2021年2月10日は日本のキャッシュレス決済が大きく後退する歴史的な1日となりました。
ポイント二重取りが可能で高還元を実現していたKyash Cardが改悪され、還元率が1.0%→0.2%に低下します。
インターネット上では「Kyashは終了」という評判・口コミが多いです。
確かに利用価値は著しく低下しましたが、まだ価値がある使い方は一つだけ残っていました。TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)によるポイント三重取りです。
Kyashは終了ではなく、正確には「ほぼ終了」だと考えます。唯一残っているKyash Cardの利用価値について解説します。
Kyash Cardは決済時の本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しており、3Dセキュアが必須のPayサービスでも利用可能です。
実際にKyash Cardをトヨタウォレットに登録して、支払い方法に指定できました。
トヨタウォレットにKyashを登録することでポイント三重取りが可能になります。
- Kyashチャージに利用するクレジットカードのポイント等
- Kyash Cardの0.2%還元(1ポイント=1円で次の支払いに利用可能)
- トヨタウォレットの1.0%還元(キャッシュバック)
訴求力の高いポイント三重取りが可能です。サッカーで例えると、ツートップよりスリートップの方が攻撃力は増しますね。トリデンテ(三又の槍)のようなパワーがあります。
- リクルートカード:合計2.4%
- PayPayカード:合計2.2%
- Orico Card THE POINT:合計2.2%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大3.2%(年100万円マイ・ペイすリボ利用時)※リボ未使用なら2.7%
- エポスゴールドカード:年100万利用時は合計2.7%
- ANA VISAカード、ANA Mastercard:マイル+1.2%
その他、Kyash Cardへのチャージがポイント付与対象のクレジットカードは以下に集約しています。
Kyash Cardへのチャージでポイントを得られるクレジットカードまとめ!
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Kyash Cardは還元率が0.2%に低下したことでほぼ利用価値はなくなってしまいましたが、トヨタウォレットに使う場合はまだ優位性があります。
【評判】Kyashの口コミ!7つのメリットと10個の悪い側面を解説
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なお、Kyashの申込みはポイントサイト経由がお得です。
愛用ポイントサイトまとめ!
✅Rebates (交換が面倒なら最有力)https://t.co/TbCBrcVikO
✅Gポイントhttps://t.co/kG3b8dlfrc
✅ちょびリッチhttps://t.co/DQlbDtP3vZ
✅ポイントインカムhttps://t.co/ml8wEoLVne pic.twitter.com/68VpJVJEO6
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) December 11, 2021
Kyashはもう使わない場合、クレジットカードからのトヨタウォレットチャージがおすすめです。
その他、Apple Pay&楽天キャッシュの組み合わせもお得です。
Apple Pay対応iPhoneをお持ちなら、以下のルートで楽天ペイなら3.0%還元が具現化します。
Mastercardブランドの三井住友カード ゴールド(NL)を使うと、マイ・ペイすリボ活用なら合計3%で、面倒な手間を避けてリボ回避でも2.5%還元です。
ただし、nanacoでのPOSAカード購入、Apple Payのnanacoチャージで改悪が生じる恐れも十分にあります。
ミニストップでは、楽天ギフトカードを購入できます。もしご近所にあったら最大4%還元のチャンス!
- 三井住友カード ゴールド(NL)からau PAYチャージ(年100万円利用で1.5%)※マイ・ペイすリボなら+0.5%
- au PAY プリペイドカードからWAONにチャージ(0%)
- ミニストップにてWAONで楽天ギフトカード購入(1.0%)
- 楽天ギフトカードの楽天キャッシュで楽天ペイを利用(1.0%)
今のところはミニストップでのWAONによる楽天ギフトカード購入は、1% WAON POINT還元の対象です。
ただし、ミニストップでの楽天ギフトカード購入は還元対象外となるリスクがあり、Apple PayのWAONチャージで改悪が生じる恐れもあります。