ダイナースクラブカードはステータスが高いと一般的には言われています。
ステータスカードの一枚に属しており、ハイエンドな高級クレジットカードです。
ただし、「具体的にどの程度ステータスが高いのか?」は、なかなか分からない側面がありますよね。
そこでダイナースのステータスについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく、実際にダイナースクラブのクレジットカードを5年保有して、かつ数多くのカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして、2025年4月の最新の状況を分析しました。
クレジットカードに詳しい人には一目置かれる
そもそも論として「ステータス」とは「社会的地位・身分」を指します。
したがって、ステータスが高いクレジットカードとは、社会的地位が高いと他者から認識されるクレジットカードとなります。
階級社会ではなく、誰もが法の下で平等となっている現代の日本においては、立派な仕事をしている・多くの方が共感できる活動をしている・知名度が高い・収入が高い・資産が多いなどの属性を総合考慮して、ステータスの高さを評価するのが一般的だと思います。
この点、他社クレジットカードと比較したダイナースクラブカードの特徴としては、「審査の厳しさが最高峰・必要な年収も高め」という点が挙げられます。
元ダイナースの社員(営業マン)だった知り合いは、「まず問題ないだろうと思っていた人が審査に落ちてしまうことも多々あった」と言っていました。
必要な年収も原則として500万円以上となっており、大多数のクレジットカードと比較すると高い傾向にあります。
また、ダイナースクラブは設立以来、医者・弁護士・会計士などの士業、経営者・富裕層を中心として事業展開してきた経緯もあり、会員に占める年収1000万円以上の割合は多くなっています。
現在の申し込みでは会社員が最も多く、次が企業オーナー・役員、医師・弁護士・会計士・教職・芸能人の方が多いようです。
また、ダイナースクラブカードは提携カードもBMW、ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、ニューオータニ、和光などブランド力が高い企業ばかりとなっています。
かつてはジャガー、オーデマピゲとの提携カードもあり、ダイナースといえばラグジュアリーブランドというイメージが定着しています。
クレジットカードに関して一定の知識がある方なら、「ダイナースクラブカードはステータスが高い」と評価します。
お店のスタッフの反応は?
世の中にはクレジットカードに詳しくない方も多いです。重要なのは日々の決済においてステータス性の高さを感じるか否かですよね。
この点、お店のお会計時にレギュラーカードのダイナースクラブカードを提示しても、凄いという反応はほぼありません。
過剰に反応すると失礼・面倒と感じる方もいますし、お客さんによって態度を変えるというのも良くないと考えられているのが一般的です。
したがって、心の中で凄いと思っても、それを表に出す店員さんはほとんどいません。
アメックスセンチュリオンですらプラスチック製カードだとほぼ無反応ということが多いようです。
ただし、大多数のクレジットカードは国際ブランドが右下にあり、ダイナースはないので、「どっちから機械に通せばいいんだ?」とクルクルとカードを回転するスタッフの方は数多くいらっしゃいます。
これはアメックスのプロパーカードにも該当することですが、ダイナースクラブカードの場合、そうした特別なリアクションが生じるケースもあります。
ブラックカードのダイナースプレミアムは高いステータスあり
ダイナースクラブカードの種類は平カード(レギュラーカード)、プレミアムカードの2段階となっています。
上位カードのダイナースクラブ プレミアムカードはブラックカードとして高い知名度を誇っています。
ダイナースプレミアム、ANAダイナースプレミアムが代表格です(ダイナースのブラックカードの種類)。
カード中央の「Premium」というキラキラは燦然たる輝きを放っており、一目で凄さを感じさせるクレジットカードです。
一度「おお!!!」というご反応を頂いたことがあり、その時はつまらない話ですが、優越感を感じたのは否定できない事実であります。また、少し注視して頂くことは数多くありました。
実際に3年間使ったところ、お財布に入れて日々の決済にダイナースプレミアムを利用する満足度は極めて高く、ステータス性を高く感じることが可能です。
しかも2%という最強のマイル還元率を誇っているので、実利も高いクレジットカードです。
まとめ
レギュラーカードのダイナースクラブカードは、ステータス性はさほど感じません。
しかしながら、落ち着いてクールなカードフェイスは抜群にスマートで、お財布を華やかに彩ってくれます。
また、厳しい審査、会員に富裕層が多いことから、ステータスが高いのは紛れもない事実です。
価格.comの「クレジットカードでもっともステータスを感じる国際ブランドは?」というアンケートでは、1位アメリカン・エキスプレス、2位ダイナースクラブ、3位VISAとなりました。
- アメリカン・エキスプレス:35.7%
- ダイナースクラブ:31.5%
- VISA:14.6%
- JCB:8.0%
- Mastercard:7.0%
高級カードの世界的代名詞であるアメックスとも拮抗しており、ダイナースクラブカードのステータス性は客観的に高く評価されています。
ブラックカードのダイナースプレミアムは知名度が抜群であり、しかも知らない人でも「このカードは凄い」と感じさせるインパクトがあります。
実生活において3年間利用した結果としては、高い満足度を覚えました。日常の決済が楽しくなるクレジットカードは数えるほどしかありません。ダイナースプレミアムはその中の1枚です。
ダイナースプレミアムはインビテーション制のクレジットカードですが、ハードルは決して高くありません。
「希望者にはできる限り発行する」というスタンスとなっており、ダイナースクラブカードを年200~300万円程度利用して、カードデスクにプレミアムカード希望であると伝えたら、OKが出るケースが多くなっています。

プロパーのダイナースプレミアム希望ならダイナースクラブカード、ANAとの提携カードであるANAダイナースプレミアムがいい場合はANAダイナースカードに申し込みましょう。
ダイナースは人生がもっと楽しくなる特典が満載であり、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられます。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
ダイナースクラブはブランド名のルーツでもある「ダイニング」に設立当初から注力しており、卓越したダイニングのサービス・イベントが満載です。
日本の食文化の発展に寄与すると共に、会員の声に応えてくれる充実したサービスが魅力的です。本物のこだわりを持ち、ステータスを語るクレジットカードです。
ダイニング関連ではレストラン・ウィークというイベントを定期的に開催しており、美食がはかどります。
ダイナース会員は先行予約が可能だったり、ドリンクサービス等を受けられます。最大のイベントはフランスレストランウィークです。

実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。

春には銀座での多様なジャンルの名店がお得に楽しめる銀座レストランウィークが開催されます。

夏には全国のイタリアンがお得になるダイナースクラブ イタリアンレストランウィークも開催されています。「VIPremio Dining」というダイナース会員限定のプランもあります。

私はダイナースクラブに入会してカードをフル活用することで、人生の質が著しく向上しました。


日本料理 未在、銀座 小十、Fujiya 1935、日本料理 龍吟、青空など至高の予約困難店でキャンセルが出た席を予約できるダイニングサービスもあります。

TRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同じ「ダイナースクラブ コンパニオンカード」をサブカードとして無料で保有できます。
ダイナースクラブに加えてプラチナMastercardの特典を利用でき、二刀流で便利に支払えます。
コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります(ダイナースクラブカードのApple Pay詳細)。
ダイナースクラブカードは幾多の特典があるハイ・クオリティーカードです(ダイナースクラブカードの種類)。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 年会費3千円のTRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同一のダイナースクラブ コンパニオンカードが無料
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。

コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
対象レストランの一例としては、銀座レカン副料理長、広尾レヴェランス料理長を務めた経歴を持つシェフのレストラン(食べログで星が約4・TOP1000の名店)があります。

エグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になってはかどります。店舗一覧、サービス内容の詳細は以下にまとめています。

ダイナースクラブカードの具体的なスペック、審査の基準については以下で徹底解説しています。


以前にダイナースの五十嵐 幸司 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、高いステータスの秘訣、クラブメンバーシップ・哲学など多様な角度で聞き倒しています!

ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ダイナースクラブカードは本物のこだわりを語るステータスカードです(おすすめのダイナース一覧)。
年会費無料のクレジットカードが満ち溢れている中で、年会費は高いですけれども、生活に満足をもたらすステータスカードです。
保有して活用していくと、お得な特典で生活を豊かに彩ることができます。人生が眩い程に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
銀座でのオリジナル特典が魅力的な銀座ダイナースクラブカード、航空系カードとダイナースの特典が融合したANAダイナースカード、JALダイナースカードもあります。
ダイナースを保有して使っていくと、ブラックカードであるダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションが届く可能性がある点も大きなメリットです。
ダイナースプレミアムはANAマイル付与率1.5%~2.0%、24時間365日対応のコンシェルジュ、数多くのプレミアムカード限定特典など至高のベネフィットがあります。
- ANAマイル付与率1.5%~2.0%の最強のポイント
- 年会費13万円(税抜)のTRUST CLUB ワールドエリートカードとほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」が無料
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
- プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員
- レストランのコース料理が1名分無料(日本最高の数のプレミアム・エグゼクティブ・ダイニング)
- 有名俳優・アイドルなどスーパーVIPが集うパーティー、プラダのカクテルパーティーなどスペシャルなイベント
- 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も)
- 希少なダイニングイベントの先々行予約が可能
- ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ
- 大丸東京の「D’s ラウンジトーキョー」
- 乗馬が年4回無料
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
- 誕生日プレゼント
- 医療相談と法律・税務相談
- Marriott Bonvoy、アマンの特別優待
- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
- LeaLeaトロリーなどハワイ旅行での優待
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- スパ・エステ優待
- H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- コートお預かりサービス(成田・羽田・中部・関空)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
年会費は高いものの、ダイナースプレミアムの価値は高く、人生を極めるその手にふさわしい一枚です。

ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。

ダイナースクラブ プレミアムカードにはANAダイナースプレミアムなどの提携カードもあります(ダイナースのブラックカード一覧)。いずれも年会費を取り戻せる高級カードです。
オメガのスピードマスター60周年記念イベントが開催され、ダイナースプレミアムの保有者から2名が参加でき、お声がけいただくことができました。
俳優の三浦翔平さんも出席しており、プライベートで愛用している「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン メテオライト」を腕につけて登場なさっていました。
その他、超有名アイドル、スポーツ選手、著名人がいて、セレブで凄いの一言でした。セレブが参加しているイベント・パーティーで、シャンパンや美味しい食事を堪能できました。

ダイナースプレミアムを保有して、興味がある分野についてコンシェルジュとコンタクトを取っていれば、このようなスペシャルなイベントに招待される機会が生じてきます。
ブラックカードならではのお金では買えないプライスレスの貴重な体験が可能です。高級カードの醍醐味です。
知り合いは高級車のパーティー・イベントに招待されたそうです。ダイナースならではの傑出したイベントで特筆に値します。
将来的にブラックカードを視野に入れている場合は、ダイナースクラブカードが有力です。アメックス・センチュリオンは年3000万円近い利用が必要という説があり、一般人にはハードルが高いです。
また、アメックス・センチュリオンは年会費が500,000円(税抜)と高過ぎて、コストパフォーマンスの側面では今ひとつです。
ダイナースのブラックカードであるダイナースプレミアムは、コスパの観点では随一のブラックカードです。高いマイル付与率を誇っています。
一般加盟店で日本最高峰の1.5%~2.0%マイル還元であり、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ハードルもそれ程高いわけではありません。入手当時は平凡なサラリーマンだった私でも手が届きました。
ダイナースクラブカードを保有して一定程度の金額を利用していくと、ダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーション獲得に着実に近づきます。
1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
ダイナースクラブカードは豊富なキャンペーンや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
ANAダイナースカードは大量のマイルを得られる破格のキャンペーンが魅力的です。
