱UFJ-JCBデビット

三菱UFJ-JCBデビットというデビットカードがあります。三菱UFJ銀行が発行しているJCBデビットカードです。

JCB加盟店で使えて便利なキャッシュバックの還元があること、使い過ぎる心配がないこと、海外ショッピング保険があることなどがメリットです。

三菱UFJ-JCBデビットの年会費、キャッシュバック(ポイント)、メリット、デメリットについてまとめます。

三菱UFJ-JCBデビットの年会費

三菱UFJ銀行

三菱UFJ-JCBデビットとは、世界190の国と地域・約3,300万のJCB加盟店・ネットショップでお買い物ができるデビットカードです。利用代金は普通預金口座から即時に引き落とされます。

日本国内に居住されている、15歳以上(中学生を除く)の普通預金口座をお持ちの個人・個人事業主の方なら誰でも利用できます。

気になる年会費は無料。コスト0円で保有できるので、使いやすくて安心・安全です。

カード・フェイスは、レッド・ホワイト・ブラックの三種類で、好きな色を選択することができてユーザーフレンドリーです。ルイ・ヴィトンのような模様がオシャレです。

国際ブランドはJCB

JCBのロゴ

国際ブランド付きデビットカードであり、搭載されているのが日本人向けベネフィット満載なのがJCBのメリットです。

一部でJCBオリジナルシリーズなどおすすめのJCBカードと同一の特典も使えて、JCB PLAZAなどのJCBカード特典が充実しています。

我々には当たり前となっていますが、実は自国内の企業が大々的なクレジットカードのインフラを担っているというのは世界有数で凄いことです。

着物姿の笑顔の女性

世界5大クレジットカード国際ブランド(JCB・VISA・Mastercard・Amex・DinersClub)の一つとしての地位を確立しており、中国銀聯が世界に進出するまで、長らく米国系以外では唯一のメジャー・国際ブランドでした。

近年では中国銀聯を加えて6大国際ブランドと呼ばれています。日本国産ということから「サムライカード」という呼称もあります。日本が誇る侍カード、かっこいい名前ですね^^

日本刀

三菱UFJ-JCBデビットのカードフェイスは赤・黒・白券面の3種類となっており、

お得なキャッシュバック還元

JCBのビル

三菱UFJ-JCBデビットは、毎月の利用金額の0.2%が自動でキャッシュバックされます。

前月のショッピング利用金額に応じて、毎月25日(銀行休業日の場合は翌営業日)に銀行口座に自動的にキャッシュバックしてくれます。

クレジットカードと比較すると還元率は低いですが、現金同様のデビットカードなので少しでもお得になるのは嬉しいですね。

デビットカードの中には年間50万円とか100万円使わないと特典が得られないものもあります。三菱UFJ-JCBデビットはお得です。

しかもポイントを貯めて交換という面倒な作業が不要です。シンプルな現金還元のキャッシュバックは嬉しいですね!

自動キャッシュバックのクレジットカードと同様のイメージで、スマートな還元を享受できます。

便利なオート還元

  • 前月のショッピング金額に応じて自動キャッシュバック
  • 毎月25日(銀行休業日は翌営業日)に決済口座に入金

ショッピング保険と不正利用時の補償がある!

ショッピングしている女性

三菱UFJ-JCBデビットには海外利用時はショッピング保険があるので、安心して買い物ができます。

ずっと年会費無料で使えるのに、ショッピング保険があるのはナイスです。

年会費が有料なのにショッピング保険がついていないクレジットカードは数多くあります。海外利用分に限定されますけれども、エッジが効いています。

三菱UFJ銀行のJCBデビットカードを利用して購入した品物が、破損・盗難などの偶発な事故で被った損害について補償されます。

購入日より90日間とクレジットカード並みの保障があります。上限は年間100万円で、1事故あたり10,000円の自己負担があります(※国内ショッピングは対象外)。

したがって、価格が1万円未満のぬいぐるみ等は補償対象外です。

マイメロディ、リラックマ、日清食品のひよこちゃん

偽造・盗難カード等が第三者によって不正利用された場合の補償もあります。

連絡日から60日前まで遡り、その日以降に発生した障害について、1事故あたり500万円を限度に補償されます。三菱UFJ-VISAデビットは年間100万円なのでJCBの方が高いです。

デビットカードの中には補償がついていないカードもあります。

三菱UFJ-JCBデビットは万が一の紛失・盗難・偽造・インターネット不正利用の際にも、しっかりと補償されるので安心して使えるカードです。

JCB PLAZAなどのJCB共通特典を利用可能

JCBプラザ

JCB PLAZA

三菱UFJ-JCBデビットはJCBプラザを利用可能です。海外に設置されたJCBの海外サービス窓口で、JCB加盟店の予約や観光などに関して日本語で問い合わせることができます。

現地のJCB加盟店の紹介、ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケット などの予約・取得代行、カードの利用方法などについてJCBプラザ・スタッフが対応してくれます。

JCBカードの紛失・盗難時のサポート、Wi-Fi 無料サービスもあります。来店の際にカードを提示すると利用可能です。

JCB PLAZAの中

日本人が来訪する頻度が多いと思われる、南米・中東・アフリカを除く世界の主要都市に設置されています。

2010年6月からはJTBグローバルアシスタンスへ業務委託し、JCBプラザは他社との兼用となっています。一部の主要地域では、JCB会員専用の「JCBプラザラウンジ」があります。

日本ではJTBトラベルゲート有楽町店内や京都駅にJCBプラザがありますが、海外からの来訪者(インバウンド)向けのもので、国内発行のJCBカードでは利用できません。

参考JCBプラザ設置都市一覧

JCBプラザ ラウンジ

世界の主要都市9ヵ所には、JCB会員の方専用の空間「JCBプラザ ラウンジ」があります。

「JCBプラザ ラウンジ」では、JCBプラザの共通サービスに加え、ラウンジならではのサービスが提供されています。プラザラウンジのサービス一覧は以下のとおりです。

  • ドリンクサービス
  • インターネット、プリントアウト無料サービス
  •  日本語新聞、雑誌の閲覧
  •  現地ガイドブック、情報誌の閲覧
  •  マッサージ機
  •  レンタル傘サービス
  • お荷物の当日中一時預かりサービス(貴重品や金券などは不可)

これ以外にもプラザラウンジごとにオリジナルのサービスもあります。JCBプラザラウンジ設置都市一覧は下表のとおりです。

国名都市名
アメリカロサンゼルス
ホノルル
グアム
韓国ソウル
台湾台北
中国香港
シンガポールシンガポール
タイバンコク
フランスパリ

JCB PLAZA、JCBプラザ ラウンジに訪問すると、ギフト券やグッズが当たる「JCBプラザへ行こう!キャンペーン」が開催されることもあります。

ハワイのトロリーバス(ピンクライン)無料乗車

JCBで無料のワイキキ・トロリー(ピンクライン)

三菱UFJ-JCBデビットを見せるだけで、ハワイのワイキキ・トロリー(ピンクライン)の乗車賃が無料となります。

ホノルルのJCBプラザ ラウンジにおいてドリンクサービスで休憩できます。

また、情報を仕入れてから無料バスで移動して、ハワイを効率的に観光することが可能です。

JCBデビットのハワイでの利用シーン

デビットカードなのに充実の旅行傷害保険が付帯!

デビットカードで旅行傷害保険が付帯しているカードはほとんどありません。クレジットカードでも、保険はついていないカードは数多くあります。

しかし、三菱UFJ-JCBデビットは旅行傷害保険が充実している稀有なデビットカードです。

国内外の旅行傷害保険が付帯しています。しかも死亡・高度障害だけではなく、利用頻度が多い補償もしっかりと確保されています。

国内旅行傷害保険は利用付帯で、国内での旅行に関わる傷害による死亡・後遺障害で、最大3,000万円の保険金が出ます。※国内旅行に関する所定の料金の支払いに事前にJCBデビットを利用した場合

海外旅行傷害保険

海外旅行中の日本人女性

海外旅行傷害保険は利用付帯であり、事前に「搭乗する公共乗用具」(航空券など)または「参加する募集型企画旅行」(パッケージツアー料金など)の料金を支払った場合に補償されます。

保険の種類保険金額
傷害死亡/後遺障害最高3,000万円
治療費用1事故100万円限度
疾病治療費用1回の病気につき100万円限度
賠償責任1回の事故につき2,000万円限度
携行品損害1旅行20万円/保険期間中100万円
救援者費用等100万円限度

各保険が適用される場合の詳細な条件はJCB公式ページの「<JCBデビット会員用> 3573、3574から始まり、8桁目が0~7に該当する方」をご参照ください。

補償対象旅行期間は3ヶ月であり、以下2点の両方を満たす間が補償対象となります。

  • 海外旅行の目的をもって、日本国内の住居を出発されてから住居に帰着するまでの間
  • 日本を出国した前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時まで

最も利用頻度が高い疾病・傷害の治療費用(医療費)に対する保障も最高100万円と充実しています。

ただし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります(ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ)。

国・都市事故の内容治療・救援費用
ハワイディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送372万円
食物の誤嚥と診断され3日間入院
家族が駆けつける
シンガポールクルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送440万円
胃炎と診断され7日間入院
家族が駆けつける
オーストラリアレストランで転倒し腰を強打388万円
大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術
家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送
フランス夕食後に気分が悪くなり倒れ、頭を強打。翌朝もめまいが続き受診561万円
ウィルス性内耳炎・硬膜下血腫と診断され13日間入院
家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送

3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。このようなデータを見ると、三菱UFJ-JCBデビット1枚での100万円の補償では心許ないですね。

実は異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数所有している場合、死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。

死亡・後遺傷害保険金は、複数のクレカのうち最も高い保険金額が限度となります。

高額の海外旅行保険を確保したい場合は、持っているだけで死亡・高度障害以外は補償が上乗せされる自動付帯のカードをサブカードとして保有すればOKです。使わなくてもお得なクレジットカードです。

エポスカード、ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード、さんさんクラブゴールドカードが年会費無料の自動付帯カードです。

三菱UFJ-JCBデビットの他にこれらのカードを保有していたら、合計で620万円の疾病治療・550万円の傷害治療の補償を上乗せできます。

国内旅行傷害保険

フルーツパーク公園から見える富士山

こちらも利用付帯です。事前に、国内航空機、船舶等の公共交通乗用具、宿泊、募集型企画旅行の料金を支払った場合に補償が適用されます。

補償内容は死亡・後遺障害が最高3,000万円です。日本国内を旅行中に以下の状況で傷害を被った場合に補償されます。※国内旅行に関する所定の料金の支払いに事前にJCBデビットを利用した場合

  • 乗客として公共交通乗用具搭乗中
  • 旅館、ホテル等の宿泊施設に宿泊者として滞在中の火災・爆発事故
  • 宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中

海外ATMで現地通貨を引き出し可能

海外リゾート

三菱UFJ銀行のJCBデビットカードは、JCBマークがある海外ATMで、現地通貨の引出しが可能です。海外ATMの引出し手数料は1回あたり100円(税抜)です。

ココに注意

2020年3月以前に発行した一部のカードは、「Cirrus」マークのあるATMでも利用できます。利用可能な海外のATMは、カード裏面に記載のマークで確認できます。

三菱UFJ-JCBデビットは、JCBが定める基準レートにJCBが指定した料率(1.6%)と三菱UFJ銀行所定の海外事務手数料(3.05%)を上乗せしたレートで円貨換算します。

一部のATMにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これは三菱UFJ-JCBデビットに限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。

クレジットカードの国際ブランドのロゴ

利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。

用語意味
PIN (Personal Identification Number)
ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER
暗証番号
WITHDRAWAL/GET CASHお引出し
BALANCE INQUIRY残高照会
ENTER/OK/YES確認
CANCEL取消
CLEAR訂正
TRANSACTION取引
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT普通預金/当座預金
RECEIPTレシート
AMOUNT金額

海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。

手順備考
(1)カードを挿入挿入やスライドの方向に注意
(2)言語を選択現地語と英語を選択するのが一般的
(3)暗証番号を入力4桁の数字
(4)取引の種類を選択CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択
(5)口座の種類を選択SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力確認画面が表示される場合あり
(7)現金と利用明細を受け取り取引継続か否かを確認される場合あり
(8)カード受け取り忘れないように注意

国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。

したがって、海外プリペイドカードのマネパカード、マネーパートナーズの外貨両替と比較すると高コストとなることが多いです。海外ATMでの現地通貨引き出しは使わない方がお得です。

東証プライム上場企業の㈱マネーパートナーズグループ傘下のマネーパートナーズは、「マネパカード」というMastercard搭載型...
マネーパートナーズというFXがあります。100通貨単位で取引ができ、建玉を「現受け」して通貨で受け取ることもできます。外貨...

なお、クレジットカードでOKならば、セディナカードの海外キャッシングが、低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。

海外で現地通貨を得る手段としては、セディナカードが圧倒的にお得です。年会費無料で維持できるカードもあります。詳細は以下で徹底解説しています。

セディナカードというクレジットカードがあります。三井住友フィナンシャルグループの(株)セディナが発行しています。ハウス...

デビットカードはお得で便利なキャッシュレスライフが可能

使い過ぎ防止!クレカ嫌いの方に最適

三菱UFJ銀行

三菱UFJ-JCBデビットを使ってお店で買い物すると、三菱UFJ銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。

預金残高を超えた支払いはできません。クレジットカードだとつい使い過ぎてしまうという方ですと、使い過ぎを防止できます。

また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。

このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、三菱UFJ銀行のJCBデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。

クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。

デビットカードを使うと、即座にメールが送られてくるようになっているので、すぐに確認できて安心・安全です。使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。

ATMの手数料を支払う機会が減少

セブン銀行のATM

最近はほとんどのお店でデビットカードを使えます。三菱UFJ-JCBデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。

三菱UFJ銀行は、預金残高等合計が10万円以上またはEco通帳またはMUFGグループのクレジットカードの利用が無い限りは、ATMの時間外手数料が発生します。

また、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート等の提携先コンビニの手数料を無料にするためには、預金残高等合計が30万円以上または給与振込み(10万円以上/月)が必要です。

これらの条件を満たしていない場合は、夜間・早朝や、コンビニでのATM利用は有料になってしまいます。

 最近はネット銀行も増えてきています。しかし、口座振替は都市銀行・ゆうちょ・JAバンク等しかできないというケースが依然と...

しかし、三菱UFJ-JCBデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。

ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!

おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。

三菱UFJ銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、三菱UFJ-JCBデビットに切り替えるとお得です。

三菱UFJ銀行のATM手数料が無料に!

三菱UFJ銀行のATM(羽田空港)

2018年3月1日から三菱UFJ銀行のスーパー普通預金(メインバンク プラス)が変更されました。

三菱UFJ-JCBデビットの利用で、スーパー普通預金(メインバンク プラス)のホワイトステージが適用されます。以下が条件です。

  • スーパー普通預金(メインバンクプラス)の登録
  • 三菱UFJダイレクトの登録(ネットバンキング)
  • カードの支払口座に三菱UFJ銀行の口座を指定
  • クレジットカード利用代金の引き落とし

三菱UFJ銀行のATMの時間外手数料100円(税抜)が、ホワイトステージの特典で無制限で無料になります。

無料でいつでもATMを利用できるのは大きなメリットです。家計に着実に役立つベネフィットを享受できてお得です。

煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に

小銭

スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額537円といった端数になることが多いです。

そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。

しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。

また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。

銀行ATMに並ぶ列

日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。

三菱UFJ-JCBデビットがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!

iPhoneとAndroidスマホでQUICPay+を利用可能

Apple Pay

三菱UFJ-JCBデビットのApple Pay

7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。

モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。

SuicaPASMOモバイルPASMO)、nanacoWAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。

三菱UFJ-JCBデビットをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物でき、0.2%のキャッシュバックも受けられます。

QUICPay(クイックペイ)という事前のチャージが不要な後払い型の電子マネーがあります。ドコモのiDと似たJCBのポストペイ型決...

「QUICPay+」の機能もあるため、QUICPay+加盟店では2万円を超える金額も決済できます。加盟店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、Right-on、auショップ等です。

なお、Apple PayでQUICPayを使った場合はキャッシュバックの対象ですが、Suicaチャージは対象外です。

AndroidやガラケーのモバイルSuicaへのチャージがポイント付与の対象外なのと、Apple PayのSuicaは同じ取扱いになりました。

JCB発行カードは、Suicaグリーン券・定期券などは、通常のクレジットカード払いと同様の取扱いとなってポイント付与の対象です。

Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。

2016年10月25日、ついにApple Pay(アップルペイ)が日本で始まりました。歴史的な瞬間です。QUICPayかiD加盟店でお買い物が...
iPhone、Apple Watchによるモバイル決済サービス「Apple Pay」では、Suicaも利用できます。iD、QUICPayでのお買い物の他、Sui...

デメリット

スマートフォンを見て考える女性

三菱UFJ銀行のJCBデビットのデメリットは、キャッシュバックの還元率が標準的で高還元カードと比較すると相対的に低いことです。

還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。

楽天銀行はデビットカードを発行しています。JCB、ベーシック(VISA)、シルバー(VISA)、ゴールド(VISA)、Mastercardの5種類で...

セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。

セブン銀行にはデビットカードがあります。正式名称は「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」です。セブン銀行のICキャ...

イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。

イオン銀行が2016年から「JCBデビット付きICキャッシュカード」を発行開始しました。「イオン銀行キャッシュ+デビット」とい...

ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・出光・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。

また、楽天銀行デビットカードには盗難補償しか付帯していません。還元率よりもトラブルの際の補償・信頼性を重視する場合は、三菱UFJ-JCBデビットには大きなメリットがあります。

イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。

現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。

優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。

住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。

住信SBIネット銀行はVisaデビット付キャッシュカードを発行しています。ICキャッシュカードとVisaデビット機能が1枚になった...

Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。

その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。

日本で発行されているデビットカードには、膨大な種類が存在しています。どれがいいか迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう...
デビットカードという決済に使える銀行のキャッシュカード一体型カードがあります。銀行の預金口座の残高から利用時に即時に...
日本で発行されているデビットカードは、VisaもしくはJCBブランドが大多数です。しかし、数少ないながらMastercadブランドの...

また、クレジットカードには付帯していることが多い、海外旅行傷害保険などの旅行保険がないのはデメリットです。

海外旅行保険がほしい場合は、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するエポスカード、横浜インビテーションカード、さんさんクラブゴールドカードをサブカードで持つと、無料で自動付帯の海外旅行保険が得られます。

これらのクレジットカードは自動付帯なので使う必要はありません。家に寝かせておくだけでOKなので、使わなくてもお得なクレジットカードです。

エポスカード(EPOS CARD)という丸井のクレジットカードがあります。サブカードとして利用すると最高にお得なカードです。マ...
横浜インビテーションカード(ハマカード)というクレジットカードがあります。年会費無料で海外旅行傷害保険がついてきます。...

ライフステージ別活用法・利用シーン

三菱UFJ-JCBデビットは多様な方がフル活用できるデビットカードです。

ライフステージ別の三菱UFJ-JCBデビットの活用方法の一例をご紹介します。

学生

笑顔の大学生

高校生は原則としてクレジットカードは発行できません。大学生になったら作れるようになりますけれども、やはり使い過ぎは心配。

デビットカードならお小遣いやバイト収入の範囲内でしか使えないので安心・安全です。

思う存分ゲームやアプリを楽しむことができます。

新社会人

4名のビジネスパーソン

新社会人は色々と必要なモノが多いですよね。クレジットカードだとついつい預金額以上のモノを買ってしまいがちです。また、新生活で家計の状況ががらりと変わります。

当面は給料の範囲内で生活する習慣を身につけるのが重要なので、デビットカードだと家計管理が助かります。

主婦

ショッピング中の女性

主婦はお買い物の機会が多いので、小銭が出ないデビットカードを使うと、財布が重くならずに済みます。

また、いくら使ったのかがすぐにわかるデビットカードは家計管理がしやすいです。

うっかりショッピングの金額が膨らんで赤字という事態を避けることができます。

ビジネスパーソン

ビジネスの相談・ミーティング

バリバリ働いている会社員・OLにもデビットカードは便利です。

三菱UFJ-JCBデビットを持っていれば、忙しい時でも、ATMに現金をおろしに行かなくても大丈夫なので、ATMの営業時間にお金をおろしに行けない人にとってはとても便利なカードです。

また、お昼時のATMの混雑を避けたい人にとっても便利なカードですね。

まとめ

JCB

三菱UFJ-JCBデビットは、日本最大の都市銀行である三菱UFJ銀行のデビットカードであり、信頼性が高くトラブル時のサポートに安心感があります。

デビットカードで、利用時はすぐ残高に反映されるので、使い過ぎる心配がありません。中学生を除く15歳以上からカードを申し込むことが出来ます。

ネット通販やアプリ・ゲーム等の課金がはかどりますし、リアル店舗でも現金同様に使えます。

三菱UFJ-JCBデビットを利用すると、前月の利用金額に応じて0.2%のキャッシュバックを受けられます。便利でお得な一枚です。

ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、とても便利です。カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。

クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、三菱UFJ銀行のJCBデビットカードにしかないメリットもあります。お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。

特にクレジットカードを持ちたくない方には、三菱UFJ-JCBデビットは大きなメリットがあります。

現在はお得な入会キャンペーンを開催しています。抽選ではなく、もれなく1,000円がプレゼントされます。

入会翌月末まで3回以上かつ合計1万円(税込)以上利用するだけで、1,000円を得られます。

デビットカードとしてはお得な入会キャンペーンです。まだお持ちでない方は、この機会に作成してみてはいかがでしょうか。以下からのご入会でキャンペーンが適用されます。

三菱UFJ銀行はデビットカードではなく、クレジットカードも発行しています。

ICクレジットカード「三菱UFJ-VISA」というクレジットカードがありました(現在は新規募集が停止)。年会費が完全無料、銀行...

VisaとJCBの相違点については、以下で精緻に比較しています。

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多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。

クレジットカードには多種多様な種類があります。年会費無料カード、高還元カード、一芸に秀でた特化型カード、航空系カード...

その中でも特に高還元クレジットカードにフォーカスを当てた記事は以下になります。

クレジットカードの選択基準で重要な要素の一つが還元率です。年間のクレカ利用額が多い場合は、たとえ年会費がかかっても高...

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