Pontaポイントがいつのまにか2万ポイントを突破しました。私は共通ポイントはマイルに交換して、海外旅行に使っています。
この度はJALマイルに移行しました。通常は10対5(50%)の交換レートです。
しかし、時おり交換レートがアップするキャンペーンが開催。20%レートがよくなった10対6(60%)で交換できるのが定番で、7月など他の時期に開催される実績もあります。
3月にお得に交換できるキャンペーンが行われる年が多いので、JALマイルへのポイントの交換は毎年3月と決めておくのも選択肢です。
実際にPontaポイントからJALマイルに交換した経験を踏まえて、注意点を完全網羅して、わかりやすく徹底的に手順を解説します。
PontaポイントとJALマイルは相互交換が可能です。システムメンテナンスを除いて一年中、申し込みが可能です。
交換の前提として、「JMB×Ponta会員」への登録が必要です。費用は無料でコストは一切かかりません。
初回のみPonta会員ID(Pontaカード裏面の15桁の番号)とリクルートID、JALマイレージバンクのお得意様番号を紐付ける作業を行います。
目次
JALマイルからPontaポイントへの交換
JALマイルをPontaポイントに交換する場合のレートは以下の通りです。
- 3,000マイル以上10,000マイル未満:1マイル→0.5Pontaポイント
- 10,000マイル以上:1マイル→1Pontaポイント
3,000マイルから交換可能です。単位は1,000マイル単位です。例えば、7,000マイルを3,500Pontaポイント、1万マイルを10,000Pontaポイントに交換できます。
JALマイルからPontaポイントへ交換する場合、まずはPonta Webにアクセスします。
トップページの「交換する」を選択して「JALマイレージバンク」の行の「ポイント交換する」から交換画面に行けます。
JALマイルからPontaポイントに変わるタイミングは7日前後です。ただし、マイルの使い道としておすすめはできません。
特典航空券がお得ですし、JAL航空券の購入に自由に使えるe JALポイントでも1マイル1.5円になります。したがって、Pontaポイントへの交換に使うのはもったいないです。
小口のマイルを使いたい場合は、JALマイルは2,000マイルで8,000円相当の提携サービス利用クーポンと交換することも出来ます。

PontaポイントからJALマイルへの交換
PontaポイントをJALマイルへ交換する場合、2ポイント以上、2ポイント単位で交換できます。
2 Pontaポイント→1 JALマイルと半減しますが、これはJALマイルに交換できるdポイント、ANAマイルと交換できるVポイントや楽天ポイントなど他の共通ポイントと同等です。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します(JALマイルの価値)。
チェックインカウンターもファーストクラス・ビジネスクラスはたいへんゆとりがあり、時間をかけない移動が可能です。
海外旅行というのは高いお金を支払っているので、1分・2分の時間の価値が貴重です。行列に並ぶという無駄な時間を撲滅できるのもメリットです。
JALマイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
国際線特典航空券で利用するならば、半減してもなおバリューがUPしてお得です。
年間の上限はなく、何ポイントでも交換可能です。PontaポイントからJALマイルへの移行がはかどります。
実際に私は3万Pontaポイントを一気にJALマイルに交換しました。交換手続きはPonta Webの「交換する」→「Pontaポイント→他のポイント」と遷移します。
「JALマイレージバンク」の行の「ポイント交換する」という緑色のボタンを選択します。
続いて「ポイント交換する」という緑色のボタンを再び選択します。
交換画面に遷移するので、1,000マイル・100マイル・10マイル・1マイルにそれぞれ口数を入力して交換する流れとなります。
例えば、3,708 Pontaポイントを交換したい場合は、2,000ポイントの欄は「1」、200ポイントの欄を「8」、20ポイントの欄を「5」、2ポイントの欄を「4」とすればOKです。
31,428 Pontaポイントの交換時は、2,000ポイントは「15」、200マイルの欄を「7」、20ポイントを「1」、2ポイントの欄を「4」です。
次の画面で交換するPontaポイント数を確認して「交換手続きへ進む」を選択します。
Ponta Webにログインして、交換までは1週間でキャンセル不可という注意事項に同意して、最終の申込内容確認画面で「お申込みする」を選択すれば完了です。
申し込み手続きが完了すると、Pontaポイントの運営企業のロイヤリティ・マーケティングからメールも届きます。
Pontaポイントの交換分の減算は即時に反映されます。
VポイントからANAマイルへの交換とは異なり、交換完了時はメールが送られてきません。気が付いたらJMBにも反映されていました。
1週間はかかっておらず、6日目に見たら反映されていました。1週間というのは余裕を持った期間となっています。
なお、一度JALのマイルに交換したポイントはPontaポイントに戻すことは不可能。キャンセルの仕組みはありません。
スマホでの手続きも同様
Ponta Webはスマホ最適化がなされており、スマートフォンでも快適に交換が可能です。交換手順は基本的にはパソコンとほぼ同じです。
Ponta Webのメニュー画面の位置が相違点となります。パソコンは横一列に並んでいますが、スマホの場合は画面左上のメニューボタンをタップして、「交換する」を選択する流れとなります。
「ポイント交換する」を選択してからの画面遷移、手続きの順序はパソコンと同一です。画面の幅が異なるだけです。
おすすめの交換時期
PontaポイントをJALマイルに交換する時期は、3月がおすすめです。通常は2ポイント→1マイルのところ、20%UPの2ポイント→1.2マイルのキャンペーンが開催されることが多いからです。
キャンペーンの20%のUP分は、交換月の翌月末頃に「Pontaレートアップキャンペーン」という名前で積算されます。
私は一度このキャンペーン開始前の2月に交換してしまっていました・・・大ショックです(´;ω;`)
Pontaポイント→JALマイルへの交換は、毎年3月に20%レートアップキャンペーン(2ポイント→1.2マイル)を行うことが多いので、3月がおすすめです。
なお、毎年3月だけではなく、それ以外の月に開催されるケースもあります。

なお、Pontaポイント以外にも、dポイント、永久不滅ポイント等も交換レートUPキャンペーンを開催しています。
JMBお客様番号の誤入力リスクは無く安心
PontaポイントをJALマイルに交換する場合、事前に「JMB×Ponta会員」への登録が必要なので、他人にJALマイルを付与してしまうリスクがないのがメリットです。
VポイントからANAマイルへの交換では、誤ったANAお客さま番号を入力してしまうと、その番号にANAマイルが付与されてしまい、戻すことができません。
銀行振込で誤った場合の組戻しのような仕組みはありません。数字が一つでも誤ったら「THE END」です。
特に大量のVポイントを一気にANAマイルに交換する場合は、万が一間違えたら、絶望の淵、奈落の底への垂直落下となってしまいます。
しかし、Pontaポイント→JALマイルの場合はこのリスクはないのでご安心ください。
VポイントからANAマイルへの交換については、以下で解説しています。

直接移行できないポイントもお得にJALマイルに交換可能
直接JALマイルに交換できなかったり、交換レートが低いポイントでもPontaポイントに等価交換できる場合があります。
また、各種ポイント→Gポイント→Pontaポイントや、各種ポイント→ドットマネー→Pontaポイントなど、ハブとなるポイントを活用することで、JALマイルに移行することが可能です。
そのようなポイントについては、「PontaポイントからJALのマイル交換レート20%アップキャンペーン」の期間に間に合うよう、各種ポイント→Ponta→JALマイルと交換するとより一層お得になります。
まとめ
PontaポイントをJALマイルに交換するのに必要な時間は数分程度であり、手間もほとんどかかりません。1年に1回、定期的に交換していけば十分に許容範囲です。
しかも2ポイント単位で細かく交換できるのが最大のメリットです。他の共通ポイントは、マイルに交換する場合はもっと単位数が大きいです。
ポイント名 | 交換先 | 交換単位 | 上限 |
---|---|---|---|
Pontaポイント | JALマイル | 2ポイント以上2pt単位 | - |
dポイント | JALマイル | 5,000ポイント以上 5,000pt単位 | 4万pt/月 |
Vポイント | ANAマイル | 500ポイント以上500pt単位 | - |
楽天ポイント | ANAマイル JALマイル | 50ポイント以上2pt単位 | 2万pt/月 5千pt/日 |
時おり移行レート+20%のキャンペーンを開催しており、その時に移行すれば60%のレート(5Pontaポイント→3JALマイル)で交換できます。
できればPontaポイントをJALマイルに交換する場合は、レートUPキャンペーン時に移行しましょう。

PontaポイントはJALマイラーにとって嬉しい共通ポイントです。加盟店で貯めていくとマイルの上積みが可能となります。
スマートフォンのPontaアプリもあり、便利に利用可能です。
なお、カーシェアリングに関しては、継続的にPontaポイントを獲得できるサービスがありません。興味がある方はドコモの「dカーシェア」がおすすめです。
カーシェアリングもレンタカーもまとめて使えるのが特徴です。旅行ではレンタカー、日常での移動やコストコのお買い物はカーシェアリングと使い分ける事が可能です。
初期費用も月額基本料も無料なので、実際に車を借りない限りは一切費用はかかりません。インターネット回線の通信費用のみです。
dポイントも貯めて使えるのが特徴です。ドコモユーザー以外でも、年会費無料のdアカウントがあれば誰でも使えます。
dポイントを得られるキャンペーンを開催している時期もあります。
実際に利用しなくても会員登録だけでOKなので、バリューがあるキャンペーンです。私も参加してポイント(当時は500pt)を獲得しました。現在は600ポイントと1.2倍です!
期間・用途限定ポイントですが、ローソン、マクドナルド等のリアルの加盟店で使えるので便利に消化できます。JALマイルには交換できません。
PontaポイントはJALマイルへの交換の他、ローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので、現金同様の利便性があります。
また、Pontaポイントは、じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスでも利用できます。
Pontaは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」に使うと、お茶、お酒、コーヒー、お惣菜、ヨーグルト、お菓子、カップ麺などの多様な商品と交換できます。
この交換レートが激烈にお得となっており、Pontaポイント1ポイントで1.5~3円相当の商品と交換できます。
特にスイーツや酒類が充実しているので、好きな方にとってPontaポイントは驚異的にお得なポイントです。
特にビール類とチューハイ類は極めて充実しています。新作は交換商品に登場する確率が高いです。
Loppiお試し引換券については以下で徹底解説しています。

Pontaポイントが最強に貯まるクレジットカードはリクルートカードです。 還元率1.2%でリクルートポイントが貯まります。
リクルートポイントは1ポイント単位でPontaポイントに交換できるので、リクルートカードはPontaポイントが1.2%貯まるのと同義です。会員サイトでサクッと交換できます。
ポン活でポイントを使うと、実質的な還元率は1.8~3.6%に跳ね上がります。詳細は以下で徹底解説しています。

専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。

活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。
リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

年間100万円使うと、リクルートカードならPontaポイントが1万2千ポイントも貯まり、1.8~3.6万円分の商品と交換できます。
数千円相当のリクルートポイントがプレゼントされるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
リクルートカードはポイント以外にもお得な仕組みが満載なのが魅力的なクレジットカードです。
しかし、貯めたリクルートポイントをPontaポイントに交換する作業が生じます。
カード利用で直接Pontaポイントが貯まるクレジットカードでお得なのは、シェル-Pontaクレジットカードです。
年1度の利用で年会費が無料になり、実質無料で保有しやすいクレジットカードです。
それでいて一般加盟店で還元率1%、apollostationでポイント二重取り、Pontaポイント加盟店でもポイント二重取りというメリットがあります。
シェル-PontaクレジットカードとShell EasyPayを紐付ける設定を行うと、Shell EasyPayで決済だけでなくPontaポイントを貯めたり使うこともできるようになります。
シェル-Pontaクレジットカードを活用していくと、Pontaポイントがザクザクと貯まります。詳細は以下で徹底解説しています。

ジャックスが発行している「Ponta Premium Plus」というクレジットカードも候補です。年会費は2,000円(税抜)ですが、年間利用額5万円以上で無料になります。
Pontaカードの機能も附帯しているので、これ1枚の決済と提示でPontaポイントを二重に貯めることができます。
基本的な還元率は100円(税込)あたり1ポイントで還元率1%です。年会費が有料のクレジットカードとしてはエッジがありません。
ただし、年2回の優遇月(7月・12月)は、一定以上利用するとポイントが上乗せされる点がメリットです。
- 月間利用額10万円以上→0.5%UPで合計1.5%
- 月間利用額20万円以上→1.0%UPで合計2.0%
7月は夏のセール、12月は歳末セールが開催される時期でもあります。また、年末に旅行に行く方も多いでしょう。7月・12月の利用が多い場合は検討し得るクレジットカードです。
特に自然体で年5万円以上利用する場合は、年会費無料で基本還元率1%、年2ヶ月は最大2%となってスペシャルなクレジットカードです。

数千円相当のPontaポイントを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。

年会費がかかってもOKならば、やはり陸で最大級にマイルを貯めるにはJALカードの活用がベストです。
最高峰のフライトを誇るJALにお得に搭乗するために、八面六臂の活躍を見せてくれます。
JALカードは、ショッピングマイル、フライトボーナス、毎年初回搭乗ボーナス、アドオンマイルなど、カード利用でザクザクとJALマイルがたまる仕組みがあります。
「いつか行ってみたい」をJALカードで実現させることができます。しかも遅延が少ない最上級のフライトで行きたい場所へ行くことが可能です。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
JALカードは普通カードでも2,000円(税抜)の年会費が発生しますけれども、「損して得取れ」の典型例であり、コスト以上に卓越したベネフィットを享受できます。
国際ブランドはJCB、VISA、Mastercard、American Express、Diners Clubの5大ブランドを網羅しています。JALカードの種類は下表のとおりです。
カード名 | 発行会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
JAL・JCBカード | JCB | JCB | |
JALカード OPクレジット | JCB、小田急カード | 小田急ポイント | |
JALカード Suica | JCB、ビューカード | Suica | |
JALカード DC (Visa/Mastercard) | 三菱UFJニコス | Visa Mastercard | |
JALカード TOKYU POINT ClubQ | 三菱UFJニコス、 東急カード | Visa Mastercard | TOKYU POINT |
JALアメックス | 三菱UFJニコス | Amex | |
JALダイナースカード | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
ショッピングマイル・プレミアムに加入すれば1%JALマイル還元となり、JALカード特約店なら2%還元となってファンタスティックです。JAL旅行積立でもショッピングマイルを獲得できます。
ランクはJAL 普通カード、JAL CLUB-Aカード、JAL CLUB-Aゴールドカード、JALカード プラチナの4段階となっており、上位カードになると充実のベネフィットを享受できます。

アドオンマイルというJAL航空券が高還元になる仕組みもあり、JALアメックス CLUB-Aゴールドカードなら3%、JAカード プラチナなら4%還元となります。
また、フライトボーナスマイルもあり、搭乗ごとに普通カードは+10%、CLUB-Aカード以上は+25%のボーナスマイルを得られます。
おすすめのJALカード
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード:メインカードとしてJALカードを活用する場合で年100万円以上使う方
- JALカード プラチナ:JALの搭乗頻度が多い方、定期的にJGCプレミア獲得のJGP修行を行う方
- JAL普通カード:フライトの頻度が多くない方
- JAL CLUB-Aカード:プラチナカードよりコストを抑えたい方、低コストでJGCカードを維持したい方
- JALアメックス CLUB-Aゴールドカード:JAL航空券3%・手荷物無料宅配に魅力を感じる方
私もJALカードをフル活用しており、旅行や出張の移動をお得で快適なものにすることが可能になっています。

JALカードはお得な入会キャンペーンが魅力的です。

JALカードはJCSI顧客満足度調査 クレジットカード部門で、「ロイヤルティ」「推奨意向」「知覚品質」で第1位を獲得したことがあるなど、客観的に高く評価されています。
キャッシュレス決済にJALカードを活用することで、より一層お得にフライトすることが可能になります。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン