LINE証券の証券口座に入金する際に、LINEポイントが利用できなくなりました。
ただし、つみたて投資の購入については引き続きLINEポイントを利用できます。
最終のLINEポイントによる入金は、2023年7月18日(火)15:00の予定です。
なお、システムの都合上、時刻は多少前後することがあります。
LINEポイントの現金化が不自由に改悪されました。変更点、代わりの候補を解説します。
改悪内容
2023年7月18日(火)15:00までは、LINE証券の証券口座に入金する際に「LINE Pay から入金」を選択し、LINEポイントを使って入金する機能がありました。
LINEポイントでLINE証券に入金すると、銀行口座に出金することができました。
しかし、2023年7月18日(火)15:00以降はこの現金化がミッション・インポッシブルになります。
もちろん純粋な投資で使う場合でも、LINEポイントを入金することが不可能になりました。短期筋・中長期投資家の両方にとって改悪です。
代わりの方法
LINEポイントをLINE証券に入金し、投資や現金化に活用して享受していた方にとっては、今回の改悪は手痛い打撃となります。
青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。改悪後の代替候補について、まとめます。
つみたて投資で利用
LINE証券での「つみたて投資」の購入の際に「LINE Payの引落し設定へ」を選択し、ポイントを使って購入する機能は今後も継続的に使えます。
投信などの積立投資での利用がOKの場合は、LINEポイントを引き続き利用可能です。
1ポイント=1円で投資信託の積立購入に利用し、値動きが少ない国内債券を中心とした投資信託を買ってすぐ売れば、ほぼ100%近辺のレートで現金化できます。
実際に4,809円相当を入金して、LINE証券で取り扱いがあった「エス・ビー・日本債券ファンド」を購入し、即売却したところ、運よく+6円で4,815円の現金となり、銀行口座に出金できました。
PayPayポイントに交換してPayPay証券で投信購入
LINEポイントは25ポイントからPayPayポイントに等価交換できます。
交換レート
25円相当のLINEポイント=25円相当のPayPayポイント
PayPayポイントはPayPay証券で投資信託の購入に利用可能です。
種類
- PayPay投資信託インデックス アメリカ株式
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- バンクローン・ファンド(ヘッジあり/年1回決算型)※低リスク
- バンクローン・ファンド(ヘッジなし/年1回決算型)
- One グローバルバランス
- ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド
- グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)愛称:未来の世界(ESG)
PayPay証券で投信を買った後に売却したら、PayPayマネーとなり、決済だけでなく、送金や出金も使えます。
したがって、今後LINEポイントの現金化は、LINEポイント→PayPayポイント→PayPayポイントで投信購入&売却→出金というルートが有力です。
なお、自動で投資をしたい方は、1%還元の「PayPayカード」がおすすめです。年会費は無条件で無料なのでサブカードとして使いやすくなっています。
PayPayカードで貯まるPayPayポイントは、自動投資が可能になっています。一度に100ポイント以上が運用に回る場合に1%の手数料が発生しますが、0.99%で投資できるので許容範囲だと考えます。
毎月の手間が全く不要で、自動的にS&P500もしくはNASDAQ-100のETFに連動するコースに投資できる点にエッジ・優位性があります。
また、投信購入にも利用可能。投資信託を買う場合は、購入手数料はありません。
PayPayカードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
PayPayカードの入会キャンペーンはお得で、大量のポイントを獲得可能です。
公式サイトPayPayカード 入会&利用特典
投信積立で還元を得られるクレジットカードもお得です。
証券会社名 | クレジットカード | 対象 投信 | ポイント還元 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード 三井住友カードNL 三井住友カード ゴールドNL 三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ ANA VISAカード ANA Mastercard | 多数 | 0.5%のVポイント ※一部カードは1~5% プリファードが5%で最高 |
マネックス証券 | マネックスカード | 多数 | 1.1%のマネックスポイント |
auカブコム証券 | au PAYカード au PAYゴールドカード | 多数 | 1.0%のPontaポイント |
楽天証券 | 楽天カード | 多数 | 0.5~1%の楽天ポイント ※別途、楽天キャッシュ での積立は0.5% |
PayPay証券 | PayPayカード | 数十 | 0.7%のPayPayポイント ※別途PayPay残高で0.5% |
大和コネクト証券 | セゾンカード | 多数 | 0.1~1%の永久不滅ポイント |
tsumiki証券 | エポスカード | 4本 | 0.1%~0.5%の エポスポイント |
セゾンポケット | セゾンカード | 2本 | 0.1%~0.5%の 永久不滅ポイント |
※上限はすべて月5万円(楽天証券は楽天カード5万+楽天キャッシュ5万、PayPay証券はPayPayカード5万+PayPay残高5万)
SBI証券での投信積立は、カードのグレードごとに還元率が異なるのが特徴。三井住友カードシリーズのゴールドカードは1.0%、プラチナカードは2.0%還元です。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード ゴールド | 1.0% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% |
三井住友カード プラチナ プリファード | 5.0% |
三井住友カード プラチナ | 2.0% |
また、ポイントで資産運用できるクレジットカードも多数あり、投資でもキャッシュレス決済が役立ちます。