Booking.com(ブッキングドットコム)という宿泊予約サイトがあります。
多種多様なホテルから、法令に準則して営業許可を取得している民泊まで、多様な施設が掲載されており、トラベルに役立ちます。
旅行の予約で時として避けては通れないのがキャンセル。予定が変わって都合が悪くなってしまったり、突如として仕事が入っていけなくなることは日常茶飯事です。
そうした際に気になるのがキャンセルができるのか、そのやり方はどのような方法か、キャンセル料は発生するのかですね。
私はBooking.comをフル活用しており、上級会員のGenius(ジーニアス)資格も保有しています。
上級会員である私が、ブッキングドットコムのキャンセルについて、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
ブッキングドットコムではキャンセルが可能
Booking.comを通じてオンラインで手配した宿泊予約は、原則としてキャンセルできます。
ブッキングドットコムにログインして、右上のアカウント欄を選択すると、予約一覧画面へのリンクが出ます。
キャンセルはもちろん、滞在日の変更、部屋の追加などを、インターネット上で簡単に操作できます。
パソコンだけではなく、スマホやタブレットでも手続きできます。
Booking.comは24時間前まではキャンセル無料というケースが多いですが、宿泊施設ごとに、キャンセルポリシーは異なります。
したがって、キャンセルの前にキャンセル料発生の有無、料金などを確認しておくのが無難です。
キャンセルポリシーはメールで送られてくる予約確認書で確認したり、カスタマーサービスやホテルへの電話で質問することも可能です。
キャンセル料はいくらか
Booking.comの予約をキャンセルした場合でも、キャンセル無料タイプの予約の場合は、キャンセル料は不要です。
無料キャンセルの期間を過ぎているか、返金不可の予約の場合は、宿泊施設の定めたキャンセル料を支払う必要が生じます。
返金不可の予約の日程変更、キャンセルは原則としてNGとされており、宿泊施設の定めたキャンセル料を支払う必要が生じます。
ただし、最終的には交渉次第となり、台風などの自然災害、急病・身内の不幸などのやむを得ない事情の場合は、電話で交渉すれば無料にしてくれるケースもあります。
手間を許容できる場合は、ダメ元で電話してみることも選択肢の一つです。
多くのホテルでは到着の24時間前まではキャンセル料は無料となっています。例えば5月5日宿泊なら5月3日の23:59までは無料という取扱いが多いです。
ただし、ホテル・旅館によっては無料となるのは1週間前迄となり、それ以降はキャンセル料が発生するというケースもあるので、予約時に確認しましょう。
キャンセルの方法は電話とメール
Booking.comのキャンセルのやり方は簡単です。24時間365日いつでも手続きできます。
インターネットにつながっていれば、システムメンテナンスを除いていつでも、予約管理ページから予約内容を変更・取り消すことができます。
電話での問い合わせやメールでリクエストを送らなくても、サクッと簡単に手続きできて簡便です。
キャンセル料が発生しない場合は、マイページでポチポチと作業しましょう。
キャンセル・ポリシーのルールに従った場合、本来的にはキャンセル料が発生する場合は、電話での交渉をおすすめします。
上級会員のGenius会員の場合、専用のカスタマーサービス番号が用意されており、短い待ち時間で問い合わせることが可能で便利です。
一般の方でも24時間年中無休のカスタマーサービスに直接連絡できます。
やむを得ない事情によるキャンセルであることを伝えたら、ホテル側と交渉してくれて、場合によってはキャンセル料なしとしてくれる可能性もあります。
もしくは直接ホテルに電話してもOKです。Bookin.com経由で予約した場合、直接問い合わせたらダメという決まりはありません。
直接ホテル側に事情を話して誠意を伝えたい場合などは、直接のテレフォンも選択肢となります。
急ぎでない場合は、ブッキングドットコムのオンライン上のフォームから問い合わせることが可能です。メールで回答が届きます。
ログインして右上のアイコン欄を選択して「カスタマーサービス・ヘルプページ」を選択します。
「困った時の解決方法」という画面に遷移するので、右側の「電話またはメールする」を選択します。
次の画面で該当予約を選択して、お問い合わせ内容を入力して「送信」という青いボタンを押せばOKです。
ちなみに電話でキャンセルする場合のブッキングドットコムのコールセンターの電話番号へもここから辿れます。
問い合わせ内容は詳細を記入すればするほど、素早いサポートが可能です。
予約をキャンセルすると、予約キャンセルの確認メールが届きます。
受信トレイに見当たらない場合は、迷惑メールフォルダも確認しましょう。
ケータイメールを登録している場合で、アドレス帳に登録しているメール以外はブロック等の設定を行っている場合はメールは届きません。
メールが24時間以内に届かなかった場合は、宿泊施設まで連絡・確認するのが無難です。
返金不可の部屋の日程変更
「キャンセルまでは不要だけれども、宿泊する日を変更したい」ということもよくありますね。
土曜日から1泊の予定だったけれども、前の日に飲み会が入ったので、旅行を1日ずらしたいといったことはよくあります。
返金不可の予約を日程変更することは原則として不可能です。変更したい場合は、キャンセル料がかかってしまうのが基本となります。
しかしながら、これも問い合わせて事情を説明してお願いした場合、やむを得ない情状酌量がある場合は、無料で予約日を変えてくれることもあります。
手間を許容できる場合は、一度頼んでみることをおすすめします。
キャンセル料の返金
ブッキングドットコムの支払いタイミングは、チェックアウトの際というホテルが大多数です。
Booking.comは掲載している大多数のプラン・料金では、前払い・デポジット(保証金)の支払いは不要となっています。
したがって、無料でキャンセルできた場合は、そもそも論として料金は1円も支払っていないことが大多数なので、返金の手続きもありません。
何も支払っていない状態が確定するというだけになります。
リアル店舗があるような従来型の旅行代理店の場合は、キャンセル可の場合でも一度全額を支払う必要があったり、もしくは一部をデポジットとして事前入金マストのケースがあります。
ブッキングドットコムは簡便です。ただし、ごく一部に宿泊料金やデポジットの支払いが必要な場合があるので、そのような場合は返金があります。
Booking.comでは事前決済が必要な場合、クレジットカード払いが原則なので、クレジットカードの利用が取り消されることになります。
同じ支払いサイクルの期間中に決済&キャンセルが処理された場合は、明細書上は表示がありますが、実質的には±0となります。
支払いサイクルをまたがった場合は、一度銀行預金から引き落とされて、翌月の請求で調整される形となります。
例えば1万円支払った場合、翌月に-1万円となり、他の支払額から減算されます。
他の利用金額がキャンセル料の返金額に満たない場合(例えばキャンセル料1万円で他の利用が3,000円)、どうなるのかはクレジットカード会社によって異なります。
翌月以降にプールされて請求が上がったら順次相殺されるというカード会社が多いです。
まとめ
Booking.comでの宿泊予約は、原則としてキャンセルできます。
キャンセル無料タイプの予約の場合は、キャンセル料は不要です。予約管理ページからオンライン上でいつでも簡単に予約内容を変更・取り消すことができます。
無料キャンセルの期間を過ぎているか、返金不可の予約の場合は、宿泊施設の定めたキャンセル料を支払う必要が生じます。
ただし、最終的には交渉次第となり、台風などの自然災害、急病・身内の不幸などのやむを得ない事情の場合は、メールや電話で交渉すれば無料にしてくれるケースもあります。
手間を許容できる場合は、ダメ元で一度事情を説明してお願いしてみることをおすすめします。
ブッキングドットコムの大多数のプランは、前払い・デポジット(保証金)の支払いが不要となっています。
したがって、無料でキャンセルできた場合は、そもそも論として料金は1円も支払っていないことが大多数なので、返金の手続きもありません。
事前に支払っていた場合は、クレジットカードの利用分からマイナスされます。
Booking.comはタイムセール・スマートセールがお得で、リーズナブルに宿泊できることが多い予約サイトです。
ブッキングドットコムにはGenius(ジーニアス)会員という上級会員資格があります。
一部対象ホテルで、ホテルの会員プログラムの上級会員のような嬉しい特典を享受できます。
- 一部対象ホテルの宿泊料金10%OFF
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 無料空港シャトル
- 駐車場無料
- ウェルカムドリンク
- 特に利用頻度が高い方には専用のカスタマーサービス
Genius対象ホテルに参加する基準として、ホテル側には6件以上口コミが投稿され、その平均スコアが7.5以上という条件が課せられています。
つまり、Genius会員で特典を受けられるホテルというのは、一定の良い評判・口コミを得ているホテルということになります。
Booking.comのGeniusの10%は、スマートセールの割引後の価格から更に10%OFFとなるのでバリューが高いです。
Genius会員の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
私もジーニアス会員になっており、お得な割引をフル活用しています。特典の例については、以下にまとめています。
Geniusになるには、本来的には5泊以上の宿泊実績が必要となります。しかし、クレジットカードの発行だけで上級会員資格を得られる裏技があります。
発行手数料・年会費などは無料で保有に一切費用がかからないクレジットカード「Booking.comカード」に入会するだけです。
Booking.comカードは、大手の三井住友カードが発行していて年会費無料で使えるクレジットカードです。
Visa加盟店でもれなく1%キャッシュバックされるのがメリットで、年会費無料のクレジットカード、キャッシュバックのクレジットカードとしては優秀です。
しかも面倒なポイント交換手続きは不要であり、自動で利用分と相殺してくれる「自動キャッシュバック」である点が卓越しています。
入会特典として先着5万名限定で、ブッキング・ドットコムの上級ステータスであるGenius会員にアップグレードされます。
一部対象ホテルの宿泊料金10%OFF、レイトチェックアウト、無料空港シャトル、ウェルカムドリンク、特に利用頻度が高い方には専用のカスタマーサービスなどのベネフィットを享受できます。
もちろん、費用は一切発生しません。Booking.comカードの郵送時に同封されているシリアルコードから手続きすればOKです。
ヒルトン・オナーズ、マリオットボンヴォイ(旧マリオットリワード、SPG)、ワールド・オブ・ハイアットなど、ホテルグループの上級会員資格は、当該グループでお得な特典を受けられます。
しかし、これらの会員制度の上級会員資格は年間数十泊といった条件があり、宿泊数が多くて修行なしではハードルが高いです。また、どうしてもグループのホテルばかりになりがちです。
Booking.comカードで取得できるGeniusなら、世界中の膨大なホテルでお得な割引・ベネフィットを享受できる点にエッジ・優位性があります。
ただでさえリーズナブルな価格帯の事が多いBooking.comの価格から更に10%OFFとなります。
タイムセールのホテルの場合、スマートセールによる割引後の価格から更に10%OFFになるのでお得です。
Booking.comカードの送付時に同封されているQRコードからGenius会員に登録できます。登録後180日以内に1度も予約しなかった場合は、会員資格が喪失します。
Genius会員の資格が失効したとしても、カード会員限定サイトでのBooking.comの予約・宿泊・カード利用では、いつでも5%キャッシュバックの特典があります。
その他、Booking.comカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
Booking.comカードはGenius会員になれるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
ポイントを貯めて交換という手間から解放されます。Booking.comをあまり使わない方でも1%現金還元を享受するだけでお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「自動キャッシュバックカード」としてBooking.comカードを挙げられていました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのメインカード、キャッシュバック・カードとして挙げていらっしゃいました。
Booking.comカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
Booking.comカードの発行元である三井住友カードは、プロパーカードの三井住友Visaカードシリーズを発行しています。
ANAマイルが貯まりやすいANA Visaカード、ANA Mastercardも高い人気を誇っています。
1967年12月から50年以上の歴史があり、当初の加盟店や会員募集の際には、「そもそもクレジットカードとはどういうものか」という仕組みから、利便性の啓発・啓蒙を行ってきました。
三井住友カードは2017年に50週年を迎えて記念キャンペーンを開催していました。2020年は53年目となり、より一層の進化が期待できます。
日本のクレジットカードのパイオニア的存在です。全く概念がない状況で一から道を切り開くというのは凄いことです。長い歴史の中で培ってきた経験がサポートやサービスに活かされています。
三井住友Visaカードシリーズは三井住友カードが渾身の力を込めたクレジットカードであり、このカードがある生活は優美でエレガント。ふつふつと喜びが湧き上がってくる世界です。
虎に翼、弁慶に薙刀の威力があるお得なベネフィットで着実に得することが可能になり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
VisaとMastercardのデュアル発行が可能であり、世界中で幅広く使える圧巻の決済力があります。利用で貯まるVポイントは便利に使えます。
お得なポイント還元が秀逸なハイ・クオリティー・カードであり、ボーナスポイントをザクザクと貯めることが可能です。
Visaインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVisaからも高い評価を受けています。
Booking.comカードは三井住友カードのインフラを活用して運用されているので、Visaからも表彰された高いセキュリティのもとで、安心して安全に使うことが可能です。
三井住友カードシリーズでおすすめを一つ厳選するとナンバーレス(NL)です。
三井住友カード(NL)は年会費が無条件で永年無料。年会費無料カードなのでサブカードとして大活躍します。
Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となるのがメリットです。
基本0.5%+スマホタッチ決済ボーナス6.5%=合計7%
注意事項
- 商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり
- Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外(基本ポイントのみ)
- 一部Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済が利用できない店舗あり
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う必要あり(その場合はタッチ決済ボーナスは対象外)
- タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
- 7%は通常のポイントを含む。還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、交換先によっては1ポイント1円相当にならない場合あり
一定の留意事項はありますが、ポイント最大7%還元とパワフル!
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。
三井住友カード(NL)はコストパフォーマンスが良好なクレジットカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
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