
Only Oneデビット〈JCB〉というデビットカードが2017年7月から発行開始します。秋田銀行とJCBが提携して発行するJCBデビットカードです。
JCB加盟店にて利用可能でJ-POINT還元があること、使い過ぎる心配がないこと、小銭のやり取りが不要、ATM手数料の抑制につながること等がメリットです。
Only Oneデビット〈JCB〉の年会費、キャッシュバック(ポイント)、メリット、デメリットについてまとめます。
目次
Only Oneデビット〈JCB〉の年会費
Only Oneデビット〈JCB〉とは、世界190の国と地域のJCB加盟店・ネットショップでお買い物ができるデビットカードです。
国際ブランド付きデビットカードであり、利用代金は普通預金口座から即時に引き落とされます。
秋田銀行に普通預金口座を持っている15歳以上(中学生を除く)の個人・個人事業主の方なら誰でも利用できます。 原則として入会時の審査はありません。
気になる年会費は初年度は無料、2年目以降は本会員1,000円(税抜)・家族会員400円(税抜)です。
ただし、年齢22歳以下、年間利用額10万円以上、携帯電話・PHS料金の決済のいずれかに該当する場合は無料となります。
携帯電話・PHS料金の支払があれば年会費が無料になるので、ハードルは低めです。
三菱UFJ銀行のデビットカード、三井住友銀行のSMBCデビットは年会費無料なので、それと比較すると見劣ります。
カード・フェイスは、一般カード、キャラクターカードの2種類です。一般カードはブラックが基調のシックなタイプです。

キャラクターカードの方は、World Mastercardのような半円の右に、秋田銀行のオリジナルキャラクター「みみより一家」が描かれたデザインです。

国際ブランドはJCBのみです。我々には当たり前となっていますが、実は自国内の企業が大々的なクレジットカードのインフラを担っているというのは世界有数で凄いことです。
秋田銀行のキャッシュカードには、ジェイデビットカードの機能が搭載されていました。ゆうちょ銀行のデビットカードと同様です。

「J-Debit(ジェイデビット)」のマークが有る全国約45万カ所の加盟店の端末で、支払いに利用できました。
大手家電量販店などで使えるのが便利ですが、使えるシーンが限定的で不便なのがデメリットです。また、ポイント還元・キャッシュバックは一切なく、1円も得しないのが難点です。
しかし、Only Oneデビット〈JCB〉の登場で、JCB加盟店で幅広く使えて、かつお得なデビットカードが光臨しました。
0.5%のJ-POINT!

秋田銀行のJCBデビットカードは、ショッピング利用でJCBの「J-POINT」が貯まります。
Only Oneデビット〈JCB〉は1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。1ポイントの価値は5円なので、還元率0.5%です。
税込価格に対してポイントが貯まるのが地味なメリットです。税抜に対してポイントが付与されるクレジットカードもあります。
税抜だと1,980円とか7,980円といった商品を買った時、端数に対してポイントが付与されず、切り捨てられて損をしてしまいます。JCBカードにはそのような心配はありません。
Only Oneデビット〈JCB〉で貯めたJ-POINTの有効期限は獲得月から2年です。
秋田銀行のOnly Oneデビット〈JCB〉の還元率は、SMBCデビットの0.25%、三菱UFJ-VISAデビットの0.2%を大きく上回っています。
貯めた「J-POINT」の交換先にはどのようなものがあるのか気になりますよね。多種多様な商品と交換できます。
JCBギフトカードは日常的に使うことが多いお店でも幅広く使えるため利便性が高いです。
スーパー(イオン・イトーヨーカドー・東急ストア・マックスバリュ・マルエツなど)、ドン・キホーテ、スギ薬局、飲食(ロイヤルホスト・梅の花・木曽路・デニーズ・和食さと等)で使えるので便利です。
家電量販店(ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、コジマ、ケーズデンキなど)、カー用品(イエローハット、オートバックスなど)、ホームセンター(コーナン、島忠など)、衣服(ユニクロ、ライトオン、紳士服チェーンなど)でも利用できます。
これら以外にも多種多様な店舗で使えます。

Amazon.co.jpとの「パートナーポイントプログラム」に無料登録すると、1ポイントからJ-POINTをAmazonでのお買い物に使えます。
1ポイントでAmazonにて3.5円分の買い物ができ、例えば1,000ポイントなら3,500円です。余ったポイントも上手に利用できます!
ハーゲンダッツミニカップギフト券もあります。還元率は高くありませんが、お好きな人へのプレゼントなどにいいかもしれません。

関東人気テーマパーク・チケットへの交換だと、1 J-POINTが最大1円相当となります。
JCBが関東人気テーマパークのオフィシャルスポンサーであるからか、お得な高還元のレートでポイントを交換できます。

価格変動制の関西人気テーマパークのスタジオ・パスだと、1 J-POINTが4.5~5.4円程度となります。こちらも比較的お得です。
J-POINTの詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。

J-POINTを活用すると、オークラ ニッコー ホテルズの上級会員にもなれます。
オークラ、ホテル日航、JALシティ等をお得に利用できます。ホテルオークラ東京ベイという東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルもあります。

オークラ ニッコー ホテルズのメンバーシップ制度は「One Harmony」という名前です。One Harmonyの会員ステータスはメンバー、ロイヤル、エクスクルーシィヴの3ランクです。
年間で5,000ポイント獲得か10泊以上でロイヤルになり、15,000ポイント以上または30泊以上でエクスクルーシィヴになります。

1万 JALマイルを5,000 One Harmonyポイントに交換できます。2023年3月末まではレートアップキャンペーンで1万マイルを6,000ポイントに換えられました。
One Harmonyは交換したポイントでも、会員ランクの達成条件の対象になります。J-POINTをJALマイルに交換して、更にJALマイルをOne Harmonyポイントに換えることで、オークラ ニッコー ホテルズの上級会員を取得できます。
| サービス内容 | メンバー | ロイヤル | エクスクルーシィヴ |
|---|---|---|---|
| レストラン優待特典 | ○ | ○ | ○ |
| バースデー特典 | ○ | ○ | ○ |
| 新聞無料サービス(※1) | ○ | ○ | ◎ |
| クイックチェックイン | ○ | ○ | ○ |
| ボーナスポイント | - | +25% | +50% |
| ボーナスマイル特典 | - | +10% | +30% |
| ロイヤル・エクスクルーシィヴ会員料金 | - | ○ | ○ |
| レイトチェックアウト | - | ○ | ○ |
| 客室ワンランクアップグレード(※2) | - | ○ | ◎ |
| 余剰宿泊数・ポイント数の繰越し特典 | - | ○ | ○ |
| 宿泊ご招待クーポン※3 | - | - | ○ |
- ※1:一部ホテルはロイヤルやエクスクルーシィヴ会員限定
- ※2:ロイヤル会員は有効期限内に使えるデジタルクーポン(5泊)
- ※3:ステータス判定期間(1月-12月)に5万ポイント以上獲得時
エクスクルーシィヴ会員は客室アップグレードクーポンが不要で、無制限でワンランクの部屋アップグレードが可能です。

この他、ウェルカムドリンク、ウェルカムスイーツ、館内施設利用(プール・SPA・ジム等)など、各ホテルごとにオリジナルの特典があります。
ボトルウォーターはメンバーでOKのホテルもあります。一部ホテルで提供しているウェルカムドリンク・ウェルカムフルーツは、ロイヤル以上もしくはエクスクルーシブのみが大多数です。
海外ATMで現地通貨を引き出し可能

Only Oneデビット〈JCB〉は、JCBまたはCirrusのマークがある海外ATMで、現地通貨の引出しが可能です。

利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER |
暗証番号 |
| WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
| BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
| ENTER/OK/YES | 確認 |
| CANCEL | 取消 |
| CLEAR | 訂正 |
| TRANSACTION | 取引 |
| SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
| RECEIPT | レシート |
| AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
| 手順 | 備考 |
|---|---|
| (1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
| (2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
| (3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
| (4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
| (5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
| (6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
| (7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
| (8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。
他の一般的なデビットカードだと、海外ATMの引出し手数料は1回あたり100円(税抜)というカードが多いです。
また、JCBの定める為替レート(1.6%)に海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレート(合計4.6%)で円と外貨を交換することになるというデビットカードが大多数です。
一部のATMにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これはOnly Oneデビット〈JCB〉に限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。
したがって、海外プリペイドカードのマネパカード、マネーパートナーズの外貨両替と比較すると高コストとなることが多いです。海外ATMでの現地通貨引き出しは使わない方がお得です。


なお、クレジットカードでOKならば、セディナカードの海外キャッシングが、低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
海外で現地通貨を得る手段としては、セディナカードが圧倒的にお得です。年会費無料で維持できるカードもあります。詳細は以下で徹底解説しています。

使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適

Only Oneデビット〈JCB〉を使ってお店で買い物すると、秋田銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、秋田銀行のJCBデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。
デビットカードを使うと、即座にメールが送られてくるように設定できるカードも多く、すぐに確認できて安心・安全です。
使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
ATMの手数料を支払う機会が減少

最近はほとんどのお店でJCBデビットカードを使えます。Only Oneデビット〈JCB〉で日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
秋田銀行は、休日やコンビニではATMの時間外手数料が発生するのが原則です。
しかし、Only Oneデビット〈JCB〉で日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
秋田銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、Only Oneデビット〈JCB〉に切り替えるとお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に

スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。

日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
Only Oneデビット〈JCB〉があれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
デメリット
秋田銀行のOnly Oneデビット〈JCB〉のデメリットは、ポイント還元率が0.5%と高還元デビットカードと比較すると低いことです。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。

セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。

イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。

ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。



住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。

Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。



また、クレジットカードには付帯していることが多い、海外旅行傷害保険などの旅行保険がないのはデメリットです。
旅行保険を確保したい場合は、持っているだけで死亡・高度障害以外は補償が上乗せされる自動付帯のカードをサブカードとして保有すればOKです。
海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードは、使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
まとめ
Only Oneデビット〈JCB〉は、秋田銀行のデビットカードであり、信頼性が高くトラブル時のサポートに安心感があります。
デビットカードで、利用時はすぐ残高に反映されるので、使い過ぎる心配がありません。中学生以外の15歳以上なら原則として審査無しで誰でも使えます。
ネット通販やアプリ・ゲーム等の課金がはかどりますし、リアル店舗でも現金同様に使えます。しかも利用金額に応じて0.5%のJ-POINTが貯まります。便利でお得な一枚です。
ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、ライフハックに直結します。カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。
クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。
特にクレジットカードを持ちたくない方で、1%の楽天ポイントよりも0.5%のJ-POINTの方がいい場合はOnly Oneデビット〈JCB〉が有力です。
また、楽天銀行のデビットカードよりも秋田銀行のJCBデビットカードの方が好きで、ポイント還元率よりも信頼性を重視する場合には、Only Oneデビット〈JCB〉には大きなメリットがあります。
ポイント還元率の側面では、やはり1%楽天ポイント還元の楽天銀行のデビットカード(JCB)が随一です。
ただし、やはりデビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。
クレジットカードなら年会費無料カードで還元率が1.5%のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関しては、デビットカードはクレジットカードに負けます。高還元率のクレジットカードを日常の生活で使っていけば、家計が堅牢化します。

年会費が無料で1%~1.5%還元のクレジットカードもゴロゴロあります。

その他クレジットカードを比較検討したいという場合は、以下のクレジットカード一覧をご参照ください。おすすめクレジットカードについて徹底的にまとめています。


日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。

多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。

