かつてはインビテーション制だったエポスプラチナカードが、自己申込可能になりました。
インビを受け取った場合と比較すると年会費は1万円(税込)高くなりますが、1度でも年100万円使えば翌年度からはインビが届いた場合と同一の年会費となります。
この度はエポスプラチナカードに申し込みましたので、申込手順、エポスカードやエポスゴールドカードからの切替方法、注意点について徹底的に解説します。
※エポスプラチナカードの横向きのカードフェイスは旧券面であり、リニューアル後の券面デザインは縦型になっています(以下すべて同様)。
まずはエポスカードの会員サイト「エポスNet」のマイページにログインします。
下にスクロールすると左サイドバーに「メニュー」欄があるので、「各種お申込み」を選択します。
すると各種カードの申し込み画面へのリンクが出てくるので、「プラチナカードのお申し込み」を選択します。
エポスプラチナカードの申込画面に遷移します。規約、注意点が表示されるので同意する必要があります。自己申込の場合は年会費3万円(税込)となります。
次の画面でエポスカードに登録してある個人情報に変更がないかの確認があるので、変更点を申告することになります。
回答は任意項目と必須項目があります。住所・勤務先・年収が任意項目で、住居費負担・配偶者・生計を同一にする人数が必須項目です。
住居費負担はない方が高評価、勤め先は収入の安定性が高い大企業・公務員であると高評価、年収は高いと高評価となります。
ただし、帝国データバンク等の企業データベースに載っていないような中小企業の場合、高い年収を申告してもスルーされる場合があります。
配偶者はいた方がプラス材料です。生計を同一にする人数は収入とのバランスが重要であり、年収のわりに扶養家族の人数が多いとマイナス査定される場合もあります。
私は配偶者は「なし」、生計同一人数は「1人(本人のみ)」で変わりありませんでした(´;ω;`)
オプションとして「いつでもリボ」の登録、ETCカードの申込みも可能です。
いつでもリボは高率のリボ手数料が発生してしまうので、こまめに繰り上げ返済して少額の手数料を発生させてポイントアップを狙う場合以外は避けるのがブナです。
エポスカードのETCカードは発行手数料・年会費などは無料で費用は一切かかりません。ポイントも満額付与されるので優秀です。
次の画面に進むと確認画面に遷移するので、申込内容に間違いがないか確認して、「お申込み」を選択しましょう。直す場合は「修正する」を選択します。
エポスプラチナカード申し込み手続きの完了画面が表示されます。受付番号は「申込年月日(西暦)-5桁の数字」となっています。
カードに申し込んだらメールでも受付完了の確認が送られてきます。メールには審査状況の確認ページへのリンクがあります。
受付番号と生年月日を入力して「照会する」を選択すると状況を確認できます。受付番号はメールにも書かれています。
すぐにログインして確認したところ、「ただいま審査中です」ということでした。
電話で問い合わせたい場合は、9時半~18時の間はエポスカスタマーセンターに電話できます。
携帯電話の通話し放題対象の「03」と「06」から始まる番号が用意されているのでナイスです。
これだけ電話し放題のプランが普及しているのですから、無料対象外となるナビダイヤル(0570)以外の番号を用意してほしいです。いまだにナビダイヤルのみという企業が多数あります。
申込の翌日に審査通過のメールが届きました。
信用状況は問題なく、エポスカード・エポスゴールドカードと合計10年近くクレヒスを築いていますし、審査落ちの心配はしていませんでしたが、無事可決してよかったです。
メールには10日間程度で届きますと書かれていましたが、審査通過の4日後(申込から5日後)に届きました。
黒一色で「EPOS CARD Platinum」という文字がキラキラ輝いていて、高級感ある封筒でした。
封筒の裏面の左下には「You are the One」という英語が筆記体で書かれていてオシャレでした。
エポスプラチナカード利用ガイドと規約が同封されていました。
利用ガイドの表面の文字もプラチナカードらしくキラキラで上質でした。
ガイドを開けると案内文とベネフィットの目次がありました。テンションが上がる瞬間です。
海外旅行ハンドブックと海外・国内旅行傷害保険の案内も付帯していました。
カードの利用限度額は150万円とゴールドカード時代の80万円から+70万円となりました。
エポスプラチナカードはスムーズに発行できるクレジットカードです。
せっかく年会費が高いプラチナカードに申し込んだからには、できる限り早く使いたいので、迅速に届けてくれるのはナイスです。
「エポスプラチナカードをもっとおトクにべんりにお使いいただくために」というプラチナカードの独自特典に関する1枚ペラでの解説もありました。再確認できて分かりやすいです。
表題中の「べんり」は漢字の「便利」でもいいような気がしました。
ただ、最近は至るところで平仮名化が進んでいるトレンドを目の当たりにしています。
IPOで「当せん」「落せん」と「選」を平仮名で表示している証券会社もある程です。世の流れは漢字を極力使わない方向となっていますね。
エポスプラチナカードのファースト・インプレッションは「めっちゃカッコイイ!!」です。
「Platinum」という文字がホログラムになっており、ダイナースプレミアムのようにキラキラしていて抜群にセクシーです。
プラチナの文字がポップなのがエポスカードらしいです。その右の緑色の「EPOS CARD」のロゴは、率直に申し上げると悪目立ちして微妙と感じていたのですが、自己主張しすぎず控え目になっています。
ここあたりはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの「SAISON CARD」と同じで許容範囲だと思います。
カード裏面は黒一色でオシャレです。裏面のロゴは赤色で、右下にはPLUSのマーク、左下にはVISAのホログラムがあります。
エポスプラチナカードの面白い点は、「Platinum」というキラキラロゴと、緑色の「EPOS CARD」というロゴが、光の加減によって表情を変える点です。
緑色のロゴがほとんど見えなくなることもあります。
太陽光が当たると見える傾向にあります。Platinumの輝きも状況によって色味が変化して楽しめます。
年会費2万円で維持できるにもかかわらず、縁が黒い高級素材が使用されていて質実剛健です。
年会費31,000円(税抜)のJAL・JCBカード プラチナでも、年会費無料カードと同じく縁は白い安物の素材です。
年会費5万円以上のプレミアムカードですと縁が黒の上質素材が用いられているケースが多いです。
年会費2万でも高級素材を採用している点で、エポスプラチナカードは素晴らしいです。
日本におけるVISAの第一人者である三井住友カード プラチナと比較しても、カッコよさは勝るとも劣りません。
丸井らしくエポスの方が相対的にカジュアルで若々しい感があります。
価格帯が近いセゾンプラチナ・アメックスとの比較。
JAL・JCBカード プラチナとの比較では、どちらも上質感・高級感があります。
「プラチナ・カード」の本家であるアメックス・プラチナと比較。どちらも抜群のかっこよさがあります。
ダイナースプレミアムとの比較。エポスプラチナカードは黒一色なので、ブラックカード感もあります。
ラグジュアリーカード(Mastercard Gold Card)と比較すると、24金の素材力はラグジュアリーカードが上回っていますが、ファッショナブルなエポスプラチナカードも魅力が大きいです。
エポスゴールドカードからエポスプラチナカードに実際にアップグレードして感じたのは、やはりプラチナカードの方がしっくり来るという点です。
エポスゴールドカードは年会費無料で充実の特典で圧倒的なコスパを誇りますけれども、お財布に入れて日々を過ごし支払いに使う時の満足感はプラチナカードに分があります。
コンシェルジュ、プライオリティ・パス、コース料理1名分無料サービス等の付帯サービスを使っていけば、プラチナカードの方も秀逸です。
エポスカードのデザインはリニューアルされており、エポスプラチナカードも洗練されました。
公共料金などにエポスゴールドカード等を登録していた場合、カード情報の変更手続きが必要な場合と不要なケースがあります。代表例は下表のとおりです。
ジャンル | 名前 | 手続きの有無 |
---|---|---|
電話料金 | NTTドコモ、au、ソフトバンク、NTT東日本/西日本 | 不要 |
ワイモバイル | 必要 | |
プロバイダー・放送 | BIGLOBE、Yahoo!BB、NTTコミュンニケーションズ、NTTコミュンニケーション図ぷらら、KDDI | 不要 |
@nifty、So-net、ODN、NHK受信料、WOWOW | 必要 | |
公共料金 | 東京電力、ENEOSでんき、東京ガス、東京都水道局、大阪ガス | 不要 |
電子マネー | Edy、モバイルSuica | 必要 |
エポスプラチナカードはICチップ搭載のVISAプラチナカードである点にエッジ・優位性があります。
アメックス・プラチナ、ダイナースプレミアム、ラグジュアリーカード、JCB THE CLASSなどのスーパーカードの弱点は、一部に利用できない店舗がある点です。
この点、エポスプラチナカードは、世界中のVisa加盟店で縦横無尽に利用可能です。サブカードとして活用するのも有意義です。
VISAは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。VISAが圧倒的No.1となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
エポスカードのプラチナカード「エポスプラチナカード」は自己申込の場合は年会費30,000円(税込)です。ただし、一度でも年100万円以上利用したら、それ以降は2万円(税込)となります。
エポスゴールドカードを保有してインビテーションが届いた場合、年会費20,000円(税込)となります。
年収等の審査基準は厳しくなく、エポスゴールドカードを保有したうえで年100万円以上の決済を続ければインビテーションが届くと言われています。
ちなみにエポスゴールドカードは自分でも申し込めますが、エポスカードを年50万円ほど使うと、エポスゴールドカードへのインビテーションが届きます。
インビテーションが届いた場合は、エポスゴールドカードの年会費は永年無料です。なんと無料でゴールドカードを保有できます。
ゴールドカードランキングの上位に位置付けられるハイ・クオリティー・カードです。詳細は以下で徹底解説しています。
エポスゴールドカードは無料で維持できるにもかかわらず、特典も充実していてゴールドカードとしてはコストパフォーマンスが高いカードです。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスプラチナカードは年会費20,000円(税込)で維持できます。税込で2万円ポッキリなのは気持ちが良いですね。
家族カードはありませんが、エポスファミリーゴールドという制度があり、家族をエポスゴールドカードに招待することが可能です。
エポスプラチナカードは年間100万円以上利用すると、年会費と同額の2万円分のボーナスポイントがもらえます(年間利用金額に応じたボーナスポイント詳細)。
エポスプラチナカードのポイントはエポスVisaプリペイドカードでVisa加盟店にて1ポイント1円で使えるので現金同様です。
つまり、年会費は2万円ですが、2万円分のボーナスポイントが出るので、年100万円以上カードを利用するならば、実質的に年会費0円でプラチナカードが保有できることになります。
年200万円以上だと30,000ポイント(3万円分)、年300万円以上だと4万ポイントが付与されます。
また、誕生月もボーナスポイントを獲得できます。もちろんボーナスポイントとは別に、カード利用によるポイントは普通に付与されます。
エポスプラチナカードは特典も充実しています。プラチナカードによくある特典は付帯しており、豊富なベネフィットを利用できます。
- プラチナグルメクーポン(コース料理1名分無料サービス)
- プライオリティ・パス
- 最高1億円の充実の旅行保険(国内外)
- VPCC(VISAプラチナコンシェルジュセンター)※エポスプラチナカードのコンシェルジュのレビュー
- Visaプラチナダイニング
- Visaプラチナトラベル(海外パッケージ旅行等が優待価格)
- 一休.comのダイヤモンド会員の体験(限定優待・プライベートセール)
- Visaプラチナゴルフ(国内外の名門コースの割引・優待)
エポスプラチナカードのグルメクーポンの内容は、三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポンと同一です。
年会費2万円で維持できるのに、年会費50,000円(税抜)の三井住友カード プラチナと同一のベネフィットを享受できるのはお得感があります。
エポスカードのオリジナル特典に加えて、VISAワールドワイドのVISAプラチナカードのサービスを利用できます。
もちろん、エポスゴールドカード・エポスカードの特典はフルに活用できます。完全上位互換となっています。
マルコとマルオの7日間ではマルイが10%OFFとなり、無印良品週間と開催時期が重なると無印良品もお得になります。
全国10,000店舗以上のお店で優待特典が受けられます。
膨大な数の優待・割引を享受できるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
ユナイテッド・シネマ / シネプレックス等の映画館、ビッグエコー等のカラオケの割引は特に使いやすいです。
エポスカードご優待 パワーアップ特集という優待特典が更に充実する時期もあります。全国の優待店で食事やショッピング・サービスがお得になります。
エポスプラチナカードは、ネット通販でのセキュリティに優れているエポスバーチャルカードも使えます。
エポスバーチャルカードは、クレジットカードのように実物があるカードではなく、データ上の決済VISAカードです。
エポスバーチャルカードを使うと、本体のエポスプラチナカードとは別の番号によってインターネットで決済できます。もちろんポイントはエポスプラチナカード同様に付与されます。
万が一エポスバーチャルカードの情報が流出しても、エポスプラチナカード本体の番号を知られることはありません。
本体のカードの方も利用ごとにメールを送ってもらう設定もできるので、不正利用をいち早く察知できてセキュリティも高いです。
その他、エポスカードの特典は以下で徹底解説しています。
実際にエポスカードを活用したところ、お得な優待特典を多数受けられて役立ちました。
日本全国10,000店舗以上でお得な優待・割引を享受でき、エポスカードを持つと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「年会費無料カード」としてエポスカードを挙げられていました。上位カードのエポスプラチナカードはより一層パワフルです。
年100万円の利用によって実質的に無料で使えて特典が充実しているプラチナカードは、日本広しといえどもエポスプラチナカードだけです。
年会費を取り戻せるプラチナカードの筆頭です。その他詳細は以下で徹底解説しています。
その他のプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
エポスプラチナカードはいきなり申し込むことも可能ですけれども、まずは一般カードのエポスカードからステップアップしていくのも選択肢です。
インビテーションが届くとエポスゴールドカードまでは無料で使えますし、エポスプラチナカードもインビが届けば最初から年会費2万円(税込)で利用できます。
エポスカードはVisaブランドのICチップ付カードを、申し込み当日に店頭で即時発行することが可能です。
ICチップ付のVISAカードの即日発行は、日本で初めてエポスカードが成し遂げた快挙です。VISAとの粘り強い交渉の末に可能になりました。
Visa付カードの店頭即時発行は、ドラクエで喩えるとはぐれメタルのような希少性があります。
利便性の高さは高く評価されており、2016年10月には、第16回ポーター賞(主催:一橋大学大学院国際企業戦略研究科)を受賞しています。
エポスカードはお得なキャンペーンを行なっています。Webから入会すると2,000円相当のエポスポイントがプレゼントされます。
特に必要な作業はありません。無条件で2,000円を得られるお得な入会キャンペーンです。
なお、インターネットでの入会時に「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24040195569」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカードの公式キャンペーン
以前には株式会社エポスカードに取材に行き、利用促進部 利用促進課の田中さんにインタビューしました。
エポスカードの特徴・歴史から、お得な優待・特典・イベント、プリペイドカード・電子マネーなど、エポスカードについて色々と聞き倒しています!
続いて、以下では海外トラベルサービス、最短即日発行の仕組み、エポスカード公式アプリ、セキュリティに対する取り組み、キャッシング、エポスゴールドカード、エポスプラチナカードについて伺っています。