JCBオリジナルシリーズのクレジットカードには、ゴールドカードとプラチナカードの中間に、独自のプレミアムゴールドカードが存在しています。
「JCBゴールド ザ・プレミア」という名前で、JCBゴールドと同じ年会費で一部JCBプラチナの特典を利用できるのがメリットです。
コストパフォーマンスが良好なカードで、クレジットカードに精通しているライター(マイナビ・価格コム・その他著名メディアで多数執筆)の方で、メインカードがJCBゴールド ザ・プレミアという人もいます。
2021年12月にはデザインがリニューアルされてスタイリッシュになりました。
JCBゴールド ザ・プレミアは招待制のクレジットカードで、インビテーションを受け取れないと申し込めません。突撃できるか否か気になる方もいらっしゃるでしょう。
結論としては、現在は多くの時期でJCBゴールド ザ・プレミアへの突撃は不可能です。原則として必ず2年度連続で100万円以上もしくは1年度で200万円以上、JCBゴールドでカードショッピングを行う必要があります。
ただし、2022年9月30日までJCBゴールドに入会し、10月31日までにキャンペーン登録するだけで、2022年12月15日まで100万円(税込)利用すればJCBゴールド ザ・プレミアをゲットできます。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
目次
突撃は原則として不可能!取得にはインビテーションが必要
一部のクレジットカードは招待制であり、カード会社からのインビテーションが必要となっています(例:インビテーションが必要なゴールドカード)。
招待制の場合は、基本的にはゴールドカードや一般カードを作成して、利用額を積み上げてインビテーションを待つことになります。
ただし、インビテーション制でも、既存のカード会員からの招待で入会できたり、自分からコールセンターに申し込むことが可能なカードもあります。
また、クレジットカード会社の該当カードのWebページでアンケートに回答すると、インビテーションのメールが届くケースも存在。
招待制のカードに自分から電話で申し込むことは「突撃」と呼ばれています。
JCBゴールド ザ・プレミアの場合、原則として厳格なインビテーション制となっており、突撃で申し込むことは多くの時期で不可能です。
取得までの期間は最長2年となっており、取得まで時間がかかる「修行」が必要になります(ただし一気に200万円使えば最短1ヶ月で取得可能)。
JCBゴールド ザ・プレミアのインビの条件
- JCBオリジナルシリーズのJCBゴールドのショッピング利用合計額が2年連続で100万円(税込)以上 or 1年で200万円以上(集計期間は12月16日~翌年12月15日)
- 本会員が会員サイト「MyJCB」に受信可能なEメールアドレスを登録(毎年1月31日まで)
最短で取得したい場合、11月頃にJCBゴールドを発行し、12月15日までに200万円利用すればOKです。
2年連続100万円 or 1年で200万円(税込)以上JCBゴールドを利用し、MyJCBにメールアドレスを登録していれば、JCBゴールド ザ・プレミアに必ず申し込めます。
インビの条件が不明瞭なわけではなく、SFC修行やJGC修行のように明確である点は安全/安心です。
インビテーションの詳細は以下で徹底的に解説しています。
しかし、1~2年度(最短で約1ヶ月、最長2年)という年月は遠大ですよね。しかし、今ならたったの数ヶ月でJCBゴールド ザ・プレミアを得られるキャンペーンが開催中です!
JCBゴールド ザ・プレミアのメリット
JCBゴールド ザ・プレミアは、信頼・安心・安全があるゴールドカードよりワンランク上のカードであり、日本発祥の国際ブランドのプロパーカードです。
JCBゴールドと比較すると、年100万円以上利用すれば全く同じ年会費であるにもかかわらず、以下の特典が追加されています。
主なメリット
- プライオリティ・パスが無料で使い放題
- JCBラウンジ京都が利用可能
- JCBプレミアムステイプラン
- JCB STAR MEMBERSのポイント優遇がアップ(JCB THE CLASSと同一)
プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル149.38円(2023/11/4時点)換算だと年会費70,059円が無料になります。
対象は本会員で家族会員は対象外となります。同伴者料金は1名あたり2,000円(税抜)と楽天プレミアムカードよりも1,000円(税抜)安いのがメリットです。
プライオリティパスで利用できるラウンジには飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、アルコール飲み放題、食事が充実、シャワー室があるなど内容が優れています。
また、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- TIATラウンジ(羽田)
- 成田空港 KALラウンジ、鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
例えば、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空などの中東の航空機を使って、欧州・南米・アフリカなどにフライトする場合は、経由地で3~7時間の待ち時間が生じることが多いです。
この待ち時間にプライオリティ・パスを使ってVIPラウンジで過ごすと、とても快適に旅行できます。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
海外のハブ空港の中には、一つの空港の中にプライオリティ・パスを使えるラウンジが複数箇所ある空港も多いです。
仁川、シンガポール、バンコクなどのハブ空港を経由して旅行に出る場合、プライオリティ・パスは大活躍します。
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。
一般的なゴールドカードで利用可能なのは、手荷物検査前にあるラウンジが大多数です。飛行機に乗る前に手荷物検査を受ける必要があるので、搭乗時間より前もってラウンジを出て、手荷物検査終了後は待合室で待機する必要があります。
一方、プライオリティ・パスで利用できる手荷物検査後にあるVIPラウンジは、搭乗開始のアナウンスがあってからラウンジを出ても十分に間に合うので、搭乗間際まで快適に寛げます。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
プライオリティ・パスはスマホアプリ(iPhone・Android)もあり、空港にあるラウンジがすぐに検索・確認できるので便利。お気に入りのラウンジを「Favorites」に登録しておくこともできます。
JCB ゴールド ザ・プレミアはプライオリティ・パスのデジタル会員証を利用できません。カード本体の携行が必要です。
楽天プレミアムカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと同様です。
プライオリティ・パス無料の特典が付帯しているクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
JCBのプライオリティ・パスの内容、申込手順については、以下で徹底的に解説しています。
ダイニング30で飲食代金が30%OFF
2016年3月1日からは、合計代金やコース料金が30%引きになる優待サービス「ダイニング30」(サーティー)が始まりました。
飲食店の予約時に「ダイニング30」を利用することを伝えて、決済時にJCBゴールド ザ・プレミアで支払うと、なんと30%OFFの割引が受けられます。
プラチナカードによくある高級レストランのコース料理を2人以上で予約すると、1人分が無料になるサービスは、指定のコースのみとなっています。
しかし、ダイニング30の方は店舗によっては合計支払金額から30%OFFが適用されることもあります。
合計金額からの割引の場合、好きな料理を注文できますし、飲み物も割引対象となるのがメリットです。
2名で利用する際には、コース料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィットの方がお得です。3名でもグルメ・ベネフィットの方がお得です。
他方、4名以上で利用する場合はダイニング30の方が安くなります。
一人あたり 価格 | グルメ・ベネフィット | ダイニング30 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
2名利用 | 3名利用 | 4名利用 | 2名利用 | 3名利用 | 4名利用 | |
5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 3,000 | 4,500 | 6,000 |
7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 4,500 | 6,750 | 9,000 |
10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 6,000 | 9,000 | 12,000 |
12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 7,500 | 11,250 | 15,000 |
15,000 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 9,000 | 13,500 | 18,000 |
20,000 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 12,000 | 18,000 | 24,000 |
飲食店の30%OFFサービスで、美味しい料理をお得に堪能できます。ダイニング30については、以下にまとめています。
JCB Lounge 京都
JCBゴールド ザ・プレミアは、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。
ホテルグランヴィア京都の方向にある中央改札口を出たところの「京都劇場」の向かいにあります。以下の改札口の近くです。
JCB Lounge 京都に入れるのは、JCBゴールド ザ・プレミア以外では、JCB THE CLASS、ANA JCBカードプレミアム、JAL JCBカード・プラチナ、東海東京証券プレミアクラブJCB Platinum、JCBプラチナ法人カードを保有している方だけです。
JCBゴールド ザ・プレミアはそうそうたるスーパー・プレミアム・カードと並んで、JCB Lounge 京都に入れる希少なカードです。
内装は京都らしい「和」のテイストであり、ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。
PC用のスペースもあり、そこには電源もあるので出張などの際にビジネス用途に使うこともできます。
京都在住の個人事業主・家族経営起業の方ですと、スタバ代わりに使うこともできて便利です。ただ、あまり頻繁に行くと覚えられそうですね^^;
カード会員1名につき同伴者1名まで無料で利用可能です。本会員と家族会員1名で2枚のカードを持っている場合は、合計4名まで使えます。
出張で複数名の場合や家族旅行の場合は、自分だけラウンジに入るわけには行きませんので、ありがたい制度です!
JCB STAR MEMBERS
JCBゴールド ザ・プレミアは「JCB STAR MEMBERS」が適用されます。2015年12月16日にリニューアルされ、JCB ORIGINAL SERIESのカードはよりポイントが貯まりやすくなりました。
年間の利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。
年間利用額30万円以上で「スターe PLUS」、年間利用額50万円以上で「スターβ PLUS」、100万円以上で「スターα PLUS」、300万円以上で「ロイヤルα PLUS」となります。
年間利用額 | 年30万以上 | 年50万円以上 | 年100万円以上 | 年300万円以上 |
---|---|---|---|---|
適用ステージ | スターe PLUS | スターβ PLUS | スターα PLUS | ロイヤルα PLUS |
ポイント優遇 | 20%UP | 30%UP | 60%UP | 100%UP |
還元率 | 0.60% | 0.65% | 0.80% | 1.00% |
1,000円あたり | 1.2ポイント | 1.3ポイント | 1.6ポイント | 2.0ポイント |
JCBゴールド ザ・プレミアのポイントの付与優遇率は、JCBの最上級カード「JCB THE CLASS」と同一であり、JCB一般カード・JCBゴールドを上回っています。
年間利用額 | 年30万以上 | 年50万円以上 | 年100万円以上 | 年300万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|
JCBゴールド ザ・プレミア | 優遇率 | 20%UP | 30%UP | 60%UP | 100%UP |
還元率 | 0.60% | 0.65% | 0.80% | 1.00% | |
JCBゴールド | 優遇率 | 10%UP | 20%UP | 50%UP | - |
還元率 | 0.55% | 0.60% | 0.75% | - | |
JCB一般カード | 優遇率 | - | 20%UP | 50%UP | - |
還元率 | - | 0.60% | 0.75% | - |
JCBゴールドと共通の特典
JCBゴールド ザ・プレミアは完全上位互換となっており、JCBゴールドの特典はフルに利用できます。
JCBゴールド ザ・プレミアはJCBザ・クラスのインビテーションが届く
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBの頂点に君臨しており、コスパ最高の高級クレジットカードである「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」のインビテーション対象カードです。
したがって、JCBゴールド→JCBゴールド ザ・プレミア→JCBザ・クラスとステップアップすることも可能です。
JCB THE CLASSのインビテーションの基準は謎に包まれていますが、年200~300万円程度の利用を繰り返せば、取得できる傾向にあります。
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まとめ
JCBゴールド ザ・プレミアはインビテーション制のクレジットカードであり、原則として突撃は不可能となっています。
会員デスクに電話したり、銀行経由で申し込んでもNGです。
インビテーションが必要ですが、条件はJCBゴールドでの2年連続100万円以上、もしくは1年で200万円以上のカードショッピングだけなので、多くの方には問題なく届くでしょう。
1ヶ月あたり約83,333円ですので、固定費をキャッシュレス決済に切り替えて日常の生活費もカード払いすれば、多くのご家庭では届く金額です。
JCBゴールド ザ・プレミアの招待を受けられるのは、JCBゴールドのみです。まずJCBゴールドに申し込み、2年連続で年100万円もしくは1年で200万円(税込)を利用しましょう。
なお、JCBゴールドはお得な入会キャンペーンを開催しており、初年度年会費無料&大量のポイント還元を享受できます。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBゴールド ザ・プレミアは、信頼・安心・安全があるゴールドカードよりワンランク上のカードであり、日本発祥の国際ブランドのプロパーカードです。
JCBゴールドと比較すると、年100万円以上利用すれば全く同じ年会費であるにもかかわらず、以下の特典が追加されています。
主なメリット
- プライオリティ・パスが無料で使い放題
- JCBラウンジ京都が利用可能
- JCBプレミアムステイプラン
- JCB STAR MEMBERSのポイント優遇がアップ(JCB THE CLASSと同一)
カード発行後も年100万円使えば保有コストはJCBゴールドと同じなので、メリットが大きいクレジットカードです。
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCB ORIGINAL SERIESパートナーの店舗では高還元となります。
セブンイレブン・Amazonでは還元率1.5%~1.85%となり、スターバックスでは5%~5.35%です。その他「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の店舗では1~5.35%還元となります。
Oki Dokiランドを使うと、Amazon・楽天・LOHACO・Yahoo!ショッピング・ベルメゾンなどのネット通販でポイント還元が増加します。
ポイントは多種多様な商品と交換できるので、現金同様に使えて便利です。事前チャージ不要の電子マネーのQUICPayが使えてポイントが付与されるのも便利です。
プロパーカードならではのサポートもしっかりしており、フリーダイヤルでゴールド会員デスクに気軽に問い合わせられます。
保険がゴールドカードの中では充実しており特筆すべき水準です。航空機遅延費用保険、航空機預託手荷物遅延・紛失費用保険も付帯しており、ショッピング保険は500万円とパワフルです。
国内・海外旅行保険のいずれも充実しており、海外旅行保険は最高1億円、最も利用頻度が高い疾病・傷害治療も300万円あります。。
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JCBゴールド ザ・プレミアのメリット・デメリット・価値まとめ
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JCBゴールド ザ・プレミアは、至高のコストパフォーマンスを誇っている「JCB THE CLASS」へあと一歩となります。
JCB THE CLASSへのリーチとなるJCBゴールド ザ・プレミアの特典を堪能しながら決済を積み重ねていくと、ザ・クラスへのインビテーションが届く可能性が高まります。
JCBゴールド ザ・プレミアは、ゴールドカードとしてはコストパフォーマンスに優れた非常にお得なカードです。保有するためには、まずはJCBゴールドを作成しましょう。
JCBゴールドは2023年12月4日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。
新規入会してキャンペーンに参加登録すると、Amazonの利用で10,000円~30,000円分のプレゼントがあります(カード券種によって金額は相違)。
また、その他もお得な企画が豊富です。
内訳
- Amazon.co.jp利用:最大30,000円キャッシュバック(W1万・一般1.2万・ゴールド2.3万・プラチナ3万)
- キャッシュバック:JCBプラチナ27,500円
- Apple Pay ・ Google Pay 20%キャッシュバック(最大3,000円)
- 家族カード新規入会:最大4,000円のキャッシュバック
- カード入会後、お友達紹介:1人あたり1,500円のキャッシュバック
家族カード入会・お友達紹介・リボ払い等がなくても、AmazonとApple Pay ・ Google Payの利用で、13,000円~60,500円分となるお得なキャンペーンです。
インターネット限定で初年度の年会費は無料です。今ならお得に1年間利用することが可能です。
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