「アルペングループ 楽天カード」が2019年4月1日から発行を開始しました。
アルペンの対象店舗でのお買い物で、楽天ポイントとアルペングループメンバーズポイントの両方を同時に貯められるのが特徴です。
2023年6月26日からは、アルペンポイントと楽天ポイントをダブルで貯められます。
お財布に入れるカードの枚数を減らすことが可能です。また、アルペングループの店舗での多様な特典を利用できます。
アルペングループ楽天カードの年会費・発行手数料は無料で、カード発行・維持に費用はかかりません。
家族カード、ETCカードもあります。ETCカードの年会費は原則として500円(税抜)で、楽天PointClubがプラチナ以上だと無料となります。
国際ブランドはMastercardのみであり、通常の楽天カードにはあるVISA、JCB、アメックスはありません。
Mastercardは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
Mastercard加盟店は世界210カ国・4,330万ヶ所以上もあり、利用可能店舗は国際ブランドの中でもトップクラスです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
基本還元率は1%であり、Mastercard加盟店では100円あたり1楽天ポイントを獲得できます。
アルペングループ対象店舗でのお買い物では、楽天ポイントとアルペングループメンバーズポイントを二重取りできるのが特徴です。
楽天ポイントカード、アルペングループメンバーズカードの2枚を提示する必要はありません。
アルペングループ楽天カード1枚を提示すれば、クレジット決済+2つのポイントの獲得が可能でスムーズなお会計が可能となります。
アルペン対象店舗で得られるポイント
- 楽天カード利用分:100円(税込)あたり1ポイント(1%)
- 楽天ポイントカード利用分:200円(税抜)あたり1ポイント(0.5%)
- アルペングループメンバーズポイント:年間の購入金額に応じて付与率が決定
楽天ポイントカードのポイントが、アルペングループだと税込ではなく税抜に対して付与されるのが地味なデメリットです。
例えば、税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が切り捨てられて無駄になってしまいます。
アルペン、ゴルフ5、スポーツデポ、ミフトが対象店舗となっています。楽天ポイントカード」は、フィットネスクラブ・ゴルフ場・スキー場が対象となっていません。
- フィットネスクラブ:アルペンフィットネスクラブ、アルペンクイックフィットネス)
- スキー場:ウイングヒルズ白鳥リゾート
- ゴルフ場:ゴルフ5カントリーみずなみコース、ゴルフ5カントリー美唄コース、ゴルフ5カントリー四日市コース、ゴルフ5カントリーオークビレッヂ、ゴルフ5カントリーかさまフォレスト、ゴルフ5カントリーサニーフィールド
- ゴルフ練習場:ゴルフ5大曲ゴルフセンター
「アルペングループメンバーズ」とは、既存の諸々の会員プログラムを統合・一元化して、2019年4月1日から導入される新プログラムです。
アルペングループメンバーズの特徴
- スマートフォンでも利用可能(アプリ会員証の機能)
- リアル店舗とオンラインストアの両方で利用可能(共通化)
- グループの年間お買い物金額に応じてポイント付与率が変動
- 登録情報やお買い物状況に応じて、情報やクーポンなどをタイムリーに配信
また、アルペングループ楽天カードを保有していると、アルペングループの店舗で利用できる様々な特典を利用できる予定となっています。
海外旅行傷害保険も付帯しており、楽天カードと同一の内容となっていmさう。
アルペングループ楽天カードは、楽天カードとアルペングループメンバーズカードの魅力が融合したクレジットカードです。
お財布に入れるカードの枚数を減らしたい方、アルペングループでの支払いの機会が多い方にとってメリットが大きいカードです。
なお、現在発行しているアルペングループカード、アルペングループ学生カード、ゴルフ5メンバーズカードは終了となります。
楽天カードが提携カードを導入することでより一層便利に進化し、楽天ポイント経済圏が着実に拡大します。
楽天カードは、基本還元率は1.0%で楽天ポイントが貯まります。家族カードもあります。
SPUで楽天市場でのお買い物は3倍~17.5倍の高還元なのが魅力的です。家族カードもSPUのポイントUPの対象となるのでユーザーフレンドリーです。その他、多様なキャンペーンが充実しています。
多額のお買い物を行うと、SPUで大量のポイントが貯まるのでバリューが高いです。以下はなんと22,543ポイントを獲得した履歴です。
ETCカード利用時もポイントが得られます。ポイント付与対象外のお店はごく一部です。利用限度額は高いので、メインカードとしてガンガン使うことも可能です。
1回払い・ボーナス1回払いなら完全無料で利用できます(※締め日と支払日)。ただし、リボ払いの利用など、僅かに手数料や金利が発生する取引もあります。
楽天カードを保有して、SPUや各種キャンペーン・セールなどを活用していくと、恐ろしい程にザクザクと楽天ポイントが貯まっていきます。
私は楽天関連サービスの活用、キャンペーンによって、毎月大量の楽天ポイントを獲得しています。
2022年7月19日には会員全体で、楽天ポイントの累計付与ポイント数がなんと3兆ポイントに到達しました。
特に高額品の購入とSPU、買回りセール(楽天スーパーセール・お買い物マラソンの詳細)を巧みに組み合わせるとお得です。楽天SPUの活用で2018年3月には通算獲得ポイントが50万ポイントを突破しました!
現在も順調に獲得ポイント数を伸ばしており、2023年11月には250万ポイントに到達しています。
楽天カードは大人気となっており、提携カードを除いた自社発行ベースでの取扱高(2017年4~9月期)では、なんと三菱UFJニコスや三井住友カードを超えてシェア1位に躍り出ています。
JCBブランドだとANA JCBプリペイドカード経由なら、モバイルSuicaチャージで1%のポイントが貯まります。楽天Edyにもチャージでき、0.5%のポイントを得られます。
楽天カードの利用限度額は最高300万円とプラチナカード級となっています。メインカードとしてガンガン活用することが可能です。
楽天カードで貯まる楽天ポイントは楽天市場・楽天ブックス・Kobo等で1ポイントから1ポイント単位で使えます。楽天トラベル・楽天GORAは100ポイント以上です。
また、楽天ポイントカードの機能で、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、apollostationなどのリアル店舗でも使えます。
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブン-イレブン・ローソン・ファミマ等のコンビニでも期間限定の楽天ポイントを消化できます。
楽天ポイントは電子マネーの楽天Edyとも交換可能。楽天Edyは利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、現金同様で極めて便利です。
2018年9月27日支払い分からは、楽天カードの利用代金をポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」が開始しました。
「ポイントでデビット支払い」というサービスもあり、楽天銀行デビットカードの支払いに充当することも可能です。
1ヶ月あたりダイヤモンド会員は50万円、それ以外は10万円迄という上限がありますけれども、楽天カードが実質的に現金還元のクレジットカードと評価できるようになりました。
ちなみに楽天市場でのお買い物では、通常ポイントを使うよりも、楽天カードで決済してからポイントで支払った方がお得です。
SPUの楽天カード支払いの+2倍、楽天銀行引落しで最大+0.5倍が、楽天カード決済だと適用されるためです。例えば1万円支払った場合のポイントの差は以下のとおりです。
SPUの項目 | 楽天ポイント使用 | 楽天カード払い |
---|---|---|
通常ポイント(1倍) | 100 | 100 |
楽天カード利用による上乗せ(+2倍) | - | 200 |
楽天銀行引落し(最大+0.5倍) | - | 50 |
合計 | 100 | 350 |
なお、ポイントを利用代金に充当する手間も面倒な場合は、P-oneカード Standardなど、請求額から自動的に割り引かれる自動キャッシュバックのクレジットカードがおすすめです。
ユニークなところでは2017年8月26日から、楽天証券で楽天ポイントを使って投資信託を買えるようになりました。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
楽天カードは旅行傷害保険も充実しています。利用頻度が高くて最も重要な疾病治療費用・傷害治療費用が200万円であり、内容が秀逸です。
また、海外旅行時に利用できる優待割引も豊富です。詳細は以下で徹底解説しています。
ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。
海外旅行においても充実した特典が付帯しており、便利に活用できるクレジットカードです。
Visa・Mastercard・JCBブランドですと、お買いものパンダデザインも選択できます。
ディズニーデザイン、バルセロナデザイン、楽天イーグルスデザインも登場しました。ディズニーはJCBのみです。
便利なモバイル決済サービスのApple Pay、Google Payも利用可能です。
楽天カードは学生、主婦、パート、アルバイトの方でも本会員カードを発行できます。
楽天カードはお得なベネフィットが豊富です。しかも数千ポイントの楽天ポイントが得られるお得な新規入会&利用キャンペーンも開催しています。
楽天カードは完全無料で維持できるにもかかわらず、充実したベネフィットが付帯したハイ・クオリティー・カードです。詳細は以下で徹底解説しています。
女性向けのオプションを付帯できる楽天PINKカード、カード利用でANAマイルを貯めることもできる楽天ANAマイレージクラブカードもあります。
格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で、誕生月は楽天市場・楽天ブックスの還元率が+1%、国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料というメリットがあります。
楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。
ゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」は、選べる3つのコースや誕生月特典があり、低コストインデックス投信の積立が1%です。
また、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料になります。
空港ラウンジを使えるゴールドカードの一角であり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
楽天カードと楽天プレミアムカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの相違点については、以下にまとめています。
楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。