GMOあおぞらネット銀行にはVisaデビット付キャッシュカードがあります。GMOあおぞらネット銀行が発行しているVISAブランド搭載型のデビットカードです。
Visa加盟店にて利用可能で0.6%のキャッシュバック還元があること、使い過ぎる心配がないこと、小銭のやり取りが不要、ATM手数料の抑制につながること等がメリットです。
還元率最大1.2%のプラチナデビットカードもあります。Mastercardブランドで、なんと1日の利用限度額が1,000万円とパワフル!
法人口座では与信審査なしのビジネスデビットカードがあり、年会費・維持無料、高還元のキャッシュバック、1日当たり最大2億円利用可能の3点がメリットです。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードの年会費、キャッシュバック還元率、メリット、デメリットについてまとめます。
目次
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードの年会費
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードは、世界200以上の国・地域のVisa加盟店・ネットショップ(約4000万店舗)でお買い物ができるデビットカードです。
国際ブランド付きデビットカードであり、利用代金はGMOあおぞらネット銀行の普通預金口座から即時に引き落とされます。
お店での支払の際にはレジ等で「VISAの1回払い」旨を伝えればOKです。店員さんにカード渡して、Visaデビット暗証番号を入力するかサインをすれば支払い完了です。普通のクレジットカードと同じです。
GMOあおぞらネット銀行に普通預金口座を持っている満15歳以上の個人なら誰でも利用できます。 原則として、入会時の審査はありません。
気になる年会費・発行手数料は無料です。年間利用額10万円以上、携帯電話料金の決済などの条件は不要で完全無料で維持できます。
お得な特典があったら年会費がかかってもいいかもしれませんけれども、できれば年会費は無料が嬉しいのでナイスですね。
ライバル銀行と比較すると、三菱UFJ銀行のデビットカード、三井住友銀行のSMBCデビットはいずれも年会費無料です。他方、みずほ銀行のみずほJCBデビットは年1回の利用で無料。
年会費に関しては、みずほ銀行のデビットカードと比較すると、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードの方に優位性があります。
カード・フェイスはブラックとホワイトの2種類があります。
右上に「VISA」というアルファベットが記載されて、カード番号・有効期限・セキュリティコード・氏名等が記載されています。
カード裏面はクレジットカードと似ており、署名して使う形となります。サイン欄の右上にセキュリティコードがあります。Visaのホログラムは裏面にあります。
国際ブランドはVISAのみです。VISAは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。VISAが圧倒的No.1となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
GMOあおぞらネット銀行には、法人口座、個人事業主の口座もあります。こちらも年会費無料でVisaデビットカードを発行可能です。
ビジネス用途のカードであるにもかかわらず、年会費無料でデビットカードを発行できる点にエッジ・優位性があります。
ライバルの楽天銀行は法人口座のデビットカードだと、1,000円(税抜)の年会費がかかります。GMOあおぞらネット銀行にエッジ・優位性があります。
還元率は0.6%!デビットカードとしては高還元
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは、カードショッピング利用額のうち0.6%のキャッシュバックを受けられます。ポイントを貯めて交換という作業が不要でユーザーフレンドリーです。
リアル店舗、インターネットの両方が対象です。海外ATMでの現地通貨引出しおよび各種手数料はキャッシュバックの対象外です。
ただし、自家用車、自動二輪、船舶の購入費、住宅費用(新築・リフォーム)で1回あたり100万円以上の利用の場合は、0.3%となります。
還元率がUPするキャンペーンが開催されることもあります。
日本国内
キャッシュバックは決済(売上)確定月の翌月末に、1円単位でGMOあおぞらネット銀行の口座に振り込まれます。
利用額は翌月以降には繰越されず1円未満は切り捨てとなります。例えば100,099円を利用した場合、100,000円の0.6%の600円がキャッシュバックされて端数の99円の分は無効となります。
還元される現金を、GMOあおぞらネット銀行以外の銀行口座に振り込んでもらうことはできません。
クレジットカードと比較すると還元率は低めですけれども、現金同様のデビットカードでお得にできるのは嬉しいですね。
デビットカードの中には年間50万円とか100万円使わないと特典が得られないものもあります。GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは秀逸なバリューがあります。
しかもポイントの交換先で使いたいアイテムがないという陥穽に嵌まるリスクがありません。シンプルな現金還元のキャッシュバックは嬉しいですね!
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードの還元率は、三菱UFJ銀行・みずほ銀行の0.2%の3倍とパワフルです。
三井住友銀行の0.25%と比較すると2.4倍であり、イオン銀行・セブン銀行・ソニー銀行の0.5%(一般加盟店での基本還元率)も上回っています。
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードには一部Visa加盟店でも利用できないお店があります。保険料やプロバイダ料金などの反復継続的な支払いが代表例です。
また、有料道路料金、飛行機の機内販売などでも利用できません。
これはGMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードに限った話ではなく、どのデビットカードでも同様です。
主な利用対象外のお店
- 公共料金(※東京電力、関西電力など一部は利用可能)
- 国民年金保険料
- 有料道路
- 航空機での機内販売
- インターネットプロバイダー
- 携帯電話・MVNO・格安スマホ・SIM、アプリ型電話サービス
- 生命保険、損害保険
- 駐車場、家賃
- 動画配信、スカパー、WOWOW、ケーブルTV、音楽配信
- 新聞購読料
- 飲料水宅配
- 一部決済代行・決済サービス
一部の加盟店で、国内の店頭または国内からインターネットサイト等を通じての利用した場合でも、海外利用の扱いとなる場合があります。
海外利用の扱いとなる加盟店の例は、PayPal、FC2、一部の外資系のホテル・航空会社・リゾート施設・Webサービス提供会社等です。
国内加盟店で円以外の通貨で決済されたものもキャッシュバック対象外となります。
ネット通販
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは、もちろんインターネットでの支払いでも利用可能です。
クレジットカードのようにカード番号、利用者個人の氏名、有効年月、セキュリティコードを打ち込めばOKです。
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードは本人認証サービス(3Dセキュア・Visa Secure・Verified by VISA)にも対応しています。無料で使えます。
ネットショッピングの対応店舗では、ワンタイムパスワードを決済時に入力することになり、クレジットカード決済時の第三者によるカードの不正利用(なりすまし)の防止を図れます。
海外
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードは海外での決済にも利用可能です。1枚でワールド・ワイドな支払いが可能であり、VISAブランドであることから、1枚で世界中を飛び回れます。
海外の飲食店・ショップ・ホテル・お土産屋などで使う場合は、まず日本と同じくレジで係員にGMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードを手渡します。
そして、「アイル ペイ バイ ザ クレジットカード(I'll pay by the credit card.)」と言えばOKです。「クレジットカード」の一言でも通じる場合が圧倒的大多数です。
レストランで席払いの時は、まずは「チェック プリーズ(Check, please.)」と店員さんに言って、その後にクレジットカードを渡せばOKです。
一部の国ではカード利用の際に別途手数料(サーチャージ)が加算されて請求される場合があります。これはGMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードに限った話ではなく、どのデビットカードでも同じです。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードを海外ショッピング利用した場合、円換算レートは、VISA Inc.が指定するレートに3.02%(税込)を加えたものとなります。
クレジットカードと比較すると為替コストは高めとなります。クレカに抵抗がない場合は、海外での利用はクレジットカードの方がお得です。
年間100万円までの補償があって安心
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードには、第三者に不正使用された場合の保険「Visaデビット不正利用補償」が付いているので安心・安全です。
紛失・盗難・偽造などによって第三者に不正利用された場合、GMOあおぞらネット銀行に通知した日の30日前に遡って、個人の方は100万円、法人は1000万円まで補償されます。
リアルの店舗だけではなく、インターネットでの不正利用も補償の対象です。万が一のカード番号流出の際にも補償があるので、安心してネットショッピングを楽しめます。
デビットカードの中には紛失・盗難時の補償がないカードもあります。GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードは補償があるので安心です。
「Visaデビット取引通知サービス」もあり、利用時にメール通知する設定にしていたら、不正利用にすぐに気付くことができるので、GMOあおぞらネット銀行に電話して利用停止できます。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは、不正利用に対する保険で守られているので、安心してお買い物ができます。
海外ATMで現地通貨を引き出し可能
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードは、VISAまたはPLUSのマークがある海外ATMで、現地通貨の引出しが可能です。
利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER | 暗証番号 |
WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
ENTER/OK/YES | 確認 |
CANCEL | 取消 |
CLEAR | 訂正 |
TRANSACTION | 取引 |
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
RECEIPT | レシート |
AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
手順 | 備考 |
---|---|
(1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
(2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
(3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
(4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
(5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
(7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
(8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。
円換算レートは、VISA Inc.が指定するレートに3.02%(税込)を加えたものとなります。
一部のATM・CDにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これはGMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードに限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。
したがって、海外プリペイドカードのマネパカード、マネーパートナーズの外貨両替と比較すると高コストとなることが多いです。海外ATMでの現地通貨引き出しは使わない方がお得です。
なお、クレジットカードでOKならば、セディナカードの海外キッシングが、最も低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
海外で現地通貨を得る手段としては、セディナカードが圧倒的にお得です。年会費無料で維持できるカードもあります。詳細は以下で徹底解説しています。
なお、カードが吸い込まれて出てこなくなった場合や、現金が回収された場合は、ただちに現地金融機関の係員に状況説明と、返還・返金交渉をする必要が生じます。帰国後では解決が困難な場合があります。
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードを使ってお店で買い物すると、紀陽銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。利用明細は会員サイトで確認できます。
デビットカードを使うと、スマートフォンなどに即座にメールが送られてくるように設定でき、すぐに確認できて安心・安全です。
使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
安心して利用するために利用限度額も設定されています。利用限度額を上限の範囲内で自由に変更することも可能です。
普段は利用可能額を1千円に設定しておけば、不正利用のリスクを極限まで抑制できます。
項目 | 期間 | 初期設定 | 変更可能な範囲 |
---|---|---|---|
ショッピング 海外ショッピング | 1回 | - | - |
1日 | 50万円 | 1千円~500万円 | |
1ヵ月 | - | - | |
海外ATM現地通貨引出 | 1日 | 30万円 | 1千円~100万円 |
利用限度額の変更はログイン後、「Visaデビット」>「ご利用限度額変更」から手続きできます。
- 変更後のご利用限度額を入力
- ワンタイムパスワードを入力
- [同意して次へ]を選択
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でVisaデビットカードを使えます。GMOあおぞらネット銀行のデビットカードで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
GMOあおぞらネット銀行は、休日やコンビニではATMの時間外手数料が発生するのが原則です。
しかし、GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
GMOあおぞらネット銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードに切り替えるとお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
デメリット
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードのデメリットは、ポイント還元率が基本0.6%と高還元ではあるものの、他により一層の高還元デビットカードがあり、No.1ではない点です。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
現金還元のデビットカードがよければ、Sony Bank WALLETという現金還元のデビットカードがあります。還元率は0.5%~2.0%です。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
また、不正利用が個人は100万円までとなっているのがデメリットです。普通預金の残高が100万円を超えている場合、不正利用されて実損・自己負担が生じるリスクがあります。
また、1,000円の再発行手数料、30,000円の海外緊急再発行手数料(いずれも税抜)が発生します。海外緊急再発行手数料はクレジットカードと比較すると高額です。
1日あたりショッピング利用限度額は最高500万円であり、それを超える支払いはできません。
Visaのタッチ決済が利用可能
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは、Visaのタッチ決済を利用できます。年会費・発行手数料は無料です。
日本で普及しているiDやQUICPayのように、店舗のレジに設置された専用端末に「ピッ」とかざすだけで支払いが完了します。
日本国内だけでなく、海外でも利用できます。日本国内ではあまりVisa payWaveは普及していませんけれども、海外では幅広く普及しているので活躍する機会があります。
「Visaのタッチ決済」は、米国、カナダ、シンガポール、韓国、香港、台湾、オーストラリアなど、日本人がよく旅行する国々も包含した世界の約200カ国・地域で利用可能です。
以下のマークがある交通機関や飲食店などで、サインレスにて電子マネー決済ができて便利です。
クレジットカードを相手に渡す必要がなく、スキミングなどのリスクもありません。不正利用などに対する安心感もあります。
日本国内の主な加盟店
- ローソン、マクドナルド、TSUTAYA、郵便局
- セブン-イレブン、ミニストップ、ポプラ・生活彩家、セイコーマート、アズナス
- イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット
- イオン、ダイエー、まいばすけっと、マックスバリュ、ウエルシア、カスミ、マルエツ、Peacock Store
- ドン・キホーテ等のパン・パシフィック・インターナショナルHDの店舗
- ドトール、エクセルシオールカフェ、ビックボーイ
- コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機
- ゼンショーグループの一部店舗(※)
- 関西国際空港、東京空港交通 Airport Limousine、京都丹後鉄道、急行バス志賀高原線、京福バス(一部)
- イケアストア全店(IKEA Touchpoint 熊本を除く)
- 阪急阪神第一ホテルグループ、ホテルヴィラフォンテーヌ
- メガネストアー、Phiten、文教堂、ヒマラヤ
- 京王百貨店、表参道ヒルズ、東急プラザ銀座
※ゼンショーグループ対象店舗
すき家、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、ヴィクトリアステーション、華屋与兵衛、エルトリート、牛庵、いちばん、宝島、はま寿司、久兵衛屋、カフェミラノ、モリバコーヒー、たもん庵、瀬戸うどん等
「Visaのタッチ決済」の引落口座は、代表口座の円普通預金または外貨普通預金(米ドル)となります。
世界初のハイセキュリティデビット一体型キャッシュカードは頓挫
かつて米Dynamics Inc.と提携した、世界初のハイセキュリティデビット一体型キャッシュカードを発行する予定でした。
液晶やLEDが搭載されているハイスペックなVisaデビットカードでしたが、頓挫した模様です(以下は当初想定のスペック)。
自分が設定したパスコード(4~8桁)を入力すると、液晶にカード番号が表示されて、表示中のみATM、デビットカードの利用が可能となる仕組みとなっています。
- ON/OFFボタンをタッチ
- パスコードをタッチ
- 再度ON/OFFボタンをタッチ
カード番号は8分間表示されて自動的に消えます。すぐに電源を消すにはON/OFFボタンを押せばOKです。
カード利用後は液晶のカード番号が非表示となり、カードが利用できなくなります。また、数分が経過すると自動的に電源が切れるので安心・安全です。
ロックを解除しない限りはカード決済がミッション・インポッシブルなので、セキュアなのがメリットです。
紛失・盗難、窃盗・強盗などによる不正利用のリスクが極めて減少して、盤石のセキュリティを確保できます。
セキュリティに対する不安が高くてデビットカードを使わない方にとっては、ついに真打ち登場であり、最有力候補となるカードが2019年に光臨します。
三井住友カードが世界で初めてのロック機能付きクレジットカード「MAMOLEAD(マモリード)」を発行する予定です。
ロック機能付きデビットカードは、世界で初めてGMOあおぞらネット銀行がリリースします。
まとめ
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードは、年会費・発行手数料無料で発行できます。楽天銀行のデビットカードはVisaブランドの場合は有料です。
カードショッピング利用額の0.6%のキャッシュバックを受けられて、100万円の不正利用の補償もあります。
利用限度額は0円~500万円の範囲で、システムメンテナンス等を除いて24時間365日いつでも変更できます。
普段は利用可能額を0円に設定しておき、使う時だけ限度額を上げれば、不正利用のリスクを極限まで抑制できます。盤石のセキュリティを確保でき、鉄壁のディフェンス体制を構築できます。
本人認証サービス(3Dセキュア)にも対応しています。海外ATMでは外貨普通預金口座から現地通貨引出しが可能で、クレジットカードの海外キャッシングとは異なり、返済という作業が不要です。
デビットカード以外も、GMOあおぞらネット銀行はお得な仕組みが満載のネット銀行となっています。他行宛振込手数料が無条件で月1回無料なので、これだけでも口座を持つ価値があります。
GMOクリック証券との銀行・証券連携サービスである証券コネクト口座では、普通預金の金利が0.11%と日本一の水準となっています。メガバンク・ゆうちょ銀行の110倍です。
「つかいわけ口座」の機能で生活費用・貯金用など便利にお金を管理することができて、ネットオークションではバーチャル口座の番号でやり取りできるのでセキュアです。
GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードはお得な制度が満載のVisaデビットカードです。私もフル活用しています。家計に大きな手助けとなり、浮いた分で生活を豊かに彩ることができます。
基本のポイント還元率の側面では、やはり1%楽天ポイント還元の楽天銀行のデビットカード(JCB)が随一です。
しかし、GMOあおぞらネット銀行のVISAデビットカードはシンプルな現金還元、年100万円までの不正利用保護などセキュリティが頑健なのが、楽天銀行のデビットカードにはないメリットです。
還元率最大1.2%プラチナデビットカードもあります。
法人口座では与信審査なしのビジネスデビットカードがあり、年会費・維持無料、高還元のキャッシュバック、1日当たり最大2億円利用可能の3店がメリットです。
クレジットカードに抵抗がない場合は、やはりデビットカードよりもお得なカードが多数あってお得です。年会費無料で還元率が1%以上のクレカは多数あります。
ポイント還元率に関しては、デビットカードはクレジットカードに負けます。高還元率のクレジットカードを日常の生活で使っていけば、家計が堅牢化します。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まりやすいクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
ディズニーファンの方なら、JCB THE CLASSのインビテーションが届くJCBゴールド、JCBプラチナもおすすめです。
JCB THE CLASSはメンバーズセレクション、東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ、ザ・クラス会員限定バケーションパッケージなどの特典があり、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
現在、JCBゴールド、プラチナは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカード、ゴールドカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。