
JCBの個人事業主・中小企業経営者向けのビジネスカードには、「JCB CARD Biz」と「JCB法人カード」の2種類があります。
どっちがいいか迷ってしまいましたので、違いを調査してあらゆるスペックを比較して内容をチェックしました。
63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が、JCB CARD BizとJCB法人カードを多方面の角度から比較します。
このページを見ればどちらが良いか一目瞭然ですよ!
公式サイトJCB CARD Biz / JCB法人カード 公式キャンペーン
目次
相違点の比較一覧
まずはお時間のない方向けにJCB CARD Biz、JCB法人カードの相違点を一覧で比較します。
| JCB CARD Biz | JCB法人カード | |
|---|---|---|
| 申し込み対象 | 法人代表者または個人事業主 | 法人または個人事業主 |
| 申し込み書類 | 本人確認書類のみ | 本人確認書類+登記簿謄本 |
| クレジットカード発行枚数 | 1枚(本人のみ) | 複数枚(使用者カードを発行可能) |
| ETCカード発行可能枚数 | 1枚 | 複数枚 |
| スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
- |
| J-POINTの使い道 | マイル・共通ポイントへ移行可能 | マイル・共通ポイントに交換不可 |
| 支払方法 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| キャッシング | 公式サイト参照 | - |
| 決済口座 | 法人代表者:法人口座、個人名義口座 | 法人の場合:法人口座 |
| 個人事業主:屋号付き口座、個人名義口座 | 個人事業主:屋号付き口座、個人名義口座 |
JCB CARD Bizがおすすめの方
- 貯めたポイントをマイル・共通ポイントに交換したい
- Apple PayもしくはGoogle Payを使いたい
- 本人確認書類だけでネットにて申し込みたい
- 追加カードは不要・ETCカードは1枚でOK
- 分割払い・リボ払い・スキップ払いを使いたい
JCB法人カードがおすすめ
- 他の役員・従業員用の追加カードが必要
- 複数枚のETCカード発行を希望
基本的には複数枚のクレジットカード・ETCが必要な場合はJCB法人カード、そうでない場合はJCB CARD Bizがおすすめです。
公式サイトJCB CARD Biz / JCB法人カード 公式キャンペーン
以下、違いについて掘り下げて分析します。
申し込み資格と必要書類
クレジットカードに申し込める対象が、2種類のJCBビジネスカードで微妙に異なっています。
- JCB CARD Biz:法人代表者または個人事業主
- JCB法人カード:法人または個人事業主
微妙な言葉の違いですが、JCB CARD Bizの方は法人口座を引き落とし口座に指定する場合でも、あくまで個人が申し込む形式となります。
他方、JCB法人カードは法人そのものが契約の相手方となります。
単なる言葉遊びのような感もありますが、申し込み時の必要書類の違いにつながります。
JCB法人カードの場合は法人口座を振替口座に指定する場合、法人の現在事項全部証明書か履歴事項全部証明書(登記簿謄本)のコピー(発行日より6ヵ月以内)を提出する必要があります。
審査内容によっては、決算書(貸借対照表、損益計算書、販売費および一般管理費内訳書)の提出が求められる可能性もゼロではありません。
また、カード会員の身分証明書の提出も必要となります。
他方、JCB CARD Bizは法人代表者が契約主体となるので、必要書類は本人確認書類のみです。
本人確認書類
- 運転免許証または運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード・特別永住者証明書等
- マイナンバー(個人番号)カード
- 住民票の写し
- 各種健康保険証+現住所が確認できる書類(補完書類)
身分証明書と現住所が異なる場合、健康保険証の場合は、現在の住所が確認できる「補完書類」が必要です。
具体的な補完書類
- 公共料金の領収書(固定電話会社、電力会社、水道局、ガス会社、NHK発行のもの)
- 国税または地方税の領収書または納税証明書
- 社会保険料の領収書
JCB法人カードは書類のやり取りが必要ですが、JCB CARD Bizはオンラインで口座設定を完了させてインターネットで申し込み手続きを完結させることも可能です。
クレジットカード発行可能枚数

JCB CARD Bizは本会員カードのみですが、JCB法人カードは他の役員・従業員向けの追加カードを発行できます。
- JCB CARD Biz:1枚(本人のみ)
- JCB法人カード:複数枚(使用者カードを発行可能)
JCB法人カードの方は特に枚数制限はないので、例えば10枚・20枚を発行することも可能です。
ただし、カードショッピングが可能な金額は本会員カードの利用限度額の枠内なので、枚数を増やすごとに利用可能枠が広がるわけではありません。
ETCカード発行可能枚数

JCB CARD Bizが作成できるETCカードの枚数は1枚のみですが、JCB法人カードは複数枚を保有できます。
- JCB CARD Biz:1枚のみ
- JCB法人カード:複数枚発行可能
社用車が複数台あるような企業の方、車が1人1台必要な地域の方などにとって便利な仕組みとなっています。
公式サイトJCB CARD Biz / JCB法人カード 公式キャンペーン
Suicaチャージはポイント対象外
JCB CARD Bizは、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaへのチャージはJ-POINTの対象外です。
Suicaチャージは1.5%還元のビューカードがおすすめです。サブカードとしては、年会費が年1回の利用で無料のビックカメラSuicaカードに妙味があります。

ビックカメラSuicaカードは、Suicaチャージが1.5%還元と日本最高峰で、エクスプレス予約は1%還元となり、かつ年会費無料で維持できます。
JR東海エクスプレスカードやJ-WESTカードの0.5%還元と比較すると、圧倒的にお得なクレジットカードです。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。
クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
活用すると家計改善に大活躍してくれるクレジットカードであり、大量のポイントが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
その他のビューカードでは、アトレ等のJRE CARD優待店・ルミネを使うなら3.5%還元のJRE CARD、そうでなければボーナスポイントのビューカード スタンダードが魅力的です。
公式サイトJRE CARD 公式キャンペーン
J-POINTの使い道

JCB CARD Bizはカード利用で貯めたJ-POINTを航空マイル、各種共通ポイントに交換できますが、JCB法人カードは不可能です。
- JCB CARD Biz:マイル・共通ポイントへ移行可能
- JCB法人カード:マイル・共通ポイントへ移行×
マイルではANAマイル・JALマイル・デルタ航空スカイマイルに交換可能です。
また、ANA航空券購入に1円単位で使えるANA SKY コインに移行できるので、ANAスーパーフライヤーズカード獲得に向けたSFC修行にも役立ちます。
また、nanacoポイント、WAONポイント、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント等の共通ポイントに交換できます。
楽天証券での投信購入、楽天ポイント運用、dポイント投資など、ポイント投資に使うことも可能です。
その他、J-POINTには幅広い用途があります。
J-POINTの効率的な獲得方法

支払方法・キャッシングは公式サイト参照

JCB法人カードと比較して、JCB CARD Bizはの方は多様です(公式サイト参照)。
| ショッピング・キャッシング方法 | JCB CARD Biz | JCB法人カード |
|---|---|---|
| ショッピング1回払い | 公式サイト参照 | |
| ショッピング2回払い | ||
| ボーナス1回払い | ||
| ショッピングリボ払い | ||
| ショッピング分割払い | ||
| ショッピングスキップ払い | ||
| キャッシング1回払い(国内・海外) | ||
| キャッシングリボ払い | ||
決済口座
カード利用代金の引き落とし口座としては、JCB CARD Bizの方が選択肢が一つ多くなっています。
| カード名 | 法人代表者 | 個人事業主 |
|---|---|---|
| JCB CARD Biz | 法人口座、個人名義口座 | 屋号付き口座、個人名義口座 |
| JCB法人カード | 法人口座 | 屋号付き口座、個人名義口座 |
JCB CARD Bizの場合、法人代表者でも個人名義の口座を設定できます。
法人口座はメガバンクの場合、ネットバンキングも手数料が発生するなど、個人口座と比較するとコストが高いのが欠点。
引き落とし口座を三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行にしたい場合は、JCB CARD BizのメリットがUPします。



共通点
JCB CARD BizとJCB法人カードは共通点も多くなっています。
どちらもグレードが三段階となっており、ニーズに応じて選択できます。
- JCB CARD Biz 一般、JCB CARD Biz ゴールド、JCB CARD Biz プラチナ
- JCB一般法人カード、JCBゴールド法人カード、JCBプラチナ法人カード
各一般カード・ゴールド・プラチナカードは、Bizと法人カードでほぼ同スペックとなっています。
まとめ
JCB CARD BizとJCB法人カードは、JCBのビジネスカードという点では類似していますが、細部で相違点が存在しています。
最後に違いの比較をまとめます。
| JCB CARD Biz | JCB法人カード | |
|---|---|---|
| 申し込み対象 | 法人代表者または個人事業主 | 法人または個人事業主 |
| 申し込み書類 | 本人確認書類のみ | 本人確認書類+登記簿謄本 |
| クレジットカード発行枚数 | 1枚(本人のみ) | 複数枚(使用者カードを発行可能) |
| ETCカード発行可能枚数 | 1枚 | 複数枚 |
| スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
- |
| J-POINTの使い道 | マイル・共通ポイントへ移行可能 | マイル・共通ポイントに交換不可 |
| 支払方法 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| キャッシング | 公式サイト参照 | - |
| 決済口座 | 法人代表者:法人口座、個人名義口座 | 法人の場合:法人口座 |
| 個人事業主:屋号付き口座、個人名義口座 | 個人事業主:屋号付き口座、個人名義口座 |
JCB CARD Bizがおすすめの方
- 貯めたポイントをマイル・共通ポイントに交換したい
- Apple PayもしくはGoogle Payを使いたい
- 本人確認書類だけでネットにて申し込みたい
- 追加カードは不要・ETCカードは1枚でOK
- 分割払い・リボ払い・スキップ払いを使いたい
JCB法人カードがおすすめ
- 他の役員・従業員用の追加カードが必要
- 複数枚のETCカード発行を希望
追加カード・複数枚のETCカードが必要な場合はJCB法人カード、そうでない場合はJCB CARD Bizがおすすめです。
入会キャンペーンはJCB CARD Bizの方が豪華となっています。


日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる菊地崇仁さんは、おすすめのビジネスカードとしてJCB CARD Bizを挙げていました。

なお、Bizと法人カードの2枚持ちも可能なので、代表者はJCB CARD Biz プラチナ、従業員はJCB一般法人カードという選択肢もあります。