ビックカメラグループの家電量販店「コジマ」が、全店舗でPontaポイントを導入しました。また、2020年にはビックカメラとソフマップにも導入。
コジマでPontaカードを提示することで、Pontaポイントを貯めたり利用することができます。注目の還元率は0.5%です。
ビックカメラでの還元率は5%、ソフマップでは0.5%となっています。
ここ最近はTポイント、dポイントの導入事例が目立ち、Pontaポイントが守勢に立たされていましたが、大手家電量販店の一角に食い込みました。
PontaポイントはTポイント・楽天ポイント・dポイントよりも圧倒的に便利な側面があるので、Pontaポイントの拡大を歓迎します。
コジマとPontaポイント
コジマは従来は「コジマお客様カード」を発行していました。コジマお客様カードを提示して商品を購入すると、ポイントが得られました。
貯まるポイントはビックカメラのように基本10%というわけではなく、商品によって柔軟に設定されていました。
貯めたポイントは、1ポイント1円としてお買い物ができます。コジマお客様カードはビックカメラ全店でも利用できます。
ビックカメラの店頭で提示すると、ビックカメラのビックポイントカードと同様に、ビックカメラでもポイントを貯めたり使えます。
逆にビックポイントカードもコジマで利用できます。1コジマポイント⇔1ビックポイントで相互交換も可能です。
相互交換・相互利用が可能であり、同一グループのメリットを活かして、どちらの店舗でも便利にお買い物できるような体制が構築されています。
コジマで貯まるPontaポイントの還元率は0.5%です。200円(税込)あたり1ポイントが貯まります。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
予想通りコジマお客様カード・ビックカメラポイントカードとは併用できません。
コジマ・ビックポイントか、Pontaポイントかどちらか好きな方を貯められる選択制になりました。
ビックカメラのビックポイントは、ビックカメラ内にあるドラッグストアや酒類、コンタクトレンズなどでも利用できるので、現金に準じた利便性があり、家電量販店のポイントの中では戦闘力が高めです。
ただ、共通ポイントの方がより一層の利便性があります。まずは子会社のコジマで導入してテストを行うのでしょう。
ビックカメラは札幌店のみで期間限定でPontaポイントが導入されていました。ビックポイント2Pにつき1P加算でした。今度は全国のコジマでシミュレーションですね。
成果が良いものであれば、本体のビックカメラでも共通ポイントが導入されて、ビックポイントを貯めるか、Pontaポイント等の他の共通ポイントを貯めるのかを選べるようになるかもしれません。
ちなみに現在もビックカメラではJALマイルを貯めることも選択できます。10%ビックポイント還元か3%JALマイルかを選べます。
BIC CAMERA JMB WAONカードが発行されています。ビックポイントカード機能とJMBカードの一体型カードです。
既にJMB WAONを保有している場合は、そちらの提示でも貯められます。JALカード、JAL ICポケットアプリ登録済みの携帯電話、JALタッチ&ゴー登録済みのスマートフォンでもOKです。
コジマで共通ポイント・Pontaポイントが貯められるようになったのは朗報です。ビックカメラグループの今後の展開に注目します。
ビックカメラのPontaポイント
ビックカメラではビックポイントの代わりにPontaポイントを貯めることが可能です。還元率は半減します。
現金払いで10%ポイントサービス商品の場合→5%のPontaポイント
以下の決済手段では満額のポイントを得られます。
- 現金払い
- nanaco払い(ビックカメラのnanaco対応)
- Suica、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCAなど交通系ICカード払い
しかし、クレジットカードやギフトカード等の支払いでは、ポイント還元率が減少します。
また、Pontaカードの提示で1Pontaポイント=1円として使うことも可能です。 デジタルPontaカードでは、1会計あたり2,999ポイントが上限となります。
支払いにPontaポイントを利用して、ビックポイントを貯めることも可能です。
Pontaポイントは便利!Loppiお試し引換券はお得
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので、現金同様の利便性があります。
Pontaポイントについては以下で徹底解説しています。Pontaカードを提示するとリアルの店舗で使えます。
また、Pontaポイントは、じゃらん、ホットペッパーグルメ、ポンパレモール、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスでも利用できます。
Pontaは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」に使うと、お茶、お酒、コーヒー、お惣菜、ヨーグルト、お菓子、カップ麺などの多様な商品と交換できます。
この交換レートが激烈にお得となっており、Pontaポイント1ポイントで1.5~3円相当の商品と交換できます。
特にスイーツや酒類が充実しているので、好きな方にとってPontaポイントは驚異的にお得なポイントです。
特にビール類とチューハイ類は極めて充実しています。新作は交換商品に登場する確率が高いです。
在日スペイン大使館主催の晩餐会で採用されたワイン「BLUME VERDEJO」(ブルメ・ベルデホ)のフルボトルと交換したこともあります。ワインも時折登場します。
300ポイントで980円のワインと交換できました! しかもタダでもらったのに商品価格の980円に対してもPontaポイントがつきます。お得感があります。
面倒に感じる方も多いと思いますが、ローソンのアプリか端末をピコピコとタッチすればOKです。簡単で時間は1~2分しかかかりません!
一度やってみたら次からはお気軽にサクッと交換できます。Loppiお試し引換券については以下で徹底解説しています。
JALマイルを貯めるのにも役立つ
PontaポイントはJALマイラーにとって嬉しい共通ポイントです。2015年春にJALマイルとPontaポイントが相互交換できるようになりました。
PontaのWebページから、JALマイル10,000マイル→Pontaポイント10,000ポイント、Pontaポイント2ポイント→JALマイル1マイルで交換できます。
移行期間も1週間程度と短めです。交換手順については、以下で丹念に解説しています。
驚異的に便利なのは、Pontaポイント2ポイントをJALマイル1マイルに交換できることです。2ポイント単位での交換が可能です。
他のポイントはJALマイルへの交換単位がもっと大きいポイントが大多数です。Pontaポイントは極限まで細かい単位で交換できるのは絶大なメリットです。
1,000マイル・100マイル・10マイル・1マイルにそれぞれ口数を入力して交換する流れとなります。
例えば、3,708 Pontaポイントを交換したい場合は、2,000ポイントの欄は「1」、200ポイントの欄を「8」、20ポイントの欄を「5」、2ポイントの欄を「4」とすればOKです。
時おり20%増量でJALマイルに移行できるキャンペーンも開催されています。
頑張ってビジネスクラスと交換したら1マイル3円以上、ファーストクラスと交換したら1マイル8円以上の価値で使うことも可能です。
PontaポイントはJALマイラーにとって極めて利便性が高い共通ポイントである点にエッジ・優位性があります。
PontaはJALと提携しており、JAL搭乗でPontaポイントが貯まるように設定することも可能です。
特典航空券の他、1ポイント=1円の価値がある「e JAL ポイント」に最大1マイル=1.5円のレートで交換可能。また、JALミニマイル特典など、便利でお得な使い道が多数あります。
Pontaポイントが最強に貯まるのは
Pontaポイントが最強に貯まるクレジットカードはリクルートカードです。 還元率1.2%でリクルートポイントが貯まります。
リクルートポイントは1ポイント単位でPontaポイントに交換できるので、リクルートカードはPontaポイントが1.2%貯まるのと同義です。会員サイトでサクッと交換できます。
Loppiお試し引換券でポイントを使うと、実質的な還元率は1.8~3.6%に跳ね上がります。詳細は以下で徹底解説しています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。
リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
年間100万円使うと、リクルートカードならPontaポイントが1万2千ポイントも貯まり、1.8~3.6万円分の商品と交換できます。
数千円相当のリクルートポイントがプレゼントされるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
リクルートカードはPontaポイント以外にもお得な仕組みが満載なのが魅力的なクレジットカードです。
しかし、貯めたリクルートポイントをPontaポイントに交換する作業が生じます。
カード利用で直接Pontaポイントが貯まるクレジットカードでお得なのは、シェル-Pontaクレジットカードです。
年1度の利用で年会費が無料になり、実質無料で保有しやすいクレジットカードです。
それでいて一般加盟店で還元率1%、昭和シェル石油でポイント二重取り、Pontaポイント加盟店でもポイント二重取りというメリットがあります。
シェル-PontaクレジットカードとShell EasyPayを紐付ける設定を行うと、Shell EasyPayで決済だけでなくPontaポイントを貯めたり使うこともできるようになります。
シェル-Pontaクレジットカードを活用していくと、Pontaポイントがザクザクと貯まります。詳細は以下で徹底解説しています。
ジャックスが発行している「Ponta Premium Plus」というクレジットカードも候補です。年会費は2,000円(税抜)ですが、年間利用額5万円以上で無料になります。
Pontaカードの機能も附帯しているので、これ1枚の決済と提示でPontaポイントを二重に貯めることができます。
基本的な還元率は100円(税込)あたり1ポイントで還元率1%です。年会費が有料のクレジットカードとしてはエッジがありません。
ただし、年2回の優遇月(7月・12月)は、一定以上利用するとポイントが上乗せされる点がメリットです。
- 月間利用額10万円以上→0.5%UPで合計1.5%
- 月間利用額20万円以上→1.0%UPで合計2.0%
7月は夏のセール、12月は歳末セールが開催される時期でもあります。また、年末に旅行に行く方も多いでしょう。7月・12月の利用が多い場合は検討し得るクレジットカードです。
特に自然体で年5万円以上利用する場合は、年会費無料で基本還元率1%、年2ヶ月は最大2%となってスペシャルなクレジットカードです。
数千円相当のPontaポイントを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。
JALマイルを貯めている方におすすめのクレジットカードは、JALカード・プラチナです。JAL航空券等の購入では100円あたり4マイルが貯まります。
JALアメックス・プラチナ(三菱UFJニコス発行)と、JAL・JCBカード プラチナの2種類があります。JALカードの機能は共通ですが、付帯サービスが異なります。違いは以下で徹底解説しています。
JCBは「ポイントおまとめサービスPOICHI」というサービスを開始しており、クレジットカード加盟店がお手軽に共通ポイントを取り扱えるようになっています。
当初はTポイント、Pontaポイント、楽天ポイントを利用可能です。今後はJCB加盟店で共通ポイントの導入が活発化する可能性があります。期待します!