ツルハホールディングスのドラッグストア(ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ドラッグストア ウェルネス、ウォンツ、くすりのレデイ)で、2017年9月1日から電子マネーnanacoで料金を支払えるようになりました。
また、nanaco・モバイルnanacoの利用で0.5%のnanacoポイントを獲得可能。nanacoはチャージ時にポイントが付与されるクレジットカードがあります。
したがって、nanacoで支払うと、チャージ時と利用時にポイントが二重取りできるというメリットがあります。
ツルハグループの店舗でnanacoで決済すると、200円(税込)あたり1nanacoポイントがもらえます。還元率は0.5%です。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
通信販売など一部店舗は対象外となり、調剤専門店舗など一部店舗では決済のみ利用可能でポイント還元はありません。
2017年9月1日(金)~9月14日(木)は、nanaco導入を記念して、ツルハグループ各店でnanacoを利用すると、通常の2倍の1%還元となるキャンペーンが開催されます。
キャンペーンによる追加分のポイントは2017年10月中旬頃に加算されます。対象店舗は調剤薬局を除くツルハグループ全店となります。
セブン-イレブン・イトーヨーカドー・デニーズ等のセブン&アイホールディングスの電子マネー「nanaco」については以下で徹底解説しています。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード、チャージの利用限度額、金券類の利用限度額を高くできるカードについては以下で徹底解説しています。
nanacoカードは300円の発行手数料がありますが、イトーヨーカドーで8日・18日・28日は無料で作れます。
イトーヨーカドー以外でも、発行手数料を実質的に無料にできるキャンペーンが定期的に開催されています。
ツルハドラッグ等では、楽天Edy、WAON、iD、QUICPay、アップルペイ、モバイルSuica、Suica、PASMO、TOICA、manaca、Kitaca、ICOCA、nimoca、SUGOCA、はやかけん等の電子マネーが利用可能でした。
2017年10月1日からは、LINE Payのコード決済も可能です。LINE Payで表示したコードをレジに提示すると、残高の範囲内で決済できます。ただし、LINE Payカード決済時の2%のLINEポイントは対象外です。
また、クレジットカード決済も可能です。Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースの五大陸だけではなく、都心部や観光地などインバウンド顧客が多い店舗では、三井住友銀聯カード・ANA銀聯カード等のUnionPayも利用可能です。
この度はnanaco導入となります。「クレジットカードは持ちたくないけど、現金よりは得したい」という場合は、ツルハホールディングスでnanaco払いするとお得になります。
また、nanacoチャージでポイントが付与されるカードがメインカードの場合、クレジット払いよりもチャージしたnanaco払いの方がお得になる点にエッジ・優位性があります。
目次
nanacoチャージでお得なクレジットカード
nanacoチャージできるクレジットカードは多数存在しますが、ポイント付与の対象外というカードが多いです。
代表例
- 楽天カード
- 三井住友カード
- JCBオリジナルシリーズ
- セゾンカード
- ビューカード(ビックカメラSuicaカード等)
- dカード
- au PAYカード
- ジャックスカード(Vポイントカード Prime等)
- アプラスカード(ラグジュアリーカード等)
- ライフカード
- ANAカード
- JALカード
ポイントがつかないカードでいくらチャージしても全く意味がありませんので、注意しましょう。
リクルートカード
nanacoチャージで最も高還元なのは、1.2%還元のリクルートカード(Visa・Mastercard)です。
リクルートポイントはじゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスで、1ポイント1円で使えます。
また、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、apollostation、コジマ、ピザハット、HMV、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので便利です。
ポイントを小口で消化できるのが大きなメリットです。Pontaポイントについては以下で徹底解説しています。
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ローソンお試し引換券で使うと、10~330ポイントで多種多様な商品と代えられます。
ポン活でPontaを使うと、1ポイント1.5~3円のお得なレートでお菓子・飲み物・酒類などに交換できます。詳しくは以下のエントリーにまとめました。
つまり、リクルートカードの実質的な還元率が1.8~3.6%となります。
以前は還元率2%のリクルートカードプラスでもポイントが付与されましたが、リクルートカードプラスは改悪され、2016年9月以降はnanacoチャージでのポイント付与の対象外となりました。
現在は年会費無料で還元率1.2%のリクルートカードがおすすめです。リクルートカードの方はnanacoチャージのポイント付与が続きます。
メインカードは他にあっても、年会費無料カードなのでサブカードとしてnanacoチャージに利用する際に便利です。
ちなみにリクルートカードにはJCBブランドとVISA/Mastercardブランドがあり、発行しているクレジットカード会社が異なるので、2枚持ちが可能です。VISA/Mastercardでもnanacoチャージでポイントが付与されます。
2枚のnanacoカードにチャージしたい場合は、リクルートカードを2枚持ちするのも手です。以下の組み合わせが可能です。
- リクルートカード(JCB)とリクルートカード(VISA)
- リクルートカード(JCB)とリクルートカード(Mastercard)
リクルートカード、リクルートカードプラスについては以下にまとめています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。
リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
apollostation card
apollostation cardのETCカードは年会費が永久無料で使いやすいクレジットカードです。ETCカードも年会費無料。apollostationとセゾンカードが提携して発行しています。
JCB、Visa、Mastercard、AMERICAN EXPRESSの4種類の国際ブランドが揃っています。希少な年会費無料のアメックスカードです。
nanaco、楽天Edyへのチャージがポイント満額付与となっており、0.5%還元を享受できます。
カード利用で貯めたポイントは楽天ポイント、dポイントに等価交換できるので便利。apollostationロードサービス、apollostationスーパーロードサービスにも使えます。
JALマイル、ANAマイルに2対1のレートで交換することも可能ですが、ANAマイルは10%の手数料が必要になります。
apollostationSSで給油の際に「apollostation card」を利用すると、いつでもガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるのも大きな利点です。
ガソリン(ハイオク+レギュラー)、軽油、灯油いずれも月間300Lまで、請求時に値引きされます。
全国の西友・リヴィン・サニーでのお買い物が毎月5日・20日は5%割引になります。セゾンカードならではのベネフィットです。
apollostation cardは年会費無料のアメックスで、かつapollostationSSでいつでもガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるのが大きなメリットです。
特典が充実している「apollostation THE GOLD」や「apollostation PLATINUM BUSINESS」もあります。
ファミマTカード
ファミリーマートが発行している「ファミマTカード」というクレジットカードも、nanacoチャージがポイント付与の対象です。
年会費は無料でカード利用によってVポイントが0.5%貯まります。
カード利用で貯まるVポイントは1ポイント単位で使えるので、nanacoチャージ用のサブカードとしても活用しやすいです。
Tカードプラス(JCB)
年会費は無料でnanacoチャージでの還元率は0.5%です。TSUTAYAではカード提示だけで1.5%~2.5%還元となります。
TSUTAYAではTカードプラスを提示して、1.5%の高還元クレジットカードで決済すると、合計で3%~4%還元を享受できます。
TSUTAYAを利用する機会がある方にはおすすめのクレジットカードです。
JMBローソンPontaカードVisa
還元率は0.5%(マイル付与率0.25%)ですが、JALマイルを貯めるのが最優先の方ですと、JMBローソンPontaカードVisaもいいかもしれません。
貯まるPontaポイントを2ポイント1マイルのレートでJALマイルに交換できます。nanacoチャージした金額の0.25%のJALマイルが貯まります。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラスというセブン&アイグループが発行しているクレジットカードがあります。
国際ブランド |
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対応電子マネー・Pay |
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- ETC
- 家族カード
- 2枚持ち可能
- ショッピング保険(海外)
- 分割払い
- リボ払い
年会費 | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | 約1週間 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
0.5%~1.0% | 0.25% (ANA) | nanacoポイント |
- イトーヨーカドーで月3回5%OFF
- セブンイレブン、イトーヨーカドーで1%還元
- 年会費が無条件で無料
- nanacoチャージで0.5%還元
- nanacoオートチャージが可能
なぜか以前はnanacoチャージでポイントが貯まりませんでしたが、2015年3月からnanacoチャージで0.5%のnanacoポイントが貯まるようになりました。
本人カード・家族カードのいずれも年会費無料のクレジットカードなので、サブカードとして使いやすいと評価できます。
あまりクレジットカードは使わないけど、イトーヨーカドー、セブン-イレブン、デニーズなどのセブン&アイグループではよく使うという方にピッタリのカードです。
実際に多面的な角度で分析したところ、ザクザクとnanacoポイントを獲得可能なスペックを備えていました。
2018年7月25日からは、「街」を背景に「虹色」の気球に乗った「笑顔」のミッキーマウスが描かれているディズニーデザインが発行開始しました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、nanacoチャージにおすすめのカードとしてセブンカード・プラスを挙げていらっしゃいました。
セブンカード・プラスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
セブンカード・プラス(ゴールド)
セブンカード・プラスのゴールドカードもnanacoチャージで0.5%のポイントが得られます。
一般カードの特典に加えて、年会費が永年無料、ショッピング保険が付帯というメリットがあります。
「特にご愛顧いただいております会員様へ、日頃の感謝の意を込めて」という趣旨でインビテーションが送られてきて、ゴールドカードが作成可能になります。
利用額が多いとインビテーションが届く可能性が極めて高いです。一般募集は行っていません。
セブンカードのゴールドカードを目指す場合は、まずはセブンカード・プラスを作成して利用額を積み上げましょう。
年会費無料のゴールドカードは稀有です。セブン&アイが渾身の力を込めたクレジットカードであり、この一枚がある生活は優美でエレガントです。
Apple Payなら多様なクレジットカードがポイント対象
Apple Payのnanacoの場合、多様なクレジットカードからチャージでき、ポイント還元を得られます。
まとめ
2017年9月からは、ツルハホールディングスでは、高還元クレカでチャージしたnanacoを利用するとお得です。
こうした仕組みを上手く活用すると、家計が堅牢堅固となります。浮いた分を他のことに使うことができるようになり、生活を楽しく送ることができます。
nanacoチャージに使うおすすめのクレジットカードについてまとめると、下表の通りです。
名前 | 年会費(税抜) | 還元率 |
---|---|---|
リクルートカード | 無料 | 1.20% |
セブンカード・プラス | 無料 | 0.50% |
ファミマTカード | 無料 | 0.50% |
Tカードプラス | 無料 | 0.50% |
JMBローソンPontaカードVisa | 無料 | 0.50% |
おすすめNo.1は還元率が1.2%のリクルートカード。その他は貯まるポイントで選ぶのがベスト。使いやすいポイントがたまるカードを使うのが一番です。
この他、デビットカードでもOKならば、楽天銀行デビットカード(JCB)もnanacoチャージで1%のポイント還元となりましたが、現在はポイント付与の対象外となりました。
なお、ANAマイルを1マイル2円以上で活用している方ですと、nanacoによるポイント二重取りよりも、クレジットカード払いの方がお得になります。
ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。
ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
単一のクレジットカードとしては、ダイナースのブラックカードが日本最高峰のマイル付与率、還元率を誇ります。
ダイナースプレミアムだと、年会費は高いものの、カード利用だけで国内1.5%・海外2%のANAマイルを得られます。手間が一切かからない点にエッジ・優位性があります。
ANAダイナースプレミアムは一般加盟店は1.5%、ANA航空券等は2.5%還元です。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカード、高還元カードとして、ダイナースクラブ プレミアムカードを挙げていらっしゃいます。
利用額が大きい場合は高い年会費をペイすることも可能になり、卓越したバリューがあります。
レギュラーカードも含めたダイナースのポイント共通の貯め方・使い方は以下をご参照ください。