マリオットボンヴォイのポイントは、約40のマイルに移行可能で、ユナイテッド航空、ANA、JAL、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、アラスカ航空、デルタ航空など便利な交換先も揃っているのがメリットです。
もちろんマリオットボンヴォイのホテル無料宿泊でもお得に利用でき、トラベルに有効活用できます。
マリオットポイント→航空マイルの交換レートは、3ポイント=1マイルが基本で、6万ポイントを交換すると15,000ポイント相当(5,000マイル)が上乗せされるのが基本です(一部エアラインを除く)。
したがって6万ポイント=25,000マイルが基本ですが、マリオットボンヴォイとユナイテッド航空は提携関係にあり、他のエアラインに比べて6万ポイント=27,500ポイントと優遇されていました。
2023年3月7日からは6万ポイント単位での交換時のボーナスが、+7,500マイルから+10,000マイルへとUPし、さらにお得になります。
Marriott Bonvoyのポイントのユナイテッド航空マイレージプラスへの交換レートについて解説します。
Marriott Bonvoy ポイントのUAマイレージプラスへの交換レートは50%
マリオットボンヴォイのポイントから、ユナイテッド航空(UA)のマイル「マイレージプラス」への交換レートが、従来よりも改善されました。
- 2023年3月6日まで:6万マイル→基本2万マイル+7,500ボーナス=27,500マイル
- 2023年3月7日から:6万マイル→基本2万マイル+1万ボーナス=3万マイル
これまでより+2,500マイルで移行でき、より多くのマイレージプラスに交換可能です(ポイントのマイルへの交換ページ)。
6万ポイント単位で交換すると、6万ポイントごとに+1万ボーナスマイルを獲得できるので、できれば6万ポイント単位で交換しましょう。
例えば、12万ポイントを交換した場合、基本4万マイル+2万ボーナス=合計6万マイルとなります。
Marriott BonvoyのポイントのUAマイレージプラスへの基本交換レートは、これまでの約45.8%から50%にUPしました。
ただし、基本的な交換レートは3対1.1から3対1となったので、6万ポイント未満の交換の場合、従来よりもお得度は低下します。
グローバルホテルグループの中ではマイル交換レートが抜群に良好
Marriott Bonvoyのユナイテッド航空マイルへの交換は、改善されたとはいえ果たしてお得か不安な方もいらっしゃるでしょう。
ご安心ください。グローバルホテルグループのポイントの中でも、航空マイルへの交換レートは抜群に良好となっています。
ヒルトンのポイント、IHGのポイント、ハイアットのポイントは、無料宿泊ならお得に使えるシーンがありますが、航空マイルへの実質交換レートは、Marriott Bonvoyのポイントに見劣ります。
他の航空会社はもちろん、とりわけユナイテッド航空マイレージプラスへの交換は、Marriott Bonvoyのポイントは、ホテルポイントの中では突出したハイ・クオリティです。
クレジットカードのマリオットアメックスで貯めたポイントは、お得なレートで航空マイルに交換可能です。
- マリオットボンヴォイアメックス:一般加盟店2%・マリオットボンヴォイ対象ホテル4%
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:一般加盟店3%・マリオットボンヴォイ対象ホテル6%
マリオットボンヴォイのポイント6万ptを25,000マイル(1ポイント→約0.4167マイル)に移行できます。
※アメリカン航空(AA)、デルタ航空(DL)、アビアンカ航空、大韓航空は、6万ポイント→2万マイル(改悪詳細)
プレミアムカードの場合のマイル還元率
- UAマイレージプラス:1.5%
- アメリカン航空、デルタ航空、アビアンカ航空、大韓航空:1.0%
- その他多くの航空会社:1.25%
ヒルトンアメックスより、マリオットアメックスの方が、マイル還元率という点では圧勝しています。


ユナイテッド航空のマイルのお得な使い道
ユナイテッド航空は、世界最大の航空連合スターアライアンスの中心的な存在です。
アメリカ大陸だけでなく、アジア、ヨーロッパでも路線が多く、かつ我らのANAも加盟しているので、使い勝手が抜群に良好なアライアンスです。SFCでスターアライアンスゴールドを維持可能!
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,500~6,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,800マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,500マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
実際に私もUAマイレージプラスで羽田→宮古をフライトしたことがあります(フライト時ANA・JALよりお得)。
また、12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗でき、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。
5,500マイルで複数区間をフライトでき、各地で12時間の滞在を楽しめます。路線によっては一泊することも可能です。
一例
- 羽田→那覇→神戸
- 石垣→羽田→鹿児島
- 羽田→函館→千歳
- 八丈島→那覇→対馬
- 羽田→松山→伊丹
国内線はANAマイルより早く予約できるのも繁忙期には有効です。
国際線では日本路線を除いて燃油サーチャージがないので、サーチャージ高騰期はANAマイルと比較してお得になるケースもあります。

また、エクスカーショニスト・パークという仕組みも上手く活用するとお得で、特典航空券の変更・キャンセル手数料が無料、有効期限無期限もメリットです。


他方、日本ー米国本土など遠距離のビジネスクラス・ファーストクラスは、必要マイル数がANAマイルより格段に多い傾向となっています。
まとめ
マリオットボンヴォイとユナイテッド航空には優先パートナーシップがあり、ポイント交換レートが優遇されています。2023年3月7日からは6万ポイント交換時のレートがさらに改善されました。
優遇内容
- 60,000ポイントごとに、10,000ボーナスマイル(通常0~5,000ボーナスマイル)
- 6万ポイント→合計3万マイル(通常2万~2.5万)
- Marriott Bonvoy Amex Premiumのマイル還元率はUAなら基本1.5%(他は1%~1.25%)
ただし、Marriott Bonvoyのポイント→UAマイレージプラスの基本交換レートは3対1.1から3対1に低下したので、必ず6万ポイント単位で交換するようにしましょう(マイルへの交換ページ)。
9月にはマリオットボンヴォイのポイント→UAマイルへの交換レートが+30%のキャンペーンが開催される年もあり、その際にはさらにお得になります。
もし急いでなく待てる場合は、9月にキャンペーンが開催されるかチェックするのも選択肢です。
マリオットボンヴォイアメックスは、世代を超えて愛される傑出したマイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ドンドンとマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へ雄飛することが可能です。
航空マイルに興味がない方でも、マリオットボンヴォイのホテルをよく利用する方には、マリオットボンヴォイアメックス プレミアムカードの活用がおすすめです。
本会員の年会費は49,500円(税込)で、家族カードは1枚目無料、2枚目以降24,750円(税込)です。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。

15泊分の宿泊実績は、ライフタイムプラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリート獲得に役立ちます。
ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換でき、旅行・出張に役立ちます(マリオットボンヴォイのポイントの価値)。

マリオットボンヴォイアメックスはお得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを得られます。

ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。

国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
ユナイテッド航空のマイレージプラスを本腰入れて貯める場合は、謹製のクレジットカード「マイレージプラスカード」の活用をおすすめします。

コストパフォーマンスが高いクレジットカードが多いのが特徴です。
クレジットカード名 | 年会費(税抜) | マイル還元率 (一般加盟店) |
---|---|---|
MileagePlus JCB一般カード | 5,000円 | 1.00% |
マイレージプラスセゾンカード | 6,500円 | 1.50% |
ANAワイドゴールドカード | 14,000円 | 1.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000円 | 1.00% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 19,500円 | 1.50% |
マイレージプラスセゾンゴールドカード | 20,000円 | 1.50% |
マイレージプラスセゾンプラチナカード | 50,000円 | 1.50% |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 80,000円 | 1.50% |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 | 1.50% |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000円 | 1.50% |
一般カードで人気が高いのは、「MileagePlusセゾンカード」、MileagePlus MUFGカードです。
MileagePlus MUFGカードは、リボ払いの楽Payを活用すると高還元になります。
リボ手数料発生月はマイル付与率が1.5%になるので、少額のリボ手数料が出るように指定金額を毎月調整することで、高還元にすることが可能です。
リボ払いの運用が面倒な場合は、マイレージプラスセゾンカードが選択肢となります。
計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。

実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。

お得にフライトすることが可能になり、家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はセゾンアメックスキャッシュバック、アメリカン・エキスプレス・コネクトを利用できます。
更に多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ユナイテッド航空の搭乗頻度が多い方は、UAの航空券購入が3%マイル還元となるMileagePlus JCBゴールドカードがおすすめです。

MileagePlus JCBカードは低い年会費と高いマイル還元率を両立させており、質実剛健なパフォーマンスを発揮しています。

お得な入会キャンペーンも魅力的な航空系カードです。
