
東京電力が電力小売りの自由化による競争激化に備えて「Vポイント」を導入しました。電気料金の支払いに対するVポイントの付与に加えて、コンビニ等での契約申し込みも検討します。
東京電力は既にPontaも導入し、契約者はVポイントとPontaの好きな方を選べます。
現在はnanacoポイントやWAONポイント、dポイントへのポイント交換サービスも導入しています。こちらは自動交換ではなく都度交換のみ。
東京電力とVポイントの提携についてまとめます。
※2022年後半のように燃料費調整額が高騰している状況では、従来型の「従量電灯」プランの方がお得です。
東京電力とVポイント
東京電力で契約して電気料金を支払う場合は、2016年1月以降、支払い額に応じてVポイントがつくことになりました。VポイントかPontaの選択制です。東京電力とPontaについては以下にまとめています。

電気料金の支払い、Webサービスの利用などに応じてポイントが貯まります。消費税等相当額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、延滞利息等は対象外です。
電気料金1,000円につき5ポイントが貯まります。還元率0.5%です。これは一般的なVポイント加盟店と同じ還元率です。
家庭の顧客が対象であり、法人は対象外です。ポイントが付与されるプランは、スタンダードS,L,X、プレミアムプラン、スマートライフプラン、夜トク8,12、動力プランです。
Vポイント、Pontaポイント、.moneyのいずれかとWeb上でID連携して、貯まるポイントとして選択すると、その後は自動的にポイントが貯まります。
未選択の場合は、くらしTEPCOのマイページ内にポイントが貯まります。後から貯まったポイントをVポイント、Pontaポイント、.moneyのどれかに交換することも可能です。
ソフトバンク、So-net、USEN、TOKAIグループ、ニチガスグループ、レモンガス、河原実業、カナジュウ・コーポレーション、川島プロパンとのセット契約も発表されています。
東京電力のWebサイトから新しい料金プランに申し込むと、500ポイントがもらえます。既に東京電力と契約していてもプランの切り替えができます。
また、2016年1月31日までに2年契約のプレミアムプランに新規申し込みを行うと、VポイントかPontaポイントが12,000ポイント付与されるキャンペーンが行われます。
ただし、いくらポイントが貯まるとはいえ、既存の契約している料金プランによっては、新しいプランに申し込まない方がお得な場合もあります。
東京電力エナジーパートナーのサイト「くらしTEPCO」の料金プラン試算ページで、新旧の料金プランの比較ができます。
現在の電力会社・契約プラン・電気代・世帯人数・オール電化か否か・ライフスタイルなどを入力するだけで簡単です。
Vポイントはファミリーマート、マルエツ、ウエルシア、すかいらーくグループ、ドトール、エクセルシオールカフェ、ロッテリア、ENEOS、オートバックス、TSUTAYAなどで1ポイント1円にて使えるので、現金同様の利便性がありますね。

2015年4月20日からは大手家電量販店のエディオンでも使えるようになりました。
Vポイントについては以下で徹底解説しています。Vポイントカードを提示するとリアルの店舗で使えます。

東京電力は、Vポイントの加盟店と連携し、ファミリーマート等の加盟店で電気の契約受付も検討しています。
コンビニで申し込めると利便性が拡大しますね。ビックカメラの店頭でも東電の電気料金プランに契約できるようになります。
Vポイントの会員数は2015年4月末時点で約5300万人となっており、そのうち東京都などの東京電力の管轄内の会員数は約2600万人となっています。ただし、一部重複があるかもしれません。Vポイントで顧客引き止めを企図しています。
電力自由化以降は、これまでの東電管轄外の地域でも東京電力と契約することが可能になります。
東電は、中部電力、関西電力サービスエリア向けの新しい電気料金プランを発表しました。サービス提供するエリアがどこまで拡大するかに注目です。
複数の電力会社を比較検討したいという場合は、比較サイトが便利です。現在の電気代やライフスタイルから、最適な電力会社がどこかを比較検討できます。
Vポイントは電気料金の支払いにも使える
東京電力の電気料金に、Vポイントを充当できるようになりました。Pontaポイントも同様に利用可能です。
くらしTEPCOのマイページ内のポイントを利用できます。ポイントは1ポイントから利用できて、1ポイント1円で電気料金に充当できます。
1ポイント単位で極限まで細かくVポイントを利用できるのが大きなメリットです。東電と契約している方ですと、Vポイントは現金同然といっても過言ではありません。
電気料金にも利用可能になるということで、Vポイントの利便性がより一層向上しました。まさに現金同様のポイントに昇華してきました。
貯めたVポイントの使い道に困っている方で、契約先電力が東京電力の場合は、Pontaポイントが現金同様に使えます。
「くらしTEPCO」という会員サイト内でサクッと手続きできます。ポイント利用手続きを行ったらキャンセルはできません。
- くらしTEPCOにログインし、「ポイント」を選択
- 「ポイントを使う」を選択
- 「ポイントを電気料金に使う」を選択
- 電気料金の支払いにポイントを利用する契約を確認して「次へ」を選択
- 使うポイント数を入力して「確認画面へ」を選択
- 内容を確認してOKなら「登録する」を選択
インターネットが苦手な場合など、電話で手続きすることもできます。
初回は必要書類が郵送されてくるので、必要事項を記入して申し込めばOKです。2回目以降は、電話で手続きできます。
電話番号は「0120-995-113」で、受付時間は月曜~土曜(休祝日を除く)9:00~17:00です。

ウエルシアかふるさと納税で使うと最強
Vポイントの使い道で最強にお得なのは、ドラッグストア・ウエルシア(welcia)での利用です。
ウエルシアを使う機会がある方であれば、毎月20日はウエルシアの「お客様感謝デー」で、会計にてVポイントを200ポイント以上利用すると、なんと1.5倍のお買物ができます。
例えば、Vポイント200ポイントを使うと、300円分の買い物ができます。お会計が378円だった場合、200ポイントと78円で決済できます。2,000ポイント利用したら3,000円分となります。
貯まったVポイントは20日にウエルシアでまとめ買いすると最強にお得です。

面白いところでは、「Yahoo!公金支払い」というサイトでふるさと納税をする際に、支払いにVポイントが利用できます。ふるさと納税は僅かな負担で多数の特産品を得られる制度です。詳しくは以下にまとめています。

ふるさと納税は一旦お金を出す必要がありますが、Vポイントで決済するとお金を出さずして特産品を頂けます。
Vポイントを現金化することはできませんが、ふるさと納税を使うと、間接的に住民税をVポイントで支払っている結果となり、更に多種多様な特産品がプレゼントされます。
1ポイントからふるさと納税に使えて、差額はクレジットカードで決済できます。
例えば、1万円ふるさと納税する場合で、Vポイントを700ポイント使う場合は、9,300円の支払いと700ポイントで決済できます。
ちなみに「楽天ふるさと納税」では、Vポイントと同様に楽天ポイントをふるさと納税に使えます。

Yahoo!公金支払い経由なら、NHK受信料をVポイントで払うこともできます。また、SBIネオモバイル証券ではVポイント投資が可能です。
Vポイントが最強に貯まるのは
Vポイントが最強に貯まるのはExtreme Card(エクストリームカード)です。還元率1.5%でポイントが貯まり、Vポイントに交換できます。詳細は以下で徹底解説しています。

ウエルシアで20日にVポイントを使うと、実質的な還元率は2.25%に跳ね上がります。
税抜3,000円と年会費は高めですが、年30万円以上の利用で無料となります。月25,000円以上使えばいいので、固定費をクレカ払いにしたらすぐに到達します。年会費は実質無料と言ってよいでしょう。
年会無料のクレジットカードがいい場合や、ポイント交換は面倒な場合は、Yahoo! JAPANカードがおすすめです。
年会費無料で還元率はいつでも1%で、Yahoo!ショッピングとLOHACOではショップポイントも合わせて3%です。詳しくは以下で解説しています。

実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のVポイントを得られたのが嬉しかったです。Vポイントがお得に貯まるクレジットカードの筆頭です。


その他、お得なクレジットカードの入会キャンペーンが多数開催されています。

ANAマイルに交換可
VポイントはANAマイルにも交換できます。500ポイントが250マイルとなります。交換レートは半減してしまいますが、1マイル2円の価値があると考えると実質的に1対1での交換となります。
ANAマイラーにとっては、東京電力の電気代の支払いでVポイントが貯まり、ANAマイルに交換できるのは嬉しいですね。
頑張ってビジネスクラスやファーストクラスと交換したら1マイル6円以上の価値が出てきます。
ANAマイルを貯めている方におすすめのクレジットカードは、ANAカードです。

ソラチカカード、ソラチカゴールドカードなら、J-POINT→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボを活用して繰り上げ返済の手間をかけると、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となります。

ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。

ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。

会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。

ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ダイナースプレミアムだと、年会費は高いものの、カード利用だけで国内1.5%・海外2%のANAマイルを得られます。手間が一切かからない点にエッジ・優位性があります。

ANAダイナースプレミアムは一般加盟店は1.5%、ANA航空券等は2.5%還元です。

クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカード、高還元カードとして、ダイナースクラブ プレミアムカードを挙げていらっしゃいます。

一つの航空会社だけを使うのではなく、提携の複数の航空マイルを利用する方なら、多様な航空マイルが1.25%還元のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムも選択肢です。

クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」として挙げられていました。

2015年2月24日からは、1マイルからANA SKYコインに交換できるようになったので、ANAマイルを無駄なく消化できるようになりました。
ANA SKYコインは、ANAのWebサイトで航空券・旅行商品の支払いに使える電子クーポンです。
他にも、ANAマイルを1マイル1円単位で、ネット通販の「ANAショッピング A-style」で使えます。ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワイン等が魅力的です。
JALの2,000マイルでスタジオアリス撮影券、通販サイトで使用できるクーポン、カタログギフトクーポン等と交換できる制度(JALミニマイル特典)も良い制度ですが、1マイルから交換できるANAのマイル制度も良いシステムです。
東京電力エナジーパートナーの新電力プランを契約すると、お得にポイントを貯められるメリットがあります。デメリットはオール電化などの場合、これまでのプランの方が安いことがある点です。
東京電力のライバルである東京ガスは、国内の家庭向け総合エネルギーサービス「ずっともプラン」、光回線サービスとのセット「東京ガストリプル割」を導入しました。
複数の電力会社を比較検討したいという場合は、比較サイトが便利です。現在の電気代やライフスタイルから、最適な電力会社がどこかを比較検討できます。