
幾多のクレジットカードの中でも最上級なのがアメックスセンチュリオンです。
アメリカン・エキスプレスのブラックカードであり、他のクレジットカードの追随を許さない唯一無二の存在です。
インビテーションの基準が厳しく、保有者も少ないレアカードです。
アメックスセンチュリオン会員ってどんな人なのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこでセンチュリオン・カード会員の年収、純資産、属性、会員歴、年齢について、公式データに基づいてご紹介します。
アメックスセンチュリオンとプラチナカード会員の属性概要
Journal International Experience(ジャーナル・インターナショナル・エクスペリエンス)という企業が、一部地域でアメリカン・エキスプレスの会員誌の発行を担当しています。
- アメックスセンチュリオン:CENTURION MAGAZINE
- アメックスプラチナ:DEPARTURES
日本を含むアジア、パシフィック、ヨーロッパ、中東、ラテンアメリカを担当。日本のDEPARTURESの内容は以下にまとめています。

センチュリオン・カードとプラチナ・カードの会員誌に広告を出したい企業向けに、説明資料「CENTURION AND DEPARTURES Media Kit 2019」を提示しています(公式サイト)。
そこに会員誌の購読者のデータがあり、アメックスセンチュリオン、アメックスプラチナ会員の属性が赤裸々に公開されています。
為替レートは記事執筆時点での1ドル106.11円で計算しています。
| 属性項目 | アメックスセンチュリオン | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 世帯年収 | 180万ドル(1億9099万円) | 47.4万ドル(5029万円) |
| 純資産 | 1140万ドル(12億965万円) | 430万ドル(4億5627万円) |
| 所有不動産 | 6.0軒 | 3.6軒 |
| 企業経営者比率 | 53% | 31% |
| アメックス会員歴 | 23年 | 19年 |
| 旅行回数 | 年14回 | 年11回 |
| 出張回数 | 年11回 | 年8回 |
| 年齢 | 57歳 | 56歳 |
| 男女比率 | 男性54%・女性46% | 男性52%・女性48% |
| 1冊あたりの読者 | 3.4名 | 3.5名 |
このデータは会員誌の購読者なので、基本会員だけではなく、家族会員も含まれています。
男女比率が5割に近いのはそれが要因でしょう。1冊あたりの読者は3.4~3.5名なので、家族カードの枚数は平均2~3枚となっています。
アメックスセンチュリオン会員は年収が高くてお金持ち

イメージ通り、アメックスセンチュリオン会員は著しく高い年収を誇っています。
なんと約1億9099万円となっており、もう少しで2億円に届きそうな勢いです。
純資産は12億超と自由億(10億円)を突破。目玉が飛び出て頭がクラクラしそうな数字ですね。
不動産は6.0軒と数多く保有しています。私の知り合いにも日本、ハワイ、ニューヨークに不動産を持っている方がいますが、それでも3軒。6つというのはパワフル!
企業経営者が53%となっており、大量の株式を保有している企業オーナーが多いのでしょう。
プラチナ・カード会員の年収・純資産もかなり高くなっています。おそらくセンチュリオンが発行されてなく、プラチナが最上級カードの国・地域も多いからです。
会員歴が長く旅行・出張回数が多い

これまたイメージ通り、アメックス・センチュリオン会員は、旅行や出張が多い方となっています。
年間の平均で旅行は14回、出張は11回であり、合計すると25回。ほぼ2週間に1回はトラベルやビジネスで羽ばたいています。
アメックスセンチュリオンのベネフィットは旅行中心であることから、やはり会員はトラベルによく行くライフスタイルの方となっています。
カード会員歴も23年間と長くなっています。アメックスセンチュリオンのインビテーション獲得のためには、プラチナ・カード5年以上が基本的には必要と言われています。
ただし、例外があり、中にはアメックスプラチナを得てから1年以内にインビテーションが来たという事例もあります。
ただし、この方は毎月のように千数百万円を使っていたモンスターですので、特異的なケースだと思います。
年齢も57歳と高めとなっています。ただし、これは両親に家族カードを発行しているなどで、平均年齢が押し上げられている可能性もありそうです。
アメックスセンチュリオンとプラチナカード会員の属性まとめ

アメックスセンチュリオン、アメックスプラチナの会員誌を発行している企業が、「CENTURION AND DEPARTURES Media Kit 2019」において会員の属性を公開しています。
| 属性項目 | アメックスセンチュリオン | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 世帯年収 | 180万ドル(1億9099万円) | 47.4万ドル(5029万円) |
| 純資産 | 1140万ドル(12億965万円) | 430万ドル(4億5627万円) |
| 所有不動産 | 6.0軒 | 3.6軒 |
| 企業経営者比率 | 53% | 31% |
| アメックス会員歴 | 23年 | 19年 |
| 旅行回数 | 年14回 | 年11回 |
| 出張回数 | 年11回 | 年8回 |
アメックスセンチュリオン会員は年収・資産・保有不動産の数字が大きく、スーパーリッチという様相を呈しています。
旅行・出張回数が多いのが特徴となっているので、アメックスセンチュリオンのインビテーション獲得のためには、やはりこれらの支出が多いのはプラス材料だと考えます。
アメックスセンチュリオンのインビテーションが届く方は、平均的に年25万ドルくらい使っているという説がインターネットでは囁かれています。
世帯年収が180万ドルなので、非常にリアリティがある数字となっています。
あまりカードを使っていないのに届いたという例外もあるようですが、そういう方はほぼ確実に旅行関連費用の支出が多いのが特徴となっています。
アメックス・センチュリオンの特典全体については、以下にまとめています。

申込時の書類・ウェルカムギフト等

年会費は著しく高いものの、海外旅行・出張、高級ホテル宿泊、ビジネスクラスの有償搭乗の頻度が多い場合は、年会費を超える金銭的価値を得ることも可能です。

実際に手にとり、多様な角度から徹底的にウォッチした結果としては、最上級のクレジットカードであり、唯一無二のオーラがあると評価できます。

アメックスセンチュリオンのインビテーションを得るためには、まずアメックスプラチナカードを発行してインビテーションを待つのが原則となります。
2019年4月からはアメックス・プラチナの自己申し込みも可能になりました。
お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。初年度は実質的な保有コストを抑えて試せます。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
アメックスセンチュリオンは、海外旅行・出張の機会があまりない方には不向きです。
もちろん年会費の元を取る云々に目を瞑る場合は、保有も選択肢となりますが、コストと便益のバランスも重視する場合は、別のカードが候補となります。
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