freeeセゾンプラチナビジネスカードというクレジットカードがあります。クレディセゾンとfreeeが提携して発行しているビジネスカードです。
freeeの財務情報・ユーザー情報などにもとづいて、事業の状況に応じて与信判断が自動的に行われるのが特徴。経営が順調な場合は自然に利用限度額が上がりやすくなります。
また、freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード限定の優待特典が用意されています。
その他のカードスペックはセゾンプラチナビジネスアメックスと同一であり、最大1.375%JALマイル還元、プライオリティパス無料、コンシェルジュ、充実の付帯保険などのメリットがあります。
目次
年会費
本会員
本会員カードの年会費は20,000円(税抜)であり、プラチナカードの中では年会費が安い部類に入ります。
年間200万円以上ショッピングの利用がある場合は、次年度の年会費がなんと半額の10,000円(税抜)に優遇。キャッシング、年会費などは利用にカウントされません。
10,000円(税抜)という年会費はゴールドカード並みの低水準であり、JCBゴールドや楽天プレミアムカードと同一。それで諸々の特典が付帯するプラチナカードが持てるのでお得です。
しかも、個人事業や法人の事業で使うために支払ったビジネスカードの年会費は全額経費にできます。
追加カード会員
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスには、本会員カードとほぼ同じ機能とサービスを備えている「追加カード」があり、家族のみならず社員にも発行できます。
追加カードは9枚まで発行でき、年会費は1枚あたり3,000円(税抜)です。追加カードの方は年会費優遇がないので、年200万円以上使ったとしても3,000円のままです。
従業員や家族向けの追加カードも支払いサイクルは本会員のカードと同一であり、利用分はポイントが得られます。
追加カードでのショッピング利用分も本会員カードの年会費優遇の年200万円のカウントの対象となります。
利用明細には追加カード利用分は区別して表示されるので、経費使用状況を的確に把握できます。立替払いや経費精算業務が不要になるというメリットもあります。
プラチナカードは家族カードも本人カードの半額程度の年会費がかかるカードはザラです。たったの3,000円(税抜)というのはリーズナブルです。
ETCカード
ETCカードの発行手数料・年会費も無料です。ETCカードは有料というカードが多い中で無料なのはナイスです。
ショッピング利用分と合算して請求されるので、ETCの利用分もポイントが貯まります。
ETCカードの発行手数料・年会費も無料です。ETCカードは有料というカードが多い中で無料なのはナイスです。
保有コスト(税抜) | |
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基本カード会員 | 20,000円(年200万円以上利用すると1万円) |
追加カード会員 | 1名あたり3,000円 |
ETCカード | 発行手数料・年会費が無料(コスト0円) |
freeeセゾンプラチナビジネスカードの独自特典
セゾンプラチナビジネスアメックスにはなく、freeeセゾンプラチナビジネスカードに備わっている独自メリットは、利用限度額がfreeeのデータと連動して自動的にUPする可能性がある点です。
利用可能枠は会計freeeのデータを活用することで柔軟に設定可能となっており、経営が順調な場合は利用限度額が自然に上昇していくことを期待できます。
広告宣伝費(Google広告・Yahoo!広告など)、クラウドソーシングの外注費用、サーバー料金、法人税・消費税などの支払いなどで、多額の支払いが可能になるポテンシャルがあります。
また、freee限定優待特典も用意されており、ニーズに応じて利用できます。
freee | 「会計freee」2,000円ディスカウント ※freeeセゾンプラチナビジネスカードの申し込みと同時に会計freeeに新規で申し込んだ場合が対象 |
Wantedly | 有料プランが初月無料 |
officee | 不動産仲介手数料無料のオフィス検索サイト「officee」経由で成約した場合、一定台数のオフィス家具をプレゼント |
Kagg.jp | 国内主要メーカーの新品オフィス家具セットを特別価格で提供 |
キャスタービズ | オンラインアシスタントサービス初月利用料10%off ※3カ月以上の継続利用が条件 |
コネクシオ | ビジネス向けインターネット接続サービス「TRIBE-biz」を特別価格で提供 |
サーブコープ | ・役員会議室を特別価格で利用可能 ・バーチャルオフィスを一定期間特別価格で利用可能 ※いずれもサーブコープ新規利用者、かつ日本国内の拠点が対象 ※他の特典と併用不可 |
モノタロウ | 事業者向け通販サイト「モノタロウ」の10%割引クーポンを提供 |
税理士 | 所定の税理士への相談1回無料 |
Adobe Creative Cloud | 「Adobe Creative Cloudコンプリートプラン(個人版)」が初年度15%OFF(税別 10,224円/年 相当の値引き) |
セゾンプラチナビジネスアメックスとの共通特典
freeeセゾンプラチナビジネスカードは、セゾンプラチナビジネスアメックスと共通のベネフィットを活用できます。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 追加カード
- 2回払い
- 分割払い
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 航空機遅延
- ショッピング保険
年会費(税抜) | ポイント名 | |
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本会員 | 家族会員 | |
2万円 | 3,000円 | 永久不滅ポイント JALマイル |
還元率 | マイル還元率 | 発行スピード |
0.5% | 1.125% (JAL) | 1週間程度 |
- セゾンマイルクラブ加入でJALマイル1.125%還元
- プライオリティパスのプレステージ会員が無料
- コンシェルジュサービス
- コース料理1名分無料サービス
- セゾンプレミアムセレクション
年会費がリーズナブルにもかかわらず、多種多様なサービスを受けられます。
- プライオリティパスのプレステージ会員が無料
- コンシェルジュサービス(おすすめの使い方)
- JALマイルが貯まりやすい(セゾンマイルクラブ加入でマイル付与率1.125%)
- entrée(オントレ)
- セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ
- セゾンアメックスキャッシュバック
- 充実の付帯保険
- 各種ビジネスサービス
とりわけ大きなメリットは、高還元率のJALマイル還元、コンシェルジュ、プライオリティパス、1年あたり最大15万円相当の還元です。
高還元率のJALマイル還元
段のカード利用によって1.125%でJALマイルが貯まるのも大きなメリットであり、お得にJALマイルを貯められるアメックスカードの筆頭です。
日常のお買い物でザクザクとマイルが貯まっていきます。JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの中の1枚です。
通説に則り1マイルの価値を2円と考えると、還元率2.25%の高還元カードとなります。1マイル1.5円換算でも還元率1.6875%です。
ビジネスクラスで利用すると1マイルの価値は2.5~5円程度、ファーストクラスだと8~16円程度に跳ね上がります。
国際線のビジネスクラス・ファーストクラスでJALマイルを利用すると、セゾン・ゴールド・アメックスやセゾンプラチナ・ ビジネス・アメックスは屈指の高還元となります。
また、永久不滅ポイントからJALマイルへの交換が+20%となるキャンペーンが定期的に開催されています。
セゾンマイルクラブ対象のセゾンアメックスの場合、この時に永久不滅ポイントをJALマイルに移行すると1.15%JALマイル還元となります!
貯めた永久不滅ポイントはキャンペーン時にまとめて移行すると効果的に活用できます。
年会費31,000円(税抜)のJALカード・プラチナでも通常の店舗での利用時に貯まるマイルは1%です。
特約店以外ではfreeeセゾンプラチナビジネスカードは、JALカード・プラチナよりもJALマイルが貯まるのです。
国税のクレジットカード払いは、改悪されて一律0.5%永久不滅ポイント還元となり、妙味がなくなりました。
au PAYへのチャージもポイント付与対象なので、チャージ時に1.125%のJALマイル、利用時に0.5%以上のPontaポイントを得られます。
1年間のマイルの上限は15万マイル。上限マイルに到達した場合、次年度の更新までは自動でのマイル移行は停止され、永久不滅ポイント(1,000円あたり1ポイント)が貯まるようになります。
年間15万マイルは1500万円の利用で貯まる金額ですので、多くの方にとっては問題ない上限です。
永久不滅ポイント、Pontaポイントはどちらも定期的に60%のレートでJALマイルに移行できるキャンペーンを開催しているので、その時に移行すれば、1.15%+0.3%=1.45%還元です。
また、SAISON MILE CLUBのJALコースは、他に保有している永久不滅ポイント対象カードのショッピング利用金額も合算されてJALマイルが貯まります。
MUJIカードやパルコカード、三井ショッピングパークカードセゾンなどのセゾンカードの利用分も、JALマイルを獲得できるようになります。
MUJIカードは無印良品でお買い物できるポイントが毎年1,500円分プレゼントされるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
コンシェルジュサービス
世界の富裕層向けコンシェルジュサービスを展開するテン・グループ・ジャパン株式会社が提供している「セゾンプレミアムコンシェルジュサービス」を利用可能です。
テン・グループの熟練エキスパート「ライフスタイルマネージャー」は、各種手配だけでなく、 旅行、 レストラン、 エンターテインメントなど、 幅広い分野で専門知識を持っています。
このようなスタッフが、 ユーザーに合わせた質の高い提案を行い、 感動体験をお届けしています。
24時間365日、 国内はもちろん海外においても、 電話、 Eメール、 スマートフォンアプリを通じたデジタルコンシェルジュで、 プライベートタイムを彩り豊かにするサポートを行います。
2021年にはパワーアップして、新しいサービスが追加されるなど、より一層パワーアップしています。
主なメリット
- 自身では予約が難しい人気店や会員制の店の手配
- 有名料理人によるプライベートダイニングのアレンジ等
- 世界中に1万軒以上あるパートナーレストランでの優待
- 上級会員資格相当でのラグジュアリーホテル利用や、 25万軒以上の提携ホテルや高級旅館のホテルクレジットなどの優待特典
- 既に販売終了となったアイテムや流通量の少ないアイテムなどもカバーする商品検索サービス
- 海外旅行中のエマージェンシー対応も世界22か国のグローバルチームと連携して対応
- 音楽、 演劇、 スポーツ、 カルチャーといった国内のチケット手配をはじめ、 海外では3大映画祭やファッションショーなどのプレミアムチケット、 取得困難な様々なジャンルのチケット手配
- 日本未発売の希少な海外ブランドのバックや高級時計の限定モデルを探する商品検索サービス
- ラグジュアリーブランド主催の新作発表会への参加などの相談
- Eメールによるコンシェルジュサービス
- スマートフォンアプリを通じたデジタルコンシェルジュ
最大のメリットは、コンシェルジュへメールオーダーが可能で、時間がある時にゆっくりとコンシェルジュからの提案をチェックできます。
また、 電話で要望を伝えてメールで提案を受け取れます。 コンシェルジュのレコメンドを、詳しい説明・資料・ WEBサイトを見比べながら検討することも可能です。
さらにチャット機能もあり、移動中など 電話ができない環境下でもリアルタイムでコンシェルジュへの依頼が可能です。
freeeセゾンプラチナビジネスカードのコンシェルジュは、各種手配・調査、旅行・出張の強い味方となります。
特にお手軽に依頼できて利用頻度が多いのは、懇親会等のお店選びです。
人数、利用シーン、場所、希望の条件を伝えると、3~6個程度のお店をピックアップしてくれます。
基本的にはどれも良いお店であり、その中から選べばOKになります。お店選びの時間を節約できて忙しい時に非常に助かります。
私は参加者にクレディセゾン社員もいた飲み会の予約をする機会があり、会場のお店をセゾンプラチナビジネスアメックスのコンシェルジュに探してもらったこともあります!
ホテルに部屋がない時でも、カード会社が枠を抑えていてコンシェルジュ経由なら予約可能な時があります。
在庫が希少な商品の在庫確認も便利です。自分で電話をかけまくる必要がありません。
貴重な時間を節約できます。在庫が希少でネットでは定価を大きく超える価格で販売されている中、私は電話一本でプレイステーションVRがある店舗を教えてもらうことができました。
2016年3月12日(土)に名古屋駅に用事があり、名古屋駅周辺のホテルを取る必要がありました。
2月13日に予約しようとしたところ、1ヶ月前なのに既にホテルが満室の嵐で、数少ない空室は28,100円~65,318円でした。プレミアム価格が付きすぎてあまりにも割高です。
マラソンの国際大会があり、ホテルが全滅の様相を呈していて満杯でした。困り果てて持っていたプラチナカードのコンシェルジュに電話したところ、2つの宿を提示してくれて、朝食付き15,800円で予約を取ってくれました。
インバウンドやイベントなどで、ホテルがインターネットの予約サイトでは全滅でも、プラチナカードのコンシェルジュに電話したら確保できたことがあります。
クレディセゾンのコンシェルジュサービスは、年会費に鑑みると十分に満足できるクオリティです。
プライオリティパスのプレステージ会員が無料
世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となるプライオリティパスに無料で入会できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
プライオリティパスで利用できるラウンジには飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、シャワー室があるなど内容が充実しています。
また、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
例えば、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空などの中東の航空機を使って、欧州・南米・アフリカなどにフライトする場合は、経由地で3~7時間の待ち時間が生じることが多いです。
この待ち時間にプライオリティ・パスを使ってVIPラウンジで過ごすと、とても快適に旅行できます。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
海外のハブ空港の中には、一つの空港の中にプライオリティ・パスを使えるラウンジが複数箇所ある空港も多いです。
仁川、シンガポール、バンコクなどのハブ空港を経由して旅行に出る場合、プライオリティ・パスは大活躍します。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
セゾンプラチナ・アメックスのプライオリティ・パスの良い点は、有効期限が到来したら、自動的に更新カードを送ってくれる点です。以下の写真はビジネス・プラチナのものですが、セゾンプラチナ・アメックスも同一です。
ちなみにプライオリティパスがもらえるカードで最も低コストなのは楽天プレミアムカードです。
しかし、こちらは毎年の更新手続きが必要、同伴者料金がセゾンプラチナよりも1,000円(税抜)高いというデメリットがあります。
プライオリティパスを使えるクレジットカードの中でも、年会費を1万円に抑えられるfreeeセゾンプラチナビジネスカードは、総合的にエッジが効いています。
Apple Payも利用でき、スマートなモバイル決済が可能です。
その他、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの豊富なベネフィットを享受できます。
セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ(Netアンサーから申込可能)
クラブ・コンシェルジュ社が提供・運営する富裕層向けサービス「クラブ・コンシェルジュ」を無料で利用できます。
代表例
一見さんお断りの老舗料亭の利用や、祇園でのお茶屋遊び、美食家が足繁く通う名店からの料理人派遣、予約の取り難い美食店の特別リザーブ、子供のスイス留学のサポートから次世代再生医療
「クラブ・コンシェルジュ」は、通常入会金220,000円、年会費198,000円(税込)のところ、セゾンプラチナカード会員は、NetアンサーからのWeb専用ページにて入会金・年会費ともに無料で利用できます。
サービス例
- 極上のテーブルリザーブ:なかなか予約の取れない名店、ミシュラン星付きレストラン「未在」(ミシュラン3つ星)、「小松弥助」などを、毎月リザーブし予約可能
- 厳選レストラン:「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」「青草窠」など星付きから、知る人ぞ知る名店まで提携の美食店でのアペリティフサービスなどの特典を用意。
- イベント&エンターテインメント:「京都・保津川の舟遊びと吉兆嵐山での宴」や「美術館鑑賞ご招待とお食事プラン」などを不定期に提供。
- 年間オーナーシップ:無農薬農園や有機栽培の田んぼ、スイスの世界遺産のエリアのワイナリーなど
- その他:「先端医療・ヘルスケア・美容」、「スイス留学サポート」、「シャスラワイン」、「料理人派遣」など
審査基準は緩く創業直後から発行可能!
freeeセゾンプラチナビジネスカードは、スモールビジネス向けの会計・人事労務・法人設立・開業届などをWebで自動化するサービスを提供しているfreeeがプロデュースしているクレジットカードです。
経費処理効率化、資金繰り改善などの経営サポートを目的としており、創業間もない会社や個人事業主の方のビジネス拡大につながる、経費削減・業務効率化を支援する方針です。
まだ決算書や確定申告がない設立・開業直後でも申し込めます。登記簿や決算書などの提出は不要であり、代表者の身分証明書類だけでOKです。
申し込んだ個人に対して与信されるので、個人の信用力が高ければ問題なく作成できます。サラリーマンだと審査で不利になるということはありません。
しがない会社員だった私でも、freeeセゾンプラチナビジネスカードと発行基準は基本的に類似しているセゾンプラチナビジネスアメックスは問題なく作成できました。
現在は会社に勤務中で起業を予定している場合は、退職前に作成しておいた方が望ましいです。
消費者金融の利用履歴があっても返済が完了していたら審査を通過します。私は投資関連で資金繰りが綱渡りになることがあり、時折カードローンを利用します。
アコムの利用履歴がある状態でも、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを発行できました。以下はCICに登録されている私の信用情報です。
たとえ消費者金融の利用履歴があったとしても、迅速に返済して残債額が0円であれば、問題なくfreeeセゾンプラチナビジネスカードの審査は通過します。
プラチナカードというと審査基準が厳しいイメージがあります。
ただし、プラチナカードといえ審査基準は多様です。厳しいカード会社もあれば、年収300万円でも作れるプラチナカードもあります。
有名なカードでは、プロパーのアメックス・プラチナも年収の基準は緩いことで有名です。年収数百万円あれば取得可能です。
freeeセゾンプラチナビジネスカードは審査基準が厳しくないプラチナカードなので、年収は低くても問題ありません。
最低利用金額が300万円や250万円といったプラチナカードは審査が厳しくなります。
しかし、freeeセゾンプラチナビジネスカードは30万円といった利用金額の設定もあるので、審査は三井住友ビジネスカード(プラチナ)等と比較すると緩いです。
重要なのはこれまでの利用履歴と金額です。一定期間、クレジットカードを延滞なく利用してきたクレジット・ヒストリーがあれば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは審査に通りやすいプラチナカードです。
クレジットカードを作れなかった場合は、信用力が向上するまでの期間、住信SBIネット銀行などのデビットカードで代替するという手が考えられます。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
デビットカードの中で最も高還元なのは、楽天銀行のデビットカード(JCB)です。なんと還元率1%です。
まとめ
freeeセゾンプラチナビジネスカードは年会費が20,000円(税抜)であり、プラチナカードとしては安価です。
しかも年200万円以上利用すると年会費が半額となり、たったの10,000円(税抜)になります。
他社ビジネスゴールドカードと同水準のコストで、特典が充実したプラチナカードを保有できます。
年会費がリーズナブルにもかかわらず、多種多様なサービスを受けられます。
特に大きなメリット
- プライオリティパスのプレステージ会員が無料
- コンシェルジュサービス
- セゾンマイルクラブでJALマイルが高還元(1.125%)
- entrée(オントレ)
- セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ
- セゾンアメックスキャッシュバック
- 充実の付帯保険
- 各種ビジネスサービス
しかもセゾンプラチナビジネスアメックスにはない独自特典として、利用限度額がfreeeのデータと連動して柔軟に調整されます。
経営状況やキャッシュフローが黒字で順調の場合、面倒な手間なしに利用可能枠の拡大を期待できます。
freee、Wantedly、モノタロウ、Kagg.jp等での優待割引も着実にお得です。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる菊地崇仁さんは、おすすめのビジネスカードとしてfreeeセゾンプラチナビジネスカードを挙げていました。
総合的に優れたビジネスプラチナカードで、ビジネスを加速させることが可能になります。
ただし、デメリットは年会費が最低でも10,000円(税抜)と高額である点です。
年会費無料の法人カード・ビジネスカードがいい場合は、NTTファイナンス Bizカード レギュラーが候補となります。年会費無料で1%還元とコストパフォーマンスが良好です。
年会費が低めで特典が充実しており、コストパフォーマンスが良好なのはOrico EX Gold for Bizです。
利用限度額を気にせずに使いたい場合は、事前入金すれば限度額なしで使えるアメックス・ビジネス・グリーンが候補です。
グリーンより充実した特典がほしい場合は、アメックス・ビジネス・ゴールド、アメックス・ビジネス・プラチナが選択肢となります。
その他のビジネスカードと比較検討したいという場合は、法人カードのランキングをご参照ください。その中でも特におすすめカードは以下で徹底的に解説しています。