クレディセゾンとアメリカン・エキスプレスの提携カードの中で、セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード(以下アメックス)は、自己申込みが不可能でインビテーション制となっています。
招待制のブラックカードだけあって、審査が厳しく、必要な年収の基準も高いイメージです。
セゾンダイヤモンドアメックスのインビの基準について、徹底的に考察します。
インビテーションの対象
セゾンダイヤモンドアメックスのインビテーションの送付対象としては、セゾンプラチナアメックス会員が入るのは確実です。
その他、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスや、利用額が大きいセゾンゴールドアメックスやセゾンローズゴールドアメックス会員などに届く可能性もあるかもしれません。
なお、他のブラックカードでは、導入当初のみインビの基準を緩めて、幅広い既存のカード会員に招待状を送るケースがあります。
ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンド、アメックスセンチュリオンは、初期は年収が高くない普通の会社員にもインビが届く事例がありました。
セゾンダイヤモンドアメックスでも、導入当初はセゾンプラチナアメックス、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス会員を中心として、幅広いカード会員にインビテーションが届く可能があります。
なお、ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンドの場合、郵送だけではなく、会員サイト「Luxury Card Online」でもインビテーションの案内が表示されました。
アメックスセンチュリオンのインビテーションは、電話で案内があるのが原則です。
インビテーションと審査基準
セゾンダイヤモンドアメックスのインビテーションは、クレディセゾンの厳正なる審査を通過した方のみへ送られると考えられます。
もちろん誰も申し込む人がいないような状況が続けば、インビテーションの対象もどんどん拡大する可能性はあります。
インビテーションの基準については、アメックスセンチュリオン、ダイナースロイヤルプレミアム、ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンド、JCB THE CLASS等と大きく違うことはないと考えます。
- 年収が高ければ高いほどベター
- 利用頻度が多ければ多いほどベター
- 利用金額が高ければ高いほどベター
- 居住エリアが高級住宅地であればあるほどベター
- 持ち家が高級住宅であればあるほどベター
- 社会的地位・属性が良好であるほどベター
- カードの使い方が良いほどベター
ライバルのアメックスセンチュリオンのインビテーションでは、通算1億~2億円程度利用した方に届くケースが多いです。
セゾンダイヤモンドアメックスの年会費は242,000円(税込)であり、アメックスセンチュリオンの半分以下ですので、そこまでインビテーションの基準は厳しくはないでしょう。
通算1000万円・2000万円・5000万円・1億円という利用金額は、一定の基準になると考えます。
ただし、「カードショッピングは税金や広告費の支払いがほとんど」というケースでは届かない可能性もあるでしょう。
一般論としてクレジットカードのインビテーションでは、利用金額とフリークエンシー(利用頻度)の両方が重視される傾向にあります。
トラベル、ダイニング、通常のショッピングなど、一般的に健全な使い方で、年数百万程度を継続的に利用していけば、インビに着実に近づいていくと予想します。
目指す場合は、まず自己申し込み可能な最上位カードであるセゾンプラチナアメックスを作成し、メインカードとして幅広い用途で、ひたすらカードショッピングするのがおすすめです。
必要な年収
セゾンダイヤモンドアメックスに必要な年収は、アメックスセンチュリオン、ダイナースロイヤルプレミアム、ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンドと比較すると低い可能性が高いです。
元来クレディセゾンはアメリカン・エキスプレスや三井住友トラストクラブのような高級クレジットカード会社ではなく、年会費無料カードや年会費が安いクレジットカードに強みがあります。
セゾンダイヤモンドアメックスの年会費は242,000円(税込)であり、ブラックカードとしては中間的なゾーンとなっています。
個人的な推測としては、年収は1000万円以上あればOKで、500万~700万円でも通過の可能性があるという印象です。
突撃は可能なのか
招待制のクレジットカードに自分から申し込むことは「突撃」と呼ばれています。
セゾンダイヤモンドアメックスに突撃が可能か否かですが、当初は電話では難しいと考えます。
ただし、電話したのが近々インビテーションを送るカード会員だった場合、申込書を送付してくれる可能性はゼロとは言えません。
他には金融機関、特別なイベントや会員制度経由で申し込めるようになる可能性も存在。アメックスセンチュリオンも金融機関に10億円を預け入れると発行できるという噂もあります。
また、JCB、ラグジュアリーカード、ダイナースクラブなどは、招待制のカードでも、特定の会員や特定のルートなら申し込めるという時期がありました。
セゾンダイヤモンドアメックスも同様のルートが開通する可能性はあります。
さらに楽天ブラックカードのように、クレディセゾンの役職者は申し込める可能性が高いでしょう。
まとめ
セゾンダイヤモンドアメックスのインビテーション獲得は、セゾンプラチナアメックスを作成して、カード利用実績を積み上げるのが正攻法です。
- 年収が高ければ高いほどベター
- 利用頻度が多ければ多いほどベター
- 利用金額が高ければ高いほどベター
- 居住エリアが高級住宅地であればあるほどベター
- 持ち家が高級住宅であればあるほどベター
- 社会的地位・属性が良好であるほどベター
- カードの使い方が良いほどベター
この他、金融機関、特別なイベント、社会的地位が高い職業の会などを経由して、申し込めるようになる可能性があります。
セゾンカードの種類一覧は多様であり、ニーズに応じて選択できます。
その中でおすすめのセゾンカードについては、以下で解説しています。
メインカードとしてガンガン活用する場合はセゾンアメックスがおすすめです。
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