日本発の国際ブランドであるJCBは、海外ではVisa、Mastercardと比較して利用可能店舗が少ないというイメージがあります。
しかし、アジアを中心として利用可能店舗は着実に拡大しています。
更にアメックス、DISCOVER等の決済ブランドとの連携によって、加盟店を相互に開放する取り組みで、JCBカードが使えるお店が増えています。
JCBカードは日本だけではなく、幅広い国・地域の店で縦横無尽に利用できるクレジットカードです。
目次
海外に構築した加盟店網と他の国際ブランドとの連携
世界中で会員数は1億500万会員以上、加盟店は世界中の国・地域に3,300万件以上を擁しているグローバルな決済ブランドです。
多様な国際ブランドと提携して、JCBカード会員がより一層便利に世界中でカード利用が可能になっています。
アメックスとはカナダ、オーストラリア、日本を含む複数国、Discoverとは米国、日本での加盟店相互開放について提携しています。
また、銀聯カードとは日中双方の顧客の利便性向上を目的とした提携を結んでいます。
JCBは快適に旅行をするためのサポート・優待や、エンターテインメント、ショッピングなど、多様な分野でのサービスを日本国内はもちろん、世界中で提供しています。
JCBは、1981年に日本発唯一の国際カードブランドとして海外展開を開始しました。
最初はハワイなど日本人観光客が多いエリアから加盟店を拡大していきました。
世界中の大手金融機関だけでなく、ローカル決済ネットワークや他の国際決済ブランドとの提携により、多様な分野で安心して利用できる加盟店網の構築に注力しています。
また、JCBは国外の金融機関と提携して、現地在住の外国人の方へのカード発行も推進しています。
現在JCBカードはアジア地域を中心に、海外でも数多くのユーザーが利用しています。
ミャンマーなど、VISA・Mastercard・アメックス・ダイナース・銀聯よりも、JCBのシェアが高いという国も出てきました。
中には決済後に登録したメールアドレスにレシートを送ってくれる店舗もあります。
海外へ渡航する国内のJCBカード会員に加えて、現地のJCBカード会員の方が日常生活で利用可能な環境を、より一層整備していく方針です。
JCBは地域の特性やパートナーのニーズに柔軟に対応した高品質なサービスを提供することで、世界中にJCBカードの発行を拡大していっています。
アメックス、ダイナースとも提携を組んで、Visa/Mastercardに対抗してワールドワイドに事業を展開しています。
海外の実店舗にてショッピングをする際、お店によっては「現地通貨」、もしくは「日本円(JPY)」のどちらで決済を希望するか選択できる場合があります。
日本円を指定した場合、その場で支払金額を確認できるものの、お店が決めた独自の為替レートで日本円に換算することから、カード会社で日本円に換算する場合に比べて、割高になる可能性が高いです。
ごく少数の悪質な店舗では、勝手に日本円(JPY)決済にする場合があります。独自の割高な為替レートで無駄なコストが発生する点に注意が必要です。
日本円での請求を希望しない場合は、その場でお店のスタッフに伝えるのが簡便です。例えばドル圏での利用ならレシートの通貨が「USD」になっているのを確認しましょう。
もし、希望した通貨と請求の通貨が異なる場合には、カード会社まで連絡しましょう。決済時の決済通貨については、利用明細で確認できます。
これが海外でクレジットカードを使う場合の注意点です。ちなみにこれはJCBカードに限った話ではなく、Visa、Mastercardも同様の要注意事項です。
公式サイトJCB CARD W 公式キャンペーン
アメリカではDISCOVERと提携して多数の店舗で利用可能
JCBカードはアメリカの大手クレジットカード会社「Discover」との提携によって、JCBカードのロゴマークが無いお店でも、Discoverが使えれば決済できます。
アメリカではカードを使えるのが当たり前のため、クレジットカードのステッカーを貼っていないお店が多くあります。
JCBカード、Discoverのロゴマークが無いお店でも、JCBを使えるお店は数多く存在しています。
海外のDiscover加盟店で利用する場合は「Swipe this JCB card the same as Discover card. (スワイプ ディス ジェーシービー カード ザ セイム アズ ディスカバーカード)」と伝えましょう。
JCBカードのWebサイトでは、提携を知らない海外の店員用に印刷用PDFを用意してあります。
これをプリントアウトするか画面キャプチャしておき、提示すると発音の手間も省けます。英語の発音に自信がない方でも安心・安全です。
もちろん、スーパーやドラッグストア等のセルフ端末でもJCBカードで決済可能です。
ガソリンスタンドのセルフ端末もサクサクと決済できます。一部のガソリンスタンドでは、ポンプでJCBカードが利用できます。
ポンプでJCBカードを利用すると、満タンまで給油できて便利です。「ZipCode?」と聞かれた場合は、JCBに登録している住所の郵便番号(先頭から5桁)を入力しましょう。
列車の券売機でもJCBカードで決済可能です。クレジットカードだと小銭も不要で簡単に購入できます。
ニューヨーク地下鉄ではカードをスライドさせた後に「Zip Code?」と表示されるので、JCBに登録している住所の郵便番号(先頭から5桁)を入力しましょう。
ただし、一部のディスカバーカード取扱店では、JCBカードを取り扱っていない場合があります。また、ネットワーク障害や端末の不具合などによってJCBカードが利用できない可能性はゼロではありません。
レストラン、ガソリンスタンドでもサクッと簡単に決済できます。
暗証番号は忘れないようにしましょう!
ネット通販のAmazon.comでもJCBカードが利用可能となっています。
南米でも提携先が拡大
ブラジル
JCBカードはブラジル最大の加盟店ネットワークを誇るCielo社との提携を実現しており、ブラジル国内120万以上のお店でJCBカードが利用できます。
「Cielo」のロゴマークがあればJCBカードにて決済できます。
もし海外のCielo加盟店で利用する場合は「Cielo, por favor.(シエロ、ポルファボール)」と伝えるか、PDFを提示しましょう。
利用する際には暗証番号が必要になります。
アルゼンチン
アルゼンチン最大の加盟店ネットワークを誇る「First data社」と提携しており、アルゼンチンのほとんどのお店でJCBカードを利用できます。
観光の際には八面六臂の活躍を見せてくれます。アルゼンチンはJCB1枚でOKといっても過言ではありません。
提携を知らないスタッフに「No Thank you」と言われたら、これが目に入らぬかと水戸黄門の印籠のようにPDFを見せましょう。
日本国内でのブランドライセンス事業
もちろんJCBは日本国内でも津々浦々まで利用可能な体制を構築しています。
日本国内の他のクレジットカード会社や金融機関に、JCBカード発行に関するブランドライセンス事業を展開しています。
流通系や交通系、信販系など特徴の異なる幅広いカード発行会社のニーズにあわせたプロダクト開発を行い、柔軟なソリューションを提供しています。
阪急阪神お得意様カードプレミアムなど、外商カードの決済運営も受託しています。
また、nanacoなど電子マネーの運営にも携わっています。
公式サイトJCB CARD W 公式キャンペーン
旅行関連を中心とした幅広いブランドサービスを提供
JCBは充実した海外ネットワークを活かして、旅行やビジネスで海外に渡航する顧客をサポートします。
高品質できめ細やかなJCBならではのサービスを提供しています。
世界に広がるJCB PLAZA
海外に設置されたJCB会員用サービス窓口「JCBプラザ」では、現地の観光情報の案内、JCB加盟店の予約など、多様なサービスを日本語で提供しています。
ホノルル、グアムなど日本人観光客が多い一部主要都市には「JCBプラザ ラウンジ」を設置しています。
「JCBプラザ」のベーシックサービスに加え、ラウンジ独自のサービスとして、ドリンクサービス、マッサージ機の利用、荷物の当日中一時預かりサービス等を無料で提供しています。
アプリやWebサイトで優待・サポート
現地情報やJCBカードの利用で優待が受けられる店舗情報など、海外旅行を快適にしてくれる情報を多様なツールで見られます。
Webサイト「たびらば(旅LOVER)」では、お得な優待情報の検索やレストラン予約が無料で可能です。
また、現地スタッフがリアルタイムで発信している最新情報やお役立ち情報も閲覧できます。
スマートフォンアプリ「JCB海外優待 たびらば」「JCBハワイガイド」なら、一度ダウンロードすれば「たびらば(旅LOVER)」で紹介されている優待店の検索が、通信環境がなくても利用できます。
日本国内にいるうちにWi-Fiでダウンロードしておくと便利です。地図の機能もあり、GPSで通信OFFの状態でも目的地までの道順を確認できます。
ハワイではバスが無料
JCBカード会員は、ホノルル(ハワイ)の主要交通機関「ワイキキ・トロリー」(ピンクライン)の乗車賃が無料になります。
2022年3月31日(木)までのキャンペーンですが、2009年4月1日の開始以降、毎年更新されています。
ワイキキ・アラモアナショッピングコースが対象であり、ワイキキ・トロリー乗車時に係員へJCBカードを提示すればOKです。
トロリー車内へ持ち込み可能な手荷物は最大60cm×45cm×30cmで、着席時に両膝に抱えることができる範囲までとなっています。
本人と同乗の家族は大人1名、子供2名(11歳以下)まで無料です。乗車時にスタッフに「ファミリー」と伝えましょう。
対象とならない同乗者は1人2米ドル(2歳以下無料)です。
海外ATMでも現地通貨引出し
JCBカードは海外キャッシングが可能であり、外国のATMで現地通貨を引出すことが可能です。
ただし、金利が発生するので、帰国したら繰り上げ返済を忘れないようにしましょう。
世界中で「安心」「安全」な決済環境を提供
JCBは利便性の追求や決済市場の拡大に伴い、ユーザーがJCBカードをより「安心」「安全」に利用できる環境を整備しています。
インターネットショッピングにおける本人認証サービスとして「J/Secure」(ジェイセキュア)を用意しています。
オンラインでJCBカードにて決済する際には、通常の取引情報に加えて、パスワード等による本人認証を行えます。
更に現在はスマホアプリによるワンタイムパスワードで本人認証することも可能であり、不正利用のリスクを極限まで低下させることが可能になっています。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
第三者によるカードの不正使用を防ぎ、安全な取引を実現します。インターネットショッピング市場のセキュリティー向上のため、安心してJCBカードを利用できます。
ICカードの世界標準「EMV」に準拠した「J/Smart」
JCBはICカード取引における世界標準「EMV」に準拠したクレジットアプリケーション「J/Smart」(ジェイスマート)を搭載したICカードを発行しています。
2004年よりEMVの推進のために設立された「EMVCo」に出資・参画し、他の国際ペイメントブランドとともにグローバルなICインフラの拡大に積極的に取り組んでいます。
また、グローバルセキュリティー基準「PCI DSS」(Payment Card Industry Data Security Standard)に基づいた運用を行なっています。
PCI DSSはカード情報のセキュリティーを強化するために、JCB、American Express、Discover、Mastercard、VISAの国際ブランド5社が共同で策定した、カード情報を保護するためのグローバルセキュリティー基準です。
JCBは安心安全なカードサービスをユーザーに提供するために、カード会社、カード情報を取り扱うカード会社の業務委託先、加盟店および決済代行会社に対し、「PCI DSS」への準拠を義務付けています。
JCBは決済インフラの充実・拡大に積極的に取り組んでおり、非接触IC決済プロダクトなど先端技術の開発・推進にも取り組んでいます。
スマートフォン内のセキュアエレメント(安全にデータを保管できるメモリー領域)を活用した方式やHCE方式への対応を進めています。
HCEとは「Host Card Emulation」の略語であり、クラウド上で必要な情報をコントロールすることで決済を実現する方式です。
また、トークナイゼーション(カード番号を別の文字列に置き換えることにより、セキュリティーを向上させる技術)サービスなど、時代に適したプロダクトの開発を継続しています。
国内決済市場で展開する非接触IC決済プロダクト
QUICPay、QUICPay+
チャージ不要のポストペイ(後払い)方式の国内版非接触IC決済として「QUICPay(クイックペイ)」を展開しています。
クレジットカードはサインが必要なお店では特にメリットが大きいです。主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、ジャパン、オーケー、アピタ、ピアゴ、阪急オアシス、アークス、平和堂、近商ストア |
百貨店等 | ドン・キホーテ、阪急メンズ大阪/東京、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、なんばCITY、なんばパークス、ル・トロワ、阪急西宮ガーデンズ |
ガソリンスタンド | ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、スギ薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ |
カフェ | タリーズコーヒー、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ、コメダ珈琲店、甘味喫茶おかげ庵、カフェ・ド・クリエ |
食事 | マクドナルド、ロッテリア、吉野家、すき家、壱番屋、モスバーガー、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、はま寿司、リンガーハット、牛角、餃子の王将、サガミチェーン、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸、バーガーキング |
本・CD/DVD | TSUTAYA、蔦屋書店、HMV、古本市場、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、ノジマ、PC DEPOT |
カーライフ | オートバックス、 スーパーオートバックス、 オートバックスガレージ、 Smart+1A PIT AUTOBACS SHINONOME |
タクシー | 東京無線タクシー、チェカーキャブ、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通、昭和グループ、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、宝交通、東和交通、日の丸自動車 |
バス | 京都バスチケットセンター、大阪駅JR高速バスターミナル、三宮バスターミナルチケットセンター |
ホテル | アパホテル |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | 東京ディズニーランド/シー、MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、富士急ハイランド、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園 |
ファッション | ユニクロ、ライトオン、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J、コナカ、メガネスーパー |
その他 | acure、auショップ、モッズ・ヘア、カクヤス |
その他、QUICPayの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
2016年には2万円超の支払いも可能な「QUICPay+(クイックペイプラス)」をリリースして、高額のお買い物でも利用できるようになりました。
また、クレジットカードに加えて、デビットカード、プリペイドカードにも順次対応しています。一例としてはauウォレットでも利用可能になりました。
JCBは市場環境にあわせた新決済スキームへ対応するとともに、非接触IC決済のさらなる拡大に取り組んでいく方針としています。
JCB Contactless(旧J/Speedy)
「JCB Contactless」(JCBコンタクトレス)もあり、日本でもついにマクドナルドで2018年3月13日から利用可能になりました。
ICカードの世界標準「EMV」および近距離無線通信技術の国際標準規格「NFC」に準拠した非接触IC決済です。カード・モバイルどちらの発行形態にも対応します。
2007年の台湾での導入を皮切りに、日本、オーストラリア、中国等で導入を開始。今後東南アジアや欧米地域を中心にさらなる推進を図っていく方針です。
JCB Contactless搭載型クレジットカードはジャックスが発行しています。JCBオリジナルシリーズ等のJCBカードは、Apple Payに登録するとJCB Contactlessを利用可能です。
海外ではお土産店などでC-REX(シーレックス)端末という決済機が4,000台ほど導入されており、そこでJCB Contactlessが利用可能です。
JCB Biometrics Cardという指紋認証で決済できるカードも、実証実験を開始しています。
Apple Pay
Apple Payで、JCBカードが使えるようになりました。
7以降のiPhone、Series 2以降のApple WatchにJCBカードを登録すると、QUICPay加盟店、簡単・安全なApple Payで支払いができます。
アプリケーションやオンラインショッピングの支払いにもApple Payを利用でき、Suicaチャージ、エクスプレス予約、Suicaグリーン券も利用可能です。
Visaとは異なり、JCBはMAXにApple Payの機能をフル活用することが可能です。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
JCBの海外での使える店まとめ
JCBは世界中で会員数は1億500万会員以上、加盟店は世界中の国・地域に3,300万件以上を擁しているワールドワイドな国際ブランドです。
確かに海外ではVisa、Mastercardと比較すると加盟店数が少ないのは事実です。一例としてはアラスカ航空、アビアンカ航空の航空券購入に利用できません。
しかし、着実に年々使えるお店は拡大の一途を辿っています。
アメックスとはカナダ、オーストラリア、日本を含む複数国、Discoverとは米国、日本での加盟店相互開放について提携しています。
アメリカではDiscoverとの提携が寄与して、多数の店舗で使えるようになっています。ブラジルやアルゼンチンでも利用可能なお店が提携によって多いです。
JCB PLAZA、たびらば(旅LOVER)、ワイキキ・トロリー(ピンクライン)など、海外で利用できるJCBカード共通の優待特典も数多く用意されています。
JCBは海外で使いにくいというイメージを払拭するためにお得な海外での優待特典を豊富に取り揃えています。
JCBは最新の金融テクノロジー、フィンテックにはいち早く対応して、幅広いユーザーに安心して利用してもらえる便利で安全な決済サービスを提供しています。
JCBカードは日本国内はもちろん、海外でも便利で使いやすく進化しています。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・昭和シェル・スターバックス・高島屋などのJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。
Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。
貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。
スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、USJでのハロウィーン・パーティー、USJクリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。
39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本還元率が1%〜5.5%と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料で高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。
JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。
空港ラウンジ、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配、JCBゴールド グルメ優待など特典も充実しています。
JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。
若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費429米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル115.09円(2022/1/1時点)換算だと年会費49,374円が無料になります。
レストランの合計代金やコース料金が30%引きになる優待サービス「ダイニング30」(サーティー)も利用可能です。詳細は以下にまとめています。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。
JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。
JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。
JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。
2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、USJラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。
JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。
JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。
JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能。
年会費は50,000円(税抜)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富です。その中でも主なメリットは以下のとおりです。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- ダイニング30(飲食店で合計代金・コース料理が30%OFF)
- USJのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
USJのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。
コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。
JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2022年6月30日(木)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。