楽天モバイルは月額基本料を0円からの料金プランを廃止し、既存ユーザーも含めて強制移行となります。
2022年7月に導入する新プランは、月額1,078円(税込)~の料金設定となります。
代替措置としてSPUにて楽天モバイルがさらに+1倍、ダイヤモンド会員なら+1倍となります。
ただし、得するためには毎月約54,000円(税抜)以上楽天市場でお買い物する必要があり、楽天経済圏の愛好家でないとハードルが高いです。
楽天経済圏の改悪が続いています。
楽天モバイルの改悪は今回だけではありません。前回の改悪はSPUでした。
2020年3月31日利用分までは楽天モバイルを契約していると、SPUの特典で+2%のボーナス楽天ポイントを得られました。
しかし、2020年4月1日からは残念な改悪が勃発し、+2%から+1%に還元率がダウンします。
還元率を変化率で表現すると-50%という垂直落下の大暴落となりました。
さらに2021年4月には楽天ゴールドカードが改悪され、SPUのポイントが-2%となります。また、楽天TVでは「Rakuten パ・リーグ Special」が対象外に。
2021年6月からは楽天でんきの加入・利用+0.5倍が終了するなど、改悪が相次いでいます。楽天カードの改悪もあり、公共料金が0.2%にダウン。
楽天モバイル以外でも、楽天経済圏は改悪が相次いでいます。
以下、楽天モバイルの改悪と代わりの手段について解説します。
公式サイト楽天モバイル 公式キャンペーン
楽天モバイルを活用して楽天市場をメインのネット通販としてガンガン活用してきた方にとっては衝撃的な改悪となります。
青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。
ただし、楽天モバイルはiPhone、Androidスマホをお得に購入できるキャンペーンを定期的に開催しています。
公式サイト楽天モバイル 公式キャンペーン
変更点、代替の手段について徹底的に解説します。
月額0円~のpovo等に乗り換える
楽天モバイル以外でも、大手キャリアがリーズナブルでお得な通信回線プランを提供しています。
povoはau回線でスピードが高速で、月額の基本料金は0円と最安値であり、課金のタイミングを自由に選べるのが特徴。24時間だけ使ったり、2ヶ月に1回3GBなどが可能で便利です。
povo申込時に紹介コード「KZ0R62OV」を使えば、3GB(30日間)がプレゼント!
その他、速度はUQ mobileが速めです。私は実際にドコモの電波が悪かったり、混雑している時のサブ回線としてUQ mobileを利用した機会がありますが、心の底から非常に満足しています。
NTTドコモの電波が弱くてKDDIが強い建物・部屋では、なんとドコモよりUQ mobileの方が速いというケースも存在しています。もちろん、auが弱くてドコモの方が快適というエリアも多いです。
今なら限定でキャッシュバックのキャンペーンを開催しています。
メガキャリアを卒業して新進気鋭のUQ mobileを利用するというのも有力な選択肢だと考えます。
また、ソフトバンクのサブキャリアであるワイモバイルも速度が早めとなっています。
Yahoo!ショッピングをよく利用する方は、いつでもPayPayポイントが合計+6%の特典があるのも魅力的。5のつく日にPayPayカードで決済すると11%還元に昇華します。
IIJmioはギガプランがリーズナブルで、eSIMはたったの2GB400円(税抜)です。複数回線を契約した場合、データ容量を無料でシェアできるのも魅力的です。
楽天ひかりを契約する
楽天SPUは、楽天カード、楽天プレミアムカード以上で最大の還元率が異なっています。
種別 | 代表的対象カード | 楽天市場でのポイント倍率 |
---|---|---|
楽天カードなどの一般カード | 楽天カード 楽天PINKカード 楽天ANAカード | 3倍~14倍 |
楽天プレミアムカード以上 | 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード 楽天ブラックカード | 5倍~16倍 |
楽天モバイルは-1倍となりますが、楽天ひかりが新しくラインナップに加わり、契約すると+1倍となります。
楽天ひかりを契約すれば、これまで通り最大倍率は一般カード14倍、ゴールドカード以上16倍を維持できます。
楽天ひかりはNTTのフレッツ光回線とプロバイダ「楽天ブロードバンド」をセットにした高速インターネットです。
公式サイト楽天ひかり 公式キャンペーン
しかし、楽天モバイルはリーズナブルな格安SIMであるのに対して、楽天ひかりは固定光回線でハードルが高いのが難点です。
マンションでインターネットが無料でついてくる場合などは、楽天ひかりを契約するのは難しくなります。
また、東京都内の場合はauひかりの速度が高速な傾向となっており、混雑する夜間でも快適な通信が可能となっています。
したがって、個人事業主・中小企業経営者など、自宅とオフィスが同一で回線速度にこだわる場合などは、楽天ひかりへの乗り換えはビジネス面への影響も考慮に入れる必要が生じます。
一般カードの楽天カード会員の場合、手っ取り早いポイントUPの手段としては、年会費2,000円(税抜)の楽天ゴールドカードへの切り替えという方法があります。
SPUでポイント還元率が+2倍となるので、年間100,000円(税抜)以上確実に楽天市場を使う場合、年会費が発生してもお得です。
公式サイト楽天ゴールドカード 公式キャンペーン
Yahoo!ショッピング・LOHACOへ乗り換える
楽天SPUは最大の倍率は16倍と派手ですが、細かい条件を全てクリアする必要があり、最大還元率を享受するためには、針の穴を通すような支払い・契約が必要となります。
多くの方は5倍~7倍程度にとどまっていると思います。そこで選択肢の一つになるのはYahoo!ショッピング・LOHACOへの乗り換えです。
年会費無料クレジットカードの「PayPayカード」で支払ったら、いつでもポイント5倍となります。
PayPayカードで支払うと、毎日いつでもPayPayポイント5%還元とパワフルです(月25万円が5%の上限)。
Yahoo!プレミアム・ソフトバンク・ワイモバイルスマホユーザーなら、さらに毎日+2%還元です。
ちなみにソフトバンクグループの新しいサービス「LINEMO」は通信料金が安いです。
また、Yahoo!ショッピング・LOHACOはお得なキャンペーンを定期的に開催しています。
代表例
- 毎日ポイント5%:業界大手最高水準の定常時ポイント付与率
- 5のつく日キャンペーン:PayPayポイント+4%
- 倍!倍!ストア:利用額の5%・10%・15%のPayPayポイント
- その他お得なキャンペーン一覧
これらをフル活用するとお得。例えば5のつく日だと、誰でも簡単に10%以上の還元に昇華します。
これらのお得なキャンペーンは、PayPayカード、PayPayあと払い、PayPay残高などの支払いが条件になっているケースが大多数です。
PayPayカードがあれば、Yahoo!ショッピング・LOHACOでお得にお買い物できます。
公式サイトPayPayカード 公式入会&利用特典
まとめると、PayPayカードだけで5%、Yahoo!プレミアム会員・ソフトバンク・ワイモバイルスマホユーザーなら7%とシンプル。
SPUと比較すると手間が格段に少ないのが大きなメリットです。
更に5のつく日は+4倍となるので、合計還元率が9%、Yahoo!プレミアム等の会員は11%還元となります。
「5のつく日をサンドイッチ」として、4~6日、14~16日、24~26日がお得になる月もあります。
Yahoo!ショッピング、LOHACOの品揃えは充実しており、お得で便利なオンラインショッピングが可能です。
PayPayカードを保有するだけで5%、5のつく日は+4%で、この2つだけで合計9%還元となるのが大きなメリットです。
数多くのポイントサイト・ポイントモールにおいて、ボーナスポイントも獲得できます。
公式サイトPayPayカード オフィシャルページ
Amazonへ乗り換える
「もう日本の新興企業の改悪に振り回されるのは嫌」だという場合、世界有数のネット通販であるAmazonをメインサイトにするのも有力な選択肢です。
楽天市場・Yahoo!ショッピングと比較するとポイント還元は弱いですが、Amazonでも着実なAmazonポイント還元を受けられます。
また、Amazonプライムデー、サイバーセール、ブラックフライデー等の大型セールの他、定期的に最大5,000ポイントプレゼントのキャンペーンを開催しています。
クレジットカードのオリコカード ザ ポイント、JCB CARD W、オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールド、Amazonゴールドカード、JALカード等を活用すると、更に還元率を嵩上げできます。
Amazonにて高還元で、しかも年会費が安いクレジットカードは以下の5つです。
カード名 | 年会費(税抜) | 還元率 | |
---|---|---|---|
基本 | Amazon | ||
Amazon Mastercardクラシック | 年1回の利用で無料 | 1.0% | 1.5% 2.0% (※) |
Amazon Mastercardゴールド | 4,000円で維持可能 Amazonプライムが無料 (実質年会費無料) | 1.0% | 2.5% |
JCB CARD W | 無料 | 1.0% | 2.0% |
Orico Card THE POINT | 無料 | 1.0% | 2.0% |
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD | 1,839円 | 1.0% | 2.5% |
※プライム会員の場合
クレジットカードの2枚持ちを許容できる場合、実はJCB CARD WかAmazonカードと、Orico Card THE POINTの2枚持ちが最高にお得になります。
オリコカードザポイントを保有して、オリコモールを経由すると決済はオリコカードでなくても1.0%のオリコポイントが得られます。
オリコモールを経由して、JCB CARD WかAmazonカードで決済すると、JCB CARD Wは合計2.5%還元、Amazon Mastercardゴールドは3.5%還元になります。
JCB CARD WはOki Dokiランド経由でないと1.5%還元なので、そこに1%のオリコポイントが加わる形となります。
区分 | JCB CARD W | Amazon Mastercardクラシック | Amazon Mastercardゴールド |
---|---|---|---|
各カードのポイント | 1.5%のOki Dokiポイント | 1.5%のAmazonポイント (プライム会員なら2%) | 2.5%のAmazonポイント |
オリコカード ザポイント | 1.0%のオリコポイント | 1.0%のオリコポイント | 1.0%のオリコポイント |
合計還元率 | 2.5% | 2.5%(プライム会員なら3%) | 3.5% |
クレジットカードが増えても良い場合は、以下の二刀流だとAmazonでのお買い物が最高にお得になります。
- オリコカードザポイント
- JCB CARD W、Amazon Mastercardクラシック、Amazon Mastercardゴールドのどれか1枚
他のポイントモールはAmazonが対象外のサイトが大多数なので、オリコモールはAmazonがお得になる点にエッジ・優位性があります。
私はオリコカードザポイントを保有しているので、オリコモールを経由してAmazonでのお買い物で、ザクザクとボーナスポイント(1%)を貯めています。
年会費は高額ですが、アメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスプラチナには、Amazonでポイント3倍となる特典もあります。
アメックスのポイントは1ポイント1ANAマイルに移行できるので、ANAマイル還元率が3%とファンタスティックです!
お得な入会キャンペーンも開催しています。
au PAY マーケット(au Wowma!)に乗り換える
au PAY マーケットは、KDDIグループが運営している総合ネット通販サイトです。
楽天市場と比較すると品揃えは見劣りますが、人気が高い商品・主要なアイテムは一通り揃っています。
三太郎の日や5店舗買いまわりで20%~26%といった高還元となるキャンペーンが魅力的です。
公式サイトau PAY マーケット
また、PontaポイントをPontaポイント(au PAY マーケット 限定)に交換すると、+50%増量するキャンペーンを定期的に開催しています。
この時に利用すれば例えば2,000ポイントで3,000円分のお買い物が可能となるので、圧巻のお得さがあります。