アメックスプラチナ、ビジネスプラチナには、日本とアメリカの両方でメタルカードが導入されています。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、ビジネス・ゴールド・カードは、米国では金属製カードが導入されていますが、日本では未導入となっています。
ではアメックスグリーン(アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード)はどうなっているのか気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでアメックスグリーンにメタルカードが導入されるか否かについて、日本とアメリカの最新情報を解説します。
結論から述べると、日米でアメックスグリーンのリニューアルがありましたが、金属化しなかったので、今後しばらくは日米ともにプラスチック製カードのままとなります。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
月会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
1,000円 | 500円 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.4~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- Amazon、Yahoo!ショッピング、iTunes Store、ヨドバシカメラ、Uber Eats、JAL、一休.com、H.I.S.でポイント3倍
- 空港ラウンジ無料
- グリーン・オファーズ、アメックスオファー
- プライオリティパスのスタンダード会員(通常99米ドルが無料)
- 充実の付帯保険(スマホ・返品まで補償)
- アメックスの充実のイベントにポイントで参加可能
目次
米国のアメックスグリーンのリニューアル内容
2019年10月24日に、米国発行のアメックスグリーンのリニューアルが発表されました。
券面の変更、特典の拡充、年会費の値上げがあり、恒例のベネフィット拡充&年会費の値上げがセットとなりました。
- 年会費95ドル→150ドルにUP(既存会員は2020年1月1日以降の更新日から)
- 旅行でのポイント3倍特典(フライト、ホテル、トランジット、タクシー、ライドシェアリングサービスが対象)
- 世界中のレストランでのポイント3倍特典
- 100ドルのCLEARクレジット(CLEARの支払いを行ったら1年あたり100ドル値引き)
- 100ドルのLoungeBuddyクレジット(ラウンジへのアクセス購入で1年あたり100ドル値引き)
トラベルがコア・バリューであるアメックスらしく、旅行関連の特典が拡充。なんとポイント3倍とパワフルな還元率となります。
また、特定の空港やスタジアムで、目と指先でセキュリティを迅速に通過できる「CLEAR」、ラウンジを使える「LoungeBuddy」がお得になります。
更に米国内だけではなく世界中のレストランでもポイント3倍となり、ザクザクとメンバーシップ・リワードのポイントを得られます。
しかし、メタルカードの導入はありませんでしたので、今後しばらくはアメックスグリーンに金属製カードは加わりません。
なお、日本発行のアメックスグリーンについては、以下で精緻に分析しています。
アメックスグリーンの新しいカード券面
アメリカン・エキスプレスは、海洋プラスチック汚染対策のより広範な取り組みの一環として、新しいカード素材を導入しました。
ニュー・アメックス・グリーンは、主に海洋環境保護団体「Parley for the Oceans」が、ビーチ・島・沿岸コミュニティから回収した再生プラスチックで作られています。
アメックスは環境汚染対策にも向き合っており、持続可能な地球環境の構築にも貢献しています。
やはり経済成長や今住んでいる人々の快適な生活も大事ですが、美しい地球を将来に渡って維持していくのも重要ですね。アメリカン・エキスプレスの取り組みは素晴らしいと考えます。
日本での新しいカードフェイスについては、以下で精緻に分析しています。
金属製カードの候補
残念ながら年会費が安いアメックスカードであるアメックスグリーンには、今後しばらくはメタルカードが導入されない可能性が極めて高くなっています。
金属製カードを希望の方向けに、日本で入手可能な金属製クレジットカードについて掘り下げて解説します。
日本で発行されているメタルカード
現在、日本では個人向けカード、ビジネスカードの両方で、金属製メタルカードが発行されています。
クレジットカード名 | 年会費(本会員) | 年会費(家族会員) |
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アメックスビジネスゴールド | 33,000円 | 12,000円 |
ラグジュアリーカード(Mastercard Titanium Card) | 50,000円 | 15,000円 |
ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card) | 100,000円 | 25,000円 |
アメックス・プラチナ | 150,000円 | 4名無料 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 | 無料 |
ラグジュアリーカード(Mastercard Gold Card) | 200,000円 | 50,000円 |
ダイナースクラブロイヤルプレミアム | 初年度:合計100万円 2年目以降:50万円 | 無料 |
アメックス・センチュリオン | 初年度:入会金+50万円 2年目以降:50万円 | 配偶者無料 その他4名はプラチナ・カード無料 |
ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンド | 初年度:合計160万円 2年目以降:60万円 | 無料 |
アメックス・ビジネス・プラチナ | 150,000円 | 4名無料(従業員向け) |
このうちアメックスセンチュリオンはインビテーション制であり、入手は困難を極めるので、現実的なのは他の5枚となります。
なお、ラグジュアリーカード ゴールドは個人向けカードはインビテーション制ですが、ビジネスカードなら自己申し込みが可能です。
アメックス・プラチナについては、アメリカ以外の国においては、日本は世界的にも早くメタルカードが導入されました。試験導入のオーストラリア以外では、日本が世界2位のスピードです。
おそらく金属製のラグジュアリーカードが日本に上陸していることから、その対抗措置でしょう。
実際に私自身、ラグジュアリーカードのブラックカードとゴールドカードをフル活用していますが、金属製の上質の質感はファンタスティックです。
プラスチック製のクレジットカードは、いくら素晴らしいカードでも「所詮プラスチック」という感覚すら浮上するのが恐ろしい程です。
アメックスゴールドは日本に導入される可能性あり
米国発行のアメックスゴールドにはメタルカードが導入されています。
アメックスのカード券面は原則として世界共通となっていることから、日本でもアメックス・ゴールドにメタルカードが導入される可能性があります。
ただし、アメックスビジネスゴールドは日本では採用が見送られましたので、アメックスゴールドも同様になるリスクが存在しています。
アメックスカードならプラチナ・カードが有力
日本でもプラチナ・カードは既に金属化しているので、メタル・アメックスカードがいい場合は、アメックスプラチナが最有力候補。確実に金属製カードをゲット可能ですよ!
驚くほどの活気に満ち溢れた雄大なスケール感を有しており、無類の個性が光っています。ライフスタイルによっては最強のアメックスです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
バリューの雨を降らせるレインメーカーであり、アメックスの上級カードならではのメリットが満載のクレジットカードです。
- 秀逸なコンシェルジュサービス
- 有名ホテルの上級会員の資格(ホテル・メンバーシップ)
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート
- フリー・ステイ・ギフト(年1回の無料宿泊2名分)
- レストランのコース料理が1名分無料(2 for 1 ダイニングby招待日和)
- 「一見さんお断り」の高級料亭・レストランにアクセス可能
- エアポート送迎、インターナショナルエアラインプログラム、プライベート・クルーズ、プレミア・ゴルフ・アクセス
- プライオリティ・パス(家族会員・同伴者1名も無料)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション(センチュリオンラウンジ等)※例:香港のセンチュリオンラウンジ
- 最上級の付帯保険
- KIWAMI 50、ダイニング・イベント、フランス大使館でのカクテルレセプションなど限定イベント
- 阪急メンズ大阪 プレミアム サービス、パーソナル・インポート・サービス
- 高級スポーツクラブを都度料金で利用可能(スポーツクラブ・アクセス)
- メンバーシップ・リワードプラスのボーナスポイント(Amazon・Yahoo!ショッピング・JAL・HIS・iTunes等が3%還元)
- セカンド・プラチナ・カード、プラチナ・カード・アシスト
- プラチナ・カード限定のボーナスポイント・パートナーズ
- ウェルカムギフト、毎年の誕生日プレゼント
- 金属製の上質のメタルカード、高いステータス
- セカンドオピニオン・優秀な専門医の紹介
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
類まれなるゴージャス感、驚異のスケール感があり、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
特にトラベル関連特典は圧巻の内容であり、他社のクレジットカードではブラックカード級のサービスとなっています。
アメックスのコンシェルジェの航空券手配については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマであるプロ中のプロが、アメックスのコンシェルジェの航空券手配について高く評価なさっています!
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
アメックス・プラチナは突き抜けたベネフィットを誇っているスター・プラチナ・カードです。星の白金であり、「オラオラ」の威力があります。詳細は以下で徹底解説しています。
類稀なプラチナ・エクスペリエンスが可能になり、白金の風が巻き起こります。
クレジットカードの真髄を極める垂涎のベネフィットを享受でき、得られる特典に鑑みると年会費を上回る価値があります。
アメックスの本社でのプラチナ・カードの説明会に参加して、プロダクトのご担当者、コンシェルジェの方に話を聞いたところ、実直で素晴らしく他にはない、唯一無二の魅力があると感じました。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。
お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。1年以内に解約することも可能なので、初年度は実質的な保有コストを抑えて試せます。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
年会費を抑えたい場合はラグジュアリーカード
アメックスプラチナのデメリットは、165,000円(税込)という高額の年会費です。
もう少しコスト負担を抑えたい場合は、ラグジュアリーカードが有力候補となります。
24金製のゴールドカードはアメックスプラチナより高価ですが、その他2券種はリーズナブルになっています。
カード名 | 年会費(税抜) | |
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本会員 | 家族会員 | |
チタンカード | 50,000円 | 15,000円 |
ブラックカード | 100,000円 | 25,000円 |
ゴールドカード | 200,000円 | 50,000円 |
ラグジュアリーカードは金属製デザインと構造で特許を取得した技術が用いられている金属製のクレジットカードです。「ブラックカード」の商標も保有しています。
チタンカードはブラッシュドステンレススチール&カーボン、ブラックカードはステンレススチール&カーボン(マットブラック)、ゴールドカードは24金の純金コーディング&カーボンが用いられています。
金属プレートの加工はNASAに技術を提供している会社が行なっています。
ゴールドカードはアカデミー賞のオスカー像を作っている金属会社が作成しており、傑出したクオリティです。美しいゴールドを作れる会社として定評がある企業がハイ・クオリティーのカードを生産しています。
純金コーティングの素材力を遺憾なく発揮しており、光に反射してキラキラと輝いてゴージャス。24金クレジットカードらしく、光の当たり具合で表情が変化してラグジュアリーです。
特典・カードの材質に徹底的にこだわっており、魅力的なクレカになっています。「神は細部に宿る」を体現するクレジットカードで、おすすめのステータスカードの一角。
ラグジュアリー・リムジン、ラグジュアリー・アップグレードといったゴージャスなダイニング特典が付帯しています。
レフェルヴェソンス・銀座小十・茶禅華などの高級店でリムジン送迎サービスを使えて、卓越したホスピタリティで快適に帰宅できます。VILLA FOCH銀座、VILLA FOCH 西麻布の優待も秀逸。
ラグジュアリーソーシャルアワーではリーズナブルな料金でワイン等を堪能でき、ストリーマーコーヒーの優待(1杯無料)、コース料理1名分無料サービスのLuxury Diningもあります。
以前にはレーシングドライバーのレジェンド、佐藤琢磨さんにラグジュアリーカードの魅力について聞きました!
ラグジュアリーカードのコンシェルジュは、メールでの依頼が可能である点にエッジ・優位性があります。
実際に多様な案件を依頼したところ、ラグジュアリーカードのコンシェルジュには大満足でした。他のプラチナカード・ブラックカードと比較して秀逸です。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュのメール対応については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、Mastercard Titanium cardを「尊敬の念を感じる」と言わせるカードと高く評価しています。
なんと最新クレジットカード&電子マネー&ポイント攻略ガイドで、「今持つべき最旬カード」第1位に選定されています。
プライオリティパス、VIP HOTEL & TRAVEL、The Ryokan Collection、往復3個の手荷物無料宅配、海外への手荷物配送、Hotels.com 9%OFFなどトラベル特典も充実しています。
ブラックカード以上の会員はハワイアン航空の上級会員資格も取得でき、ハワイ旅行で役立ちます。
TOHOシネマズの映画館無料特典をフル活用する場合は、年会費を上回るお得さがある稀有な高級カードです。使わなくてもお得なクレジットカード、年会費を取り戻せるプラチナカードの筆頭です。
Luxury CardのTOHOシネマズの無料特典に関しては、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも絶賛しています。
ラグジュアリーカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
2017年11月からは法人代表者・個人事業主向けのビジネスカードも登場しました。
その他、SBI新生銀行のプラチナ会員、国立美術館、LUXURY MAGAZINE、カフェ・ワインバー優待、ホームソーシャルアワー、プライベートジム優待、EARTH、家事代行、フラワーギフトなど充実の特典があります。
ポイントをワイン購入に使う場合、ポイント還元率はチタンカード2.2%、ブラックカード2.75%、ゴールドカード3.3%となります。
ブラックカード以上だとハワイアン航空の上級会員資格、名医紹介サービス、ウェルカムギフトも利用できます。
ラグジュアリーカードの特徴、3種類のカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ラグジュアリーカードを実際に使ってみた感想については、以下にまとめています。総合的に大満足のステータスカードでした。
以前にラグジュアリーカード日本支社の林 ハミルトン 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、イベントなど、Luxury Cardについて色々と聞き倒しています!
実際に使ってみて年会費を上回る価値があると確信しています。ラグジュアリーカードがある生活は優美でエレガントです。
ブラックカードは、マットな質実剛健さがスラムダンクのように力強く、蝶のように舞い蜂のように刺す「黒のカリスマ」です。
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高の輝きの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
MastercardのWorld Eliteのステータス、豊富な各種特典、上質の素材に魅力を感じる方にとって、ラグジュアリーカードは有力候補となります。金属製のクレジットカードは稀有でエッジ・優位性があります。
ゴールドカードはかつてインビテーション制でしたが、現在はいきなり24金のゴールドカードに申し込めます。
レストランでの食事後に送迎車で帰宅できる独自特典を利用したい場合、交通事故傷害保険(賠償責任保険付き)、美術館の企画展・常設展、24金仕上げの素材などを重視する場合などは、ゴールドカードが候補となります。
ビジネスカードでもチタンカード、ブラックカード、ゴールドカードが揃っています。