日本の大手ネット証券の一角がマネックス証券です。1999年創業以来、次々と先進的なサービスを提供してきており、日本初のサービスをリリースすることも多く人気を集めています。
業界最安水準の手数料、完全抽選のIPO・立会外分売、高機能アプリ・ツール、充実の投資情報、豊富な海外投資商品、1,000円からの投資信託、安心のサポート体制、マネックスポイントと幾多のメリットがあります。
この度、マネックス証券に取材にお伺い、マネックス証券の取り組み、おすすめサービス、今後の方向性についてインタビューしてきました!
この度はマネックス証券株式会社 営業本部の岩井さん、岩井さんにインタビューさせていただきました。
マネックス証券のインタビューで、日本のネット証券での取引でメイン的な存在である日本株に関する記事については、それぞれ以下に集約しています。

ネット証券の中でも屈指の安価な手数料、圧倒的な取扱い銘柄数などが魅力の米国株に関しては、以下に集約しています。

最先端のロボ・アドバイザーのテクノロジーを活用した、少額・低コスト型ラップ「マネラップ(ON COMPASS)」に関しては、以下のページに掲載しています。

このページでは、債券、FX・外貨建てMMF、マネックスラボツール、その他サポートなどに関してまとめています。
まつのすけ:最近は個人向けマネックス債があまり出ていません。SBI債と並んで個人投資家に人気の商品ですが、今後の起債予定はありますか。
岩井さん:販売するとすぐに完売となる人気が高い債券なので、随時発行を検討しています。
売り出しできる条件が揃わないと売り出しができないので、検討をして、出せる際には出すようにしていきます。引き続きお待ちいただければと思います。
まつのすけ:外貨建てMMF、FX、外債と多様な外貨商品が揃っています。初心者の方ですと、どれがいいか迷う側面もありそうです。それぞれの使い分けについて、教えていただけますか。
西尾さん:リスクが低い順で並べると外貨建てMMF、外債、FXです。為替が動いている局面では、FXが人気となります。FXはレバレッジがかかるのが特徴です。リスクが心配な場合は、1倍にすれば過度のリスクテイクやロスカットの問題は出ません。
ただし、FXに手を出しづらい場合で、為替取引を行いたい場合は外貨建てMMFがおすすめです。為替コスト(スプレッド)はFXよりも高いですけれども、為替取引を体験したい方にはおすすめです。
外貨建てMMFは積立投資も可能であり、長期的に積立を行えば、買付け価格が平準化する効果もあり、長期投資に向いています。
岩井さん:外国債券は利金の受け取りを外貨か円で決められます。その時々の為替レートによっては、いったん外貨で受け取るということもできます。
いくつかの通貨はそのまま外貨建てMMFや外債を購入できます。外貨のまま買い付けて、良い時に円に戻すことも可能です。
USドルであれば米国株取引の購入にも使えます。外債、外貨建てMMF、外国株(米国株)の3種の取引を行っていただくことができます。
まつのすけ:外債では米国債がメインで表示されていました。他にはどのような債券がありますか。
岩井さん:ユーロなどの先進国通貨建てからブラジルレアルなどの新興国通貨建てまで、幅広く外国債券を取り扱っています。
円建てでは、個人向け国債を多く取り扱っております。また、通常の債券の他に、日経平均株価連動社債なども取り扱っています。
まつのすけ:MONEX LAB(マネックスラボ)では、資産推移ビューワーMONEX VIEW(マネックスビュー)、資産設計アドバイスツールMONEX VISION β(マネックスビジョンベータ)、一括口座管理サービスMONEX ONE(マネックスワン)など資産管理・分析のサービスが充実しています。
他のネット証券にはあまりない仕組みで、活用すると便利だと思います。おすすめの使い方について教えてください。
岩井さん:それぞれ単体でお使いいただいても便利ですが、組み合わせて使っていただくとより効果的にご利用いただけると思います。
「MONEX ONE」で、他の金融機関の資産を取り込んでいただき、そのデータを「MONEX VISION」に反映させると、他の金融機関にある資産も複合して、資産分析することができます。
MONEX VISIONの分析では、安定型、バランス型、積極型の3種類の目標に合せて、株式や債券等アセットクラスごとの理想の資産配分をご提示いたします。
また現在の資産配分と理想の資産配分との比較から、「もう少し日本株持ったほうがいい」「これを減らして代わりにこうしたものを増やしましょう」といったレコメンドが出ますので、分かりやすく理想の配分に近づける投資ができると思います。
まつのすけ:信銘柄選びサポートツール「answer」をスマートフォンアプリとして2015年1月に無料公開しました。
最近は数多くの証券会社がロボアドバイザーのツールをリリースしていますが、マネックス証券が先陣をきった先駆者だと思います。これの使い方について教えてください。
岩井さん:「answer」はマネックス証券に口座を持っていない方でも無料でご利用できる、投資信託に特化したアドバイスツールです。
最初に、保有している銘柄を登録していただきます。各金融機関のウェブサイトからデータを自動で取り込むことも可能です。次に、10年後の期待リターンとリスクを参考にして投資目標を設定していただきます。
すると、現時点で保有しているポートフォリオを分析し、目標に近づけるために追加購入すべき具体的な銘柄が「answer」として提示されます。
たくさんの投資信託が販売されていて、投資家の皆様は何を買ったらいいかわからないのではないか、という思いからこのツールを開発いたしました。
「answer」を使うことで、ご自身の資産状況に合せて、次に買い増すべき具体的な銘柄を絞って検討いただけると思います。
「answer」の特長は大きく2つあります。1つ目は、証券会社の保有銘柄だけでなく、401k(確定拠出年金)の保有資産の取り込みも可能な点です。企業型確定拠出年金で運用しているものも含めて分析いただけます。
特長の2つ目は、マネックス証券で取扱っている投資信託だけではなく、日本で買える主要な投資信託を分析の対象としている点です。
国内のほぼすべての投資信託から分析できるので、個人投資家の方に最適な銘柄を提案できます。
ご注意点といたしましては、マネックス証券で購入いただけない銘柄についてもanswerとして提示する点です。
answerは銘柄名が表示されるだけなので、ご自身で銘柄を探していただき、購入いただく必要がございます。
まつのすけ:投資信託の保有や株式取引で貯まるマネックスポイントは、手数料への充当、WAONポイント、ANAマイレージクラブ、《セゾン》永久不滅ポイント、Vポイント、nanacoポイントと交換できます。人気がある交換先はどれですか。
岩井さん:株式の取引をされている方が多いので、株式手数料への充当が最も多いです。
まつのすけ:くりっく株365というCFDの取扱いもあります。ETFや先物と比較するとやや知名度が低いかと思います。先物と比較したメリットについて、初心者の方向けにご解説ください。
西尾さん:大きく3つあります。祝日含め24時間取引できる点、配当金相当額を受け取れる点、限月がないので決済の必要がない点です。
くりっく株365は東京金融取引所が広めていきたいという思いがあり、我々も積極的にプロモーションを行っています。口座も証拠金も、当社としても全体としても右肩上がりで上昇しています。
証拠金取引や先物取引は初心者の方には馴染みがないかもしれませんけれども、申し上げたような利点を活かしつつお取引いただければと思います。
まつのすけ:プレミアムウェブという有料情報サービスもご提供されています。良さそうに見える反面、有料ということで二の足を踏む方もいると思います。良い点はどのあたりでしょうか。
西尾さん:情報サービスにもそれぞれ特徴があり、ご自身に合っているかは使ってみないとなかなか分からないのではないかと思います。
プレミアムウェブでご提供している有料サービスのほとんどは最初1ヶ月は無料でお試し利用いただけるので、まずお試しいただき、ご自身に必要か判断いただくと良いと思います。無料期間中に止めれば料金は一切かかりません。
まつのすけ:2016年はNISAの枠が120万円になり、ジュニアNISAも始まりました。マネックス証券でNISA口座・ジュニアNISA口座を開設すると何か特典はありますか?
岩井さん:証券総合取引口座を開設される方は、キャンペーンコードをご入力いただくと新規口座開設キャンペーンが適用されます。
また、期間内にまず総合口座を開き、未成年の方はジュニアNISA口座を開くと、もれなく1,000円のプレゼントがあります。
NISA口座・ジュニアNISA口座は、国内株式の取引手数料が売買ともに無料です(※)。NISA口座では、外国株をご購入いただくことができ、外国株の買付時国内手数料もキャッシュバックしています。
※単元未満株のお取引およびジュニアNISA口座における課税未成年者口座でのお取引は対象外です。
まつのすけ:個人型確定拠出年金(401k)の加入者が拡大して、「iDeco」(イデコ)という名前もつき、NISAのような雰囲気になってきました。お取扱いの予定はありますか?
岩井さん:検討中です。お取り扱いすることがありましたら、当社のWebサイトでお伝えします。
(追記:2017年9月からの開始が発表されました!)

まつのすけ:通常のサポートダイヤルに加えて、パソコン操作の技術的な質問に対する「パソコンサポートダイヤル」もご用意なさっていますね。例えば、どのようなサポートが受けられますか。
岩井さん:ご利用のパソコンや環境状況によって操作が上手くいかない時に、お電話でサポートさせていただきます。
例えば、ダウンロード型の取引ツールを初めて使う際に、インストールがなかなか上手くいかないといったことがあると思います。
そのような時にお電話いただくと、インストール方法を一つ一つ丁寧にご説明いたします。
まつのすけ:その他、質問した内容以外で、これからの注目情報や、ユーザーへのメッセージをお願いします。
岩井さん:当社はオンラインセミナーも充実しております。今後の市況の見方から、そもそもの投資の手法まで幅広いテーマで実施しています。
ですので、投資を始めたばかりの方にも是非ご視聴いただければと思います。PCだけでなく、スマホでも視聴できるので移動時間中にもご覧いただけます。
ほとんどのセミナーは後日オンデマンドでご視聴いただくことができます。オンラインセミナーの中には、その場でリアルタイムにチャットで質問できるものもございます。
その中で一番人気のセミナーは、毎月開催している、米国雇用統計実況中継セミナーです。
為替が大きく動く雇用統計発表の15分前から為替アナリストの方に予想される動きなどを解説していただきます。発表結果とチャートを見ながら、マーケットの反応をリアルタイムで体感していただけます。
さらに、オンラインだけでなく、全国各地で対面の投資セミナーも行なっています。来年度も実施予定ですので、随時サイトをご確認いただければと思います。
Webセミナーではチャットでその場で質問できるので、リアルタイムでのやり取りが可能です。一番人気のセミナーは、雇用統計です。
雇用統計発表の前後で大きく為替が動くので、発表の15分前から雨夜さんが解説します。発表結果とチャートを見ながら、マーケットの反応をリアルタイムで体感していただけます。
月次と臨時で様々なタイプのセミナーで開催いますので、ご興味に応じてご参加いただければ幸いです。
マネックス証券は、手数料がリーズナブルな日本株・外国株取引、ゼロETF、完全抽選のIPOや立会外分売、手数料最安値のワン株(単元未満株)、安定運用で高利回りのマネックス債、現金同様のマネックスポイント、マネラップなどメリットが大きいネット証券です。
数多くのIPOや立会い外分売を取り扱っているので、活用すると着実にリターンを向上させることが可能です。
日本株のNISA口座、ジュニアNISA口座での国内株式の売買手数料は、恒久的に0円(単元未満株を除く)となります。
購入時だけではなく、売却時も0円でお得です。
また、NISA口座での米国株・中国株の買付時の国内取引手数料は、恒久的に実質0円(全額キャッシュバック)です。
マネックス証券のNISA口座には取引コストを抑えた資産運用が実現できるという大きなメリットがあります。
マネックス証券はマネックスポイントというオトクなプログラムもあり、投資信託の購入・保有、株式の日計り取引などでマネックスポイントが貯まります。
ポイントは株式売買手数料に充当することもできますし、JALマイル・ANAマイルなどにも交換できます。
便利な共通ポイントであるVポイント・nanacoポイント・Suicaポイント・WAONポイントにも交換できます。すべてのポイントについて、交換手数料はありません。
マネックス証券のオリジナルレポート、J.P.モルガンの機関投資家向けアナリストレポート、日本証券新聞第一面、バロンズ拾い読み(日本語)、フィスコのレポート等を閲覧することもできます。
米国株取引では、日本最安値水準の手数料、圧巻の取扱い銘柄数、レポート・セミナー・厳正銘柄レポートBOOKなどの豊富な情報が魅力的です。
マネックス証券に口座を開設すると、「厳正銘柄レポートBOOK」のPDFを閲覧できます。
米国株で人気のある50銘柄について、四期分の決算や事業内容、足元の相場動向などが載っています。配当利回り等の指標に基づくランキングもあります。
マネックス証券は、レポート、セミナーが極めて充実しており、有益な情報や知識の提供に八面六臂の活躍をしてくれるネット証券です。
独自性が高い資産管理の分析ツールも充実しています。他のネット証券には用意されていないタイプのツールも豊富です。
マネラップ(ON COMPASS)というロボットアドバイザー・AIのテクノロジーを活用した低コストのラップ口座サービスもあります。
口座開設・維持は無料で、口座を持つのに一切費用はかかりません。ネットバンキングでの入金、銀行への出金も無料です。100万の資産運用でも大活躍します。
マネックス証券はお得な新規口座開設キャンペーンを行なっています。
条件は非常に緩いのでおすすめです。まだマネックス証券に口座をお持ちでない方は、この機会にぜひ口座開設してはいかがでしょうか。
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マネックス証券はiDeCoも魅力的です。金融機関に支払う口座管理手数料が完全無料です。残高などの条件は一切ありません。
また、取扱商品も低コストインデックス投信が揃っていて、数多くのネット証券の中でも一際エッジ・優位性があります。

iDeCo、マネックスFXについても取材しました。運営管理手数料無料、低い投信の信託報酬、ロボ・アドバイザー・サービスに秀でています。

FXは業界最狭水準のスプレッドが魅力的で、特に米ドル/円に関してはエッジ・優位性があります。
