伊丹空港ラウンジオーサカの口コミ！カードラウンジでプライオリティパスは利用不可

大阪の国内線空港である伊丹空港には、「ラウンジオーサカ」という空港ラウンジがあります。

コーヒー、緑茶・紅茶、炭酸水、ジュース等のソフトドリンクを飲みながら、快適にフライトまでの待ち時間をくつろげます。お菓子やスナックはありません。

電源コンセントもあって便利であり、座席も多様なタイプが用意されていてユーザーフレンドリー。料金を支払って有料で利用することも可能です。

大阪・伊丹空港のラウンジオーサカについて、ドリンク、席、利用条件、場所、営業時間、付帯設備を解説します。

多数の写真を掲載しているので、利用するか否か判断できますよ！

伊丹空港にある唯一のカードラウンジで到着時も利用可能

伊丹空港の唯一のカードラウンジである「ラウンジオーサカ」は、主にゴールドカード以上のクレジットカードの場合、無料で利用可能です。また、誰でも料金を支払うことで利用できます。

手荷物検査通過前のエリア（一般エリア）にある空港ラウンジです。

ANAラウンジ、JALサクララウンジとは異なり、フライト前の出発時だけではなく、到着後も利用できます。到着後にリムジンバスの出発時間まで待つ場合などに便利です。

アメックスグリーンやダイナースクラブカード、主にゴールドカード以上の一部クレジットカードを保有している場合、無料で使えます。

一部の年会費無料のゴールドカードでも利用可能です。

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プライオリティ・パスは利用不可能

伊丹空港のラウンジオーサカは、プライオリティパスでは利用できません。

また、ラウンジキーでも利用不可能です。

日本国内の主要空港を使える特典があるクレジットカードが必要です。

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ラウンジオーサカの場所

ラウンジオーサカ」までの道順はシンプルとなっており、迷う心配はありません。安心して向かうことが可能です。

ANA側の南ターミナル、JAL側の北ターミナルのどちらでも、3階に行くエスカレーター/エレベーターを上りましょう。

(※タップ/クリックで拡大)

到着時は中央インフォメーションと到着口の間にあるエスカレーターを上がればOKです。

展望デッキに向かうエスカレーターではたどり着きません。

3階に着いたら、北ターミナル・南ターミナルのどちらにも、「Lounge Osaka」という看板があるので、その方向に進めばOKです。

基本的にはわかりやすいですので、方向オンチの方でも心配する必要はありません。

迷うとしたら、4階展望台方面のエスカレーターに乗るとラウンジにはたどり着かない点です。中央方向のエレベーターに乗りましょう。

伊丹空港のラウンジオーサカを使う場合、受付のスタッフに以下2点を提示すると中に入れます。

対象のクレジットカードを保有していない場合、料金を支払う必要があります。

営業時間と混雑

通常の営業時間は6:30～20:00であり、朝から夜まで利用できます。

伊丹空港では朝7時台に出発する便もありますが、早朝のフライトでも使えます。

日本を代表する都市の一つである大阪の空港なので、利用者が多い状況です。

そのわりにラウンジは狭めとなっていることから、コロナで出張・観光客が減少した時期を除く平常時の昼間～夕方は、混雑していることが多いです。満席近いこともあります。

利用時間の制限はないので、2時間を超える滞在も可能です。ただし、特殊な状況では時間制限が設けられることもあります。

ラウンジオーサカの雰囲気・インテリア

ラウンジオーサカは左右にエリアが分かれている横長の空港ラウンジで、受付を済ませて入室するとちょうど中央近辺です。

左側は1～2人に適したソファー席・カウンター席・喫煙室があり、右側は個室風の席・複数名で使いやすいテーブル席などがあります。

左側エリアはソファー席・カウンター席

左側はソファー席、カウンター席があり、向き合うことがないように配置が工夫されています。

したがって、1名や2名横並びで利用したり、カウンター席でPC作業を行う場合に適しています。

壁にはモニターも設置。

細長い縦長の空港ラウンジとなっており、廊下沿いに、トイレ・ドリンクコーナー、ビジネスルーム、ソファー席・カウンター席があります。

右側エリアは個室風の席・テーブル席

ラウンジに入って右側に進むと、プライベート感がある個室風の席、テーブル席があります。

ドリンクコーナーの前には、カジュアルに少し飲み物をもらうだけの場合に適したテーブル席があります。

壁際にはプライベート感が満載の個室風の席があり、大人気となって埋まっている率が高いです。

ドリンクを飲みながら雑誌・新聞を読んだり、手持ちのスマホ・タブレット・本を読んで過ごすのに適しています。

小さいテーブルの下にでは電源コンセント・USB端子もあり、スマホ・タブレット等を充電できます。

ただし、テーブルは小さめで左上に設置されているのでPC作業には向いていません。以下は座ったシーンです。

ドリンクコーナーを過ぎたあたりには、ファミレスのようなボックス風の席や、壁際にはソファー＆テーブル席があります。

更に奥に進むと大きなテーブル・観葉植物インテリアに取り囲まれた席、テーブル＆椅子のカウンター席があります。

以前あった大きなソファー席は撤去されており、多くのユーザーが利用できるように工夫されました。

今は無き奥のソファー席↓

中央にはビジネス向けの作業デスク

中央から左側ゾーンに進む途中の壁際には、集中して作業するのに適したビジネス向けデスクが設置されています。

前が壁なので気がそれることなく、パソコンや読書に集中できます。

区切りがあるので、隣が気にならずにパソコン作業・仕事に集中可能。一席ごとに電源コンセント・USB端子が1つずつあるので、パソコン・スマホを充電しつつ作業できます。

もちろんビジネスパーソン以外は使用NGというルールはなく、誰でも利用可能となっています。

他の席が埋まっている場合、作業デスクが好きな場合はドリンクを飲みながら、スマホをいじったり読書することも可能です。

窓がなく日光が立ち込めていないので、眠い場合は机に上半身をうつ伏せて寝るのにも適しています。

景色・眺望

伊丹空港のラウンジオーサカには窓があり、昼間は外の光が立ち込めています。眺望はきいていませんが、光が入っているため開放的で明るい雰囲気です。

ドリンク・食事の種類

無料のソフトドリンク

伊丹空港のラウンジオーサカの飲み物としては、多種多様なソフトドリンクが提供されており、無料で飲めます。

左側エリア、右側エリアの両方にドリンクコーナーが設置されているので、取りに行くまで時間がかかりません。

コーヒーマシーンはWMF製の液晶パネルタイプで、コーヒー、カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ、アメリカンを作れます。

ソフトドリンクの機械では多様なドリンクを飲めます。

ジュース・コーヒーの種類は右側のゾーンの方が豊富になっています。

小さなマシーンでは抹茶ラテ、コーンポタージュスープがあり、スープが唯一の無料の食品系となります。

モクテルレシピもあり、ノンアルコールカクテル（モクテル）を自作することもできますよ！

平常時は冷蔵庫にトマトジュース・緑茶・牛乳も入っていますが、コロナウイルス対応中はなかった時期があります。

ティーバッグは伊藤園の緑茶とリプトンの紅茶で、レモンポーションもあります。

ティーバッグ（緑茶・紅茶）、ナプキン、レモンポーション、ウエットティッシュもあります。

平常時はグラスですが、コロナウイルス対応中は紙コップとなっています。

おつまみ・お菓子・早朝の時間帯の無料パンサービスはなし

保安エリアにある羽田空港のパワーラウンジなど、一部空港では早朝の時間帯に無料のパンを食べられる空港ラウンジがあります。

また、中部国際空港セントレアや那覇空港のカードラウンジなど、無料のお菓子・おつまみがあるラウンジも存在。しかし、伊丹空港のラウンジオーサカではありません。

有料のアルコール

伊丹空港ラウンジオーサカでは、有料でビール・ハイボールが提供されています。

ドリンクコーナーにビールサーバーがあるので、お金を投入してビールグラスをセットし、ボタンを押す方式です。

訪問時の銘柄はプレミアムモルツとアサヒスーパードライでどちらも350円でした。缶ビールはプレミアムモルツの方が高いので、そちらにお得感があります。

2019年6月に訪問した際には300円でしたが、2020年10月には350円に値上がりしていました。

有料の食事・食べ物の持ち込みは不可

伊丹空港のラウンジオーサカでは、有料の食事としてはスナック・サンドイッチ等が提供されています。

まい泉のヒレかつサンド、ミニヒレかつバーガー、ミニメンチかつバーガーが販売されてる時期もありました。

有料の食品を買いたい場合は、受付のスタッフに伝えればOKです。

ANAラウンジやサクララウンジとは異なり、食べ物の持ち込みは不可なので、外から持ってくることは不可能です。

ラウンジオーサカの付帯設備

大阪・伊丹空港のラウンジオーサカには、便利な附属設備があり、搭乗前の時間において有効活用できます。

ラウンジには、トイレ、TELコーナー、喫煙室が設けられており、新聞・雑誌、電源コンセント、無線LAN（無料Wi-Fi）、コピー機などがあります。

電源コンセント

多くの席には、コンセントが設置されており、スマホ・タブレッド全盛期の現代社会にとってユーザーフレンドリーです。

携帯電話の通話ブース

ラウンジの中央近辺に通話ブースがあります。いちいちラウンジの外に出なくてもOKなので、ユーザーフレンドリーです。

通話室の中にはメモ帳はなく、電源コンセントが2つあるので、会話中にガジェットの電源が切れる事態はありません。

無料Wi-Fi

ラウンジ専用ではありませんが、無料Wi-Fiが通っているので、スマホ・タブレット・PCなど手持ちのデバイスからネットにアクセス可能です。

ただし、利用規約への同意、メールアドレスの入力が必要。また、利用時間は1回60分、接続回数は1日2回までとなります。

ネットワーク名は「osaka-airport-free-wifi」なので、設定画面やWi-Fi接続画面からアクセスしましょう。

ただし、公衆無線LANは同一ネットワーク内からの盗聴（中間者攻撃）などのリスクがあり、セキュリティ面で問題があるため、VPNソフトを使うのが無難・安全です。

Windows、Mac、iPhone等のiOS、Androidに対応しており、端末からサーバーへの通信を丸ごと暗号化し盗聴を防いでくれます。

新聞・雑誌

伊丹空港ラウンジオーサカの中央近辺には、新聞・雑誌・クレジットカードの会員誌もあるので、読み物で時間をつぶすことも可能です。

国内線なので日本の新聞・雑誌が大多数です。航空会社のラウンジより、雑誌は充実している傾向にあります。

モニターでのフライト情報

ドリンクコーナーの壁には、フライト情報が掲載されているモニターがあります。

出発時間・ゲート、「搭乗案内中」「ゲートへお越しください」といった状況などを確認できます。

トイレ

地方空港だとラウンジ内にトイレがなく、いちいち外に出て少し歩く必要が生じる空港があります。

しかし、伊丹空港のラウンジオーサカの場合は、ラウンジ内に清潔なトイレがあってユーザーフレンドリーです。ハンドソープも完備。

ウォッシュレットがあり、男女別となっています。男性トイレは区切りがありませんが、個室トイレは2室が確保されています。

バリアフリー対応トイレも有り、ユニバーサルサービスが提供されています。

コピー機・FAX（有料）

大阪のカードラウンジオーサカには、ラウンジ中央近辺に有料のコピー機・FAXがあります。

喫煙室

伊丹空港のラウンジオーサカでは、左側エリアに喫煙室があります。

新型コロナウイルス対応中は入場制限を実施しており、多くの方が入って密にならないよう対策が講じられています。

コート掛け

冬の時期はラウンジの入り口にコートが掛けられるハンガーが用意されています。

紛失・盗難時の補償はありませんが、コートを掛け身軽になってラウンジでくつろぐことが可能です。

無料パソコンは撤去

かつて中央から左側ゾーンに進む途中の壁際には、パソコンが置いてあり、無料で利用できました。

しかし、2020年10月には撤去されており、電源コンセント＆USB端子のみに切り替わりました。

近年ではスマートフォンでネットにアクセスできる方が大多数なので、パソコンの需要が減少したのでしょう。

シャワー・個室・マッサージ機・更衣室・着替えルーム・仮眠エリア・リクライニングシートはなし

ラウンジオーサカには、シャワー、マッサージ機、更衣室・フィッティングルーム、仮眠コーナー、リクライニングシート、個室はありません。

この中で国内線のラウンジで需要があるサービスとしてはマッサージ機。フライトの待ち時間に体をほぐしてリフレッシュできます。

マッサージ機がないのは、ANA SUITE LOUNGE、サクララウンジ、ダイヤモンドプレミアラウンジと比較したデメリットです。

眠い場合は横になれるリクライニングシート、仮眠コーナーがあると便利ですが、国内線では需要が少ないからか、設置されている空港ラウンジはほぼありません。伊丹空港のラウンジオーサカも同様です。

代替策としては、カウンター席の机で上半身を伏せて寝ることが考えられます。

国内線のラウンジでシャワーが設置されているのは稀有であり、羽田空港のANAスイートラウンジ、羽田空港のダイヤモンドプレミアラウンジ、羽田空港国内線サクララウンジ、成田空港のサクララウンジなど一部のみです。

確かにマッサージ機・シャワー等などがないのはデメリットですが、不要という方も多数いらっしゃるでしょう。使わない場合は無関係の欠点です。

伊丹空港ラウンジオーサカを使える提携カード

大阪の伊丹空港のラウンジオーサカは、多数のクレジットカードと提携しています。

一部カードは地方空港が対象外となっているケースもありますが、ラウンジオーサカは国内空港ラウンジを使えるクレジットカードなら、ほぼ対応しています。

空港ラウンジを使えるクレジットカードのうち、代表的な提携カードは下表のとおりです。

大阪 伊丹空港のラウンジオーサカまとめ

伊丹空港のラウンジオーサカは、大阪旅行の際などに活用できる空港ラウンジです。

複数名で向かい合えるテーブル席はありませんが、座席はソファー、カウンター、テーブル、作業デスクなど多様なタイプがあるので、ニーズに応じて選択できます。

ソフトドリンクは充実していますし、プライベート感あふれる個室風席があり、快適に過ごすことが可能です。

羽田空港のパワーラウンジ、広島空港のラウンジもみじと比較すると、空港の規模と比較してラウンジのキャパシティが狭めで混雑している傾向にあります。

また、成田空港のカードラウンジ、中部国際空港のプレミアムラウンジ セントレア、熊本空港のラウンジASOなどにある無料アルコールのサービスはありません。

しかし、無料ドリンク、無料Wi-Fi、新聞・雑誌、電源コンセントも着実な長所です。

朝はコーヒーが体に染み渡りますし、多様なお茶・ジュースが飲めます。コロナウイルス対応中も新聞・雑誌コーナーが稼働しています。

多くの席にはコンセントが設置されており、スマホ・タブレット・PC全盛期である昨今、ありがたいサービスとなっています。

伊丹空港内の無料待合スペースでは、コンセントが設置されている場所もありますが、長時間滞在するのは困難ですし、混雑時は争奪戦の様相を呈してしまいます。

快適な椅子で長時間くつろぎ、スマホ・タブレット・PCを充電できるのは大きなメリットです。

プライベート感が満載の席もあるので、集中してPC作業を行ったり、眠るのに活用できます。

ウエットティッシュも置かれているので、手が汚れてもさっと拭くことが可能です。

伊丹空港のカードラウンジオーサカは、ゴールドカード等の保有で無料にて利用できるので、ハードルが低いのも利点です。

1,253円(税込)支払って使うのは微妙ですが、無料ならば利用する価値がある空港ラウンジだと考えます。

到着時も利用できるので、リムジンバスまで20～30分ある場合なども、快適に待つことが可能です。

空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードを活用することで、伊丹空港のラウンジオーサカは無料で利用できます。

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