住信SBIネット銀行のデビットカードを比較!VisaとMastercardの違いを解説

更新日:   デビットカード

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ミライノデビットと住信SBIネット銀行のVisaデビットカード

住信SBIネット銀行のデビットカードには、3種類が存在しています。

デビットカード(Mastercard)は、以前ミライノ デビット(Mastercard)、プラチナデビットカード(Mastercard)はミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)という名前でした。

VisaとMastercardのどっちがいいか迷う方もいらっしゃるでしょう。

そこで住信SBIネット銀行のデビットカードについて、違いを徹底的に比較します。

このページを見れば各ミライノ デビットの相違点についてわかり、どれがベストか一目瞭然になりますよ!

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3種類の住信SBIネット銀行デビットカードの比較の概要

国際ブランドのロゴ(VISA・PLUS・Mastercard・maestro・cirrus

お時間のない方向けに、3つある住信SBIネット銀行デビットカードについて、まず簡潔に相違点を表にまとめました。

ブランドVisaMastercard
券種一般一般プラチナ
年会費(税抜)無料無料10,000円
カード有効期限5年7年7年
ポイント還元率0.60%0.80%1.00%
米ドル決済
海外ATMでの外貨引出し
非接触決済Visaのタッチ決済
(Visa payWave)
MastercardコンタクトレスMastercardコンタクトレス
スマプロランク月1万円以上利用で+1ランク月1万円以上利用で+1ランク無条件で2ランクUP
主な付帯特典--ラウンジキーの利用料金が年3回無料
国際線手荷物無料宅配(往復各2個)
世界約100ヵ国でアクセス可能な「Boingo Wi-Fi」無料
ショッピング保険 年100万円
海外旅行傷害保険最大1億円

年会費無料のVisaデビットカードとMastercardデビットカードを比較すると、Mastercardの方がポイント還元率は0.2%高いのが特徴となっています。

一般的な知名度はVisaの方が高いですが、MastercardもVisaとほぼ同水準の店舗で利用でき、世界中で便利に利用できます。

「Visaは使えるけどMastercardは使えない」というお店はほぼ皆無です。

したがって、VisaよりもMastercardの方がおすすめです。

年会費

一般カードの住信SBIネット銀行デビットカードは、Visa・Mastercardどちらも発行手数料は無料、年会費も無料です。

Visaブランドの住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードと同様に、コスト0円で活用できるのが大きなメリットです。

上級カードのプラチナデビットカード(Mastercard)は、年会費10,000円(税抜)です。

ミライノ デビットカード

住信SBIネット銀行のデビットカード(Visa)

住信SBIネット銀行のデビットカードには、家族カード、ETCカードはありません。

クレジットカードのミライノカード(JCB)にはETC、ミライノカード(Mastercard)なら家族カード・ETCの両方が存在しています。

ミライノ カード

家族カードとETCが必須という方は、発行可能ならクレジットカードの申込もおすすめします。

JCBブランドは3種類、Mastercardブランドは2種類のミライノカードがあり、スペックが良好なミライノカード(JCB)がおすすめです。

ミライノ カードというクレジットカードがありましたが、2023年11月30日で新規発行を終了。以下、かつて存在していたミライノ...

ポイント還元率は0.6%~1.0%

住信SBIネット銀行のデビットカードを利用すると、スマプロポイントを得られます。

還元率

  • デビットカード(Visa):0.6%
  • デビットカード(Mastercard):0.8%
  • プラチナデビットカード(Mastercard):1.0%

スマプロポイントは2つの使い道があり、現金同様で使い勝手が抜群に良好です。

交換先交換レート交換単位
キャッシュバック1ポイント→1円(100%)500ポイント以上100ポイント単位
JALマイル1ポイント→0.4マイル(40%)500ポイント以上100ポイント単位

楽天銀行デビットカード(JCB)楽天銀行ベーシックデビットカードの1%と比較すると低いものの、これらのデビットカードで得られるのは楽天ポイントです。

楽天ポイントに関心がなく、現金やJALマイル還元の方がいい場合は、ミライノ デビットは有力な選択肢となります。

人気ネット銀行の住信SBIネット銀行には、会員プログラムの「スマートプログラム」があります。取引状況に応じて優遇された特...

非接触型決済サービス(NFC)

住信SBIネット銀行のデビットカードには、VisaブランドもMastercardブランドも非接触型決済サービス(NFC)が搭載されています。

Visaのタッチ決済

住信SBIネット銀行のデビットカード(Visa)は、Visaが提供する非接触IC型の新しい決済方法であるVisaのタッチ決済(以前のVisa payWave)を搭載しています。

Visaのタッチ決済を搭載したVisaデビットカードは日本初となります。店舗のレジに設置された専用端末に「ピッ」とかざすだけで支払いが完了します。

日本国内だけでなく、海外でも利用できます。日本国内ではあまりVisaのタッチ決済は普及していませんけれども、海外では幅広く普及しているので活躍する機会があります。

Visaのタッチ決済」は、米国、カナダ、シンガポール、韓国、香港、台湾、オーストラリアなど、日本人がよく旅行する国々も包含した世界の約200カ国・地域で利用可能です。

Visaのタッチ決済は国際標準規格であるため、ワールド・ワイドに幅広い国々で利用できます。交通機関や飲食店などで、サインレスで電子マネー決済ができて便利です。

クレジットカードを相手に渡す必要がなく、スキミングなどのリスクもありません。不正利用などに対する安心感もあります。

日本国内の主な加盟店

  • ローソンマクドナルド、TSUTAYA、郵便局
  • セブン-イレブン、ミニストップ、ポプラ・生活彩家、セイコーマート、アズナス
  • イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット
  • イオン、ダイエー、まいばすけっと、マックスバリュ、ウエルシア、カスミ、マルエツ、Peacock Store
  • ドン・キホーテ等のパン・パシフィック・インターナショナルHDの店舗
  • ドトール、エクセルシオールカフェ、ビックボーイ
  • コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機
  • ゼンショーグループの一部店舗(※)
  • 関西国際空港、東京空港交通 Airport Limousine、京都丹後鉄道、急行バス志賀高原線、京福バス(一部)
  • イケアストア全店(IKEA Touchpoint 熊本を除く)
  • 阪急阪神第一ホテルグループ、ホテルヴィラフォンテーヌ
  • メガネストアー、Phiten、文教堂、ヒマラヤ
  • 京王百貨店、表参道ヒルズ、東急プラザ銀座

※ゼンショーグループ対象店舗

すき家、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、ヴィクトリアステーション、華屋与兵衛、エルトリート、牛庵、いちばん、宝島、はま寿司、久兵衛屋、カフェミラノ、モリバコーヒー、たもん庵、瀬戸うどん等

Visaのタッチ決済の引落口座は、代表口座の円普通預金または外貨普通預金(米ドル)となります。

Mastercardコンタクトレス

デビットカード(Mastercard)の方は、非接触型電子マネー「Mastercardコンタクトレス」を利用できます。従来「PayPass」という名前だった非決済型の電子マネーです。

Mastercardコンタクトレス(旧PayPass)

Mastercardコンタクトレスは、Mastercardが開発した非接触IC技術を用いた電子マネーで、店舗のレジに設置された専用リーダーにかざすだけで支払いが完了できます。

利用店舗・利用金額によってはサインが必要な場合があります。事前にチャージする必要がなく、普通預金の残高の範囲内で利用可能です。

イクスピアリ

全国的にメジャーなお店では、ローソンマクドナルド、すき家、関西国際空港などで利用可能です。

ジャンル店舗名
コンビニローソン、セブン-イレブン
スーパーイオン、ダイエー、まいばすけっと、マックスバリュ、ウエルシア、カスミ、マルエツ、Peacock Store
イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット
ディスカウントドン・キホーテ等のパン・パシフィック・インターナショナルHDの店舗
飲食店マクドナルド、ゼンショーグループ(※)、やよい軒、HUB
自販機コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機
商業施設・百貨店表参道ヒルズ、京王百貨店、イクスピアリ、
新丸ビル・丸ビル (一部除く)、六本木ヒルズ
家電量販店ビックロ、ビックカメラ新宿東口店
書籍TSUTAYA(一部除く)、文教堂(一部除く)
ヘルスケア・メガネPhiten、メガネストアー
交通関連伊丹空港、Airport Limousine、関西国際空港、神戸空港、Japan Taxi
ホテル阪急阪神第一ホテルグループ
ペイメントぐるなびPay、Uペイ

※ゼンショーグループ対象店舗

すき家、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、ヴィクトリアステーション、華屋与兵衛、エルトリート、牛庵、いちばん、宝島、はま寿司、久兵衛屋、カフェミラノ、モリバコーヒー、たもん庵、瀬戸うどん等

海外では対応店舗が拡大しています。利用可能な国の数は80カ国にのぼり、600万ヶ所以上の店舗で導入されています(店舗検索)。

ルーブル美術館のチケット販売機でも利用可能で、台湾では幅広く使えて高雄メトロの改札も通過でき便利です。

シンガポールの地下鉄(MRT)、バスにもMastercardコンタクトレスで乗車できます。

Apple PayのMastercardコンタクトレスでシンガポールのMRT改札を通過

米国においては広く普及しており、スーパー、コンビニエンスストア、ファーストフード、ドラッグストア、タクシーなどが取り扱い店に名を連ねています。

ジャンル店名
コンビニ7-Eleven
ファーストフードMcDonald's, SUBWAY, TULLY'S, BURGER KING, Haagen-Dazs, Arby's, Dairy Queen, Jack In The Box
映画館AMC Theatre, United Artists Theatre, Regal Cinemas
ドラッグストアCVS, duane reade, Rite Aid
駐車場Central parking
タクシーYellow Cab
ガソリンスタンドBP, Exxon Mobil
スタジアムYankee Stadium, Giants Stadium, Citizens Bank Park
オフィス用品Office Depot
エレクトロニクスBest Buy

日本でもVISAのポストペイ型の電子マネー「Visa payWave」とともに、東京オリンピックに向けて普及が期待されています。

MastercardコンタクトレスはApple Payでも利用可能になりました。

Apple Payで2017年9月22日から、「Mastercardコンタクトレス」、「JCB Contactless」、American Express Contactless(旧・Exp...

プラチナデビットカードには秀逸な特典

ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)

住信SBIネット銀行のMastercardデビットカードには、一般カードの他にプラチナカードがあります。ゴールドカードはありません。Visaデビットカードの方は一般カードのみとなっています。

「プラチナデビットカード(Mastercard)」は年会費10,000円(税抜)で、以下の特典が付帯しています。

ミライノ デビット PLATINUMには口座開設終了後に切り替えが可能です。

プラチナデビットカードの詳細については、以下で精緻に分析しています。

ミライノ デビット PLATINUMというMastercardのプラチナデビットカードが2019年4月1日から発行開始し、2022年3月には名前が「...

国際ブランドの切り替えは可能

変更・切り替えのイメージ

住信SBIネット銀行のデビットカードは、VisaとMastercardを切り替えることが可能です。

一度解約して再申し込むする手間が不要なのでユーザーフレンドリーです。

Visaデビットカード→Mastercardデビットカードの場合、切替手数料が発生しますが、2019年9月30日(月)まではコスト0円で切り替えることが可能でした。

会員サイトにログインして、名前の右側にある「照会・変更」を選択します。

住信SBIネット銀行のホーム画面(リニューアル後)

そして、カード再発行欄の「申請」を選択して、カード再発行理由で「ブランド切替・グレード切替を選択して「次へ進む」という緑色のボタンを選択すればOKです。

住信SBIネット銀行のカード設定画面(リニューアル後)

住信SBIネット銀行のカード再発行画面(リニューアル後)

デビット機能がないキャッシュカードを持っている方は、無料でマスターカードのデビットカードを発行できます。

カード切替の注意点

住信SBIネット銀行のデビットカードのガイド

住信SBIネット銀行のデビットカードを切り替える場合、カード切替処理日時以降、切替前カードのデビット機能を使えなくなります。

申し込んでから1営業日後に切替処理が完了して、メールで連絡があります。

住信SBIネット銀行のデビットカード切替完了のお知らせメール

国内提携先ATMでの入出金などの取引は、引続き利用できますが、切替後カードを使った時点から、切替前カードが利用不可となります。

切替後の新しいカードは1週間から10日程度(土・日・祝日を除く)で、登録住所に転送不要の簡易書留郵便で届きます。

公共料金や電話料金などの継続的な支払いや、ネットショッピングの会員サイトにデビットカードを登録している場合は、自身での変更手続きが必要となります。

なお、デビット会員用ページの「本人認証サービス」から、Mastercardの3Dセキュアに登録することができ、セキュリティを向上させることが可能になります。

まとめ

ミライノデビットと住信SBIネット銀行のVisaデビットカード (2)

住信SBIネット銀行のデビットカードには、Mastercard2種類、Visa1種類の合計3券種が存在しています。

住信SBIネット銀行のデビットカードの違いを比較すると、下表のとおりです。

ブランドVisaMastercard
券種一般一般プラチナ
年会費(税抜)無料無料10,000円
カード有効期限5年7年7年
ポイント還元率0.60%0.80%1.00%
米ドル決済
海外ATMでの外貨引出し
非接触決済Visaのタッチ決済
(Visa payWave)
MastercardコンタクトレスMastercardコンタクトレス
スマプロランク月1万円以上利用で+1ランク月1万円以上利用で+1ランク無条件で2ランクUP
主な付帯特典--ラウンジキーの利用料金が年3回無料
国際線手荷物無料宅配(往復各2個)
世界約100ヵ国でアクセス可能な「Boingo Wi-Fi」無料
ショッピング保険 年100万円
海外旅行傷害保険最大1億円

おすすめNo.1は、年会費無料で0.8%還元であり、デビットカードとしてはハイスペックのデビットカード(Mastercard)です。

利用時はすぐ残高に反映されるので、使い過ぎる心配がありません。中学生を除く15歳以上の方なら、原則として審査無しで誰でも使えます。

ネット通販やアプリ・ゲーム等の課金がはかどりますし、リアル店舗でも現金同様に使えます。一部を除く世界中のMastercard加盟店で縦横無尽に決済することが可能です。

ミライノ デビット(Mastercard)

しかも利用金額に応じて0.8%のスマプロポイント還元を享受できます。日常の支払いに活用していくだけでチャリンチャリンと還元されて、便利でお得な一枚です。

ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、ライフハックに直結します。

カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。

クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。

住信SBIネット銀行はデビットカード以外もベネフィットが豊富で魅力的です。実際に数多くの賞を受賞しており、客観的に高く評価されています。

住信SBIネット銀行のオフィスの入口住信SBIネット銀行の受賞歴

日本経済新聞の第13回金融機関ランキングでは、顧客満足度総合ランキングで第4位、ネットバンキング部門で2位に入っています。

日経の金融機関ランキングは約4,000名の個人に対する調査に基づいており、住信SBIネット銀行は客観的に高く評価されています。

デビットカード以外の住信SBIネット銀行の詳細については、以下で徹底的に解説しています。

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住信SBIネット銀行はお得なキャンペーンにエッジ・優位性があります。

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住信SBIネット銀行に口座開設する場合は、SBI証券との同時開設をおすすめします。

SBI証券に口座開設して、SBIハイブリッド預金に1,000円預け入れ、1南アフリカランド(6~13円程度で推移)を外貨預金すれば、ランク2(ATM手数料月5回・振込手数料月3回無料)になります。

更にデビットカードを月1万円以上使えば、ランク3(ATM手数料月7回・振込手数料月7回無料)になります。

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SBI証券の口座開設申込画面

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口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。

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SBI証券のキャンペーンは不要だったり、証券口座を開きたくない場合は、住信SBIネット銀行の口座開設のみもできます。

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