7年ぶりのお得な入会キャンペーンで注目が集まっている年会費無料カードが、楽天カードです。
クレジットカード初心者の方ですと、「楽天カードはどこで使える?」という疑問を感じている方もいらっしゃるでしょう。
使える場所はどこか、楽天市場のみか、インターネット以外のリアル店舗ではどこのお店で使えるのかは重要な基礎知識です。
そこで楽天カードを使える店舗について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
このページを読めば、楽天カードを使える店、使えない店舗が明白になりますので、楽天カードの利用可能な加盟店を把握できます。
目次
楽天カードはVisa・Mastercard・JCB・AMEXの加盟店ならどこでも利用可能
楽天カードはクレジットカード払いが利用可能なお店なら、どこでも使えます。
インターネットでは、楽天市場だけではなく、もちろんAmazon、Yahoo!ショッピング・LOHACO、dショッピング、au PAYモールなど、ライバル店舗でも利用可能です。
もちろん、ドコモ・au・ソフトバンク(サブブランド含む)の携帯電話料金を、楽天カードで支払えます。
リアル店舗でも、Vias・Mastercard・JCB・AMEXのクレジットカード払いが可能なお店なら、幅広いショップで楽天カードを利用可能です。
代表例
コンビニ、スーパー、ドラッグストア、レストラン、ガソリンスタンド、居酒屋、デパート、病院、書店、公共料金、電子マネーチャージなど
ただし、公共料金、電子マネーチャージなどでは、還元率が0% or 0.2% or 0.5%に低下する利用先もあるので注意しましょう。
楽天カードが使える店舗が多い理由は国際ブランドとの提携
ごく一部の例外は存在していますが、クレジットカードが利用可能な店舗なら、楽天カードも使えます。
楽天カードが国内で多くのお店で支払いに使える理由は、楽天カードがVisa、Mastercard、JCB、AMEXと提携しているクレジットカードだからです。
楽天カードの表面には、各国際ブランドのマークが有り、それぞれのクレジットカード加盟店で使える証跡となります。
- Visaロゴがある楽天カード:Visaが使えるお店で利用可能
- Mastercardロゴがある楽天カード:Mastercardが使えるお店で利用可能
- JCBロゴがある楽天カード:JCBが使えるお店で利用可能
- AMEXロゴがある楽天カード:AMEXならびに国内の多くのJCBが使えるお店で利用可能
クレジットカードが使えるお店であれば、楽天カードの利用可否を心配する必要はありません。
なお、アメリカン・エキスプレスブランドの楽天カードは、使えないお店が多いという意見がありますが、それは古い情報です。
現在アメックスはJCBと提携しており、国内ではほとんどのJCB加盟店でもアメリカン・エキスプレスの楽天カードも利用できるので、日本ではほぼ不自由はありません。
ただし、海外で使えるお店が多いのはVisa・Mastercardなので、海外旅行の頻度が多く、外国で楽天カードを使いたい方は、VisaもしくはMastercardがおすすめです。
カード表面にVisa・Mastercard・JCB・AMEXのロゴがない場合
楽天カードの表面にVisa・Mastercard・JCB・AMEXのマークがない場合、楽天カードではなく、楽天銀行のキャッシュカードや、楽天ポイントカードである可能性が存在しています。
デビットカード機能非搭載の楽天銀行キャッシュカード・楽天ポイントカードは、たとえ楽天関連のカードだったとしても、Visa・Mastercard・JCB・AMEX加盟店での支払いには利用できません。
幅広い店舗での買い物で楽天ポイントを貯めたい場合、クレジットカードである楽天カードがおすすめです。
なお、楽天銀行のデビットカードは、楽天カードより使える範囲が狭く、国際ブランド加盟店でも一部使えないケースがあります。
主な利用対象外のお店
- 公共料金(※東京電力、関西電力など一部は利用可能)
- 国民年金保険料
- 有料道路
- 航空機での機内販売
- インターネットプロバイダー
- 携帯電話・MVNO・格安スマホ・SIM、アプリ型電話サービス
- 生命保険、損害保険
- 駐車場、家賃
- 新聞購読料
- 飲料水宅配
- 一部決済代行・決済サービス
電気・水道・ガス料金の支払いでも利用可能だが、還元率は0.2%
楽天カードはリアルだけでなく、電気・水道・ガスの料金などの固定費用の支払いにも利用可能です。
ただし、電気、ガス、水道、税金、国民年金保険料、Yahoo!公金支払いでは、還元率は通常の5分の1である0.2%となってしまう支払先が多くなっています。
これらでは、年会費無料カードで還元率1%のP-one StandardやPayPayカード、1.2%のリクルートカードがおすすめです。
1%の自動キャッシュバック・1%のPayPayポイント・1.2%のPontaポイントより、0.2%の楽天ポイントが良いという確固たる信念がある場合以外はおすすめできません。
サブカードとして、他の年会費無料クレジットカードの活用がおすすめです。
携帯電話・固定通信のプライバイダー料金・新聞代は1%の楽天ポイントを獲得可能
楽天カードには0.2%還元となってしまう公共料金が多い状況となっています。
しかし、以下では楽天カード払いで1%の楽天ポイントを獲得できます。
代表例
- ドコモ・au・ソフトバンク(サブブランド含む)
- 楽天モバイル
- IIJmioやOCN等のMVNO
- 光ファイバーやADSL等のインターネットのプロバイダ料金
- 国民年金保険料
- 新聞代
- 保険料金
- Yahoo!公金支払いを除くふるさと納税
楽天証券で投信積立も可能(還元率0.5~2%)
楽天カードは月5万円まで、楽天証券で投信積立に使うことも可能。どの国際ブランドでもOKです。
ただし、年会費無料カードの場合、低コストインデックス投信は0.5%にとどまっています。
楽天証券のクレカ積立(低コストインデックス投信)は、楽天カード0.5%、楽天ゴールドカード0.75%、楽天プレミアムカード1%です。
インビテーション制の楽天ブラックカードは2%であり、三井住友プラチナプリファードの5%に次いで高還元となっています。
まとめ
楽天カードが使えるお店は幅広く、国際ブランドの加盟店なら原則としてどこでも利用可能です。
楽天カードが使えるお店
- Visaロゴがある楽天カード:Visaが使えるお店で利用可能
- Mastercardロゴがある楽天カード:Mastercardが使えるお店で利用可能
- JCBロゴがある楽天カード:JCBが使えるお店で利用可能
- AMEXロゴがある楽天カード:AMEXならびに国内の多くのJCBが使えるお店で利用可能
もしクレジットカードが使えるお店で楽天カードは使えなかった場合、そのカードはクレジットカードではなく、デビットカード機能非搭載の楽天銀行キャッシュカードや、楽天ポイントカードの可能性があります。
カード右下をチェックして、Visa・Mastercard・JCB・AMEXのどれかのロゴがあるか確認しましょう。
また、楽天カードは月5万円まで、楽天証券で投信積立に使うことが可能。還元率は0.2%もしくは1.0%です。
公式サイト楽天カード 公式キャンペーン
楽天カードは年会費無料のクレジットカードで使いやすく、カードスペックも良好な万能カードです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
年会費 | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA・JAL) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~16.5倍
- 年会費が無条件で無料
- 投信積立が0.5%~1%還元
- 海外で便利な旅行保険・付帯サービス
- 傷害・疾病治療費用保険が最高200万円
基本還元率は1.0%で楽天ポイントが貯まり、家族カードもあります。
SPUで楽天市場でのお買い物は3倍~17.5倍の高還元なのが魅力的。家族カードもSPUのポイントUPの対象となるのでユーザーフレンドリーです。
多額のお買い物を行うと、SPUで大量のポイントが貯まるのでバリューが高いです。以下はなんと22,543ポイントを獲得した履歴です。
ETCカード利用時もポイントが得られます。ポイント付与対象外のお店はごく一部です。利用限度額は高いので、メインカードとしてガンガン使うことも可能です。
1回払い・ボーナス1回払いなら完全無料で利用できます(※締め日と支払日)。ただし、リボ払いの利用など、僅かに手数料や金利が発生する取引もあります。
楽天カードを保有して、SPUや各種キャンペーン・セールなどを活用していくと、恐ろしい程にザクザクと楽天ポイントが貯まっていきます。
特に高額品の購入とSPU、買回りセール(楽天スーパーセール・お買い物マラソンの詳細)を巧みに組み合わせるとお得です。私はこの三種の神器の活用で2023年11月には250万ポイントに到達しています。
楽天カードは大人気となっており、提携カードを除いた自社発行ベースでの取扱高(2017年4~9月期)では、なんと三菱UFJニコスや三井住友カードを超えてシェア1位に躍り出ています。
JCBブランドだとANA JCBプリペイドカード経由なら、モバイルSuicaチャージで1%のポイントが貯まります。楽天Edyにもチャージでき、0.5%のポイントを得られます。
楽天カードの利用限度額は最高300万円とプラチナカード級となっています。メインカードとしてガンガン活用することが可能です。
楽天カードで貯まる楽天ポイントは楽天市場・楽天ブックス・Kobo等で1ポイントから1ポイント単位で使えます。楽天トラベル・楽天GORAは100ポイント以上です。
また、楽天ポイントカードの機能で、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、apollostationなどのリアル店舗でも使えます。
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブン-イレブン・ローソン・ファミマ等のコンビニでも期間限定の楽天ポイントを消化できます。
楽天ポイントは電子マネーの楽天Edyとも交換可能。楽天Edyは利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、現金同様で極めて便利です。
楽天カードは旅行傷害保険も充実しています。利用頻度が高くて最も重要な疾病治療費用・傷害治療費用が200万円であり、内容が秀逸です。
また、海外旅行時に利用できる優待割引も豊富です。詳細は以下で徹底解説しています。
ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。
海外旅行においても充実した特典が付帯しており、便利に活用できるクレジットカードです。
便利なモバイル決済サービスのApple Pay、Google Payも利用可能です。
楽天カードは学生、主婦、パート、アルバイトの方でも本会員カードを発行できます。
楽天カードはお得なベネフィットが豊富です。しかも数千ポイントの楽天ポイントが得られるお得な新規入会&利用キャンペーンも開催しています。
楽天カードは完全無料で維持できるにもかかわらず、充実したベネフィットが付帯したハイ・クオリティー・カードです。詳細は以下で徹底解説しています。
女性向けのオプションを付帯できる楽天PINKカード、カード利用でANAマイルを貯めることもできる楽天ANAマイレージクラブカードもあります。
格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で、誕生月は楽天市場・楽天ブックスの還元率が+1%、国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料というメリットがあります。
楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。
ゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」は、選べる3つのコースや誕生月特典があり、低コストインデックス投信の積立が1%です。
また、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料になります。
空港ラウンジを使えるゴールドカードの一角であり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- ショッピング保険
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
10,000円 | 500円 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA・JAL) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~16.5倍
- プライオリティ・パスの特典
- 楽天関連でお得な優待特典(選べる3つのコース)
- 抵コストインデックス投信の積立が1%
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスが+1%
- 充実の付帯保険、ハワイラウンジでは専用ゾーン
楽天カードと楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの相違点は、以下をご参照ください。
楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。