IHG One Rewards(IHGワンリワーズ)にはポイントプログラムが用意されており、貯めて使うことで旅行や出張に役立ちます。
クレジットカードの利用、ホテルの宿泊やレストラン利用、購入などによって「IHG One Rewards ポイント」を貯めることが可能です。
貯めたポイントはホテル無料宿泊、ポイント&キャッシュ、ブランド品やギフトカードなどの商品、航空マイルへの交換など多様な使い道があります。
IHGのポイントをザクザク貯める方法、お得な使い方について、2024年10月の最新の状況をわかりやすく徹底的に解説します。
目次
IHGポイントのおすすめ使い道
IHG One Rewards ポイントは、複数の使い道があります。
無料宿泊特典 | 6,000を越える世界各地のIHGホテルで利用可能(利用除外日なし) |
---|---|
ポイント&キャッシュ | 一部をポイント、残りを現金で宿泊 (無料宿泊と比較してお得ではない傾向) |
カタログ | ブランド品やギフトカードなど、オンラインカタログからお好きな特典商品を選択可能 (一覧) |
デジタルリワーズ | 雑誌の定期購読、電子書籍、ゲーム、音楽、映画など |
航空マイルへの交換 | 提携航空会社のマイルに交換(基本1万ポイント→2千マイル) |
ポイント寄付 | さまざまな支援を行う提携チャリティー団体への寄付 |
この中では無料宿泊特典が最もお得です。
無料宿泊でおすすめの使い道
- ファンタスティック・レート(新規ホテル予約開始直後、システムメンテナンスの後など)
- 繁忙期
- 特定の地域
特典航空券に少し航空マイルが足りない場合は、スーパーサブとしてマイル交換も選択肢です。
ポイント&キャッシュはお得でない傾向にあります。例えば無料宿泊10,000ポイントに対して、5,000ポイント+4,264円となっており、バイポイントと比較して妙味がありません。
無料宿泊の概要
IHG One Rewards ポイントは、IHGワンリワーズのホテル無料宿泊に使えます。
インターコンチネンタル、キンプトン、インディゴ、クラウンプラザ、ホリデイ・インなど多様なホテルブランドがあります。海外のシックスセンシズはポイント無料宿泊対象外のホテルが多いです。
ポイントのみ、ポイント+現金の2種類で、ポイントのみの方がお得な傾向となっています。
対象の部屋はスタンダードルームのみで、クラブルームやスイートルームは対象外が原則。ただし、有償でアップグレードするのは可能なホテルが多いです。
ポイントを利用した無料宿泊も、上級会員資格のための宿泊実績にカウントされるので、ユーザーフレンドリーです。
IHGのポイント無料宿泊は、特典除外日(ブラックアウト期間)がないのが特徴です。
ただし、ポイント無料宿泊の枠は設定されているので、空室があれば常に利用できるわけではありません。
IHGプラチナエリート以上だと、通常よりも少ないポイント数で無料宿泊できる時期もあります。15%や20%という例がありました。
キャッシュ&ポイントで、クレジットカード決済分の料金が15%OFFというフラッシュセールもありました。
ファンタスティック・レート(新規開業ホテル予約開始直後、システムメンテナンスの後など)が著しくお得
無料宿泊に利用すると、概ね1ポイント0.3~0.6円の価値が原則です。しかし、時として著しくお得なファンタスティック・レートが光臨するのが、IHGのポイント無料宿泊の特徴です。
新しくオープンするホテルの予約開始直後、システムメンテナンスの直後などに、お得過ぎるファンタスティック・レートが出ることがあります。
また、謎の少ないポイント数で予約できるキャンペーンが開催される時期もあります。
例えば2022年8月8日~8月9日の深夜~早朝、8月17日の昼には、国内のインターコンチネンタルホテルが一律で35,000ポイントで無料宿泊を予約できました。
驚異の3.5万ポイント
- 12月31日のインターコンチネンタル大阪(97,000円)
- 1泊7万円前後のANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ(106,361円の日も)
- 1泊4万~6万円程度のインターコンチネンタル横浜Pier8
大晦日は1ポイント2.77円、土曜日のクリスマス・イブは1P2.21円で予約でき、破格のお得さがありました。
さらに、2022年8月21日の午前中は、なぜか2023年8月5日だけ多くのインターコンチネンタルホテルが16,000ポイントで予約できました。IHGファンタスティック・レート速報は、@seawellさんが素早いです。
私もファンタスティック・レート時にすかさず大量に予約!
IHGはサイト上も「IHGリワーズクラブ ポイント」や「スパイアエリート」といった過去の名称がそのまま残っていたりしており、お茶目な側面があるのが魅力の一つです。
ファンタスティック・レートは、まさに行幸の光臨!
繁忙期・特定の地域・円安期の海外の無料宿泊
IHGのポイントは、ファンタスティック・レート以外でもお得に利用できるシーンがあります。
他のホテルポイントと同様に、繁忙期がお得な傾向となっています。
例えば3連休の日に、ANAクラウンプラザ神戸は18,197円のところ10,000ポイントで無料宿泊可能でした。なんと平常時でも1ポイント1.8円!
この日はインターコンチネンタル大阪も58,103円→64,000ポイントとお値打ちでした。
また、特定のエリアは平常時もお得です。2022年は東京都だと平日でも多くの日程で1ポイント0.8~1円程度で利用可能でした。
年末年始は料金が跳ね上がるので、ポイントで宿泊するとお得なホテルが多くなっています。
円安の時期は海外でのホテル宿泊もお得な傾向です。
例えば、ハワイでは263USD(1ドル130円換算で34,190円)のホテル(ホリデイイン エクスプレス ワイキキ)に31,000ポイント(プラチナ以上なら24,800ポイント)で宿泊できました。
また、クラウンプラザ シアトルエアポートでは、195USD(1ドル135円換算で26,325円)の日に25,600ポイントで宿泊できました。
クラウンプラザグアムでは、30,000ポイントで29,040円相当(予約時1ドル132円)となり、平常時でも1ポイント=0.97円でした。
なお、マリオットボンヴォイのポイント、ヒルトンのポイントも、円安は海外がお得になる傾向です。
インターコンチネンタルアンバサダーの年会費
IHGには「インターコンチネンタルアンバサダー」という有料プログラムがあり、年会費は200米ドルか40,000 IHGポイントです。
主なメリット
- IHG One Rewards のプラチナエリート ステータス
- ワンランク上の客室アップグレード保証(無料宿泊特典/ポイント無料宿泊は対象外)
- 午後4時までのレイトチェックアウト保証
- ウィークエンド無料宿泊
- 滞在ごとに朝食でも使える最大20USドル相当のレストラン&バー利用クレジット
- ミネラルウォーター無料サービス
- 無料プレミアムインターネット
- アンバサダー専用のチェックインエリア
- 2名宿泊でシングルルームの料金
- 中国本土での滞在限定の特典:宿泊1泊ごとに1名分の朝食無料サービス
- 中国、香港、台湾、マカオでの滞在限定の特典:ウェルカムフルーツ
昨今では円安が進んできたので、ポイント払いに妙味が出てきました。
例えば為替レートが1USドル=137円の場合、年会費は27,400円ですので、1ポイントの価値が0.685円になります。
特典航空券に少し足りない場合は航空マイルへの交換も選択肢
IHG One Rewards ポイントは、多くの航空マイルに1万ポイント=2,000マイルのレートで交換できます。
日本で馴染み深いエアラインでは、ANA、JAL、アラスカ航空、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ユナイテッド航空、シンガポール航空、デルタ航空などに交換可能です。
マリオットボンヴォイのポイントよりはレートがよくありませんが、ヒルトンのポイントよりは良好です。
IHGのポイントは基本的に無料宿泊での利用がおすすめですが、特典航空券に少し足りない場合などは、サブとして交換するのも選択肢です。
IHGのポイントの価値は0.3~2円程度(総合的に0.5円+α)
IHGのポイントの価値は、以下のとおりです。
- 無料宿泊に利用:1ポイント0.3~1円(概ね0.5円、時おり2円)
- 航空マイルに利用:1ポイント0.4円(1マイル2円換算)
- インターコンチネンタルアンバサダーの年会費:1USドル=137円だと1ポイント0.685円
無料宿泊に使うと0.3円~0.6円程度のことが多く、たまに1~2円で利用できることがあります。
航空マイルへの交換の場合、1マイルの価値を2円と考えると、IHGのポイントは0.4円相当となります。
私は総合的に1ポイント=0.5円程度が基本と考えますが、ファンタスティック・レートや繁忙期の不思議にお得なレートのみで使う場合、1ポイント1~2円に昇華するポテンシャルがあります。
平常時も海外で利用する場合、1ポイント0.7~1.4円程度で利用可能です。
プラチナエリート以上だと、20%少ないポイントで予約できる時期があるので、その時に利用するとさらにお得になります。
無料宿泊時も上級会員資格の特典は利用可能
IHG One Rewardsのポイントで無料宿泊した場合でも、上級会員資格の特典は適用されます。
ジャンル | 特典 | クラブ | シルバー | ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド |
---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | ボーナスポイントの獲得 (マイルは対象外) | - | 20% | 40% | 60% | 100% |
除外日なく無料宿泊特典を利用可能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ポイントが無期限に | - | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ステータス維持のエリート繰り越し宿泊 | - | - | ◯ | ◯ | ◯ | |
専用アクセス | 会員料金 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
会員限定キャンペーン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
無料宿泊特典の割引 | - | - | - | ◯ | ◯ | |
専属のダイアモンドサポート | - | - | - | - | ◯ | |
ハーツGoldプラス・リワーズFive Star | - | - | - | - | ◯ | |
ホテル特典 | 無料インターネット | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プライオリティ・チェックイン | - | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
客室保証 | - | - | - | ◯ | ◯ | |
無料アップグレード(空室状況による) | - | - | - | ◯ | ◯ | |
チェックイン時のウェルカムアメニティ | - | - | - | ◯ | ◯ | |
アーリーチェックイン(空室状況による) | - | - | - | ◯ | ◯ | |
レイトチェックアウト(空室状況による) | 午後2時 | 午後2時 | 午後2時 | 午後2時 | 午後2時 |
IHG One Rewardsのポイントの貯め方
IHGワンリワーズのポイントは、主にホテル宿泊、キャンペーン、マイルストーン特典などで貯められます。
ホテル宿泊
公式サイトで予約して宿泊した時に会員プログラムであるIHG One Rewardsに登録しているとポイントを得られます。
対象となる客室の支払金額1米ドルにつき、原則として10ポイントを獲得できます。
ステイブリッジ スイーツ・キャンドルウッド スイーツでの滞在では、1USドルまたは現地通貨相当額につき5ポイントです。
獲得はドルベースなので、ポイント還元率は円高になればなる程上がり、円安になればなる程下がります。
ドル円 (USD/JPY) | ポイント 還元率 | ドル円 (USD/JPY) | ポイント 還元率 |
---|---|---|---|
75.0 | 13.3% | 107.5 | 9.3% |
77.5 | 12.9% | 110.0 | 9.1% |
80.0 | 12.5% | 112.5 | 8.9% |
82.5 | 12.1% | 115.0 | 8.7% |
85.0 | 11.8% | 117.5 | 8.5% |
87.5 | 11.4% | 120.0 | 8.3% |
90.0 | 11.1% | 122.5 | 8.2% |
92.5 | 10.8% | 125.0 | 8.0% |
95.0 | 10.5% | 127.5 | 7.8% |
97.5 | 10.3% | 130.0 | 7.7% |
100.0 | 10.0% | 132.5 | 7.5% |
102.5 | 9.8% | 135.0 | 7.4% |
105.0 | 9.5% | 137.5 | 7.3% |
レストラン・カフェ・バー等の料金も、部屋付けにしてフロントで支払った場合は、エリートボーナスポイントの対象です。
ポイント無料宿泊時でも、レストラン等の部屋付け利用分に対しては、ポイントを得られます。
上級会員資格を持っている方は、ボーナスポイントも獲得できます。
ボーナス
- シルバーエリート:+20%
- ゴールドエリート:+40%
- プラチナエリート:+60%
- ダイヤモンドエリート:+100%
ダイヤモンドの場合、1ドル130円換算だと、約35,039円の支払いで4,070ポイントを得られました(約11.6%還元)。
プラチナ・ダイヤモンドだとウェルカムアメニティでポイントを選択することもできます。
なお、IHG公式サイトでの予約は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由が高還元です。宿泊金額に応じて還元を受けられて、日本居住者でもPayPalで利用できます。
海外のポイントサイトを使う意欲がない場合は、国内の主要ポイントサイトでも取り扱いがあるので適宜利用しましょう。
愛用ポイントサイトまとめ!
✅Rebates (交換が面倒なら最有力)https://t.co/TbCBrcVikO
✅Gポイントhttps://t.co/kG3b8dlfrc
✅ちょびリッチhttps://t.co/DQlbDtP3vZ
✅ポイントインカムhttps://t.co/ml8wEoLVne pic.twitter.com/68VpJVJEO6
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) December 11, 2021
IHGリワーズ ボーナスポイント パッケージ
通常料金よりも高い代わりに、滞在ごとに最大5,000ボーナスポイントを獲得できるプランです。
通常料金との価格差次第では、お得になります。
キャンペーン
IHG One Rewards 会員限定のキャンペーンがほぼ常に開催されており、ボーナスポイントが定番となっています。
過去の一例としては、ポイント4倍のキャンペーン、5泊で1万・10泊で2万・15泊で3万ポイント、2泊で2,000 or 4泊で1万ポイントなどがありました。
旧IHGリワーズクラブ時代はプレゼントされるポイント数が豪勢で、3滞在で4万ポイント、所定の条件をクリアすると89,000ポイントといったキャンペーンもありました。
また、インターコンチネンタルアンバサダーの新規入会や更新で、15,000ポイントや20,000ポイントといったキャンペーンが開催されることがあります。
過去の一例としては、200米ドルの支払いで更新すると、15,000IHG One Rewardsポイントがもらえて、さらに所定の期間内に2泊すると追加で2万ポイントというキャンペーンがありました。
マイルストーン特典
IHGワンリワーズは、年間で所定の宿泊実績(20泊以上10泊ごと)をクリアすると、マイルストーン特典をもらえて、ボーナスポイントも選択できます。
泊数 | 20泊 | 30泊 | 40泊 | 50泊 | 60泊 | 70泊 | 80泊 | 90泊 | 100泊 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選べる特典数 | 1つ | 1つ | 2つ | 1つ | 1つ | 2つ | 1つ | 1つ | 1つ |
ボーナスポイント | 5千 | 5千 | 1万 | 1万 | 1万 | 1万 | 1万 | 1万 | 1万 |
食事・飲み物(F&B)の特典 | 2 | 2 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
確約済みスイートアップグレード | 1 | - | 1 | - | - | 2 | - | - | - |
年間ラウンジ会員 | - | - | 1 | - | - | 1 | - | - | - |
20泊時は確約スイートルーム、40泊時の1つは年間ラウンジアクセス特典、70泊時の1つは確約スイートルームがおすすめですが、それ以外ではボーナスポイントも選択肢です。
IHGのポイントはセール時のバイポイントも選択肢
IHG One Rewardsポイントは、1,000ポイント単位で1月~12月の1年間に最大150,000ポイントまで購入可能です(キャンペーン時は25万ポイント等にUPすることも)。
マリオットのポイント・ヒルトンのポイント・ハイアットのポイント・アラスカ航空のマイルのように、IHGのポイントは買えますけれども、通常は妙味がありません。
ただし、マリオットやヒルトン同様に、増量キャンペーン時は、用途が明確な場合はバイポイントも選択肢となる水準です。
+75%、+80%、+100%増量のセールが定番であり、例えば+100%ボーナスセールでは、300USドルの支払いで6万ポイントを得られます。
直近では、2024年9月23日午前0時~10月5日午後11時59分(米国東部時間)(米国東部時間)に、+100%セールが開催!
11,000ポイント以上購入で+100%となり、上限は15万ポイントの購入(25万ポイントの付与)です。
会員ごとに異なるミステリーボーナスが開催されることもあります。
直近では、2023年11月16日午前0時~12月30日午後11時59分(米国東部時間)に開催されました。
最近は円安が進んでおり、必要な円が増加してしまったのが痛し痒し。ポイント単価は下表のとおりです。
為替レート\ボーナス | +75% | +100% |
---|---|---|
1ドル110円 | 0.63円 | 0.55円 |
1ドル120円 | 0.69円 | 0.60円 |
1ドル130円 | 0.74円 | 0.65円 |
1ドル140円 | 0.80円 | 0.70円 |
1ドル150円 | 0.86円 | 0.75円 |
総合的には近い将来の無料宿泊に使う場合は、+100%増量ボーナス時はバイポイントも選択肢となります。
また、たまに出るファンタスティック・レート用に一定のポイントを持っておくのは有意義です。
ただし、IHGは予告なしで無料宿泊の必要レートを改悪するので、利用が決まっていないのに、大量のポイントを購入するのはおすすめしません。
IHGポイントの購入は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由がおすすめです。
TopCashbackは登録料・年会費などは無料で利用に一切費用はかかりません。キャッシュバックはPayPalで受け取ることができるので、日本在住者にとっても便利です。
PayPalの残高は対応しているオンラインショッピングサイト等での支払いに使えます。
まずはTopCashbackのページにアクセスして、会員登録を行います。Eメールアドレスとパスワードを入力して、「Join Now」を選択します。
メールが送られてくるので、「Please click here to authenticate your TopCashback account」をクリックします。
ポイント購入前にはTopCashbackにログインして、検索ボックスで「points」と入力すると「Points.com」が出てくるので選択します。
そして、「Search results」画面で「Points.com」をタップもしくはクリックしましょう。
次の画面で「IHG Rewards Club」の右側の「Get Cashback」を選択します。
スマホでも作業は同一です。
あとは必要情報を入力してIHGのアカウントにログインし、ポイントを購入すればOKです。
購入後はメールで利用の確認が送られてくるので安心です。
TopCashbackの会員サイトの「Account」→「Earnigs」と進むと履歴が出てきます。私の例では1,320ドルのポイントを購入して、33ドルの還元がありました。
ステータスは当初「pending」となります。そして、約6週間後に「Payable」になり、PayPalでの受け取りが可能になります。
私は通算でホテルポイントやマイルの購入によって、TopCashbackから173ドル(1ドル110円換算で19,030円)の還元を受けています。
その他の利用分を含めて、合計586.47USD(円換算で63,688円)の還元を享受しています!
TopCashbackで支払い申請して、PayPal残高に反映が完了したらメールでも連絡があるので安心・安全です。
IHGのポイント以外では、ヒルトンのポイント、ハイアットのポイント、マリオットボンヴォイのポイントなどもPoints.comのシステムを利用しているので、TopCashbackで2.5%前後のキャッシュバックを受けられます。
ポイント有効期限は1年だが実質無期限
IHG One Rewardsのポイントの有効期限は1年間(12ヶ月間)ですが、ポイント獲得もしくは利用があれば、有効期間はそれから1年先に延びます。
特筆すべきなのは、ポイント獲得だけではなく、特典引換でもOKである点です。
1年に1回ポイント獲得か利用のアクティベートがあれば、有効期間はずっと延びるので、じっくりと貯めることが可能です。
アクティベーションがあれば全ポイントの有効期限が伸びるのは、マリオットポイント、ヒルトンポイント、ハイアットポイント、Vポイント、Pontaポイント、楽天ポイント等と同じシステムです。
有効期間を気にすることなく使っていけるのが大きなメリットです。
動物で例えると、長寿のシンボルである鶴や亀のようなポイントです。末永く貯めて使って活用していくことが可能です。
ただし、外資系企業にありがちな事前通知なしの改悪があるので、あまり貯め込まず適宜使っていくのがおすすめです。
デメリット
IHGのポイントのデメリットは、クラブルーム、スイートルームを予約できない点が、これらの部屋を希望する場合は最大の短所です。
これら2種類のタイプについてはハイアットのポイントが最も優れており、マリオットボンヴォイのポイントもホテルによっては対応しています。
ヒルトンのポイントはクラブ・スイートは必要ポイントが著しく高いので妙味はありません。
また、IHGのポイントを利用した無料宿泊で、所定のキャンセル期限を過ぎてしまった場合、ポイントが没収されるのではなく、その時点でのベストフレキシブルレートが発生するのがデメリットです。
必ずキャンセル期限までに取り消しましょう。
まとめ
IHG One Rewardsに入会すると、IHGのポイントが貯まるようになります。
入会金・年会費などは一切かからないので、公式サイトで泊るなら加入しないと損です。
ホテル宿泊(レストラン・バー・スパ等も部屋付けなら対象)、キャンペーン、マイルストーン特典などで、ポイントがザクザクと貯まっていきます。
バイポイントも可能となっており、+100%増量セール時は選択肢です。
IHGのポイントの利用方法では、無料宿泊特典が最もお得となります。
お得な無料宿泊の使い方
- ファンタスティック・レート(新規ホテル予約開始直後、システムメンテナンスの後など)
- 繁忙期
- 特定の地域
たまに光臨するファンタスティック・レートでは、1ポイント2.19円や2.77円といった実績もあります。予約できたら僥倖!
平常時も年末年始・GW・3連休などの繁忙期や、円安期の海外で利用する場合、1ポイント0.7~1.4円程度で利用可能です。
プラチナエリート以上だと、20%少ないポイントで予約できる時期があるので、その時に利用するのがベストです。
インターコンチネンタルアンバサダーの年会費、特典航空券に少し足りないときのマイル交換もおすすめです。
IHGのポイントの価値は、以下のとおりです。
- 無料宿泊に利用:1ポイント0.3~1円(概ね0.5円、時おり2円)
- 航空マイルに利用:1ポイント0.4円(1マイル2円換算)
- インターコンチネンタルアンバサダーの年会費:1USドル=137円だと1ポイント0.685円
無料宿泊に使うと0.3円~0.6円程度のことが多く、たまに1~2円で利用できることがあります。
IHGでのホテルステイは、プラチナエリート以上になると快適度がUPします。
多くの方にとってIHGプラチナ獲得の現実的な方法としては、以下2つのルートのいずれかが最適解です。
- 年会費200米ドルか40,000 IHGポイントのインターコンチネンタル アンバサダープログラム入会
- IHGステータスマッチ(未開催の時期も)
IHGプラチナを目指すのが面倒という方は、マリオットボンヴォイアメックスの保有がおすすめです。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、保有だけでマリオットボンヴォイのゴールドエリートを得られて、年400万円の利用でクラブラウンジ無料・1ベッドスイートへのアップグレードがあるプラチナエリートになれます。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
ヒルトン・コンラッド・ダブルツリー・キュリオコレクション・ROKU KYOTO等をよく使う場合、ヒルトンアメックスがおすすめです。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード |
---|---|---|
カードフェイス | ||
年会費(税込) | 本会員:16,500円 家族会員:1枚無料、2枚目以降6,600円 | 本会員:66,000円 家族会員:3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | ||
入会キャンペーン | 16,000ポイント | 39,000ポイント |
空港ラウンジ | ○ | ○ |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万~4万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 |
ヒルトンアメックスの一般カード・プレミアムカードの比較、各カードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトンの上級会員資格を保有でき、ヒルトンのセールにて25~50%OFFで予約して、朝食無料&部屋のアップグレードを受けるという二刀流が可能になります(ヒルトンゴールド特典)。
ヒルトングループのホテルをよく使う方にとっては、ヒルトン・アメックスは素晴らしいクレジットカードであり、有力な選択肢です。
ヒルトンオナーズ・マリオットボンヴォイ・プリンスホテル・その他ホテルグループもよく使う場合、アメックス・プラチナも選択肢です。
ホテル・メンバーシップという特典で、複数のホテル上級会員資格を得られます。
ホテル名 | 会員名 |
---|---|
マリオットボンヴォイ | Marriott Bonvoyのゴールドエリート |
カールソン レジドール ホテルズ | ラディソンリワード プレミアム |
ヒルトン・ワールドワイド | ヒルトン・オナーズのゴールド会員 |
プリンスホテルズ&リゾーツ | プリンスホテル プラチナ会員 |
アメックスプラチナは最高峰のプラチナカードであり、他社ブラックカード級の品質を誇っています。
驚くほどの活気に満ち溢れた雄大なスケール感を有しており、無類の個性が光っています。ライフスタイルによっては最強のアメックスです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
得られる特典に鑑みると年会費を上回る価値があります。
アメックスプラチナの年会費は高い?特典と価値が勝っている!
続きを見る
アメックスの本社でのプラチナ・カードの説明会に参加して、プロダクトのご担当者、コンシェルジェの方に話を聞いたところ、実直で素晴らしく他にはない、唯一無二の魅力があると感じました。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
法人・個人事業主向けのアメックス・ビジネス・プラチナも、個人向けアメックス・プラチナとほぼ同じ卓越した特典が付帯しており、ビジネスカードとしては頂点に君臨しています。