ANAマイルの魅力は言うまでもなく特典航空券です。特に国際線のビジネスクラス・ファーストクラスを利用すると、1マイルの価値が3円~10円といった額に昇華します。
自腹でビジネスクラス・ファーストクラスに搭乗するのは、極稀な破格のタイムセールやバグ運賃でない限りは、困難を極める方が大多数でしょう。私も同様です。
しかし、ANAマイルの特典航空券なら、ANAはもちろん航空連合スターアライアンス・その他提携エアラインで、ビジネスクラス・ファーストクラスに搭乗できます。
美味しい食事・ドリンクを楽しみ、睡眠して機内エンタメを楽しんだら、7~14時間のフライトも快適です。
ただし、特典航空券は予約が難しいのがデメリットです。そこで有効活用したいのが、特典航空券の空席待ちという制度です。
希望便が満席でも、キャンセルが出れば座席を確保できるので、使い勝手が抜群に良好なサービスです。実際に私も一般会員の時期に空席待ちをしたことで、羽田=ロンドン往復ファーストクラスを確保できたことがあります。
ちなみにANAの国内線特典航空券の空席待ちの優先は、ダイヤモンド限定の特典です。
ANA国際線特典航空券の空席待ちのやり方、キャンセルが出たら席を確保する手続き・流れ、注意点、一般のANAマイレージクラブ会員でも可能なのかについて、実際にフル活用した経験にもとづいて解説します。
目次
ANA特典航空券の空席待ちとは
ANA特典航空券の「空席待ち」は、すでに満席の便でもキャンセルが出たら、その座席を自動的に確保して、Eメールで連絡がある仕組みです。
国内線・国際線の両方で利用できます。
満席の便でもキャンセル・変更によって空席は一定数でるケースが多いです。目的地の変更、急な予定、冠婚葬祭、仕事の都合などで、キャンセル・便の変更が生じることは多々あります。
しかし、キャンセルが出ても年末年始のハワイなど人気が高い便の場合、空席が出た瞬間に高速で埋まることがほとんどです。
こまめにWebをチェックしたり電話するのは、リタイア後の方などでお時間に余裕がないと困難を極めます。
そこで便利なのは、「空席待ち」への申し込みです。希望便にキャンセルが出た場合、所定の順番にもとづいてANAが自動的に座席を割り当てて、Eメールで希望便を確保したことを連絡してくれます。
往復両方の空席待ち、片道は確保してもう片道の空席待ちの両方が可能です。
申込みの期限までにWebで手続きすれば、無事に空席待ちしたシートを予約可能。一定の猶予があるので、2日に1回程度メールをチェックしておけば無問題です。
主要ルール
国際線特典航空券の空席待ちに関する詳細は、以下の通りです。
申込窓口 | ANA公式Webサイト、電話 |
---|---|
発券手数料 | ANA公式Webサイト:無料 電話:2,200円(税込) |
申込期間 | 復路搭乗日の355日前(出発日含まず)のAM9時(日本時間)から、第一区間出発の96時間前まで |
空席待ち可能数 | 片道につき1便 (同一区間で確保済みの席がある場合、空席待ち不可) |
空席待ちの預かり期日 | 第一区間出発の14日前 |
変更 | 発券前:預かり期日まで変更可能 発券後:航空券の有効期限内で、搭乗日・便の変更OK (変更は登場希望便出発の24時間前まで) |
空席待ちで取れたシートも座席指定・事前の食事リクエスト等は可能
キャンセル待ちで取れた座席も、事前に座席指定、可能な場合は食事リクエストなどの搭乗前サービスは利用可能です。
通常の特典航空券と同じですので、ご安心ください。
もちろん事前座席指定枠が埋まっている場合、小さな子供・お手伝いが必要な方を同伴するケース以外では、希望通りに指定できない場合もあります。
事前座席指定枠は便出発48時間前まで変動しており、まれに希望の席が空く場合があるので、強い希望がある場合は定期的なチェックも選択肢です。
また、24時間前からは、オンラインチェックインでさらに事前指定枠が広がるので、24時間前のチェックがおすすめです。
なお、ANA国際線には有料の「事前座席指定サービス」があります。路線によって数千円の費用ですが、確実に隣同士を確保したい場合、普通席最前列の広いシート希望などの場合には、利用も選択肢です。
ANA国際線特典航空券の空席待ちのデメリット
ANA国際線特典航空券の空席待ちには、利点がある反面、欠点も存在しています。
主なデメリット
- 同一区間ですでに確保できている便がある場合、空席待ちNG
- 空港では申し込み不可
- 搭乗者・マイル利用者の名義変更はNG
- 航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラス変更は不可
- 提携航空会社特典航空券から、ANA国際線特典航空券への変更はNG
同一区間にすでに確保している便がある場合、空席待ちはできません。
例えば12月1日の「成田発ホノルル着便」の座席が確保されている場合、12月2日の「成田発ホノルル着便」の空席待ちは不可能です。
また、一例として、ビジネスクラスの予約を確保しておき、ファーストクラスの空席待ちをすることはできません。
その他、名義変更ができないので、空席待ちの申込時には、搭乗者・マイルを使う人で間違いがないようにしましょう。
ここでミスった場合、空席待ちの座席確保の連絡がきたとしても、希望と相違する内容となり、キャンセルしてもう一度申し込む必要が生じてしまい、メンタルにダメージが及んで心が痛みます。
特典航空券の空席待ちは上級会員が優先(SFCは優遇あるも変更の可能性あり)
ANA国際線特典航空券の空席待ちでは、ANAプレミアムメンバー(上級会員)が優先される仕組みになっています「国際線特典航空券の優先空席待ち」というベネフィットです。
ダイヤモンド・プラチナに加えて、ANAスーパーフライヤーズ会員(SFC保有で維持可能)も対象となっています。
先に空席待ちを手続きした一般会員より、あとから空席待ちしたダイヤモンド・プラチナ・SFC会員が優先されます。
つまり、より上位の会員が後から空席待ちした場合、いくら一番先に空席待ちしたとしても、キャンセルが出た場合、上位の会員が優先されます。
先に空席待ちの手続きを行ったプラチナ会員より、あとから空席待ちしたダイヤモンド会員が優先されるかは、空港での当日空席待ちとは異なり、特典航空券の空席待ちは明示されていません。
ただ、おそらく優先されているという意見が多くなっています。
実際にダイヤモンドの状態で国際線ファーストクラスに空席待ちしたところ、なんとたったの1日で空席が確保された経験があります。
また、人気路線のホノルル(オアフ島) - 東京(成田)のファーストクラスでも、3回空席待ちに成功しました。
数少ない事例ではありますが、皮膚感覚としてはダイヤモンドは特典航空券の空席待ちでも最優先になっているような印象です。
頻繁に国際線特典航空券の空席待ちする場合、ANAプレミアムメンバーのメリットが増幅します。
ANAプレミアムメンバーは、ANA・スターアライアンスの搭乗実績に応じて、所定のグレードを得られて、豊富な特典を利用可能です。
「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」「ダイヤモンド + More」があり、プラチナ以上になると、SFCというクレジットカードを保有すれば、生涯にわたって資格を維持できる「ANAスーパーフライヤーズ」に加入できます。
プラチナ・ダイヤモンドを維持し続けるのは、「仕事でフライトが多い」「飛行機に乗る旅行の頻度が極めて多い」「ANAミリオンマイラーを目指している」に該当しないと困難を極めます。
したがって、空席待ちの優先を受けられる会員資格としては、SFCが最もお手軽です。
実際にSFCの状態で、東京→ホノルル ファーストクラスの空席待ちに成功したこともありました。
ただし、どの程度優先されるかはブラックボックスで、SFC会員が増えるほど競争が激しくなるリスクがあります。
また、SFCよりダイヤモンドが優先される可能性がありますし、SFCよりプラチナが優先される可能性もあるので、過度な期待は禁物。空席待ちの優先だけを目当てとしたSFC修行はおすすめできません。
なお、キャッシュレス決済、ANAグループのサービスを一定種類利用など、所定の条件をクリアすると、必要なプレミアムポイントが少ない制度もあります。
確率は?非ステータスの一般AMC会員でファーストクラスの空席待ちは可能か実例を公開
ANA国際線特典航空券の空席待ちが成功する確率は、路線・希望状況・空席待ち希望者のダイヤモンド比率などに大きく左右されるので、一概に断定することは不可能です。
ただ、ゴールデンウィークや年末年始のハワイなど、人気路線のビジネスクラス・ファーストクラスは、非上級会員だと成功確率は極めて低くなっています。
一般のANAマイレージクラブ会員だと、国際線ファーストクラスの空席待ちはほとんど無理なイメージがありますね。
どれほど早く空席待ちの手続きをしたとしても、その後にANAダイヤモンド・プラチナ・SFC会員が空席待ちしたら、そちらが優先されます。
したがって、年末年始やGWの日本-ハワイなどの人気路線のビジネスクラス・ファーストクラスの空席待ちは、一般AMC会員だと難易度が高いです。
ただし、常に不可能なわけではありません。私自身は一般会員の立場で羽田-ロンドンのファーストクラスを空席待ちしたところ、土日を挟む日程でしたが、見事に空席を確保してくれました。
「The Suite」で素晴らしいフライトが可能になり、至福のトラベルとなって嬉しかったです。
ふぐ、ウニ、鮑、蟹、穴子、キャビア、フォアグラなど珠玉の食事の数々。アラカルトや朝食も豪華!
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— まつのすけ (@matsunosuke_jp) October 2, 2022
「一般会員はファーストクラスの空席待ちは不可能」という言説は誤っています。「一般会員はファーストクラスの空席待ちは難しい」が正確です。
空席待ちの成功の可能性を上げる対策・裏技
繁忙期の人気路線では、たとえANA上級会員でも、希望便にキャンセルがほとんど出ず、空席待ちで座席を確保するのが難しいケースがあります。
そのような場合の対策・裏技について掘り下げて解説します。
複数名のフライトでも空席待ちは必ず1名ずつ申し込む
ANA国際線の空席待ちでは、キャンセルが生じた座席数と、空席待ちで申し込んでいる座席数が一致しなければ、座席が確保されず、優先順位が後の座席数ピッタリの方にキャンセル玉が移行してしまいます。
- 優先順位No.1の方:空席待ち希望:3席
- 優先順位No.2の方:空席待ち希望:2席
- 優先順位No.3の方:空席待ち希望:4席
- 優先順位No.4の方:空席待ち希望:2席
- 優先順位No.5の方:空席待ち希望:1席
例えば、このような状況でキャンセルが1席出たら、空席を確保できるのは優先順位No.5の方となります。
空席待ちの成功は申し込み人数が大きな影響を及ぼすので、複数名よりは1名ずつ申し込むほうが、空席ゲットの確率がUPします。
もちろん1名ずつ申し込んだ場合、1人しか席を確保できなかったという可能性もあります。
しかし、複数名で空席待ちするよりは、1名ずつ申し込んだ方が座席を確保できる可能性が高いです。
手間OKの場合はこまめに電話
手間をかけるのを厭わない場合は、こまめに電話するのも選択肢です。
会員デスクに電話すると、空席待ちが何人いるか教えてくれるので、そのデータで空席待ちする便を選択するという方法もあります。
ただし、空席待ちをしているダイヤモンド会員の人数や、具体的な優先順位についてはブラックボックスとなっています。「私は今何番目ですか?」と聞いても教えてくれません。
なお、非常にレアケースですが、空席が出た瞬間にたまたま電話していたから空席を取れたというケースもあるようです。
キャンセル手数料無料のUAマイルでエコノミーを確保
ハワイ・欧米路線では、ビジネスクラス・ファーストクラスは満席だが、エコノミークラスには空きがあることが多いです。
このような場合、ユナイテッド航空マイレージプラスは特典航空券のキャンセル手数料が無料なので、UAマイルでエコノミーを確保し、ファーストやビジネスの空席待ちする戦略が有効です。
バイマイルセール時に1マイル2~2.7円程度で購入でき、また日本でも高還元のクレジットカードがあります。
空席待ちで席が取れなかったら
以下では空席待ちで席を取れない場合の対策について解説します。
クラス混在で予約する
空席待ちするのが嫌で予約を確定させたい場合は、シートの種類・クラスを混在して空席を調べる方法も有力です。
あり得るケース
- ファーストクラスに空きなし→ビジネスクラスにはあり
- ビジネスクラス×→プレエコやエコノミーはOK
人気のホノルル路線のA380便では、エコノミー&プレミアムエコノミーの特典航空券は比較的空きが多いので、ファースト・ビジネスより格段に予約が取りやすいです。
「クラス混在」で検索すれば、特典航空券を発見できるケースがあります。
例えば、夜出発の日本→ホノルルはフルフラットで寝られるビジネス以上がいいですが、昼出発のホノルル→日本は、プレエコでもわりと快適です。
スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券を検討
「絶対にANA便」というこだわりがない場合は、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券を予約するのも選択肢です。
ANAは世界最大の航空連合スターアライアンスに所属しており、ANAマイルでユナイテッド航空・シンガポール航空・エバー航空・タイ国際航空・ルフトハンザドイツ航空などに搭乗することが可能です。
必要マイル数はANA国際線特典航空券より多くなる傾向にありますが、選択肢となります。
2週間前からの手動予約を狙う
実はANA国際線特典航空券の枠は、出発前2週間を切ると、それまでと比較して空席が出る頻度が増加する傾向にあります。
ANA国際線特典航空券の空席待ちの預かり期限は、出発から14日前なので、2週間をきると空席待ちしている人がいなくなります。
また、片道のみ予約できていた方の空席待ちがキャンセルされて、片道分の特典航空券の枠が開放されます。
したがって、出発の2日前~14日前の期間中は、アップグレード申請で空席待ちをしている人がいなければ、キャンセルが出たら誰でも公平に予約できます。上級会員が優先されるわけではありません。
直前まで予定を固められないのがデメリットですが、「取れなかったら国内や、その時点で取れるエリアを旅行すればいい」と割り切れるケースでは、直前予約に賭けるのも選択肢となります。
355日前に予約しておく
ゴールデンウィーク、年末年始など休みが確定している日程の予約をする場合、ANA国際線の特典航空券の予約開始である355日前から予約するのがベストです。
ハワイなどの人気路線は即座に予約が埋まるので、できれば長期連休の予約は開始直後の予約がおすすめとなります。
まとめ
ANAの国内線特典航空券の空席待ちの優先は、ダイヤモンド限定ですが、国際線のANA特典航空券の空席待ちは、AMC会員なら可能です。
申込窓口 | ANA公式Webサイト、電話 |
---|---|
発券手数料 | ANA公式Webサイト:無料 電話:2,200円(税込) |
申込期間 | 復路搭乗日の355日前(出発日含まず)のAM9時(日本時間)から、第一区間出発の96時間前まで |
空席待ち可能数 | 片道につき1便 (同一区間で確保済みの席がある場合、空席待ち不可) |
空席待ちの預かり期日 | 第一区間出発の14日前 |
変更 | 発券前:預かり期日まで変更可能 発券後:航空券の有効期限内で、搭乗日・便の変更OK (変更は登場希望便出発の24時間前まで) |
ゴールデンウィークや年末年始のハワイなど、人気路線のビジネスクラス・ファーストクラスは、非上級会員だと成功の確率は極めて低くなっています。
ただし、私は一般ANAマイレージクラブ会員の状態で、土日を挟む日程で日本ーロンドンのファーストクラスの空席待ちに成功したこともあります。
また、両方満席の状態から、人気路線の東京⇔ホノルルのファーストクラスの空席待ちに成功しました(往復ともに平日の日程)。
長期連休ではない場合は、成功の実績もあります。
空席待ちの成功確率を上げる対策
- 複数名のフライトでも空席待ちは必ず1名ずつ申し込む
- 手間OKの場合はこまめに電話
空席待ちで席が取れなかったら
- クラス混在で予約する
- スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券を検討
- 2週間前からの手動予約を狙う
- 355日前に予約しておく
ビジネス・ファーストは満席でエコノミーには空きがある場合、特典航空券のキャンセル手数料が無料のユナイテッド航空マイレージプラスでエコノミーを確保し、ファーストやビジネスの空席待ちする方法もあります。
ANAマイルを着実に貯めるためには、ANAカードの活用が選択肢。ANAマイルが最強に貯まるクレジットカードの一角です。
ショッピングマイル、フライトボーナス、継続ボーナスなどで、陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へフライトできます。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ANAカードの種類は数多く、ANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードまで幅広いラインナップとなっています。
国際ブランドごとのANAカードの一覧は下表の通りです。
カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
ANA JCB 一般カード等 ANA JCBカード ZERO | JCB | JCB | |
ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
ANA Mastercard | Mastercard | ||
ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
ANAアメックス | アメックス | Amex | |
ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
主な特徴
- 利用可能店舗が多い→ANA VISAカード、ANA Mastercard
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 一般/ワイドカードのマイル1%手数料が安価・ゴールド以上は保険が充実→ANA JCBカード
- 入会キャンペーンが豪華→ANAダイナースカード
- トラベル関連のベネフィットが充実→ANA アメックス
ANAカードは入会キャンペーンがお得なのも利点です。
各ANAカードは以下で比較しています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
なお、ANAカードマイルプラス(特約店)以外では、ワイドゴールドカード以下のANAカードのショッピングマイル還元率は、原則として1%です。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムというクレジットカードは、通常のカードショッピングのみでANAマイル還元率1.25%である点がメリットです。
カードの保有枚数が増えてOKならば、ANAカードの他にマリオットアメックスを保有して使い分けるという選択肢もあります。
しかも付帯特典が充実しており、年会費を上回る価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
ウェスティンホテル東京、マリオット東京、セントレジスホテル大阪、クラブラウンジが秀逸なザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションなどのホテルにお得に宿泊できます。
持っているだけで、上級会員であるマリオット ボンヴォイのゴールドエリート会員の資格も得られます。
主なメリット
- 無料の部屋アップグレード
- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイのポイントプレゼント)
宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。
マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用するか、マリオットボンヴォイアメックス プレミアムカードの保有&利用で、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
年1回の無料宿泊(2名分)では、休前日だと年会費を上回る宿泊費のホテルに無料で宿泊できてしまいます(日本のマリオットのホテル一覧)。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用しています!
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
私はマリオットボンヴォイアメックスの年会費を、年1回の無料宿泊のみで回収しています。
もちろん無料宿泊時もゴールドエリート特典である客室アップグレード・レイトチェックアウト・ボーナスポイント等を享受できます。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
国際ブランド |
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- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。