楽天モバイルが月1GBまで無料を終了し、最低でも月1,078円(税込)のコストが発生するようになりました。
戦慄的な改悪であり、楽天モバイル最強プランの解約を検討している方も大勢いらっしゃるでしょう。
ただし、依然として契約を継続した方がいいケースも存在しています。特定のライフスタイルでは、解約しないという選択肢も有力です。
楽天モバイルを解約しない方がいい方、解約すべき方について解説します。
目次
月1回ほど海外に行き2GB以下のデータ通信を利用
楽天モバイルの最大のメリットは、追加料金なしで海外ローミング(データ通信)が月2GB利用可能な点です。
月1,078円(税込)のコストで、海外で2GBまでデータ通信できるので、月1回くらい海外に行き、利用データ容量が2GBに収まる方にとってメリットが大きいです。
2GBを超えた場合でも、500円で+1GBのデータチャージが可能となっています。
GLOBAL WiFi等のレンタルWi-Fiと比較すると低コストですし、いちいち借りたり返す手間が不要で便利です。
うっかり返すのを忘れると、追加のレンタル料が発生するので切ないですし、ハワイへの大型便の前などは、列が混雑するケースもあります。
ライバルのドコモahamoは海外ローミングが無料ですが、20GB2,970円(税込)のプランが最低コストなので、20GBも不要な場合は痛し痒しです。
ソフトバンクのLINEMOは海外利用分は別料金ですし、auのpovoは対応を検討中でが、依然として未対応です。
なお、povoはau回線でスピードが高速で、月額の基本料金は0円と最安値であり、課金のタイミングを自由に選べるのが特徴。24時間だけ使ったり、2ヶ月に1回3GBなどが可能で便利です。
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楽天モバイルは月2GBの海外データ利用が1,078円(税込)なので、月1回程度海外に行く機会があり、2GB以下でOKの場合は魅力的です。
実際に米国本土(ニューヨーク)で楽天モバイルを利用しましたが、AT&TやT-Mobileに接続され、問題なくインターネット・電話を利用できました。
その他、多数のエリアで快適に通信できました。
実体験
- ハワイ:AT&T、Verizon
- ニューヨーク:AT&T、T-Mobile
- シアトル:T-Mobile
- シンガポール:Singtel
- 韓国:SKT、KT
- 台湾:遠傳電信、台湾之星、中華電信
- タイ:TH3G+
- 香港:3
ただし、利用可能な国・地域が世界66の国・地域にとどまっており、ahamoと比べると少ないのがデメリットです。
日本人が行く機会が多そうなエリアでは、モルディブ、アラブ首長国連邦(UAE、ドバイ・アブダビ等)、カタールに非対応となっています。
中東・東欧・南米・アフリカには弱く、行く機会がある場合はデメリットです。
海外旅行に頻繁に行く機会があり、月2GBに収まらない場合は、ドコモのahamoが圧倒的におすすめです。
その都度、現地SIMを調達して設定するのも地味に面倒なので、月20GBも追加料金なしで海外利用できるのはエッジが効いています。
自宅に固定回線がなく大量にデータ通信を利用
自宅に光ファイバー、ADSL等の固定回線がなく、パソコン、タブレットも含めて、数十GBのデータ通信を行う場合、楽天モバイルは無制限3,278円(税込)ですので、選択肢です。
ahamoの大盛りは100GBで月4,950円で、楽天モバイルより高コストです。
もちろん通信品質はahamoが優れていますが、都心部で自宅は楽天モバイルが快適という状況で、固定回線がない方だと選択肢です。
ただし、大量のデータ通信を行うと制限されるようになったり、混雑時は速度が低下する等のリスクはあります。
通話し放題を愛用(海外→日本への発信も0円)
楽天モバイルのアンリミテッドは、Rakuten Linkアプリでの発信なら通話料が無料なのがメリットです。
日本国内だけではなく、海外→日本への電話も無料となっており、私はフル活用しています。
ただし、0570から始まるナビダイヤルなど一部対象外の番号があります。
ahamo・povo・LINEMOは無制限の通話し放題を追加すると、1,078円(税込)超のコストなので、楽天モバイルの継続も選択肢です。
公式サイト楽天モバイル 公式キャンペーン
毎月約36,000円(税抜)以上楽天市場を利用
SPUにて楽天モバイルがさらに+2倍、ダイヤモンド会員なら+3倍となります。
ただし、得するためにはダイヤモンドでも毎月約36,000円(税抜)以上楽天市場でお買い物する必要があり、楽天経済圏の愛好家でないとハードルが高いです。
とはいえ、毎月36,000円(税抜)以上、楽天市場でお買い物する方なら、楽天モバイルの継続も選択肢となります。
楽天モバイルの代わり
楽天モバイルを解約しない方がいいケースは以下のとおりです。
- 月1回程度海外に行き2GB以下のデータ通信を利用
- 自宅に固定回線がなく大量にデータ通信を利用(自宅は楽天モバイルの電波が問題ない)
- 長時間の通話の機会があり、楽天モバイルなしでは月1,078円(税込)を超える電話料金が発生
- 楽天市場で確実に月36,000円(税抜)以上お買い物(楽天ダイヤモンドの場合)
この4つに該当しない場合は、楽天モバイルを解約して他のSIMに乗り換えるのも選択肢です。
楽天モバイル以外でも、大手キャリアがリーズナブルでお得な通信回線プランを提供しています。
海外旅行に頻繁に行く機会があり、月2GBに収まらない場合は、ドコモのahamoがおすすめです。
その都度、現地SIMを調達して設定するのも地味に面倒なので、月20GBも追加料金なしで海外利用できるのはエッジが効いています。
海外旅行というのは高いお金を払ってその場にいるので、SIMの購入&設定といった無駄以外の何物でもない時間は、非常にもったいない機会損失です。
povoはau回線でスピードが高速で、月額の基本料金は0円と最安値であり、課金のタイミングを自由に選べるのが特徴。24時間だけ使ったり、2ヶ月に1回3GBなどが可能で便利です。
楽天モバイル&povoの併用もおすすめです。実際に私はこれで運用しており、月の携帯電話料金は平均1,573円(税込)程度に収まっています。
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ソフトバンクのLINEMOは、お得な入会キャンペーンを開催中。音声付き月3GBが6ヶ月も実質無料になります。私も以前に利用しました!
その他、速度はUQ mobileが速めです。私は実際にドコモの電波が悪かったり、混雑している時のサブ回線としてUQ mobileを利用した機会がありますが、心の底から非常に満足しています。
NTTドコモの電波が弱くてKDDIが強い建物・部屋では、なんとドコモよりUQ mobileの方が速いというケースも存在しています。もちろん、auが弱くてドコモの方が快適というエリアも多いです。
今なら限定でキャッシュバックのキャンペーンを開催しています。
メガキャリアを卒業して新進気鋭のUQ mobileを利用するというのも有力な選択肢だと考えます。
また、ソフトバンクのサブキャリアであるワイモバイルも速度が早めとなっています。
Yahoo!ショッピングをよく利用する方は、いつでもPayPayポイントが+4%の特典があるのも魅力的。5のつく日にPayPayカードで決済すると11%還元に昇華します。
IIJmioはギガプランがリーズナブルで、eSIMはたったの2GB400円(税抜)です。複数回線を契約した場合、データ容量を無料でシェアできるのも魅力的です。
海外旅行によく行く方、楽天市場をよく利用する方は、SPUにて最大+3倍の特典がある楽天モバイルが依然としてお得。
ネット通販がお得になるのが利点。また、国内通話無料、楽天回線はデータ無制限、海外でも2GB無料とパワフルです。
iPhone 11以降では問題なく利用でき、テザリングも可能です。
楽天モバイルは、電話し放題が無料(国内、海外→日本が対象)、海外でのインターネットが追加料金不要、SPUで楽天市場が+3%の3点が優れています。