「プライオリティ・パス」というクレジットカードの特典があります。プレステージ会員は、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となります。
3種類のエポスカードの中では、年会費20,000円(税込)で維持できる格安のエポスプラチナカード会員が利用可能です。
年会費、1回ごとの利用料等はエポスカードが負担してくれます。混雑する空港ターミナルのけん騒から逃れて、フライト前のひとときをゆっくりとくつろぐことが可能になります。
エポスプラチナカードのプライオリティ・パスの内容、対象カード、申込手順についてまとめます。
目次
エポスプラチナカードのプライオリティ・パスの内容
エポスプラチナカードの特典でプライオリティパスに入会すると、旅行や出張の際、世界の空港ラウンジを無料で利用できます。ラウンジの数は日々増え続けています。
利用の航空会社や搭乗クラスに関わらず、いつでもVIPラウンジを利用できるのがメリットです。
LCCや格安航空券利用時でも、世界中の空港ラウンジを使い放題で流麗。1日に2回以上ラウンジを利用することも可能です。
利用の際にはラウンジの受付でプライオリティ・パスの会員カードと、当日の搭乗券または航空券を提示すればOKです。
快適な空間でドリンクや食事
軽食やアルコール類を含むドリンクを楽しみながら、居心地の良い空間で搭乗までの時間をゆったりと過ごすことが可能になります。
食事が充実しているラウンジもあり、朝食・昼食・夕食を済ませることも可能なところもあります。
海外では食事内容が豪華な空港ラウンジも利用可能。日本の近くですと、仁川国際空港のSKY HUBラウンジ、香港国際空港のトラベラーズラウンジ、上海・浦東空港にあるVIPラウンジなどが豪華です。
グアム国際空港のSagan Bisitaは、多種多様なパン類、カップラーメン、シリアル類、おかゆ、チャーハン、焼きそば、ホットドック、サラダ、お菓子、ミニケーキ、ポップコーンなどが揃っています。
飲み物ではミネラルウォーター、コーラ・ペプシ・サンキストの各種ジュースだけではなく、バドワイザー、スーパードライ等のビール、洋酒(スピリッツ・リキュール)もあります。
本来的にはビジネスクラス利用者やANA上級会員でないと使えないANAラウンジを使えるのはファンタスティックです。
ただし、国際線の需要が正常化したら終了する可能性があります。
スパやネイルサロン等のサービスがあるラウンジも
搭乗までの時間に余裕がある場合は、ラウンジに併設されたスパにて身も心もリフレッシュすることも可能です。
一例として中部国際空港セントレアでは、レストラン、温浴施設もプライオリティパスにて無料で楽しめます。
オプショナルのサービスや施設利用料は有料となる場合があり、これらはラウンジ運営者の自由裁量にて提供されています。このような場合は直接ラウンジで代金を支払う形式となります。
スパ施設を利用するには別料金が必要というラウンジが大多数ですが、プライオリティ・パスを持っていると割引料金が適用されるラウンジが多いです。
インターネット
多くのラウンジでは無料Wi-Fiインターネット接続が用意されています。情報収集がはかどります。
また、電子機器の充電にラウンジの充電設備を利用できます。一部のラウンジには会議室が併設されており、ビジネスにおいても有効活用できます。
一部空港ではレストラン・スパ・リラクゼーションの優待
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
安心のサポート
安心してサービスを利用できるように、プライオリティ・パスでは、会員サービスチームのベテラン多言語スタッフが24時間・年中無休で顧客をサポートしています。
もちろん、日本語もサポートされており、スタッフとのやり取りは日本語で行うことができます。
便利なデジタル会員証
ラウンジを利用する際には、受付で会員証を提示するだけでOKです。事前予約の必要はありません。
プライオリティ・パスの会員カードは、デザインが2015年末~2016年初頭にかけて切り替わりました。
利用方法
家族・友人との旅行や同僚との出張の際には別途料金を支払えば、同伴者も一緒にラウンジを利用できます。
エポスプラチナカードの場合は1回あたり35米ドル(2024/7/18時点の1ドル156.59円換算で5,481円)です。お酒を何杯か飲んで食事を取れば十分に元をとれます。
ラウンジを利用する際は、プライオリティ・パス会員証を提示します。クレジットカード本体や身分証明証などは不要です。
プライオリティ・パスの会員カードと利用者の名義が異なる場合は、利用できない場合があります。
受付の担当者が、電子リーダーで会員証をスキャンするか、インプリンターでカードの会員証情報を転写し利用伝票を作成します。
受付の担当者からラウンジ利用伝票への署名もしくは、電子リーダー端末への署名を求められますので、利用人数、利用日などを確認のうえ、署名することになります。
特に重要なのは同伴者人数です。多かったら余計にお金を払うことになるので気をつけましょう。
同伴者料金は後日、プライオリティ・パス会員のエポスプラチナカードに請求されます。通常のクレジットカード利用料金と同じです。
エポスプラチナカードのプライオリティパスの申込手順
エポスプラチナカードでプライオリティ・パスに申し込む際には、会員サイトで手続きすることになります。
「EPOSNet」にログインして、左サイドバーの「各種お申し込み」欄にある「プライオリティ・パスのお申し込み」を選択します。
次の画面でエポスカード番号下4桁が申し込みたいカードであることを確認して、「プライオリティ・パスを申し込む」ボタンを選択します。
受付番号はお問い合わせなどの際に必要となるので、メモを取るか、PDFやスクリーンショットで画面を保存したり、プリントアウトして保管するのが無難です。
「プライオリティ・パス受付完了通知メール」が登録メールアドレスに送られてくるので、手続きが完了しているか否か不安に思うことはなくてユーザーフレンドリーです。
プライオリティ・パスの会員カードは申し込みから約2~3週間で、登録してある自宅住所に届きます。年末年始・ゴールデンウィークなどは、更に時間がかかる場合もあります。
料金後納郵便・親展で届きます。封筒には「EPOS CARD Platinum」「PRIORITY PASS」と書かれているので、中身がわかりやすいです。
台紙にはプライオリティ・パスの利用方法、同伴者料金、紛失時の連絡先、有効期限などについて記載されているので安心・安全です。
紛失・盗難・破損の場合は、カード裏面のエポスカードプラチナデスクまで連絡しましょう。営業時間は8時半~18時となります。
プライオリティ・パスのラウンジリストの詳細が書かれたガイドブックも同封されています。アプリで最新情報をチェックできますが、紙の冊子でも確認できます。
紛失・再発行・名義変更などの問い合わせ先電話番号も記載されているので便利です。
プライオリティ・パスの会員カードを台紙から外して、カード裏面に署名したら準備完了です。
有効期限は1年間で毎年更新の手続きが必要
エポスプラチナカードの場合は有効期限が1年間となっており、毎年更新の手続きが必要になります。
その都度郵便物を受け取って、カードを差し替えるという事務処理の手間が生じるのはデメリットです。
しかし、年1回の作業ですし、Webでサクッと数十秒~数分程度で手続きが完了するので、負担感はほとんどありません。
メールでも連絡があるので、有効期限切れを見逃す心配はなくてユーザーフレンドリーです。
新しいプライオリティ・パス・カードの申し込みは、有効期限月の2ヶ月前から手続きすることが可能です。
まとめ
エポスプラチナカードはプライオリティ・パスに無料で入会でき、通常の年会費は469米ドルであるプレステージ会員になれます。
1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となります。
利用の航空会社や搭乗クラスに関わらず、いつでもVIPラウンジを利用できるのがメリットです。
LCCや格安航空券利用時でも、世界中の空港ラウンジを使い放題で流麗。1日に2回以上ラウンジを利用することも可能です。
年会費20,000円(税込)で維持できる格安プラチナカードであるにもかかわらず、プライオリティ・パスを利用できるのは大きなメリットです。
ライバルのオリコカード ザ プラチナ、ジャックスカードプラチナ Mastercardの付帯サービスは、空港ラウンジ無料回数がたったの年6回であるラウンジキーです。
それと比較するとエポスプラチナカードは同水準の年会費で全世界の空港ラウンジが使い放題であるのが大きなメリットです。
エポスカードは年会費無料のクレジットカードで使いやすく、全国10,000店舗以上のお店で優待特典が受けられます。
膨大な数の優待・割引を享受できるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
ユナイテッド・シネマ / シネプレックス等の映画館、ビッグエコー等のカラオケの割引は特に使いやすいです。
丸井やモディ等にはエポスカードのカードセンターが設置されており、 専任スタッフが常駐しています。
一般のエポスカードについては、VisaブランドのICチップ付カードを、申し込み当日に店頭で即時発行することが可能です。
ICチップ付のVISAカードの即日発行は、日本で初めてエポスカードが成し遂げた快挙です。VISAとの粘り強い交渉の末に可能になりました。
Visa付カードの店頭即時発行は、ドラクエで喩えるとはぐれメタルのような希少性があります。
利便性の高さは高く評価されており、2016年10月には、第16回ポーター賞(主催:一橋大学大学院国際企業戦略研究科)を受賞しています。即日発行の流れは以下にまとめています。
日本全国でお得な優待・割引を享受でき、家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「年会費無料カード」としてエポスカードを挙げられていました。
年4回、エポスカードの利用でマルイのネット通販、マルイでのお買い物が10%OFFとなる「マルコとマルオの7日間」でお得にお買い物できます。
無印良品週間と期間が重複した場合、無印良品を約19%割引で買うこともできます。
エポスカードウィークスという優待特典が更に充実する時期もあります。その他エポスカードの特典は以下で徹底解説しています。
実際にエポスカードを活用したところ、お得な優待特典を多数受けられて役立ちました。
エポスカード以外のデパートでお得にお買い物できるクレジットカードについては、以下で丹念に論述しています。
エポスカードは、海外旅行傷害保険が充実しています。最も利用頻度が高い傷害治療費用は270万円、疾病治療費用も200万円と高額補償なのが魅力的です。
付帯保険以外でも海外で多様なトラベルサービスを利用でき、海外旅行で八面六臂の活躍を見せてくれます。
エポスカードは電子マネーのチャージにも強いクレジットカードです。楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージが、ポイント還元の対象です。
また、エポトクプラザで人気公演のチケットの予約が可能であり、エポスお買い物あんしんサービスという付帯オプションもあります。
カード利用で貯まるエポスポイントは、エポスVisaプリペイドカードにチャージすることでVisa加盟店にてクレジットカードのように使えるので、現金同様の利便性があります。
エポスカードは、ネット通販でのセキュリティに優れているエポスバーチャルカードも使えます。
エポスバーチャルカードは、クレジットカードのように実物があるカードではなく、データ上の決済VISAカードです。
本体のエポスカードとは別の番号によってインターネットで決済できます。もちろんポイントはエポスカード同様に付与されます。
万が一エポスバーチャルカードの情報が流出しても、エポスカード本体の番号を知られることはありません。
本体のカードの方も利用ごとにメールを送ってもらう設定もできるので、不正利用をいち早く察知できてセキュリティも高いです。
国際ブランドがVISAであり、世界中で加盟店が多いのが大きなメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で圧倒的なNo.1となっています(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
エポスカードを利用していくと、最強のクレジットカードと評価できるエポスゴールドカードのインビテーションが届く可能性があるのもメリットです。
ゴールドカードランキングの上位に位置付けられるハイ・クオリティー・カードです。また、私は最強のクレジットカードの1枚だと考えています。
年会費永年無料・ポイント有効期限無期限・ボーナスポイント・ゴールドカードのオリジナル特典など絶大なベネフィットがあり、ゴールドカードとしては異例なほどにコストパフォーマンスが高いカードです。
家族にエポスゴールドカードの招待ができるエポスファミリーゴールドという制度もあります。これで入会した場合は家族の年会費もずっと無料です。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスゴールドカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
最上位カードのエポスプラチナカードは、年100万円利用したら実質的に無料で使えてコスパ良好で、年会費を取り戻せるプラチナカードの筆頭です。
2018年8月31日にはエポスカード払いで投資信託を購入できる証券会社「tsumiki証券」が開始しました。クレジットカードで投信を買えるのは日本初の仕組みとなります。
エポスカードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
エポスカードは店頭で申し込むよりも、ネット限定の入会キャンペーンの方が豪華なことが多いです。
エポスカードはお得なキャンペーンを行なっています。Webから入会すると2,000円相当のエポスポイントがプレゼントされます。
特に必要な作業はありません。無条件で2,000円を得られるお得な入会キャンペーンです。
なお、インターネットでの入会時に「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24040195569」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
以前には株式会社エポスカードに取材に行き、利用促進部 利用促進課の田中さんにインタビューしました。
エポスカードの特徴・歴史から、お得な優待・特典・イベント、プリペイドカード・電子マネーなど、エポスカードについて色々と聞き倒しています!
続いて、以下では海外トラベルサービス、最短即日発行の仕組み、エポスカード公式アプリ、セキュリティに対する取り組み、キャッシング、エポスゴールドカード、エポスプラチナカードについて伺っています。