JR東海が発行しているTOICAは、クレジットカードでチャージすることができないため、1円も得しないのが大きなデメリットです。
しかし、JR東日本のSuicaならビューカードでチャージすると1.5%還元でお得です。
モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaなら日本全国どこでもチャージ可能ですが、FeliCa搭載のおサイフケータイ(Android・ガラケー)か、7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchが必要です。
しかし、これらの対応端末がない方や、モバイルでの電子マネーに抵抗がある方も、名古屋駅前に定期的に行く場合は、Suicaの活用がおすすめです。
名古屋駅前にあるビックカメラの中には、JR東日本のATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」があります。
そこでカードタイプのSuica、クレジットカード一体型Suicaに、ビューカードでチャージすることが可能です。
東海地方の中心部である名古屋駅の西口を出たところにある「ビックカメラ名古屋駅西店」にSuicaチャージが可能なATMがあります。
名鉄名古屋、近鉄名古屋、高島屋、大名古屋ビルヂング、名古屋マリオットアソシアホテルとは逆方向の出口です。
「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)のATMはJR東日本圏には雨後の筍状態ですけれども、東海地域には名古屋駅前のビックカメラくらいにしかありません。
しかし、通勤や通学、あるいはお買い物などで、定期的に名古屋駅に行く機会がある方は多いでしょう。
名古屋駅を日常的にご利用なさっている方ですと、ポイントをSuicaカードにチャージするのも容易なので、ビューカードの活用が有効になってきます。
なんといってもビックカメラ名古屋駅前西店は、駅の目の前にあり、抜群の立地にあるので使いやすいです。名鉄ニューグランドホテルの手前ですね。
JRの改札を出るか通り抜けて駅の出口を出て、美濃味匠名古屋駅前店とは逆の右側、ゆりの噴水の方に進み、椿町北の信号を渡ったらすぐ到着します。
入口の写真は以下のとおりです。ここから入って右の方に少し歩くと、すぐにビューアルッテのATMが出てきます。
駅から近いだけではなく、ビックカメラに入ってからも近いのがポイントです。
ATMが上の方の階にあると、いちいち上り降りするのが面倒ですけれども、入って爆速で到達するので利便性が極めて高いです。
端末でのSuicaチャージの具体的方法はビューアルッテご利用ガイドをご参照ください。
従来機のガイド
新機種のガイド
カードタイプのSuicaや、Suica搭載のビューカードには、名古屋駅前のビックカメラにあるビューアルッテで、ビューカードでチャージできます。
TOICAはクレジットカードでのチャージがミッション・インポッシブルとなっています。
戦慄することに、なんと他社クレジットカードだけではなく、自社のJR東海エクスプレス・カードでもTOICAチャージが未対応となっています。
キャッシュレス決済が普及してきた情勢下でも、チャージは現金のみと泰然自若。その様相は風林火山の林と山といったイメージです。
風林火山の林は「徐(しず)かなること林の如く」、山は「動かざること山の如し」の略です。
電子マネーの魅力はクレジットカードによるチャージでポイント還元が得られる点にあります。それに対応していないのは、事実上の独占状態に胡座をかいていると評価せざるを得ない印象です。
JR東日本のSuica・関東私鉄のPASMO、JR西日本のICOCA・関西私鉄のPiTaPaはもちろん、JR九州のSUGOCAやJR北海道のKitacaもクレジットカードでのチャージが可能です。
このような情勢に鑑みると、JR東海エリアに居住している方で、モバイルSuicaは使わない方でも、名古屋駅前に定期的に行くならば、Suicaの活用を検討し得ます。
なんといってもビューカードのチャージで1.5%還元なのが大きなメリットです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「電子マネーチャージがお得なカード」としてビューカードを挙げられていました。
お得にSuicaチャージすることが可能になり、家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。
クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
ビックカメラSuicaカードなら年1回の利用で年会費は無料なのでデメリットはほぼ皆無です。
年1回の利用にはSuicaチャージも含まれるので、年1回だけSuicaにチャージすれば、ずっと年会費無料で利用可能です。
東海地方在住の方には、年会費が年1回の利用で無料のビックカメラSuicaカードがおすすめです。
ビックカメラで合計11.5%還元でお買い物できる方法もあり、電車やバスの乗車だけではなく、ビックカメラ店舗でもバリューが高いクレカです。
Suicaチャージで貯まるJRE POINT(旧ビューサンクスポイント)は、名古屋駅前のビックカメラのATMで、Suicaチャージできるので、ポイントを無駄なく利用できます。
2018年6月28日には従来のビューサンクスポイントがJRE POINTと統合して、ますます便利になりました。
ビューカードには多種多様な種類がありますが、JR東日本圏内でないと、ビックカメラSuicaカード以外はメリットに乏しいです。
カード名 | 年会費(税抜) | 一般加盟店 | Suicaチャージ | 備考 |
---|---|---|---|---|
ビックカメラSuicaカード | 477円 (年1度の利用で無料) | 1.0% | 1.5% | ビックカメラでSuica払いならポイント二重取り |
ビューカード スタンダード | 477円 | 0.5% | 1.5% | ボーナスポイント。家族カードあり |
JRE CARD | 477円 | 0.5% | 1.5% | アトレ等のJRE CARD優待店で約3.5%還元 |
ルミネカード | 953円 | 0.5% | 1.5% | ルミネで5-10%OFF |
ビューカード ゴールド | 10,000円 | 0.5% | 1.5% | 年1回のプレゼント・東京駅ラウンジ等の特典 |
大人の休日倶楽部ミドルカード | 2,386円 | 0.5% | 1.5% | 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5%OFF等 |
大人の休日倶楽部 ジパングカード | 3,968円 (夫婦会員6,780円) | 0.5% | 1.5% | 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30%OFF等 |
JALカードSuica | 2,000円 | 0.5-2% | 0.5-1% (マイル) | JRE POINTをJALマイルに移行可 JALカード特約店は2倍 |
JALカードSuica CLUB-Aカード | 10,000円 | 0.5-2% | 0.5-1% (マイル) | JAL CLUB-Aカード特典 |
JALカードSuica CLUB-A ゴールドカード | 19,000円 | 0.5-2% | 0.5-1% (マイル) | ビューカード ゴールド特典 JAL CLUB-Aカード特典 |
ビューカード スタンダード(リボ) | 無料 | 0.5% | 1.5% | リボ払い専用カード |
その他、あらゆるビューカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ビックカメラSuicaカードは年会費無料で維持できて、Suicaチャージが高還元で利便性が高いクレジットカードです。私もフル活用しています。
その他のビューカードでは、アトレ等のJRE CARD優待店・ルミネを使うなら3.5%還元のJRE CARD、そうでなければボーナスポイントのビューカード スタンダードが魅力的です。
スマートフォンでの交通系電子マネーの利用に抵抗がない場合は、モバイルSuica、Apple PayのSuicaの活用も候補となります。
ネットで貯めたポイントをチャージすることが可能なので、全国どこにいてもビューカードのSuicaチャージで貯めたポイントを有効活用できます。
おサイフケータイ、Apple PayはSuicaとPASMOは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
ビューカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。JRE POINTも貯まります。
QUICPayに割り当てられた場合、「QUICPay+」の機能もあるため、QUICPay+加盟店では2万円を超える金額も決済できます。加盟店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、Right-on、auショップ等です。
ビューカードの場合、QUICPayの利用分だけではなく、Suica利用分もポイント付与の対象。「VIEWプラス」の対象商品となり、JRE POINTが1.5%還元です。
モバイルSuicaと同様に、Apple Payでもビューカード限定でオートチャージが可能。もちろん、オートチャージでも1.5%のポイントが得られます。
JRE POINTは券売機に行くことなく、会員サイトでApple PayのSuicaにチャージできるので便利です。全国どこに住んでいても活用できます。
Suicaアプリの「Suicaの詳細」画面にある「Suica識別ID」を、JRE POINTサイトに登録することでチャージ可能です。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
セキュリティも高く、安心に利用できるような頑健な仕組みとなっています。個人情報は、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュア・エレメントに保管されます。
Apple Payを使っている端末を紛失した場合、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定すると、簡単にApple Payの利用を一時停止できます。
新しいiPhoneやApple Watchに、Suicaのチャージ残高や定期券を移行することも可能です。Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
その中でおすすめ
Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
Androidやガラケーのおサイフケータイがなくても、7 / 7 Plus以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchがあれば、JR東日本エリアに住んでいなくてもSuicaを有効活用して、ポイントで得することができます。
iPhone Xではホームボタンの廃止に伴い、Face IDでの顔認証でApple Payの認証も行うことになりました。ただし、Suica払いの際はこれまで通り認証は不要でかざすだけでOKです。
Face IDによる顔認証が導入されたApple Payの使い方、注意点、感想については以下にまとめています。
iPhoneの機種変更の際、Apple Payの設定を移行する方法については以下で解説しています。