イオン銀行というイオングループの流通系銀行があります。全国各地のイオン内の他、都心部の一部路面に店舗があります。
普通預金の金利が日本一高いのがメリットです。また、「イオン銀行Myステージ」の特典で他行ATM手数料、他行宛振込手数料も無料になります。
WAONポイントがザクザクと貯まり、住宅ローンのクオリティも良好であり、良好な評判・口コミがあります。しかし、悪い点もあります。
礼賛一色ではない精緻な分析で、イオン銀行のメリット、デメリット、お得な使い方について徹底的に解説します。
公式サイトイオン銀行がお得なるイオンカードセレクト
目次
イオン銀行とは
イオン銀行はATM・JCBデビットカードに特化したセブン銀行とは異なり、イオンモール等の商業施設に有人店舗を設けて、対面でのサービスを展開しています。
2007年10月20日に口座開設受付を開始して、11月20日からは投資信託、12月からはカードローンのと扱いを開始しました。
2008年1月には保険と住宅ローンの取扱も開始して、2012年3月には旧・日本振興銀行を吸収合併し、法人・個人事業主向けの口座・融資相談も行っています。
個人向け口座の支店名は誕生石に由来しており、ユーザーの誕生月によって支店が決まります。
誕生月 | 支店名 | 支店番号 |
---|---|---|
1月 | ガーネット | 001 |
2月 | アメシスト | 002 |
3月 | アクアマリン | 003 |
4月 | ダイヤモンド | 004 |
5月 | エメラルド | 005 |
6月 | パール | 006 |
7月 | ルビー | 007 |
8月 | ペリドット | 008 |
9月 | サファイア | 009 |
10月 | オパール | 010 |
11月 | トパーズ | 011 |
12月 | ターコイズ | 012 |
イオン銀行はイオングループに設置されているATM手数料は無料なので出金も楽です。
- イオン
- イオンモール
- イオンスーパーセンター
- マックスバリュ
- ザ・ビッグ
- アコレ
- ミニストップ
- まいばすけっと
- ダイエー
- ピーコックストア
- マルナカ
- マルエツ
- いなげや
- カスミ
- スーパーマーケット光洋
イオン銀行のATMは全国に6,000台以上も存在しています。イオングループ以外でも設置されており、入出金手数料無料で使えるATMは約55,000台です(2022年7月現在)。
便利な駅に設置されているATMもあります。ATM網の拡大は重点施策となっており、今後も台数の増加が期待できます。
また、平日8時45分~18時は100円、それ以外は200円(税抜)の手数料がかかるものの、E-net(ファミリーマート・ローソン・ポプラ・生活彩家など)のATMでも出金できます。
イオン銀行は自行に加えて、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行のATM手数料は無料です。
ATM手数料が発生する他行ATMは、三井住友銀行、りそな銀行、ローソン、イーネット(ファミリーマート・ポプラ・生活彩家など等のコンビニATM)、ビューアルッテです。
振込手数料はイオン銀行宛であれば何円でも無料です。他行宛振込手数料はネットバンキング、ATM(カード)だと一律で200円(税抜)とリーズナブルです。
給与振込口座に指定すれば、月1回まで他行宛て振込手数料が無料になります。
問い合わせサポートのイオン銀行コールセンターは9:00~18:00(年中無休)で対応しており、かつ通話料無料のフリーダイヤル(0120-13-1089)が用意されています。
イオン銀行の店舗は、土曜・日曜、祝日はもちろんのこと、年末・正月三が日やゴールデンウィークを含めて、原則として毎日午前9時から午後9時まで営業しています。
「Always Coca-Cola」というコカコーラのキャッチフレーズがありますけれども、そのようなイメージのパワフルな営業時間となっています。
リアル店舗も通常の銀行とは異なり、21時(午後9時)まで開いているので、仕事帰りに手続きできて利便性が高いです。
※一部の店舗(窓口)では営業時間が異なります。
イオン銀行Myステージでイオン銀行の取引がお得
「イオン銀行Myステージ」という会員プログラムによって、取引状況に応じて特典を受けられます(2020年4月30日から一部変更)。
毎月の「イオン銀行スコア」の合計点数によってステージが決定します。ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのステージがあります。
ステージ名 | 条件 | 他行ATM手数料 | 他行宛振込手数料 | 普通預金金利 |
---|---|---|---|---|
プラチナ | 150点以上 | 月5回無料 | 月5回無料 | ◎◎◎ |
ゴールド | 100点以上 | 月3回無料 | 月3回無料 | ◎◎ |
シルバー | 50点以上 | 月2回無料 | 月1回無料 | ◎ |
ブロンズ | 20点以上 | 月1回無料 | - | ◯ |
なし | 20点未満 | - | - | 店頭金利 |
イオン銀行の振込手数料は、ATM・インターネットバンキングだと、同行宛は無料、他行宛は無料回数がない場合は100円(税抜)です。
点数が100点だと「ゴールド」となり、1ヶ月あたり他行ATM手数料3回無料、他行宛振込手数料3回無料、普通預金金利UPの特典を享受できます。
クレジットカードのイオンカードセレクトを保有して、インターネットバンキングに登録するだけで40点となります。
これに加えて、これらのカードに付帯している電子マネーWAONで1円以上支払うか、イオンカードを1円以上使えば50点になってシルバーをクリアできます。
イオングループを日常的に使っている場合は月1回以上は使うことがほとんどでしょうから、極めて容易にクリアできます。
もしイオングループの店舗が近くになく、普通預金の金利UPのみを利用したい場合は、月1回イオンカードで決済するようにしましょう。面倒な場合は、Amazonギフト券のオートチャージが便利です。
また、その他いくつか取引を行うとゴールドに到達して、他行宛振込手数料・ATM手数料が月3回無料になり、普通預金の金利がUPします。
年会費無料のイオンゴールドカードを持っていれば、ゴールドステージも簡単に手が届きます。
新サービス「イオン銀行Myステージ」ではステージ判定取引に銀行取引が含まれて、ステージの判定・適用期間が1カ月サイクルに変更されます。
より多くの方にとって上位ステージを目指しやすくなりました。イオン銀行Myステージの各ステージ、点数、特典の詳細は以下で解説しています。
高金利の普通預金が最大のメリット
イオンカードセレクトというクレジットカードを保有するとプラチナが視野に入り、イオン銀行の普通預金の金利が大幅にアップします。
普通預金としては楽天銀行と並んで最高峰の高金利です。一番は正義ですね。
楽天銀行はネット証券の楽天証券に口座開設して、銀証連携のマネーブリッジを設定する必要があります。イオン銀行は証券口座は不要ですし、リンクの手間もないのがメリットです。
他の銀行の一般的な普通預金金利、イオン銀行の通常の金利と比較すると、イオンカードセレクトで容易に享受できる金利は驚異的にパワフルです。
毎年のようにランチ代、ディナー代を浮かすことが可能になります。
定期預金も一時的なキャンペーンを除けば各行とも低空飛行が続いているため、イオン銀行の数字にはエッジ・優位性があります。
財政難で将来的な増税・社会保険の改悪が視野に入っており、かつインフレ(物価上昇)の可能性もあります。
そうした情勢下において、ノーリスクでコツコツと着実にお金を増やしていくことは重要です。
3年・5年・7年・10年といったスパンになると、まとまった金額がお得になります。例えば、100万円を預け入れた場合の金利の比較は下表のとおりです。
イオン銀行プラチナステージの普通預金の金利サービスは、特に有効期限は定められていないので、期間限定のキャンペーンというわけではありません。
イオン銀行ならば、いつでも引き出すことができて流動性が高い普通預金にお金を入れて放ったらかすだけで、高い金利を享受できて堅実な資産運用が可能になります。
積立式定期預金も高金利です。普通預金から毎月一定額を積立式定期預金に移行することができ、効率的な運用ができます。
イオンカードセレクトの活用等でMyステージをプラチナ以上にできる場合は、普通預金がUPするので、それだけでOKです。
他方、定期預金の金利が低いのがイオン銀行のデメリットです。イオン銀行の金利については、以下で丹念に分析しています。
イオンカードセレクトは、イオン銀行の普通預金アップ以外にも、イオングループでのお買物代金5%OFF、WAONのオートチャージでポイント付与などメリットが大きいクレジットカードです。
イオングループのお買い物は、最大約17.4%割引にする方法もあります。年会費は無料なのでメリットしかないクレジットカードです。
イオンカードセレクトを保有して利用を続けると、年会費無料で充実の特典が付帯していて、卓越したバリューがあるイオンゴールドカードのインビテーションが届くのも大きなメリットです。
イオン、マックスバリュ、ダイエーなどイオングループの店舗をよく使う機会がある方ですと、持たなければ損といっていいハイ・クオリティー・カードです。
イオンカードセレクトはイオン銀行Myステージでの優遇もあり、銀行がお得になるクレジットカードの筆頭に挙げられるハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「スーパーでお得なカード」としてイオンカードセレクトを挙げられていました。
イオンカードはショッピング保険でスマホが対象なのも大きなメリット。他社カードのショッピング保険はスマートフォンが対象外のことが多いです。
しかも期間は180日間とたっぷりで、年間50万円(税込)まで補償されます。年会費無料のクレジットカードとしては秀逸なクオリティです。
クレジットカードのレジェンド・菊地崇仁さんは、保険が充実しているカードとしてイオンカードセレクトを挙げていらっしゃいました。
私もイオンカードセレクト(その後にイオンカードセレクト ゴールドにアップグレード)を活用してきて、家計が著しく堅牢化しました。
ライフスタイルをリッチにしてくれるハイ・クオリティー・カードです。
イオン銀行の金利を破格の高水準に上げられるイオンカードセレクトは、数千円相当が得られる入会キャンペーンも魅力的です。
クレジットカードに抵抗がある方は、デビットカードの活用がおすすめです。
この他、イオン銀行はお得なキャンペーンが満載となっています。上手く活用すると家計の手助けになります。
取引でWAONポイントがザクザク貯まる!
イオン銀行にはWAONポイントをザクザクと獲得できる仕組みがあります。
各種公共料金・携帯電話をイオンカードまたはイオン銀行口座振替で支払うと、1件につき5WAONポイントがプレゼントされます。
WAONポイントは、ポイント付与日以降にイオンなどに設置されているWAONステーションまたはイオン銀行ATMで受け取る(ダウンロードする)流れとなります。
WAONポイントはWAON(電子マネー)に交換できるので、利便性が極めて高いポイントです。
WAONはイオングループ、ファミリーマート、吉野家、マクドナルド、ビックカメラ、コジマ、コスモ石油、ヤマト運輸などで使えるので現金同様です。
その他、WAONの詳細については、以下で精緻に分析しています。
WAONは発行手数料300円がかかるカードが多いですが、無料で発行することもできます。
イオンカード、WAONには共通ポイントのWAON POINT機能もあります。iAEONでイオングループ、コスモ石油などのWAON POINT加盟店のレジで1ポイント1円単位にて使えます。
クレカがなくても便利!ハイスペック・デビットカード
イオン銀行にはJCBブランドのデビットカード「イオン銀行キャッシュ+デビット」と、VISAブランドのデビットカードがあります。
いずれも年会費は無料です。イオングループで月2回5%OFF、毎月10日はポイント5倍で2.5%還元、おいしい水が1日2回プレゼントなどのイオンカードと同一の特典が備わっています。
JCBブランドのデビットカードは審査はなく、中学生を除く15歳以上から申し込むことができます。
ただし、所定の確認は行われます。ブラックリストに載っていたり、暴力団などの反社会組織に属している場合などは、発行できない場合があります。
その他、イオン銀行キャッシュ+デビットの詳細については、以下で丹念に分析しています。
イオンデビットカード(VISA)には「バックアップサービス」があります。
銀行システム停止時や、万が一預金口座残高が不足している場合に、イオン銀行が一時的に10万円まで利用金額を立て替えてくれる制度です。
しかし、イオンデビットカード(VISA)の方はこの制度があるがゆえに、無審査ではなく審査があります。詳細は以下で徹底解説しています。
投資信託や保険も取扱い
イオン銀行では投資信託を購入したり、保険を契約することも可能です。店舗では19時(午後7時)まで購入でき、インターネットなら原則としていつでも買えます。
イオンという小売企業が運営している銀行だけあって、従来の常識に囚われない「超変革」で地殻変動を起こしています。
独身や共働きの家庭では、夜の時間帯しか自由にならないという場合も多く、普通の銀行だといちいち休みを取って出向く必要があります。
そのようなケースは、仕事帰りに相談できるイオン銀行には卓越したメリットがあります。
投資信託では、評判・口コミが良好なひふみ投信と運用内容は同一の「ひふみプラス」も購入可能です。
逆に店舗で相談しないで、ネット上で自動で投資したいという場合は、ロボットアドバイザーによるアドバイスに基き上場投資信託に投資するマネラップというサービスもあります。
その他、ロボアドバイザーによる自動資産運用としては、「WealthNavi」というサービスもあります。
また、PayPay証券という1,000円から株式・ETFを購入できるサービスもあります。スマホでサクッと買えるのが特徴です。
イオン銀行は365日店舗が開いているので、いつでも対面で相談がしたいという方で、投資信託を買いたい場合に適しています。
インターネットでの購入に抵抗がなく、購入手数料が無料の投資信託(ノーロード投信)、インデックス投信を購入する場合は、SBI証券での購入がおすすめです。
SBI証券には「投信マイレージサービス」というサービスがあり、対象投資信託の月間平均保有額に応じてSBIポイントが獲得できるので、イオン銀行よりもお得です。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
イオン銀行の保険は、生命保険、損害保険、個人年金保険、少額短期保険など多様なラインナップの商品を取り扱っています。
Webで申し込むことになる保険と、店舗で申し込む保険に分かれています。
ジャンル | WEB申込み商品 | 店舗申込み商品 |
---|---|---|
病気や万が一に 備える保険 | 医療保険 がん保険 収入保障保険 定期死亡保険 就業不能保険 | 医療保険 がん保険 収入保障保険 定期死亡保険 終身保険 個人年金保険 介護保険 就業不能保険 認知症保険 |
突発的な事故や 災害に備える保険 | 海外旅行傷害保険 自転車保険 自動車保険 ペット保険 国内旅行傷害保険 地震補償保険 家財保険 ゴルファー保険 傷害保険 バイク保険 | 火災保険 (住宅ローン利用者専用) |
個人型確定拠出年金(iDeCo)も優秀
イオン銀行は加入者が拡大して話題沸騰の個人型確定拠出年金(iDeCo)も取り扱っています。
確定拠出年金は公的年金とは異なり、賦課方式ではなく積立方式となっています。自分で積み立てたお金を運用した結果を、老後に受け取る方式です。
確定拠出年金(iDeCo)は所得税・住民税の節税メリットが大きい制度です。最近話題のNISAはあくまで出た利益が無税になるのであり、不確実性は存在します。
しかし、確定拠出年金は確実に所得税・住民税が減税されます。リスク・ゼロには大きなメリットがあります。
定期預金などの低リスク資産での運用も可能なので、控除できる所得がある場合は大きな利点があります。詳細は以下で徹底解説しています。
同じく節税制度であるNISAは利益が出て初めてメリットがありますが、確定拠出年金は利益が出なくても絶大なメリットがある制度です。
企業型の確定拠出年金は金融機関の選択の余地がありません。個人型のiDeCoは多数の金融機関から選ぶ必要があります。
おすすめの銀行・証券会社については、以下にまとめています。
iDeCoの選択において重要なのが、手数料と商品ラインナップです。この点、イオン銀行は優れています。
イオン銀行は運営管理手数料・口座維持手数料が無料であり、日本の確定拠出年金(個人型)の中で文字通り最安値です。「最安値水準」ではなくて文字通りの「最安値」です。
また、取扱投資信託は買ってもいいと言える低インデックス投信が多数揃っています。詳細は以下で徹底解説しています。
イオン銀行のiDeCoは「商品数が多すぎて選べない」という初心者の声に配慮しつつ、特徴ある新興国の株式ファンドや低信託報酬のインデックスファンドもあり、投資経験者のニーズにも応えられる商品構成となっています。
国内・海外の株式・債券に加えて、REITに投資する投信もあります。初心者から投資経験者まで、幅広いニーズを充足する商品ラインアップとなっています。
NISAなら最長5年間非課税+購入時手数料を全額還元!
イオン銀行にはNISA・ジュニアNISA・つみたてNISAの口座があります。投資信託で上げた利益(値上がり益・分配金)に対する税金が0円になるのがメリットです。
NISA、ジュニアNISAについては、以下で徹底解説しています。
住宅ローンはイオン5%OFFと無料ゴールドカードが魅力
イオン銀行は住宅ローンも提供しています。特に大きなメリットは以下のとおりです。
- 業界最低水準の低金利
- 保証料・団信保険料・繰り上げ返済手数料が不要
- 繰り上げ返済がネットで1万円から可能
- イオンで毎日5%OFF(完済まで)
- イオンゴールドカードを発行可能
- イオンラウンジが利用可
- 銀行窓口で休日や夕方も相談可
事務手数料も他のネット銀行・住宅ローンの評判・口コミがいい銀行と比較しても同じなので、低い変動金利の住宅ローンをお探しの方にはピッタリの住宅ローンです。
また、イオングループのお店で買物する方には絶大なメリットがあります。借り入れ時上限年齢は71歳未満、完済時の上限年齢は80歳未満です。年配の方でも問題なく契約することが可能です。
逆にデメリットは、8疾病保障付住宅ローンに0.3%の上乗せ金利があることです。上乗せがない住宅ローンは住信SBIネット銀行の住宅ローンWEB申込コースです。
複数の銀行を比較検討したい場合は、住宅ローン一括審査申し込みが便利です。詳細については以下をご参照ください。
イオン銀行は住宅ローン以外では、カードローン、おまとめローン・フリーローン(イオンアシストプラン)、目的型ローン、リフォームローン、ソーラーローン(太陽光発電システムの導入)なども提供しています。
2018年3月からは「WealthNavi for イオン銀行」というロボアドバイザー・サービスの提供を開始しました。預入れた資産を自動的に管理・運用してくれるサービスです。
設定した投資方針と口座に入金した金額に基づき、自動で最適なポートフォリオが設定されて、Vanguard等の低コストでクオリティが高いETFで分散投資されます。
ロボットによる金融テクノロジーによって、常にポートフォリオをモニタリングして、リバランスなどのメンテナンスを必要に応じて行なってくれます。
昨今話題のフィンテックを金融領域に活用したサービスです。資産運用に時間をかけずに世界の成長の果実を享受することが可能になります。
特定口座にも対応しており、面倒な計算や確定申告をパスすることも可能である点にエッジ・優位性があります。
WealthNaviのサービス内容の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
なお、WealthNaviに直接口座を開設すると、手数料の低減などオリジナルの特典や、お得なキャンペーンを享受できます。コストやキャンペーンの側面では直接の口座開設をおすすめします。
指紋認証による銀行取引も開始
イオン銀行は指紋認証による銀行取引の研究を推進してきており、新たに2要素生体認証システムを導入します。
指紋認証に静脈認証の機能を追加することによって、非常に高いセキュリティを備えた生体認証システムです。専用端末に指をかざして、わずか数秒で本人を特定することを可能とします。
カードレスで暗証番号も不要で、生体認証のみで銀行取引を行うことができるサービスの導入は邦銀初の取組みです。
これまで他社で導入されていたは生体認証は、お金を引き出す場合は、キャッシュカードを入れる必要がありました。カードも不要である点にエッジ・優位性があります。
イオン銀行のATM、銀行取引の手続きがペーパーレスで完了できる店頭取引用タブレット端末へ導入されます。
イオン銀行ATMでの現金の入出金、店頭での住所変更やカード再発行などの手続きを、キャッシュカード・印鑑・本人確認書類などなしで「手ぶら」で利用できます。
これらの機能によってキャッシュカードの紛失時などにも、銀行取引が可能となって高い利便性・安全性があります。
気になるのはセキュリティの側面ですが、この点に関しても当然のように対策が施されています。
大規模高速認証システムを導入した専用サーバーが、厳重に管理されたイオン銀行のデータセンター内に設置されます。
そこに指紋および静脈情報を暗号化し復元不可能な状態で保存することで、高いセキュリティを実現します。
生体認証は以下の5店舗の店頭、イオン銀行ATMに先行導入されます。
- イオン銀行神田店(東京)
- イオンモール津田沼店(千葉)
- イオンモールナゴヤドーム前店(愛知)
- イオンモール大高店(愛知)
- イオンモール各務原店(岐阜)
続いてイオン銀行の全店に順次導入される方針となっています。
LINEを活用した問合せも可能
2018年5月30日からはLINEの活用によって、気軽にイオン銀行の商品・サービスに関するお問合せができるようになりました。
イオン銀行のLINE公式アカウントに「友だち登録」するだけで、簡単に利用できてユーザーフレンドリーです。
自動応答だけではなく、オペレータがLINE上でチャット応対するため、テキスト以外にも画像を用いることでコミュニケーションの幅が広がります。
自動応答で終わらせるではなく、営業時間内は人間のスタッフが対応してくれるのは素晴らしいです。
まとめ
イオン銀行はイオンカードセレクトを保有するとイオン銀行Myステージのプラチナが視野に入り、普通預金の金利がUPするのが大きなメリットです。
積立式定期預金も高金利です。普通預金から毎月一定額を積立式定期預金に移行することができ、効率的な運用ができます。
給与振込、公共料金支払(口座振替、クレジット設定)で、WAONポイントも獲得できます。他方、定期預金の金利が低いのがイオン銀行のデメリットです。
デビットカード、投信、保険、住宅ローン、iDeCo、NISA、ジュニアNISAの取扱いもあり、豊富な商品ラインナップとなっています。
日本経済新聞の第13回金融機関ランキングでは、顧客満足度総合ランキングでソニー銀行や住信SBIネット銀行を抑えて、イオン銀行が初めてのNo.1となっています。
日経の金融機関ランキングは、約4,000名の個人に対する調査に基づいています。イオン銀行は客観的に高く評価されています。
イオン銀行に口座開設するなら、WAONオートチャージでポイント還元、イオングループで多様なメリットがあるイオンカードセレクトがお得です。
イオンカードセレクトを保有していると、イオン銀行の金利をアップさせることができ、銀証連携口座を除いた普通預金としては1位の高金利となります。
あおぞら銀行 BANKは好金利ですが、こちらはいつでも変更の可能性があると明示されています。
あおぞら銀行と銀証連携口座を除くと、日本一の金利なのはイオン銀行です。
また、イオンカードセレクト会員限定で、特別金利の定期預金キャンペーンが定期的に開催されています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「スーパーでお得なカード」としてイオンカードセレクトを挙げられていました。
イオンカードはショッピング保険でスマホが対象なのも大きなメリット。他社カードのショッピング保険はスマートフォンが対象外のことが多いです。
しかも期間は180日間とたっぷりで、年間50万円(税込)まで補償されます。年会費無料のクレジットカードとしては秀逸なクオリティです。
クレジットカードのレジェンド・菊地崇仁さんは、保険が充実しているカードとしてイオンカードセレクトを挙げていらっしゃいました。
イオン銀行は普通預金の金利が極めて高い点に絶大なメリットがあり、エッジ・優位性があります。
条件は年会費無料のクレジットカード「イオンカードセレクト」の保有だけです。数千円相当が得られる入会キャンペーンも魅力的です。
クレジットカードに抵抗がある方は、デビットカードの活用がおすすめです。