ユナイテッド航空のマイル「MileagePlus(マイレージプラス)」は、有効期間が無期限で、お得なマイル数でANA国内線に搭乗できるのがメリットです。
従来はフライト予定の1ヶ月以内のキャンセル・変更は手数料が発生していましたが、2023年1月1日以降のフライトでは、特典航空券の変更手数料・キャンセル手数料が無料になりました。
ただし、ノーショー(キャンセル手続きをせずに搭乗しない場合)は、マイルを元に戻すためには125米ドルの手数料が必要です。
ユナイテッド航空の特典航空券の手数料について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
特典航空券のサービス手数料
ユナイテッド航空は、世界最大の航空連合「スターアライアンス」の中心的存在のエアラインです。
この度は特典旅行のキャンセルに伴う再入金手数料が0円となり、より多くの選択肢と管理方法が具現化しました(公式ページ)。
特典旅行の手数料は、ユナイテッド航空、ユナイテッドエクスプレス、スターアライアンス加盟航空会社、その他の提携航空会社に対して適用されます。
手数料は各航空券に対して個別に適用されるので、1つのアカウントのユナイテッド航空マイレージプラスを利用して複数の人が一緒に旅行する場合は、旅行者ごとに料金が発生します。
一部の手数料の金額は、特典の予約にマイルを使用した会員のマイレージプラス(MileagePlus)ステータスに基づいて決定されます。
また、一部の特典の変更には、追加のマイルが必要となる場合があります。サービス料金の払い戻しはできません。
特典航空券の変更手数料・キャンセル手数料が0円!
なんと2023年1月1日以降のフライトから、ユナイテッド航空のマイルを利用した特典航空券について、変更・キャンセル手数料が0円に!
- 一般会員:無料
- プレミア・シルバー:無料
- プレミアゴールド:無料
- プレミアプラチナ:無料
- プレミア1K:無料
以前は搭乗1か月以内のキャンセル・変更は有料でした。
記事公開時点では、「※1 When determining which service fees apply, the number of days before departure is calculated based upon the exact time of the scheduled flight departure.(出発までの日数は搭乗予定便の出発時刻を基準に計算されます。)」という注意書きが残っていますが、もう無関係!
ただし、ノーショー(キャンセル手続きしないまま非搭乗)の場合、マイルをアカウントに戻すためには、一律で125米ドルの手数料が必要です(1ドル145円換算で18,125円)。
一般会員も上級会員も金額は同じとなっています。
例えば、グアムへの特典航空券を予約していたものの、全国旅行支援がお得なのでキャンセルする場合などに有効です。
もちろん仕事やプライベートでの予定変更、冠婚葬祭などでのキャンセル・変更も無料ですので、とても柔軟性があって素晴らしいです。
特典旅行の電話予約手数料
ただし、ユナイテッドカスタマーコンタクトセンターへの電話で、マイレージプラス特典航空券を予約する場合の料金は、ゴールドまでの会員は依然として有料です。
電話での予約手数料
- 一般会員:$25
- プレミアシルバー:$25
- プレミアゴールド:$25
- プレミアプラチナ:手数料なし
- プレミア1K:手数料なし
まとめ
2023年1月1日以降のフライトから、ユナイテッド航空のマイルを利用した特典航空券について、変更・キャンセル手数料が0円になりました。
- 一般会員:無料
- プレミア・シルバー:無料
- プレミアゴールド:無料
- プレミアプラチナ:無料
- プレミア1K:無料
ただし、一部の特典の変更には、追加のマイルが必要となる場合があります。サービス料金の払い戻しはできません。
ノーショー(キャンセル手続きをせずに非搭乗)では、マイルを元に戻すためには125米ドルの手数料が必要です。
また、電話での予約は一般会員・プレミアシルバー会員・プレミアゴールド会員は、25USDの手数料が発生します。
ユナイテッド航空が加盟するスターアライアンスは、世界最大の航空連合ですね。
アメリカ大陸だけでなく、アジア、ヨーロッパでも路線が多く、かつ我らのANAも加盟しているので、使い勝手が抜群に良好なアライアンスです。
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,500~6,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,800マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,500マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗でき、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。
5,500マイルで複数区間をフライトでき、各地で12時間の滞在を楽しめます。路線によっては一泊することも可能です。
一例
- 羽田→那覇→神戸
- 石垣→羽田→鹿児島
- 羽田→函館→千歳
- 八丈島→那覇→対馬
- 羽田→松山→伊丹
特典航空券の変更・キャンセル手数料が0円になったユナイテッド航空のマイレージプラスを活用して、ANAやスターアライアンスでフライトしてお得に旅しちゃいましょう!
「人生に、旅という喜びを。」というのはJALカードのキャッチフレーズですが、これはユナイテッド航空のマイルにも当てはまりますね!
ユナイテッド航空のマイレージプラスを本腰入れて貯める場合は、謹製のクレジットカード「マイレージプラスカード」の活用をおすすめします。
コストパフォーマンスが高いクレジットカードが多いのが特徴です。
クレジットカード名 | 年会費(税抜) | マイル還元率 (一般加盟店) |
---|---|---|
MileagePlus JCB一般カード | 5,000円 | 1.00% |
マイレージプラスセゾンカード | 6,500円 | 1.50% |
ANAワイドゴールドカード | 14,000円 | 1.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000円 | 1.00% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 19,500円 | 1.50% |
マイレージプラスセゾンゴールドカード | 20,000円 | 1.50% |
マイレージプラスセゾンプラチナカード | 50,000円 | 1.50% |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 80,000円 | 1.50% |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 | 1.50% |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000円 | 1.50% |
一般カードで人気が高いのは、「MileagePlusセゾンカード」、MileagePlus MUFGカードです。
MileagePlus MUFGカードは、リボ払いの楽Payを活用すると高還元になります。
リボ手数料発生月はマイル付与率が1.5%になるので、少額のリボ手数料が出るように指定金額を毎月調整することで、高還元にすることが可能です。
リボ払いの運用が面倒な場合は、マイレージプラスセゾンカードが選択肢となります。
計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
お得にフライトすることが可能になり、家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はセゾンアメックスキャッシュバック、アメリカン・エキスプレス・コネクトを利用できます。
更に多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ユナイテッド航空の搭乗頻度が多い方は、UAの航空券購入が3%マイル還元となるMileagePlus JCBゴールドカードがおすすめです。
MileagePlus JCBカードは低い年会費と高いマイル還元率を両立させており、質実剛健なパフォーマンスを発揮しています。
お得な入会キャンペーンも魅力的な航空系カードです。
ANAカードで一般加盟店でのマイル付与率1.5%以上なのは、年会費80,000円(税抜)のANA VISA プラチナ プレミアムカード(1.5%)、年会費165,000円(税込)のANAダイナースプレミアム(1.5%)のみです。
それと比較するとお得感があります。ただし、ANAカードの場合は、ソラチカカードがリボ払いの運用を厭わなけれコストパフォーマンスが高いです。
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボを活用して繰り上げ返済の手間をかけると、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となります。
ANAカードの中では、ANA VISAカード、ANA Mastercardが、特定の支払い方法の活用でマイル付与率を格段に上げることができて魅力的です。
年会費80,000円~155,000円(税抜)のANA プラチナ・プレミアムカードを除くと、ANAカードの中ではお手軽に高還元にできます。
ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。