「ポレットカード」というVISAプリペイドカードがありましたが、2022年1月末でサービスを終了しました。
Polletバーチャルはアプリですぐに発行できるオンライン決済用のVisaプリペイドカードで、Pollet Millionは発行手数料500円のプラスチック製カードです。
2021年9月末でチャージが終了し、2022年1月末でVisa加盟店で使えなくなります。
2022年2月~5月中旬までは、未利用残高については払い戻されます。未利用残高の払い戻しには、カード裏面記載の会員番号が必要です。
以下、かつて存在していたPollet Million、Polletバーチャルカードのメリット、デメリット、お得な使い方についてまとめます。
ポレットカードはVisa加盟店で利用できる国際ブランド搭載型のプリペイドカードです。
リアル店舗で利用できる「Pollet Million」(旧Pollet Visa Prepaid)、インターネット専用のPolletバーチャルカードの2種類です。
ポレットカードはチャージ時に0.5%のバリューが上乗せされて、チャージ限度額が100万円と高額なのが特徴です。
また、クレジットカードの入会キャンペーン時の○万円以上といった条件クリアや、年間50万円や100万円でボーナスやポイントアップ、特典付与がある場合、それのクリアに使うと便利です。
目次
Polletカードとは
ポレットカードとは、ポイントモール・ハピタスの運営会社オズビジョン、その子会社のPolletが、三井住友フィナンシャルグループのセディナカードと提携して発行している国際ブランド付きプリペイドカードです。
物理型カードの「Pollet Million」、オンラインのVisa加盟店専用の「Polletバーチャルカード」の2種類です。
プリペイドカード発行管理システムはIPOで新規上場したバリューデザインが提供しています。
気になる発行手数料・年会費・送料などは、Polletバーチャルカードは無料です。カード発行・維持に費用はかかりません。Pollet Millionは500円の発行手数料が発生。
三井住友VISAバーチャルカードなど、年会費無料に一定の条件があるカードがある中で、無料なのはナイスです。
お得な仕組みがある場合はコストが発生してもやむを得ませんけれども、できれば無料が嬉しいですね。
原則としてクレジットカードのような与信審査が不要であり、13歳以上なら誰でも作成できます。中学生、高校生でもOKです。
ただし、セディナ所定の確認は行われます。ブラックリストに載っていたり、暴力団などの反社会組織に属している場合などは、発行できない場合があります。
もちろん、三井住友FGのセディナが発行しているとはいえ、クレジットカードのような口座引落は不要なので、三井住友銀行に口座がなくても利用可能です。
ポレットカードはプリペイドカードなので、事前にチャージした残高の範囲でしか使えません。世界中のVisa加盟店で利用できます。
Visa加盟店は世界200以上の国・地域に約4000万店舗もあります。
国際ブランドはVISAのみです。VISAは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。VISAが圧倒的No.1となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
ガソリンスタンドや有料道路料金、保険料やプロバイダ料金などの反復継続的な支払いなど、一部に使えない店舗があります。
代表例
- 公共料金、国民年金保険料
- ガソリンスタンド、有料道路
- インターネットプロバイダー
- 携帯電話・MVNO・格安スマホ・SIM、アプリ型電話サービス
- 生命保険、損害保険
- 駐車場、家賃
- 動画配信、スカパー、WOWOW、ケーブルTV、音楽配信
- 新聞購読料
- 飲料水宅配
- 一部決済代行・決済サービス
カード裏面には署名が欄があり、クレジットカードと同じようなデザインです。
質感はクレジットカードと比較するとペラペラで安っぽいです。以前はカラフルな柄でしたが、現在は黒一色でスタイリッシュになりました。
チャージ時に0.5%還元
国際ブランド搭載型のプリペイドカードは、利用時にポイントが貯まるカードが大多数です。
しかし、ポレットカードは、チャージ時に0.5%のバリューが上乗せされる点にエッジ・優位性があります。
チャージ方法は、ポイントチャージ、クレジットカードチャージ、Pay-easyチャージの3種類があります。チャージはスマホアプリ(iPhone・Android)で行います。
ポイントチャージに使えるポイントは、当初はハピタスのポイントのみでしたが、その後は相次いで拡大しています。
Gポイント、Pex、ポイントインカムのポイント、ワラウポイント、ドットマネー、ポイントタウン、i2iPointからもチャージ可能になりました。
今後も多様なポイントからの交換を可能にしていく方針となっています。
ハピタスは、Oki Dokiランドやジャックスモール、オリコモールのようなポイントモールです。
ハピタスを経由してネット通販でお買い物などをすると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にポイントが貯まります。
アメックス、ヤフーカードなどの独自のポイントモールがないクレジットカードをメインカードにしている場合は、ハピタスは便利なサイトです。
ハピタスポイント、ポイントインカムのポイントからのチャージでも0.5%還元を受けられるので、そのままハピタスポイントを使うよりもお得になります。
1ヶ月あたり30万ハピタスポイントまでチャージ可能。この場合、1,500円分が上乗せされて、合計で301,500円分のVisa加盟店での支払いが可能になります。
これまでハピタスポイントは、1ヶ月あたり3万ポイントという交換の上限がありました。この枠の他に30万ポイントを交換できます。
ポイントインカムのポイントは10ポイント1円でチャージすることができ、最低交換単位は5,000ポイントです。1日のチャージ上限は10万ポイントです。
ポイントチャージ以外では、クレジットカード、Pay-easy(ペイジー)でもチャージできます。
セディナカード以外のクレジットカード、Pay-easyの場合、1回あたり300円のチャージ手数料が発生します。
無料でチャージしたい場合はセディナカードが選択肢となります。チャージ時にはセディナのポイントも付与されます。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
セディナカードJiyu!da!は、年会費無料でセブン-イレブン・イオン・ダイエーで1.5%還元でお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニ・スーパーでお得なカード」としてセディナカードJiyu!da!を挙げられていました。

しかし、セディナカード以外でもチャージでお得になるシーンが存在します。詳細は後述します。
Pay-easyはインターネットバンキングでの銀行振込です。税金の支払いやクレジットカードの代金支払いなどのシーンで利用されています。
チャージ可能なクレジットカードは、セディナ発行のカード、Visa、Mastercardブランドのクレジットカードです。セディナカード以外のJCB、アメックス、ダイナースは不可です。
チャージ上限が高いのでポイント二重取りでお得
ポレットカードのうち、Pollet Millionはチャージ可能な上限が高いのが特徴です。1回のチャージは5万円(ポイントチャージは30万円)まで可能で、残高の上限は100万円となっています。
Polletバーチャルカードの残高上限は10万円で、月額12万円まで利用できます。
300円のチャージ手数料は金額比例ではなく固定なので、例えば5万円のチャージでも300円の手数料で済みます。この場合は手数料率は0.6%です。
高還元クレジットカードでチャージした場合、ポイント二重取りが可能ですが、0.6%の手数料が発生してしまうので妙味はありません。
- リクルートカードでチャージ:1.2%+0.5%-0.6%=1.1%
- Kyash Cardでチャージ:1.0%+0.5%-0.6%=0.9%
ただし、入会キャンペーン等で多額の利用を行う必要があり、自然体では届かない場合は、不足分をポレットカードへのチャージでクリアするという選択肢があります。
なお、ANAカードのうち、ソラチカカード・ソラチカゴールドカードは、スマリボを活用すると、国内では1.5%超となりますが、手間がかかります。
ANA VISAカード、ANA Mastercardは、利用可能店舗が多いです。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANA VISA/マスター一般カードでチャージした場合、約1.3%のマイル、0.5%のポレットカード残高が得られます。
ただし、ポレットカードへのチャージはポイント・マイル付与の対象外と改悪されるリスクがあります。大金をチャージする前には、必ず確認するのが無難です。
他のプリペイドカードは上限がもっと小さいカードが大多数です。LINE Pay カードは1000万円ですけれども、クレジットカードによるチャージができません。
ANA VISAプリペイドカード(オールチャージ型)、dカード プリペイドが30万円、au PAY プリペイドカード、おさいふPontaが10万円、三井住友VISAプリペイドは5万円にとどまります。
2017年12月12日からは、クレジットカードでのチャージは、本人認証サービス登録済みのクレカのみが可能になりました。
いわゆる3Dセキュアに非対応のクレジットカードからはチャージできません。
入会ボーナスや年間ボーナスの達成にも活用
ポレットカードのエッジ・優位性は、Visa・Mastercardならどのクレジットカードでも、一度に50万円という大金をチャージでき、手数料が300円ポッキリである点です。
したがって、例えば入会後50万円や100万円利用したら2万円分のプレゼントといった入会キャンペーンのクレジットカードがある場合、入会キャンペーンの条件クリアに使うことも可能です。
また、例えば年間100万円以上利用するとボーナスポイント、プレゼント、年会費無料、特別な特典付与といった特典があるクレジットカードを使っている場合にも有効活用できます。
年間利用額にギリギリに届かない場合は、取り急ぎポレットカードにチャージしておくという戦略が有効です。
ただし、これもチャージ分は対象外となる可能性があるので、事前にカード会社に確認しましょう。
ゴールドカードのインビテーションの条件クリアにも有意義
ゴールドカード、プラチナカードには年間利用額に応じてインビテーションを送付しているカードがあります。
Polletカードへのチャージで利用額を積み上げて、条件をクリアするというストラテジーが有効なカードもあります。
もちろん、利用内容もしっかりとチェックしているカード会社ですと、Polletカードへのチャージは、インビテーションの基準になる利用額に算入しないカード会社もあるでしょう。
ただし、有効なカード会社もあるので、そうしたカード会社ではチャージで利用額を積み上げるとお得です。
2017年9月時点では、エポスゴールドカード、イオンゴールドカードのインビテーションについては、Polletカードへのチャージが対象となっています。チャージ時も通常通り0.5%のポイントが得られます。
いずれも年会費無料でコストパフォーマンスが抜群のハイ・クオリティー・カードです。


LINE Pay残高からのチャージも可能
2017年8月14日からは、LINE Pay残高からPolletカードにチャージすることが可能になりました。4%の手数料が発生します。
例えば1,000円分のチャージをすると、40円がマイナスされて960円分のバリュー残高として反映されます。ただし、25円未満のチャージ時の手数料は一律1円です。
残高への反映は即時ではなく、チャージ申請後2時間程度かかります。リアルタイムでないのはデメリットです。
Polletカードへのチャージ時では、LINE Payに登録したクレジットカードでの決済は不可能です。
LINEポイントはまずLINE Pay残高にチャージしてから、更にポレッドカードにチャージすることになります。
LINE Pay残高からポレットカードにチャージ時した場合、0.5%の残高アップはありません。LINEポイントも得られません。
したがって、LINE Pay残高をポレットカードにチャージする妙味には乏しいです。LINE Payカードで利用するのがベストです。

ただし、LINE Payカードは国際ブランドがJCBです。LINE Pay残高をVisa加盟店で使いたいという場合は、ポレットカードへのチャージも選択肢となります。
金券・外貨・商品券・ビットコイン・モノからのチャージも可能
2019年7月8日からは、金券、外貨、商品券などを「Pollet Millionカード」「Polletバーチャルカード」にチャージできるようになりました。
Polletアプリから「金券チャージ」を選択し、金券や外貨などのチャージしたいモノを探して申し込みます。
登録住所に郵送キットが送られてくるので、外貨などを封筒に入れてポストに投函すると、約1週間でチャージが完了します。なお、入金時には0.5%の上乗せはありません。
2018年3月7日からは、ポレットVisaプリペイドカードにビットコインをチャージできるようになりました。
bitFlyerを通じて、ビットコインをポレットに円建てでチャージすることが可能です。
2円分のビットコインからチャージでき、1回当たりのチャージ上限は50万円分のビットコインです。
チャージ手数料は1%(1円以下は切り捨て)で、99円分以下のチャージは一律で1円が必要となります。
クレジットカード、ハピタスポイント、提携ポイントからのチャージとは異なり、ビットコインでのチャージは0.5%UPの対象外です。
bitFlyerは最大手のビットコイン取引所で、日本の業者の中では最も安心感が高いと考えます。

コインチェック事件を受けて、「セキュリティ・ファースト」を表明して、セキュリティの堅牢化は最重要課題としています。

ビットコインの買い方については、以下で精緻に分析しています。

2020年2月12日からは、自宅にある使ってないモノをチャージする機能「モノチャージ」が開始。
チャージ可能なカテゴリは本、DVD、お酒、ゲーム、カメラ、スポーツ用品、オーディオなどの60カテゴリです。
アプリから申し込むと専用の箱が送られてくるので、箱にアイテムを入れて集荷を依頼して返送します。
アプリで査定結果を確認後にチャージを承認すると、ポレットカードにチャージされます。
有効期間は5年!残高の失効に注意
ポレットカードの有効期間はカード発行から5年間となります。クレジットカードやデビットカードと同様に有効期限が設定されています。
有効期間が終了した場合でも、以下3つの全てに該当する場合は、自動的に登録してある住所へ新しいカードが送られてきて、有効期間が5年延長されます。
- カードの有効期限の1年以内に利用実績あり
- カード残高が1円以上
- カードの利用停止や解約をしていない
これを満たしていない場合は新しいポレットカードは送られてこなくなり、有効期間満了後1年経過時にポレットカードの残高がなくなります。
ポレットカードに残高があり、継続的に使いたい場合は、有効期間終了前の1年間に1回は使っておきましょう。
万が一、使うのを忘れてポレットカードの有効期間が切れた場合は、残高が消滅する1年以内に必ず使い切るようにしましょう。Amazonギフト券が便利です。
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
ポレットカードは、チャージした残高の範囲内でしかお店でお買い物ができません。
クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、ポレットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でVisaカードを使えます。ポレットカードで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
無条件でATM手数料が無料の銀行もありますけれども、休日やコンビニなどではATMの時間外手数料が発生する銀行も多いです。
しかし、ポレットカードで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
ポレットカードがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
Polletカードの端数を使い切りたい場合
ポレットカードに残った端数を使い切りたい場合は、15円~50万円の範囲にて1円単位で購入できるAmazonギフト券を買えばOKです。
Eメールタイプなら15円以上1円単位(自分に送信可能)、残高への直接チャージなら100円以上1円単位で購入できます(公式ページ)。
有効期限は以前は1年でしたが、2017年4月下旬から10年間に一気に伸びたので、使いやすくなりました。
Amazonギフト券は自分用にも買えます。Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので便利です。
「金額」において5,000円・2万円・4万円を選択可能。また、100円~50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を指定できます(Eメールタイプは15円~50万円)。
購入画面には、「1円単位での金額入力欄」があるので、そこに数字を入力する流れとなります。レジの画面で楽天銀行プリペイドカード(JCB)のカード番号を打ち込んで、決済すればOKです。
例えばポレットカードの残高が1,726円で、これを使い切りたい場合は、1,726円分のAmazonギフト券を購入すれば、きれいに使い切ることができます。
Amazonギフト券を買うと、ポレットカードを使わなくなった場合でも、きれいに使い切って0円にすることが可能です。
- Amazonギフト券(チャージタイプ) ※100円以上1円単位
- Amazonギフト券(Eメールタイプ) ※15円以上1円単位(自分に送信可能)
デメリット
ポレットカードのデメリットは、クレジットカードとは異なり、盗難・紛失の補償がないことです。セキュリティ面ではデメリットとなります。
また、カードの質感がクレジットカードと比較するとペラペラで安っぽい側面があり、多額をチャージするのは不安感があります。
カードの有効期間(発行から5年間)が満了後、1年で残高が失効するのもデメリットです。
ポレットカードに残高があり、継続的に使いたい場合は、有効期間終了前の1年間に1回は使っておきましょう。
ポイント還元率が0.5%とクレジットカードや高還元デビットカードと比較すると低い点もデメリットです。
クレジットカードのサブカードとして使ったり、ハピタスポイントの交換で活用する場合はバリューが高いです。しかし、そうではない場合はお得度は低下します。
公式サイトハピタス 公式キャンペーン
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。

セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。

イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。

また、クレジットカードには付帯していることが多い、海外旅行傷害保険などの旅行保険がないのはデメリットです。
旅行保険を確保したい場合は、持っているだけで死亡・高度障害以外は補償が上乗せされる自動付帯のカードをサブカードとして保有すればOKです。
海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードは、使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
カード発行の手順
ポレットカードはスマホアプリ(iPhone等のiOS、Android)をインストールして申し込むことになります。
パソコンからは申し込めません。電話認証やSMS認証はないので、Wi-Fi接続でのiPadやiPod Touch、AndroidタブレットでもOKです。手順の流れは以下のとおりです。
- App Store(iOS)、Google Play(Android)から、ポレットのアプリをインストール
- アプリ内でポイントサイトと連携してポイントをチャージ
- メールが届くので、リンクをクリック
- Pollet Millionの場合、ポレットサイトで氏名・住所等の情報を入力して、本人確認書類のアップロード(Polletバーチャルカードは本人確認不要)
本人確認書類の画像をアップロードする必要があるので、運転免許証などを写真に撮っておきましょう。
サービス開始を記念して、通常0.5%の増量分が初回チャージ限定で10倍の5%となるキャンペーンが開催されています。実際に100ポイントをチャージしたら5ポイント増えていました。
発行手数料も送料も無料です。ポレットカードが届いたら、アプリからチャージすることが可能です。
ポレットカードに申し込む際にはハピタスと連携してポイントを交換する必要があります。ハピタスにアカウントを作ったら、入会キャンペーンでポイントが付与されます。
まとめ
ポレットカードは、ハピタスポイント、ポイントインカムのポイント、Visa・Mastercardのクレジットカードでチャージして、Visa加盟店で利用できるプリペイドカードです。
チャージで0.5%お得になるのがメリットです。クレジットカードでのチャージは一度に5万円が上限で300円の手数料が発生するので妙味がありません。
基本的には入会キャンペーンや年間利用額に応じたボーナスの達成のために利用するか、ハピタス・ポイントインカム等のポイントをVisa加盟店で使いたい場合におすすめです。
ポレットのアプリをインストールしてから申し込めます。
ポレットカード以外の代表的な国際ブランド搭載プリペイドカードは下表のとおりです。
名前 | 特徴 |
---|---|
Revolut | Visaブランド。還元なしも外貨決済の手数料がなく、為替コストも僅少なので、外貨建て決済におすすめ |
トヨタウォレット | Mastercardのネットで使えるプリペイドカード。リアル店舗ではiD決済が可能。還元率1% |
Kyash Card | 還元率0.2%。VisaかMastercardなら大多数のクレジットカードでポイント二重取りが可能 |
au PAY プリペイドカード | auユーザーが利用可能。Mastercard加盟店で還元率0.5~5.5%。 au PAYチャージにおすすめのクレジットカードでポイント二重取りが可能 |
dカード プリペイド | Visa加盟店で0.5%のdポイント。ローソンではその他に3%還元。dポイントでチャージ可能 |
ソフトバンクカード | ソフトバンクユーザーが利用可能。Visa加盟店にて還元率0.5% |
JAL Global WALLET | カード利用でJALマイルを獲得可能。海外ATMでの現地通貨引き出し、クレジットカードでのチャージも可能 |
ANA JCBプリペイドカード | 0.5%のANAマイルが付与。JCB加盟店で利用可能 ANA JCBカード、楽天カードやヤフーカード等のJCBならチャージ無料 |
ANA VISAプリペイドカード | 0.5%のANAマイルが付与。Visa加盟店で利用可能。ANA VISAカード、ANA Mastercardならチャージ無料 |
エポスVisaプリペイドカード | エポスカード保有者が利用可能。ポイントをチャージしてVisa加盟店で利用可能。還元率0.5% |