ヒルトンの無料会員プログラム「ヒルトン・オナーズ」では、恒常的にステータスマッチが開催されています。
他のホテルプログラムのステータスを持っている方は、ヒルトンの上級会員資格を労せずゲットできます。
マリオットボンヴォイアメックスがあればマリオットボンヴォイのゴールドエリートになれるので、ヒルトン・オナーズのゴールド会員にステータスマッチが可能です。
マリオットのステータスマッチでは、ヒルトンゴールド→マリオットプラチナとなります。
したがって、マリオットアメックスでMarriott Bonvoy ゴールドエリート→ヒルトンのゴールド→マリオットのプラチナエリートというステータスマッチも理論上は不可能ではありません(否認されるリスクあり)。
宿泊実績2倍キャンペーンが開催されている時期もあり、そのようなケースではヒルトンのステータスマッチが通常よりも容易です。
ヒルトン・オナーズのステータスマッチの内容、できる場合・不可能な場合、メリットだけではなくデメリット・注意点まで解説します。
目次
ヒルトン・オナーズのステータスマッチの概要
ステータスマッチとは、とあるホテルグループや航空会社の上級会員資格があると、他のホテルグループ・航空会社の上級会員資格も得られるシステムです。
ごくまれに特に期限が定められていない場合もありますが、期間を限定したキャンペーンで行われることが多いです。
ホテル・エアラインの上級会員のお試しであり、会社側としては潜在的な上顧客の獲得を企図してステータスマッチを行っています。
ヒルトンの他、ベストウエスタン、ユナイテッド航空などが通年でステータスマッチを受け付けています。
ヒルトンのステータスマッチでは、ステータスマッチ申請が承認されたら、90日間ヒルトン・オナーズのゴールド会員資格が付与されます。
2023年はその間に8泊するとゴールドの本会員に、14泊でダイヤモンドの本会員になることが可能であり、翌々年の3月31日まで会員資格が有効となります。
- 2023年にクリア→ 2025年3月末まで
- 2024年にクリア→ 2026年3月末まで
- 2025年にクリア→ 2027年3月末まで
過去の推移は下表のとおりです。
ゴールド | ダイヤモンド | |
---|---|---|
2018年 | 90日以内に4滞在 | 90日以内に8滞在 |
2019年 | 90日以内に10泊 | 90日以内に18泊 |
2020年 | 90日以内に10泊 | 90日以内に18泊 |
2021年 | 90日以内に5泊 | 90日以内に9泊 |
2022年 | 90日以内に7泊 | 90日以内に12泊 |
2023年 | 90日以内に8泊 | 90日以内に14泊 |
ステータスマッチの対象と必要な条件
ヒルトンのステータスマッチは、すでにヒルトン・ゴールドの資格を持っている方は対象外です。
ヒルトンアメックス、ヒルトンアメックスプレミアム、アメックスプラチナ会員で既にゴールドとなっている場合は参加できません。
マリオット・IHG・ハイアット・アコー等からゴールドにステータスマッチ→ダイヤモンドにアップグレード可能
マリオットボンヴォイ・IHG・ハイアット・アコー・ベストウエスタン等の上級会員から、ヒルトン・オナーズのゴールドにステータスマッチできます。
また、90日以内に一定の条件をクリアするとゴールドもしくはダイヤモンドの資格期間が延長します(公式ページ)。
ホテルプログラム | 対象の上級会員資格 |
---|---|
マリオットボンヴォイ | ゴールドエリート プラチナエリート チタンエリート アンバサダーエリート |
ワールド オブ ハイアット | エクスプローリスト グローバリスト |
IHG One Rewards | ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド |
ベストウェスタンリワード | ダイヤモンド |
Choice Privileges | ダイヤモンド |
アコーホテルズ | ※2023年は対象外 以前はゴールド、プラチナ、ダイヤモンドがOKの時期あり |
ウィンダムリワード | ※2023年は対象外 以前はダイヤモンドがOKの時期あり |
その他 | シャングリ・ラ ジェイド等 |
本来的にはヒルトン・オナーズのゴールドは年20滞在 or 40泊 or 7.5万ベースポイント、ダイヤモンドは年30滞在 or 60泊 or 12万ベースポイントが必要な資格です。
ヒルトン・オナーズのステータスマッチでは、どのホテルの会員ランクから申請したとしても、まずなれるのはヒルトンのゴールドです。
有効期間は当初90日間のみであり、90日以内に所定の条件をクリアすると、有効期限が伸び、ヒルトン・ダイヤモンドになることも可能です。
- 8泊→ゴールド
- 14泊→ダイヤモンド
ステータスマッチに成功すると、1泊目からゴールドとして特典を享受できるのが大きな利点です。
主なメリット
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- 毎日無料の朝食(会員と同室に宿泊の1名まで) or 1,000ポイント
- +80%のボーナスポイント加算
ゴールドについては、日本ではアメックスプラチナ、ヒルトンアメックス、ヒルトンアメックスプレミアムを保有するだけで取得できます。
したがって、ステータスマッチ後の8泊は無理に狙う妙味はありません。
あくまで既に他のホテルグループの会員資格をナチュラルに保有している場合で、ヒルトンのホテル宿泊予定がある場合に使いましょう。
ヒルトン・オナーズのステータスマッチは、90日間で12泊クリアによるダイヤモンドに妙味があります。
主なメリット
- 無料の客室アップグレード(1ベッドルームのスイートルームを含む)
- エグゼクティブ・ラウンジの利用
- 毎日無料の朝食(会員と同室に宿泊の1名まで)
- +100%のボーナスポイント加算
ヒルトンのステータスマッチに必要な資格・提出物
ヒルトン・オナーズのステータスマッチでは、申込みに他のホテルグループの上級会員資格が必要です。
また、申請にあたってはファイルをアップロードして提出する必要があります。
必要なもの
- ヒルトン・オナーズの会員アカウント(シルバー以下)
- 他ホテルグループの上級会員
- 他ホテルの上級会員資格のjpeg画像(スクリーンショット)
- 過去12ヶ月分の他社宿泊実績のjpeg画像(スクリーンショット)※最初の1ページでOK
入会金・年会費無料で誰でも加入できる「メンバー」でもステータスマッチできるのが流麗。入会後90日間は不可といったバイマイルのような条件もありません。
まだヒルトンのアカウントがない場合は、作成する必要があります。
ステータスマッチでは過去12ヶ月分の滞在実績も出す必要があるので、クレジットカードの保有やキャンペーンで得た上級会員資格でステータスマッチする場合、実績がゼロだと通らない可能性があります。
1泊の宿泊実績でも通った事例があるので、申請前に最低1泊の宿泊実績を積んでからの申請がおすすめです。
また、できれば数泊の実績があるのが排除のリスクを下げるためにはベターでしょう。
ステータスマッチの資格の有効期間
ヒルトン・オナーズのステータスマッチで獲得した上級会員の期限は、承認後90日間となります。
この間に8泊という条件をクリアするとゴールド、12泊ならダイヤモンドになり、有効期限は翌々年の3月末まで延長されます。
8泊もしくは14泊できなかった場合、90日間経過後に元のステータスに戻ります。
元の資格 | 一時的アップグレード先 | 90日経過後 |
---|---|---|
メンバー | ゴールド | メンバー |
シルバー | ゴールド | シルバー |
ステータスマッチ元の上級会員資格を得る方法
ホテルグループの上級会員資格は、よほど出張が多かったり、ホテル宿泊が趣味でない限り、条件のクリアは困難です。
マリオットボンヴォイにステータスマッチできる上級会員資格を持っていない方も多いでしょう。
しかし、日本においてはすぐに上級会員になる方法が存在しており、マリオットボンヴォイのプラチナエリートにステータスマッチできる資格も簡単に得られます。
- インターコンチネンタルアンバサダーに入会→無条件でIHGプラチナ
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアムに入会→無条件でマリオットボンヴォイのゴールド
インターコンチネンタルアンバサダー→IHGプラチナ
IHGホテルには、「インターコンチネンタルアンバサダー」という有料会員プログラムがあります。
200USドルの年会費を支払うことで、上級会員のようなベネフィットを享受できるのが特徴です。
主なメリット
- IHG One Rewardsのプラチナエリート ステータス
- ワンランク上の客室へのアップグレード保証
- 午後4時までのレイトチェックアウト保証
- ウィークエンド無料宿泊(指定料金で週末の連泊時に利用可能)
- 無料プレミアムインターネット
- アンバサダー専用のチェックインエリア
- 滞在のたびに1回あたり20USドルまでのレストラン&バー クレジット
- ミネラルウォーター無料
インターコンチネンタルアンバサダーに加入すると、特典の一つとしてIHGプラチナに自動的になるので、そこからマリオットボンヴォイのプラチナエリートにステータスマッチできます。
インターコンチネンタルアンバサダーには、週末連泊時に使える無料宿泊特典もあるので、アンバサダー+IHGプラチナの特典を受けつつ、マリオットのステータスマッチで提出が必要な宿泊実績を作れます。
ただし、週末連泊特典はキャンセル不可のプランと比較すると、あまりお得度がないを通り越してむしろ高いこともあるのが欠点です。
マリオット ゴールドエリート→ヒルトンゴールド
マリオットボンヴォイアメックスというクレジットカードを保有し、年100万円利用すると、マリオットボンヴォイのゴールドエリートの資格を得られるので、ヒルトン・オナーズにステータスマッチが可能です。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムなら、無条件でゴールドエリートが付与されます。ただ、年会費は45,000円(税抜)なので、IHGアンバサダーと比較すると高コストです。
年1回の無料宿泊だけで年会費のもとは取れるので、マリオットボンヴォイのホテルをよく利用する方には、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの活用がおすすめです。
年会費は本会員が45,000円(税抜)、家族カードは1名無料です。
年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。
国内外の旅行で役立つベネフィットが満載となっており、世界中のマリオット・シェラトン・ウェスティン・コートヤード・リッツカールトン等で役立ちます(ホテル一覧)。
トラベラーにとって嬉しいベネフィットが満載です。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
15泊分の宿泊実績は、ライフタイムプラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリート獲得に役立ちます。
ウェスティンホテル東京、マリオット東京、セントレジスホテル大阪、クラブラウンジが秀逸なザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションなどのホテルにお得に宿泊できます。
持っているだけで、上級会員であるマリオット ボンヴォイのゴールドエリート会員の資格も得られます。
主なメリット
- 無料の部屋アップグレード
- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイのポイントプレゼント)
宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。
マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用するか、マリオットボンヴォイアメックス プレミアムカードの保有&利用で、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
年1回の無料宿泊(2名分)では、休前日だと年会費を上回る宿泊費のホテルに無料で宿泊できてしまいます(日本のマリオットのホテル一覧)。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用しています!
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
私はマリオットボンヴォイアメックスの年会費を、年1回の無料宿泊のみで回収しています。
もちろん無料宿泊時もゴールドエリート特典である客室アップグレード・レイトチェックアウト・ボーナスポイント等を享受できます。
1.25%の高還元率でJALマイルを貯められて、更にお得にホテルに宿泊でき、家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
クレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
私はプライベートで4名のアメックス社員の方とお会いしたことがあります。そのうち2名が現マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを持っていました(1名はアメプラ)。
アメックス社員の方が自社カードの中でもとりわけ高く評価しており、自腹で保有している程の魅力があります。
また、特筆に値するのは、ライバルのクレジットカード会社の社員も持っている方が多い点です。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
メリット
ヒルトン・オナーズのステータスマッチには、多くのメリットが存在しています。
主なメリット
- ダイヤモンドにアップグレード可能
- いきなりゴールドの豪華絢爛な特典を享受可能
- 全国旅行支援の割引とは重複適用
- 価格を抑えてクリア可能
- マリオットボンヴォイゴールドとIHGプラチナは狙い目
以下、詳細についてブレイクダウンします。
ダイヤモンドにアップグレードして、豪華絢爛な特典を享受可能
ヒルトン・オナーズのダイヤモンドには、膨大なメリットが存在しています。
主な特典
- 1ベッドスタンダードスイートを含む客室アップグレード
- エグゼクティブ・クラブラウンジ無料(本人+同伴者1名)
- 朝食無料(本人+同伴者1名)
- 客室内およびロビーでのプレミアムWi-Fi無料
- 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
- レイト・チェックアウト
- 2人目のお客様はご宿泊無料
- 1滞在につき無料のボトルウォーター2本
- 希望の客室タイプに合わせた、スピーディな予約とチェックイン
- 割引保証
- デジタルチェックイン
とりわけ、客室アップグレードが1ベッドスイートルームまで対象、朝食無料、クラブラウンジ無料の三大特典がファンタスティック!
スイートルームは広々として快適の極み。ベッドルームとリビングがわかれているのは、2名以上で宿泊して1人が早く寝たり起きる場合、とても便利です。
リラックスできるエグゼクティブラウンジにて、カフェタイムはケーキ・クッキー・チョコ・スナック・フルーツ・ドリンク、カクテルタイムはアルコール・食事を堪能できます。
日中は空いていることが多いので、スイーツを食べてコーヒーを飲みながら、パソコン作業に集中することも可能です。
ヒルトンホテルのビュッフェ朝食は豪華絢爛ですので、バリューが高いです。
全国旅行支援の割引とは重複適用
ヒルトン・オナーズのステータスマッチは、もちろん全国旅行支援の対象となる宿泊時も適用されるので、コスト負担を抑制して利用できます。
注意点は必ずヒルトン・オナーズの公式サイト、アメックスプラチナのFHRなど、宿泊実績の対象となるチャネルで予約する点です。
Yahoo!トラベル、楽天トラベル、一休.com、JTBなどの旅行代理店サイト経由で予約すると、ステータスマッチでの宿泊実績にカウントされません。ヒルトンホテル一覧は以下で解説。
もっとTokyoでも多くのヒルトンホテルの直接予約が対象になっているので、コストを抑えて宿泊が可能です。
1名宿泊 | 2名宿泊 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
宿泊料金(税・サ込) | 9,000 | 10,000 | 10,769 | 18,000 | 19,000 | 20,000 |
Go To 35%OFF後 | 5,850 | 6,500 | 7,000 | 11,700 | 12,350 | 13,000 |
もっとTokyo割引後 | 850 | 1,500 | 2,000 | 1,700 | 2,350 | 3,000 |
Go To 地域クーポン | -1,000 | -2,000 | -2,000 | -3,000 | -3,000 | -3,000 |
実質負担 | -150 | -500 | 0 | -1,300 | -650 | 0 |
ヒルトンのホテルは実質負担が無料になる水準で宿泊するのは難しいですが、ヒルトン東京お台場、ヒルトン東京での2名宿泊なら、負担を抑えて宿泊可能です。
価格を抑えてクリア可能
ヒルトンは日本国内でも北海道から沖縄まで、ヒルトン・クラブ・ザ・ベイフォレスト小田原を除いて全国各地に23軒(2023年1月7日時点)のホテルがあるので、飽きずに達成することが可能です(ホテル一覧画面)。
ヒルトン成田、ヒルトン名古屋、沖縄のダブルツリー等の場合、1泊9,000円前後で宿泊できます。
1泊9,000円前後のホテルも存在しているので、16万円前後の費用でダイヤモンドの資格を延長することが可能です。
また、東京・神奈川・千葉には6つ、沖縄県には5つのヒルトンホテルがあるので、関東や沖縄旅行のついでに8泊することが可能です。
特定の地域だけではなく北海道、東京、中部、関西など、各地に料金が安いホテルがあるので、多様なエリアで参加しやすくなっています。
マリオットゴールドとIHGプラチナは誰でもなれるので、ステータスマッチのネタ元として有意義
マリオットボンヴォイのゴールドエリートはマリオットアメックス、IHGプラチナはIHGアンバサダーで0泊でもステータスを獲得できるので、元の資格を得るのも容易です。
宿泊実績2倍のキャンペーンも開催
ヒルトン・オナーズでは、ポイントと宿泊実績が2倍となるキャンペーンが開催されている時期もあります。キャンペーンページや会員サイトのプロモーション画面からエントリーが必要です。
このキャンペーンが開催されている時期は、ヒルトンのステータスマッチで必要な宿泊実績にも適用される場合もあり、そのケースでは通常よりも少ない泊数でステータスを得られます。
したがって、ステータスマッチに成功した場合、当時は90日以内に8泊でゴールド会員に、14泊でダイヤモンド会員になり、約1年数ヶ月も特典を享受可能です。
また、キャンペーンで獲得した2倍の宿泊実績は、翌年の宿泊実績にも加算される施策が講じられている時期もあります。
なお、ヒルトン公式サイトでの海外ホテルの予約は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由がおすすめです(詳細)。
宿泊金額に応じて還元を受けられて、日本居住者でもPayPalで利用できます。
デメリット
ヒルトン・オナーズのステータスマッチにはメリットが多い反面、デメリットも存在しています。
主なデメリット
- スイートルームへのアップグレード確率はハイアットと比較して小さい
- 安い価格帯の一部ホテルのクラブラウンジは食事が瞬間蒸発
- 既にヒルトンのゴールド会員の場合は参加不可
ヒルトン・オナーズの特徴としては、日本のヒルトンアメックスプレミアム、米国発行のヒルトン・アスパイア・アメックスなど、クレジットカードの保有や利用だけで、最上級のダイヤモンドの資格を得られる点です。
また、ステータスマッチも通年で開催していることから、なんちゃって最上級会員も多い傾向にあります。
したがって、ワールドオブハイアットのグローバリストと比較すると、スイートルームへのアップグレード確率が低い傾向にあります。
また、安い価格帯の一部ホテルのエグゼクティブ・ラウンジは、カクテルタイムの食事の補充が追いつかず、争奪戦のような様相を呈してしまい、クラブラウンジならではの優雅さがないのが難点。
食品にありつくためには、常にフードプレゼンテーション・コーナーの様子をうかがい、スタッフが食品を置いたらすぐに取らないと蒸発するホテルもあります。
ヒルトンのステータスマッチで最大のデメリットは、既にヒルトン・オナーズのゴールド会員の場合は参加不可となっている点です。
90日以内に12泊してダイヤモンドになりたくても、既にヒルトン・オナーズのゴールドステータスを得ている場合でも、ステータスマッチの申請は不可能です。
私は既にヒルトンゴールドになっている状況で、念のため本国のカスタマーサポートに問い合わせましたが、やはりNGということで却下されました。
手続方法・申請手順
ヒルトン・オナーズのステータスマッチの手順はシンプルになっており、誰でも簡単に手続きできます。
申請はインターネットが基本となるので、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末と、ネットに繋がる環境が必要です。
まだヒルトン・オナーズの会員アカウントがなければ登録しましょう。
その上で以下の流れに沿って手続きしましょう。
- ヒルトンのアカウントを用意(既にある場合は不要)
- ステータスマッチのページにアクセスし、必要事項を入力
- 持っている上級会員のホテルプログラムを選択
- 会員資格のランク・氏名、過去12ヶ月分の宿泊実績のスクリーンショットをアップロード
ヒルトンのアカウントを用意(既にある場合は不要)
ステータスマッチの手続き画面は日本語はなく全て英語ですが、Google翻訳・Weblio翻訳や、Webブラウザの翻訳機能を使えば、簡単に意味を把握できます。
ヒルトンのステータスマッチにトライする場合は、ヒルトン・オナーズの会員アカウントが必要です。
まだ非会員の場合、公式入会ページから登録しましょう。入会・会員資格維持にコストは一切かかりません。
ステータスマッチのページにアクセスし、必要事必要事項を入力
ステータスマッチのページにアクセスして、まず会員情報をアルファベットで入力します。
表記 | 意味 | 入力例 |
---|---|---|
First Name | 名前 | 令一郎、令奈 |
Last Name | 苗字 | 佐藤、鈴木 |
Email Address | 会員登録のメールアドレス | reiwa@gmail.com |
Hilton Honors Account Number | ヒルトン・オナーズの会員番号 | 123456789 |
持っている上級会員のホテルプログラムを選択
ステータスマッチの申請元となるホテル会員プログラムを選択しましょう。選択肢にない場合は「Other」を選べばOKです。
会員資格のランク・氏名、過去12ヶ月分の宿泊実績のスクリーンショットをアップロード
ひとつ下にある「ファイルを選択」で、持っているホテルステータスと過去1年の宿泊実績のキャプチャをアップロードします。ファイル形式は.jpgのみです。
上の「Upload Proof of Status」には、名前とステータスが入っている会員画面のキャプチャをアップロードします(例:マリオットボンヴォイの会員ページ)。
続いて下の「Upload Proof of stay within the last 12 months with other Hotel Loyalty Program」には、宿泊実績の証跡をアップロードします。
過去1年間の宿泊した履歴が掲載されている会員画面のキャプチャが対象です(例:マリオットボンヴォイの会員ページ)。
期間内に多くの宿泊履歴がある場合は1画面に収まらないケースもありますが、基本的には最初の1ページのスクリーンショットだけでOKです。
そして2つのチェックボックスに✔を入れ、「REQUEST STATUS MATCH NOW」を選択したら完了です。
特に申請完了メールは届きませんが、背景がリゾートで「thanks we’re working on it」というメッセージが表示された画面が出たら、申請がヒルトン側に届いているので安心してください。
手続きしたらヒルトン側で審査が行われます。公式には5~10営業日ほどとなっていますが、結果が出るまでは約2営業日ほどのことが多いです。
無事ステータスマッチの承認が通ったら、ゴールドになれますよ!
最も早く結果を知るにはヒルトンの会員サイトやアプリへのログインがおすすめです。いち早く結果を把握できます。
2回目のステータスマッチは可能な場合あり
ヒルトン・オナーズのステータスマッチは、基本的には1度しか利用できないキャンペーンです。ただし、2回目もOKとなるケースも存在しています。
例えば最初の1回目で90日以内の泊数クリアによる本会員資格の延長を行わなかった場合、2度目の申請が可能となっています。
実際に私も2017年6月にステータスマッチを行ったことがあり、この時は多忙で泊数を満たすことができませんでした。
2020年9月に再チャレンジしたところ、申請は可能でした。
2回目が失敗した理由としては、「既にゴールド会員だから」という理由でした。既にアメックス・プラチナの特典でゴールド会員資格を得ていた状況だったからです。
2度ステータスマッチを申請して、2回目に泊数をクリアしてダイヤモンドへのアップグレードに成功した事例も存在しています。
ヒルトン・オナーズのステータスマッチまとめ
ヒルトン・オナーズはライバルのホテルプログラムの上級会員からのステータスマッチを、通年で常設的に受け入れています。
主なメリット
- ダイヤモンドにアップグレード可能
- いきなりゴールドの豪華絢爛な特典を享受可能
- 全国旅行支援の割引とは重複適用(再開時のGo To トラベルも同様)
- 価格を抑えてクリア可能
- マリオットボンヴォイゴールドとIHGプラチナは狙い目
ステータスマッチに成功したら90日間ヒルトンのゴールドとなります。2023年は90日以内に8泊するとゴールド本会員、14泊ならダイヤモンド本会員にアップグレードします。妙味が高いのはダイヤモンドです。
主なデメリット
- スイートルームへのアップグレード確率はハイアットと比較して小さい
- 安い価格帯の一部ホテルのクラブラウンジは食事が瞬間蒸発
- 既にヒルトンのゴールド会員の場合は参加不可
ヒルトンは日本国内にも全国各地に幅広いホテルがあるので、飽きずに12泊を国内で済ますことは十分に可能です。
公式サイトからの予約が対象で、エクスペディア・楽天トラベル・じゃらん等は対象外となる点に注意しましょう。
ヒルトン公式サイトでの海外ホテルの予約は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由がおすすめです(詳細)。宿泊金額に応じて還元を受けられて、日本居住者でもPayPalで利用できます。
ステータスマッチのネタ元としておすすめなのは、マリオットボンヴォイアメックスで得られるマリオットボンヴォイのゴールドエリートです。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
ステータスマッチが面倒という方は、ヒルトンアメックスがおすすめです。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード |
---|---|---|
カードフェイス | ||
年会費(税込) | 本会員:16,500円 家族会員:1枚無料、2枚目以降6,600円 | 本会員:66,000円 家族会員:3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | ||
入会キャンペーン | 60,000ポイント | 140,000ポイント |
空港ラウンジ | ○ | ○ |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万~4万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 |
実際に私もフル活用しており、高い満足度があります。
ヒルトンアメックスの一般カード・プレミアムカードの比較、各カードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトンの上級会員資格を保有でき、ヒルトンのセールにて25~50%OFFで予約して、朝食無料&部屋のアップグレードを受けるという二刀流が可能になります(ヒルトンゴールド特典)。
ヒルトングループのホテルをよく使う方にとっては、ヒルトン・アメックスは素晴らしいクレジットカードであり、有力な選択肢です。
ヒルトンに加えてマリオットボンヴォイ・プリンスホテル、その他ホテルグループもよく使う場合、アメックス・プラチナも選択肢です。
ホテル・メンバーシップという特典で、ヒルトンだけではなく複数のホテル上級会員資格を得られます。
ホテル名 | 会員名 |
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マリオットボンヴォイ | Marriott Bonvoyのゴールドエリート |
カールソン レジドール ホテルズ | ラディソンリワード プレミアム |
ヒルトン・ワールドワイド | ヒルトン・オナーズのゴールド会員 |
プリンスホテルズ&リゾーツ | プリンスホテル プラチナ会員 |
ファインホテル&リゾートでは、世界1,500ヶ所以上の優雅かつスタイリッシュなホテルやリゾート施設にて、ベスト・アベイラブル・レートでの予約で上級会員のような優待が受けられます。
フリー・ステイ・ギフトの特典では、年1回上質のホテルに無料で宿泊できます。
年1回の無料宿泊特典は、ヒルトングループの国内ホテルも対象に含まれています。
アメックスプラチナは最高峰のプラチナカードであり、他社ブラックカード級の品質を誇っています。
驚くほどの活気に満ち溢れた雄大なスケール感を有しており、無類の個性が光っています。ライフスタイルによっては最強のアメックスです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
得られる特典に鑑みると年会費を上回る価値があります。
アメックスプラチナの年会費は高い?特典と価値が勝っている!
続きを見る
アメックスの本社でのプラチナ・カードの説明会に参加して、プロダクトのご担当者、コンシェルジェの方に話を聞いたところ、実直で素晴らしく他にはない、唯一無二の魅力があると感じました。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
ビジネスのプラチナカードとしては、アメックス・ビジネス・プラチナがあります。
ヒルトン・オナーズ以外には、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンという制度もあり、年1万円分の優待券・いつでも宿泊費25%OFF・レストラン最大20%OFFという特典を受けられます。
その他、ヒルトンホテルでお得に宿泊する方法については、以下で徹底的に解説しています。