アメックスのブラックカードであり、世界中でも最高峰のクレジットカードは「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」です。
インビテーション制であり、条件が非常に厳しいのが特徴となっています。
保有人数が極めて少なく、非常にレアなカードとなっています。この度は複数名のアメックスセンチュリオンの保有者のお話を聞くことが出来ました。
クレジットカードファン、アメックスファンで気になっている方が多いと思う、センチュリオンカードのインビテーションの条件について、2025年1月の最新の状況を徹底的に解説します。
目次
センチュリオンカードのインビ概要
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、インビテーション製のブラックカードです。会員サイトの入り口のページも黒が基調です^^
カード会員の中から利用実績、利用店舗、職業、資産額(年収)などで審査を受けたうえで選定された人に、インビテーションが来ます。
アメックスセンチュリオンのインビテーションでは米国の本社がスコアを出し、その上位リストを日本法人の方で吟味してインビテーションするスタイルです。
インビテーションの基準は一切公表されていません。審査基準は謎に包まれていますが、一定の利用金額はマストであると言われています。
センチュリオンと同じくインビテーション制であるアメックス・プラチナは、アメックス・ゴールドだけではなく、グリーンの保有者にもインビテーションが届きます。
センチュリオンの場合は、通常の一般人である場合は、個人名義のプラチナカード保有者である必要があります。
アメックス・グリーン、アメックス・ゴールド、ビジネスカード、ANAアメックス・デルタ スカイマイルアメックス・マリオットボンヴォイアメックス等の保有者には、センチュリオンカードのインビテーションは届かないのが原則です。
もちろん、米国大統領、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツ等の有名起業家などがほしいと言った場合は即座にインビテーションが届く可能性はあるでしょう。
アメックス・センチュリオンのインビテーションの基準は諸説ありますけれども、複数の実際の保有者、インターネットでの情報を集めると以下のとおりです。
- 年間利用額の平均は25万ドル(1ドル110円換算で2750万円)
- 通算利用額が1億円以上(バラツキがあり数千万円~2億数千万円)
- プラチナカードを持ってから早くて5年程度という場合が多い(最短で1年未満という例も)
- コンシェルジェを数多く利用してお金を落とすのはプラス材料という説が有力
- 年齢は30代でもOK(40歳以上という基準はない可能性が高い)
以下、各構成要素についてブレイク・ダウンします。
利用金額
アメックス・センチュリオンのインビテーションが届いた方の中で、最も利用額が少ない部類の方では、月50万円程度(年500~600万円程度)の利用を2年弱続けただけで、インビテーションが届いたという実例はあります。
また、月100万円程度(年1200万円程度)の利用で届いたという事例もあります。
ただし、いずれの事例でもアメックス・プラチナでの通算利用額は1億円前後、少なくても通算利用額5000万円以上は使っているという方が大多数です。
通算5000万円程度の利用は、よほど使い方や属性が突き抜けていない限りは絶対的な基準だと考えます。
現在は利用基準が厳しくなっており、2億円近く使ってようやく届くという事例が増えています。
ただし、2021年1月~2月に関しては、5500万円程度利用した方にも届いた事例があります。
私の知り合いでは、最高でビジネスプラチナを含めて通算で約21億円利用してようやく届いたという方もいらっしゃいました。
アメックスセンチュリオンのインビでは単純な利用金額ではなく用途も確実に考慮されています。
広告費については厳しいようであり、アメックスプラチナでリスティング広告を2億円使ってもインビが来なかった知り合いがいます。
バラツキがあるものの、総じてセンチュリオンカードのインビまでは数千万円~2億数千万円程度の利用があり、現在は1億5千万~2億円が一つの目安となっています。
センチュリオンカードのインビが届いた方の平均利用額は、年25万ドルが一つの目安であると言われています。
2025年1月14日現在の約157.834ドル/円で換算すると約3946万円。日本円に換算すると下表のとおりです。
ドル円 (USD/JPY) | 支払金額 | ドル円 (USD/JPY) | 支払金額 |
---|---|---|---|
75.0 | 1875万円 | 107.5 | 2688万円 |
77.5 | 1938万円 | 110.0 | 2750万円 |
80.0 | 2000万円 | 112.5 | 2813万円 |
82.5 | 2063万円 | 115.0 | 2875万円 |
85.0 | 2125万円 | 117.5 | 2938万円 |
87.5 | 2188万円 | 120.0 | 3000万円 |
90.0 | 2250万円 | 122.5 | 3063万円 |
92.5 | 2313万円 | 125.0 | 3125万円 |
95.0 | 2375万円 | 127.5 | 3188万円 |
97.5 | 2438万円 | 130.0 | 3250万円 |
100.0 | 2500万円 | 132.5 | 3313万円 |
102.5 | 2563万円 | 135.0 | 3375万円 |
105.0 | 2625万円 | 137.5 | 3438万円 |
アメックス・ビジネス・プラチナの利用分
1000万円単位で四捨五入すると、概ね日本では3000万円の利用が目安となっています。個人レベルではなかなかこの支出ができる方は多くないでしょう。
しかし、ビジネス・オーナーだと話は変わります。個人事業主・企業経営者の場合、経費の支出をアメックス・プラチナに集中させれば、3000万円に届くのは十分に現実的な方が一気に増加するでしょう。
法人・個人事業の経費は法人カード・ビジネスカードでの決済が必須ではなく、経理の手間はかかりますが、個人カードの支払いを経費処理することは可能です。
ただし、広告費など明白に経費と分かる支出を個人用カードで行なっている方に対しては、センチュリオンカードのインビテーションの難易度が上がります。
例えば航空券で1億円使った方と、税金やWeb広告費用を1億円使った方の場合、前者の方が届きやすい傾向があります。
アメリカン・エキスプレスのコーポレートカードに関しては、センチュリオンカードのインビテーションとは無関係である可能性が高いです。
アメックス・ビジネス・プラチナの利用分に関しては議論があり、考慮されるという説と無関係という説に分かれています。
しかし、個人用アメックスプラチナの利用額が低くても、ビジネスカードの額が大きい方にインビテーションが届いた事例があるので、私は関係あると考えています。
なお、ビジネスカードはアメックスビジネスグリーンやアメックスビジネスゴールドの利用額も、センチュリオンのインビテーションで考慮されるようです。
コーポレートカードとは異なり、ビジネスカードは個人に対して与信されます。会社の業績よりも個人の信用状況が重視されています。
実際に私も株主優待の名義を増やすために設立した会社のビジネスカードを、設立したばかりの状況で発行できました。アメックスの個人用カードの利用実績があったためだと考えます。
アメックス・ビジネス・プラチナの利用分がセンチュリオンカードのインビに影響があるのかは、複数のアメックスの社員に伺ったところ、社員の間でも意見が分かれていました。
私がお会いしたアメックス社員のうち2名は、「コーポレートカードは無関係だが、ビジネスカードは考慮されている」と断言していました。
しかし、1名は懐疑的なお考えで、もう1名は分からないという意見でした。
ここは謎に包まれているところです。最も重要なのは個人のプラチナ・カードでしょう。
ただし、アメックスビジネスプラチナの実績も考慮される可能性はあるので、目指している方は事業経費をビジネス・プラチナに集中させるのも選択肢の一つです。
経費を全て個人用のアメックスプラチナで切っていた方でも、届いた例もあります。
「個人カードで法人経費の決済をする」=「オーナー企業で経費使いたい放題」であることは明白なので、個人カードで経費を切るのは特に問題ないという意見もあります。
アメックスセンチュリオンのインビが届いた方の実例
実際にアメックスセンチュリオンのインビテーションが届いて発行した方が知り合いに2名います。
その方の利用金額はビジネスを含めて「月6000万程度を3年間」でした( •̀ㅁ•́;)
通算で約21億円・・・(その大部分は広告費などの経費)。あまりにも多額ですね!
5年という保有期間は絶対的なものではなく、中には2年の保有で招待が届いた例もあります。
2020年にインビテーションを受け取った知り合い(東京都在住)の例では、以下の利用実績でした。
- 個人用アメックス・プラチナ:2年間で約2億円
- アメックス・ビジネス・プラチナ:2年間で約1.5億円
- 合計:約3.5億円
かつての基準は1億円以上というイメージが有りましたが、近年では2億円前後でようやく届く事例が増加しています。
他方、月50万円程度の利用が2年間程度の利用金額でインビテーションが届いた方もいます。
ただし、この方はアメックスに使い方が良いと言われたようです。旅費、食事、洋服代のみにしか利用しませんでした。
したがって、最速・最低の利用金額でアメックスセンチュリオンのインビテーションが欲しい場合は、海外旅行、高級レストラン、高級ブランド等のみで決済することをおすすめします。
利用額では非常にバラツキがあり、利用用途が極めて重視されているというのが個人的な推測です。
単純な利用額で判定されているとするとあり得ない差が生じているので、おそらく最終的には属人的な判断でインビを送付しているイメージがあります。
なお、地方在住の方の場合、ビジネスカードでの経費中心の利用でも、2億円弱でインビテーションが届いた事例が存在。もしかすると大都市圏よりも地方在住の方が、少ない利用額でも届きやすいかもしれません。
1億円使ってもインビテーションが届かなかった事例
私もセンチュリオン・カードを目指してアメックスプラチナ、アメックスビジネスプラチナを利用しています(アメックスセンチュリオン取得のブログ)。
通算利用金額は1億円を突破しましたが、まだセンチュリオンカードのインビテーションは届きません。広告代や税金の支払いが多いからだと考えます。
インビが来ない要因として海外での利用、旅行代・航空券の料金などのウエイトが大きくないことが挙げられます。
旅行・航空券の金額などアメックスが望ましいという考え方の使い方が多くない場合、やはり1億5千万円~2億円といった金額が必要になっている印象があります。
1億円未満でインビテーションが届いている方もいるので、単純な利用金額だけで判定されていないのは確実です。
利用場所・利用用途
アメックス・センチュリオンのインビテーションにおいては、利用金額だけではなく、使い方も重要というのが通説です。
ライフスタイルも重視されており、センチュリオンカードの保有者に相応しい使い方をしているかがチェックされます。
基本的にカードの使用先は「寄付金・宿泊代・食事代・旅行代>贅沢品・ブランド品代>税金や広告費など明白な経費」というような順位付けをしているように考えられます。
センチュリオン欲しさに、換金率の高い贅沢品やブランド品を買ったり、自社商品でクレジットカードを高額決済される方もいますので、基本的には「高額なものを買うライフスタイル」よりも、「優雅なライフスタイル」の方が重要になるかと思います。
コンシェルジェの利用は○
プラチナ・コンシェルジェ・デスクを使い倒すことは、センチュリオン・カードのインビテーションでプラス材料と言われています。
特に短い期間で届いた方は、フライトから旅行、ダイニング、エンタメと何から何までコンシェルジェに依頼して、アメックス・プラチナで決済していました。
ちなみにアメックスのコンシェルジェの航空券手配については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
なお、ただ単にコンシェルジュに頻繁に電話をすればよいのではなく、センチュリオン・カード会員にふさわしいとアメックスが認識できるような使い方をする必要があります。
具体的にはコンシェルジェへの航空券やツアーの手配依頼などは、通算決済金額のブーストにもつながるので、確実にプラス材料だと考えます。
アメックス側にとって1円にもならない依頼をコンシェルジェに行うのはプラスではなく、コンシェルジェ経由で航空券・ホテル・レストラン等を手配してカードを利用するのが重要です。
ポイントフリーダムで優遇されている使い方はベター
アメックスのポイント「メンバーシップ・リワード」には、利用代金に充当できる「ポイントフリーダム」があります。
ポイントフリーダムは充当する利用明細を選ぶのが特徴で、使い方によって還元率が変化します。
ジャンル | 名称 | メンバーシップ・リワード・プラス | |
---|---|---|---|
加入 | 未加入 | ||
旅行代金の支払い | アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン | 1.00% | 0.40% |
H.I.S アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク | 0.80% | 0.40% | |
日本旅行の各店舗 | 0.80% | 0.40% | |
ネット通販での支払い | dショッピング、ビックカメラ.com、マルイウェブチャネル、ベルメゾン等 | 0.50% | 0.30% |
店頭での支払い | ヨドバシカメラ、高島屋 | 0.33% | 0.33% |
カード利用後の代金に充当 | 航空会社でのカード利用 | 0.80% | 0.30% |
ホテル・旅行代理店などの加盟店でのカード利用 | 0.80% | 0.30% | |
旅行関連以外でのカード利用 | 0.50% | 0.30% |
優遇されているのは航空会社、旅行代金の支払いです。これらの支払いが多いのはベターと評価できます。
また、海外での利用が多いこともプラス材料に働くでしょう。
アメリカン・エキスプレスはニューヨークで運送業として開業し、顧客サービスの1つとしてクレジットカードを開始しました。
こうした歴史的背景からT&E(Travel & Entertainment)を重視しているのがアメックスの特徴です。
センチュリオン・カードのインビテーションにおいても、やはりフライトやトラベルの支払いはプラス評価される可能性が高そうです。
特にコンシェルジェを通した予約がベターと言えそうなので、センチュリオン修行の際には多少の価格差には目をつぶって、コンシェルジェを使い倒すのも選択肢の一つです。
中には通算3,000万円~5,000万円の利用でアメックス・センチュリオンのインビテーションが届いた方も複数いらっしゃいます。
そのような方に共通している特徴としては、旅行代金の決済が多い点が挙げられます。
定期的に世界各国に旅行しているような使い方・ライフスタイルなら、インビテーションで優遇される可能性があります。
実際にアメックスセンチュリオン会員は、旅行・出張回数が多い方が多いのが特徴です。
インビテーション獲得のためには、やはりこれらの支出が多いのはプラス材料だと考えます。
少額決済はOK
コンビニやスーパーなどの庶民的なところでアメリカン・エキスプレス・カードを使うと、 センチュリオンのインビテーションが届かないという意見がありますが、これは誤解であると考えます。
以前にアメリカン・エキスプレス・インターナショナルの副社長が、メディアのインタビューにおいて「様々な決済をアメリカン・ エキスプレスカードにまとめていただき、 多くのシーンでお使いいただくことで、 お客様との信頼関係が構築されていく。そのような考えを我々は持っています。」と述べたことがあります。
「フリークエンシー(接触頻度)の方が重要だと考えています。例えばですが、1カ月に1度だけ50万円の決済をするお客様と、 1回あたりは数千円の決済でも生活全般でお使いいただけているお客様がいたとしたら、 我々にとって大切なのは後者のお客様です。アメリカン・ エキスプレスは、お客様の生活の一部になりたい」という考えのようです。
センチュリオンは別格で非該当の可能性はありますけれども、アメックスの基本的な考えとしては、「お客様の生活の一部になりたい」という思想です。
したがって、センチュリオンのインビテーションにおける「利用用途」として「コンビニ・スーパー等の庶民的な店はNG」となるのは考え難いです。
夜のお店・換金性が高いアイテムは程々がベター
センチュリオンカードの修行にあたって議論が出るのは、銀座のクラブのような夜のお店で使うのはどうなのかという点です。
この点、夜のお店で一定程度利用していた方にも問題なく届いています。
取引先との距離を縮める手段として有力であり、真っ当なビジネスでも使われるので、利用そのものは問題ありません。
ただし、利用金額の大部分を夜のお店が占めるような使い方だと、届かなくなる可能性はあるでしょう。
単純に利用金額の嵩上げを図るためだけに、換金性が高い品物(純金・高級時計など)を買っては売るということを繰り返すのはマイナスポイントになる可能性があると思います。
もちろん売る行為はアメックスには察知できませんけれども、やはり利用金額の大部分を換金性が高いものが占めるというのは不自然ですので、そうしたライフスタイルをアメックスがよしとしない可能性はあるでしょう。
自然に満遍なく利用するのがベスト
利用用途としては、やはり日々のお買い物、公共料金・通信料・保険料等、ショッピングの支払いの他に、フライト、旅行、ホテル代、ダイニング、観劇等のエンターテイメントなどでの利用を積み重ねるのが重要でしょう。
特に航空料金、旅行代金は重点的にアメックス・プラチナで決済するのがベターです。
アメックスの利用年数・通算利用金額
アメックスのプロパーカード(グリーン・ゴールド・プラチナ)の通算の利用年数、通算利用金額が、インビテーションの構成要素の一つという説もあります。
カードの利用履歴の考慮については、JCB THE CLASSは明白にあります。年収が低くて利用金額が年100万円強でも、JCBゴールドを長らく使っていた人にインビテーションが届くという事例があります。
アメックスも同様である可能性があります。例えばアメックスを作って1年目で年間利用額が5000万円の人と、3年目で年3000万円の人では、後者の方がインビテーションが届きやすいイメージがありますね。
センチュリオンカードのインビが届くまでは、短くても通算5年程度はアメックス・プラチナを保有していたという方が多いです。
ただし、最も短期間の方ではアメックス・プラチナを持ってから1年未満で届いたという方がいました。この方の月間利用額は800万円~1500万円程度です。
とにかく最速でセンチュリオンカード取得を目指す場合は、月1000万円前後の利用を継続していけば、5年を待たずに届く確率が高まります。
1ヶ月100万円~数百万円の金額をアメックス・プラチナで決済する方は大勢いるようです。
他のクレジットカード会社だと多い方でしょうが、アメックスでは目立つことではありません。
属性が非常に良好な方では月100万円以上の利用を5年以上継続して、インビテーションが届く場合があるようです。
アメックス・センチュリオンのインビテーションが届いた方は、通算で数千万~2億数千万円程度は、アメックスのプロパーカードで決済した方が多いです。
これから目指す場合は切ないことに、かつては1億円前後で届くケースが多かったですが、近年では基準が上昇しているようであり、2億円程度という方が着々と増えています。
実際に私は2019年12月引落し分までの通算で、アメックスのプラチナカード・ビジネスプラチナを合計で約1億3376万円利用しましたが、インビテーションは届きません。
引落し年月 | 利用額 | 累計利用額 |
---|---|---|
2017年 | 17,114,784円 | 17,114,784円 |
2018年 | 30,867,086円 | 47,981,870円 |
2019年 | 85,786,300円 | 133,768,170円 |
広告代や税金の支払いが多いことが要因だと考えます。やはり旅行・航空券・ダイニング・エンターテインメント等の支払いがセンチュリオンカードのインビテーションで重要。
現在は特別な社会的地位がない一般人ならば、やはり1億~2億円程度の利用が必要になっている可能性が高いです。
海外旅行・出張・ダイニングでの利用額が大きい場合は、5000万円~1億円でも届く可能性があると考えます。
旅行代金には金額面でのブースト?
仮に利用金額だけでセンチュリオンカードのインビテーションの対象者を抽出している場合、航空券・ホテル宿泊料金・パッケージ料金など対しては、金額面でのブーストが掛かっている可能性があると考えます。
JCBのブラックカードであるJCB THE CLASSは、インビテーションの基準における利用額の算定で、携帯電話・電気・ガスなどの公共料金・固定費が優遇されています。
例えば、その利用金額については2倍換算するなど、金額面でブーストがかかります。
アメックス・センチュリオンのインビテーションで、1億円未満の利用でインビテーションが届いている方は漏れなく旅行代金の支払いが多いのが特徴です。
旅行代金は5000万円使っている方にインビテーションが届いて、ほぼ海外旅行に行っていない方は1億5000万円の利用でようやく届いた事例があります。
例えば、航空券・旅行金額は3倍換算となっていると、約1億5000万円以上でインビのフラグが立つという形で整合性が取れています。
年収・職業
アメックスセンチュリオン会員の世帯年収の平均は、なんと180万ドル(1億9099万円)となっています。
アメリカン・エキスプレスの会員誌の発行を担当している「Journal International Experience」の公式データ(CENTURION AND DEPARTURES Media Kit 2019)です。
著しく年収は高額となっており、やはり高い経済力がある方がセンチュリオン・カード会員となっています。
アメックス・センチュリオンは、カリスマ個人投資家のCIS氏が保有していることでも有名です。
アメックスセンチュリオンのインビが来てチタンカードになるらしい
初年度年会費が91万8000円だった
お前ら馬鹿だから100万ぐらいにやり過ぎた方がむしろステータスがあると勘違いして欲しくなるんだろ?的な
もちろん喜んで送り返したけど・・・
べ、べつに嬉しくなんかないんだからね!— cis@株 DQMSL (@cissan_9984) 2014年12月17日
一定の年収が重要であることは間違いなく、社会的地位が高いこともインビテーションで確実にプラス要素でしょう。
しかし、CIS氏にインビテーションが届いていることから、必ずしも従業員数が多い企業の経営者だったり、有名企業に所属している必要はありません。
他方、東証プライム上場企業の経営者が年600万~1200万円程度の利用で届いたというケースもあります。
利用額が多くない方でも属性を総合考慮して、センチュリオンカードのインビテーションが届くケースもあります。
他者からの推薦・紹介、新規会員紹介
センチュリオン保有者や社会的地位が高い人からの推薦・紹介があると、センチュリオン取得に向けてプラス査定になるという説があります。
推薦者が社会的地位の高い人だと効果的そうですね。インビテーションにおける加点要素の一つである可能性があります。
また、アメックスの新規会員をたくさん紹介すると査定のプラス要素になるという説もあります。これも「さもありなん」ですね。
ユーザーの口コミ・紹介で輪を広げていくというのは、クレジットカード会社のビジネスにとっては理想形であると言えるでしょう。
多数の優良ユーザーを紹介したような場合は加点要素になる可能性がありそうです。
ただし、ほとんど紹介していない方にもインビテーションが届いているので、加点材料ではあっても、必要条件ではありません。
保有者の人数が限定?
アメックス・センチュリオンの保有者は人数が限定されており、上限が決まったらインビテーションはストップするという説もあります。
この説が正しければ、退会者が出ない限りは新規入会の道は閉ざされることになります。
確かに昔は年300万円の利用で届いたという意見もあれば、年900万の決済でインビが届いたという方もいます。
3000万~4000万円程度の利用でセンチュリオンのインビテーションが届いたという事例は多いですし、現在は1億円使っても来ないという事例もあります。
これ程までにバラついているのは、属性・利用用途の可能性もあるでしょうが、空席が出ないと新しいインビテーションは出ない説を裏付ける材料とも考えられます。
ただし、インビテーションの基準は時期によって大きくバラつきがあり、方針も変更されることがあります。普通のサラリーマンにインビテーションが多数届いたような時期もあったようです。
会員誌のデータでは、アメックス・センチュリオンの保有人数は2016年~2018年の2年間で、最大7,500名から8,500名まで増加しています。
センチュリオンカードは徐々に増加しており、人数に定員が設定されているという言説は、ここ2年間の動向では誤っています。
人数の枠が限定されて上限に達していたら、どんなに上顧客でも却下するというのは考え難いので、仮に枠があったとても毎年増えているのでしょう。
インビテーションの基準は時期によって大きなバラつきがあるので、今後も間口が狭まったり広まったり揺れ動く可能性があります。
ただし、総じてアメックスの経営状況が順調ならば、大きな緩和はなさそうです。
センチュリオンカードの上位カードが新しく出たら、アメックス・センチュリオンのインビテーションの基準が緩和する可能性はあります。
センチュリオンの道はまず優良会員リスト入りから
アメックス・センチュリオンには「ウェイティングリスト」があるという噂があります。
センチュリオンカードのインビテーションを送る対象が掲載されている会員リストです。
順位まで載っているという説から、そんなリストそのものがないという説まで諸説が飛び交っています。
しかしながら、アメックスには「優良会員リスト」が存在しているのは確実です。私は入っているようで、直接言われたので間違いない事実です。
おそらくこのリストに載っていないとセンチュリオンカードのインビが届くことはない可能性が高いので、これが事実上のセンチュリオンのウェイティングリストになっていると考えます。
最終的には社員による目視の審査?
アメックス・センチュリオンのインビテーションを扱っているのは、アメックスの社内でも数名程度の限られた専門部署です。JCB THE CLASSと似ています。
トップ・シークレットとなっており、アメックスの社員の方で管理職クラスでも、その基準を知ることはできないようです。
アメックスセンチュリオンの審査については日本支社だけでは完結せず、最終的にはAmerican Express Companyの本社で決済されるという話もあります。
ここらへんは幾多の都市伝説があるところですけれども、いずれにせよ確率が高いのは、インビテーションの基準に届いたら自動的にインビを発送するわけではなく、最終的には人によるチェックが入る点です。
アメックスの利用明細の特徴としては、航空券購入時に航空会社名・出発地・到着地・搭乗クラスまで細かく載る点が挙げられます。
データベースの管理費用もかかるので、意味のない情報をここまで記録することはない印象があります。
こうした情報がセンチュリオンカードのインビにおいて、目視でチェックされている可能性が存在。航空券の購入は最もベターな使い方だと思います。
アメリカン・エキスプレスの最上級カード会員として相応しい人物であるか否かを審査されて、OKが出ないことにはインビテーションが届きません。
コンシェルジェに無理難題を言っていたり理不尽なクレームを行っている履歴があったり、カードの利用方法に問題があると最終的にアウトになる可能性があるので要注意ですね。
アメックス・センチュリオンのインビまとめ
アメックス・センチュリオンのインビテーションのハードルは極めて高く、センチュリオンカードへの道は果てしなく遠いです。
目指す場合は、とにかくアメックス・プラチナの利用金額を積み上げるのが最も重要です。
通算利用額は数千万円~2億数千万円という方が多く、近年では2億円近く使ってようやく・・・という方が増えています。インビが届く直近の平均利用額は年25万ドルが一つの目安となっています。
目安としては月100万円(少なくても数十万円)以上の利用を継続的に繰り返す必要があり、この場合は短くて原則5年以上の時間が必要となります。
もっと短い年月で届いた方は、トラベル関連を中心に月300~500万円程度使っていた方や、月1000万円前後使っていた方などがいらっしゃいます。
おそらくインビテーションを送る人を選ぶ際に、何らかの基準でリストアップして、そこから手作業で選んでいると考えます。
リストの基準は利用額で(ここはシステムで自動抽出)、そこから誰を選ぶかで定性的な判断が入り、使い方、T&Eとかを見られるような印象を抱いています。
使い方としてはアメックス・センチュリオンの専門部署の社員が「センチュリオンカード会員としてふさわしい」と判定するような使い方がベターでしょう。
トラベル&エンターテイメント、ダイニング、ショッピング、日常の支出・固定費などを中心に幅広く利用していき、可能ならば社会的地位が高い有力者・機関からの推薦があればベターです。
- 利用頻度が多ければ多いほどベター
- 利用金額が高ければ高いほどベター
- 社会的地位・属性が良好であるほどベター
- カードの使い方が良いほどベター
特に旅行関連の支出が多いほど良いのはほぼ間違いないと考えます。交通費、宿泊費を国内外で決済するのは有効です。
通算8000万~1億程度で来ている方は、ほぼ漏れなく海外旅行の支払いが多い印象があります。
総移動距離を見られているという説も存在。おそらく世界中の多様な国にビジネス・ファーストクラスで移動している的な使い方は明白にプラスです。
広告費用や税金はカウントされないようで、旅行・食事など反復継続的な支払いが重視されるようです。
2週間に1回くらいファーストクラスに乗って、3~4日に1回数万円のディナーといった生活だと来やすいイメージがあります。
センチュリオンの審査基準に合致した場合は、現在はアメックス・センチュリオンのサポートデスク(フリーダイヤル)から電話があり、希望すれば資料が送られてくる方式です。
一例としては2021年2月12日(金)にセンチュリオン・カードのインビテーションの電話が来た事例があります。
対面での面談・説明が行われて、その時に直接アメックスの社員に申込書を手渡して、入会手続きが完了する流れとなる場合もあります。
突然に申込書が届くわけではありません。見知らぬフリーダイヤルの着信履歴があったら、電話を取ってみましょう!
ただし、不動産投資の勧誘などの迷惑電話の可能性があるのも切ないところです。
迷惑電話の場合はは電話番号を検索したらほぼその旨が出るので、そうではなかった場合は取るか折り返しましょう。
着信履歴があったら折り返してみる価値がありますね^^
申込時の書類・ウェルカムギフト等
申し込んでから2週間程度でプラスチック製のカードが送られてきます。チタンカードは更に2週間〜1ヶ月後に届きます。
実際に手にとり、多様な角度から徹底的にウォッチした結果としては、最上級のクレジットカードであり、唯一無二のオーラがあると評価できます。
なお、インビを待たずにすぐに申し込みたいという場合は、ラグジュアリーカードがおすすめです。ワールドエリートMastercardで「ブラックカード」の商標も有しています。
アメックス・センチュリオンは、地球上においても最上級のブラックカードです。
高級カードの歴史はアメックスの歴史でもあります。1966年にゴールドカード、1984年にプラチナカード、1999年にブラックカードを投入して、競合他社が模倣するという歴史が繰り返されてきました。
クオリティ、インビテーションの希少性、年会費、ステータスなどを総合すると、アメックス・センチュリオンは他の追随を許さない存在となっています。
誕生から10数年を経た2025年1月現在において、広大な地球上における圧巻なブラックカードとしての地位は揺ぎないものになっています。
年会費は500,000円(税抜)です。初年度は入会金が別途かかります。入会金は2022年6月まで500,000円(税抜)でしたが、現在は値上げされている可能性があります。
- 初年度:入会金+500,000円(税抜)
- 2年目以降:500,000円(税抜)
配偶者にはアメックス・センチュリオン(プラスチック製カード及びチタンカード)、その他の家族には、アメックス・プラチナが無料で発行されます (4枚まで)。
アメックス・センチュリオンの利用限度額はブラックカードならではの高額で、各カード会員ごとに上限が設定されています。無制限ではありません。
上質のベネフィットが満載のブラックカードです。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- 希少なメタルカード(旧チタンカード)の発行
- アートカード・プラダウェアラブル
- 秀逸なセンチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ
- 有名ホテル・グループの上級会員の資格
- エミレーツ・スカイワーズ・ゴールドのステータス(稀有な航空会社の上級会員資格を得られるクレジットカード)
- JALのファーストクラス/ANAプレミアムクラスへのアップグレード
- センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート
- 日本橋三越と伊勢丹新宿の「ザ・ラウンジ」・パーソナルショッピング・駐車場無料、岩田屋のラウンジR
- フリー・ステイ・ギフト for CENTURION(年1回の無料宿泊2名分)
- プライオリティ・パス(家族カード・同伴者2名も無料)
- 予約困難店の照会・予約などのダイニング特典
- 「一見さんお断り」の高級料亭・レストランにアクセス可能
- エアポート送迎、インターナショナルエアラインプログラム、プライベート・クルーズ、プレミア・ゴルフ・アクセス
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション(センチュリオンラウンジ・デルタスカイクラブ等)
- 最上級の付帯保険
- KIWAMI 50、ダイニング・イベント、フランス大使館でのカクテルレセプションなど限定イベント
- 阪急メンズ大阪 プレミアム サービス、パーソナル・インポート・サービス
- 高級スポーツクラブを都度料金で利用可能(スポーツクラブ・アクセス)
- メンバーシップ・リワードプラスのボーナスポイント(Amazon・Yahoo!ショッピング・JAL・HIS・iTunes等が3%還元)
- 誕生日プレゼント、会員誌
- センチュリオン・カード限定のボーナスポイント・パートナーズ
- セカンドオピニオン・優秀な専門医の紹介
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 国内外の手荷物無料宅配サービス(往復)
- 京都瑠璃庵、クリスティーズ・オークション、プライベートクラブ
- 通貨盗難補償、VIPエアポートサービス、てぶらチェックイン
- センチュリオン会員限定のラグジュアリーな特典・イベント
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
やはり最大のメリットは幾多のコンシェルジュサービスの中でも定評があるセンチュリオン・パーソナル・コンシェルジェです。
担当者がつくのはアメックス・センチュリオンならではですね。執事として様々な雑務・調べごとをアウトソーシングできます。
誰にでも平等で1日24時間しかない時間を節約することが可能です。ビジネスマンや相場を常に監視するスタイルの専業投資家にとっては、時間は命・お金と並んで貴重です。
そんなプライスレスの時間を省くことができるのが絶大なメリットです。「アザラシの子供が見たい」という場合もすぐに提案してくれます。
好みのワインの発掘、レアなワインの探索、有名店で提供されているワインの情報の取得などもはかどります。
家族の誕生日をサプライズでお祝いする演出も可能です。まさにアメックスならではの卓越したコンシェルジュ・サービスで至福の一時「Priceless Moment」をプロデュースすることも可能です。
元祖・金属製カードであるチタンカードも貴重でプライスレス。職人が作成した至高の一枚であり、しっかりとした重みはまさに頂上級カードです。
上級会員の資格が得られるホテル・グループの数がアメックス・プラチナから大幅に増加して頑健になっています。
名だたる世界の有名ホテルの上級メンバーシップのサービスが受けられるようになり、超・実用的です。
ホテル名 | 会員名 |
---|---|
マリオットボンヴォイ | Marriott Bonvoyのゴールドエリート |
ヒルトン・ホテルズ・ワールドワイド | ヒルトン・オナーズのダイヤモンドメンバー |
インターコンチネンタル ホテルズ グループ | IHG One Rewards プラチナエリート |
カールソン レジドール ホテルズ | ラディソンリワード プレミアム |
オークラ ニッコー ホテルズ | One Harmony エクスクルーシィヴ |
日本でも使い勝手が良好なホテルの上級会員資格が得られます。セントレジス大阪、ウェスティンホテル東京などのハイ・クオリティー・ホテルにお得に宿泊できます。
国内線でのJALファーストクラス/ANAプレミアムクラスへのアップグレードも大きなメリットです。
コンシェルジェ経由で、宿泊先の予約とセットでJALかANAの国内航空券を普通料金で購入した場合、フライトの座席がアップグレードする特典があります。
JALの国内線ファーストクラスは、JALのダイヤモンド会員用のエントランスで搭乗手続き・手荷物検査が可能で、ダイヤモンド・プレミアラウンジを利用できるので非常にお得感があります。
豪華な朝食をシャンパンとともに食べる時間は至福の極みです。松茸もありました。
ANAのプレミアムクラスはANA SUIT ラウンジは利用できませんが、通常のANAラウンジを利用可能です。チェックインはANA PREMIUM CHECK-INです。
ANAラウンジもPC作業向け、ファミリー・複数人向け、食事向けなど多様な席があります。快適な空間で居心地は抜群です。
ANAのプレミアムクラスの機内食は味が抜群で健康にも良い秀逸な内容です。いつも満足しています。
ディナータイムの機内食では、6年連続でミシュランガイドにて三ツ星を獲得した「日本料理 子孫」の料理が出たこともあります。多種多様な食材が宝石箱のように詰まっていてバリューがありました。
また、エミレーツ航空の上級会員になれるのも海外旅行の際には役に立ちます。デルタ航空搭乗時にデルタスカイクラブを使えるのも嬉しいです。エコノミークラス搭乗時もラグジュアリーなラウンジを使えます^^
世界中のアメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクションを利用でき、海外に設置されているセンチュリオンラウンジ等を利用できます。
世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスも無料で発行可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
アメックス・センチュリオンでプライオリティパスに入会した場合、本人だけではなく同伴者もなんと2名まで無料となります。
合計3人までラウンジにて無料で快適に過ごせるのは大きなメリット。他のブラックカードは、同伴者は有料だったり、無料は1名までというカードが多いです。
しかも、アメックス・センチュリオンの場合は、家族会員もプライオリティ・パスが無料となります。
5名まで無料で家族会員になれますので、最大6名分のプライオリティ・パスが無料となります。大家族ならかなりお得です。
「エアポート送迎サービス」では、ビジネスクラスの搭乗券を購入するだけで、日本国内の自宅⇔空港、海外の空港⇔ホテルの送迎サービスを無料で利用できます。
「インターナショナル・エアライン・プログラム」では、センチュリオン・コンシェルジェ経由で、提携している航空会社の国際線航空券を優待料金で購入できます。
提携航空会社の日本発着ビジネスクラスを優待料金で利用できます。カナダまでビジネスクラスで往復10万円というチケットが出たこともあります。
「VIPエアポートサービス」で、海外旅行・出張の入国時・出国時に、ゲートにスタッフが来てくれて、入国レーン/出国レーンの通過をサポートしてくれます。
「センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート」で、アマン、ザ・ペニンシュラ、セントレジス、マンダリンオリエンタル、ベルモンドなどにて、部屋のアップグレード、館内利用割引などの特典が受けられます。
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」はアメックスプラチナよりもパワーアップしています。
世界1,500ヶ所以上の高級ホテルにて、ベスト・アベイラブル・レートと特別優待で予約をしてくれます。優待内容は以下の通りで太字部分がプラチナ・カードとの違いです。
- 部屋のワンランクのアップグレード ※予約時の空室状況による
- アーリーチェックイン(12:00から)※当日の空室状況による
- レイト・チェックアウト(16:00まで)※予約時に確約
- 朝食サービス(2名分)
- 客室内のWi-Fi無料
- 2連泊以上で館内レストランまたはスパトリートメントが100米ドル or 200米ドルOFF
予約時に部屋アップグレードが確定し、かつ2連泊以上の場合に特別な特典があるのがアメックスプラチナと比較したメリットです。ただし、一部対象外のホテルがあります。
この他、各ホテルのオリジナル特典も用意されています。一例としては、館内レストラン利用代金100米ドル相当オフ、飲食・スパ・エステ等の館内施設で使えるクレジット100米ドル相当、マッサージ2名分サービス等です。
「センチュリオン・カード・アシスト」で海外旅行中は24時間365日、センチュリオン・カード専用の番号に電話すれば、日本語でサポートが受けられます。
「プライベート・クルーズ」のサービスで、オーナーのように、30~60フィートクラスのクルーザーを国内で利用できます。
「ラグジュアリー・フライト」では、浦安ヘリポート(千葉県)から発着するヘリコプターの優先予約が可能で、アメックスの京都ラウンジも利用可能です。
ポイントが無期限となり、1%のマイル付与率でマイルを無期限で貯められるので、ビジネスクラス・ファーストクラスに向けてコツコツと貯められます。
保険も全世界のクレジットカードの中でもトップクラスのクオリティ。海外旅行傷害保険の中で最も利用頻度が高くて重要な傷害・疾病治療費用(病院等での医療費)は最高2000万円と圧巻の金額です。
国内・海外旅行傷害保険は、基本カードの家族のみならず、家族カード会員の家族も対象である点はアメックス・センチュリオンならではの利点です。
ホームウェアプロテクション・ワランティープラスで家電の故障・火災・盗難・破損・水濡れが補償されます。
アメックス・センチュリオンは世界を通り越して宇宙でも有数のクレジットカードであり、その卓越した魅力は光・時空を超越するパワーがあります。
その戦闘力は「史上最高、無敵」。究極、至高、永遠を司る化身です。圧倒的存在感を誇る「The Credit card」「Final Credit card」と形容できます。
記憶にも記録にも残るまさに世紀の一枚、「センチュリー・カード」です。後世に語り継がれる伝説的カードです。
オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンの圧巻のブラックカードです。
年会費は著しく高いものの、海外旅行・出張、高級ホテル宿泊、ビジネスクラスの有償搭乗の頻度が多い場合は、年会費を超える金銭的価値を得ることも可能です。
アメックス・センチュリオンのインビテーションを手に入れるには、まずはアメックスプラチナを保有してカードを利用していくことになります。
アメックス・センチュリオンへの第一歩はアメックスプラチナから始まります。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。
お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。初年度は実質的な保有コストを抑えて試せます。
いきなり年会費165,000円(税込)のプラチナ・カードに抵抗がある場合は、まずはアメックス・ゴールドに申し込んで、アメックスのサービスを試してみるのも方法の一つです。
年会費を上回る価値があるポイントを獲得できる入会キャンペーンもあるので、1年間は実質無料で使えます。
ゴールドカード保有後にカードデスクに電話してプラチナ・カードに切り替えることも可能になっています。
アメックスセンチュリオンやプラチナよりもう少し費用を抑えたい場合、年会費10万円(税抜)のラグジュアリーカードブラックがおすすめです。
ラグジュアリーカードは「ブラックカード」の商標を有しており、レストランへの無料リムジン送迎、ラグジュアリーソーシャルアワーなどアメックスセンチュリオンにもない流麗な特典が満載です。
高級感あふれる金属製カードであり、エッジが効いている特典が満載です(ラグジュアリーカードの詳細)。
MastercardのWorld Eliteのステータス、特に充実のダイニング特典、上質の素材が魅力的なビジネスカードです。
公式サイトラグジュアリーカードのブラックカード