AppleからiPhone7とiPhone7s Plusが発表されましたね。機能面では着実な進化を遂げています。
7と7 Plusのどっちにするかにおいて、重要なのが大きさです。携帯電話は日常的に持ち歩くので、機能に加えてサイズも大切です。重いと手が疲れるので重さも大事です。
iPhone7、iPhone 7s Plusの大きさ・サイズ・重さの比較についてまとめます。6s、6s Plus、SE、Nexus・Xperia・Galaxyなどの主要Androidと徹底的に比較します。
なお、最新モデルのiPhone 13シリーズ、iPhone SE(2020年版)、iPhone 11シリーズ等については、以下をご参照ください。
歴代のiPhoneのサイズについては以下に集約。
目次
iPhone7、7 Plusと旧モデルの比較
まずは2014~2016年に発売されたiPhoneの大きさ・サイズについて比較します。
名前 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|
iPhone 7 | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm | 138 g |
iPhone 7 Plus | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm | 188 g |
iPhone SE | 123.8 mm | 58.6 mm | 7.6 mm | 113 g |
iPhone 6s Plus | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm | 192 g |
iPhone 6s | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm | 143 g |
iPhone 6 Plus | 158.1 mm | 77.8 mm | 7.1 mm | 172 g |
iPhone 6 | 138.1 mm | 67.0 mm | 6.9 mm | 129 g |
iPhone 7はiPhone 6s、iPhone 7 PlusはiPhone 6s Plusと大きさは全く同じです。
箇体は同一のものを利用していると推定されます。小さい順に順位をつけると下表のとおりです。
名前 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|
iPhone 7 | 3位 | 3位 | 2位 | 3位 |
iPhone 7 Plus | 6位 | 6位 | 5位 | 6位 |
iPhone SE | 1位 | 1位 | 7位 | 1位 |
iPhone 6s Plus | 6位 | 6位 | 5位 | 7位 |
iPhone 6s | 3位 | 3位 | 2位 | 4位 |
iPhone 6 Plus | 5位 | 5位 | 2位 | 5位 |
iPhone 6 | 2位 | 2位 | 1位 | 2位 |
iPhone 7は厚さの面では健闘しています。なんとiPhone SE/5sよりも0.5mmも薄いです。
iPhone 7 PlusもiPhone SEよりも0.3mm薄くなっています。薄いと持ちやすくなる側面がありますし、見た目もスマートになります。カッコ良さは5Sの時代から着実に進化しています。
重さの側面では、iPhone7 / 7Plusは、6 / 6 Plusよりは重くなっていますが、6s / 6s Plusよりは軽くなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=AZGWmS4mD50
同じ画面の大きさ同士の比較
画面のサイズが異なると、大きさが違うのは当然の話となります。肝要なのは、同じサイズのスマホ同士の比較です。
iPhone7、6s、6
まずは画面が4.7インチのiPhone7、6s、6の比較です。
名前 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|
iPhone 7 | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm | 138 g |
iPhone 6s | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm | 143 g |
iPhone 6 | 138.1 mm | 67.0 mm | 6.9 mm | 129 g |
差額(7-6s) | ±0 mm | ±0 mm | ±0 mm | -5 g |
差額(7-6) | 0.2 mm | 0.1 mm | 0.2 mm | 9 g |
7になり、CPUがクアッドコアのA10にパワーアップ、IP67規格対応の防水・防塵対応、ホームボタンのタッチ化(Taptic Engine搭載)、イヤフォン端子の廃止&Lightning接続のイヤホン+変換コネクターの添付、ステレオスピーカー搭載、下り450Mbps対応、1.5GHz帯への対応、おサイフケータイとパワーアップしています。
iPhone 7 のおサイフケータイ対応については、以下で徹底解説しています。
格段なパワーアップを遂げているにもかかわらず、大きさは6sと同一であり、かつ重さは減っています。これはナイスです。
iPhone7 PlusとiPhone6 Plusのサイズもほとんど同じです。重量もたったの9gしか増えていません。筋肉質になったと評価できます。
iPhone7と6sと比較すると大きさはほとんど同じです。7と6も同様です。ブラック一色も調和が取れていて落ち着いた雰囲気でいいと思いました。
裏面は既存の色にも良さがありますけれども、新色もかっこいいと思いました。ジェットブラックが最高にいいですが、ブラックも十分にオシャレでした。
ソニーの人気高級コンデジRX100シリーズは、新作が出るごとに重量は徐々に増えていますが、iPhone 7では若干スリムになることに成功しました。
iPhone 7 Plus、6s Plus、6 Plus
次は画面が5.5インチのiPhone 7、6s Plus、6 Plusの比較です。
名前 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|
iPhone 7 | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm | 188 g |
iPhone 6s Plus | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm | 192 g |
iPhone 6 Plus | 158.1 mm | 77.8 mm | 7.1 mm | 172 g |
差額(7 Plus-6s Plus) | ±0 mm | ±0 mm | ±0 mm | -4 g |
差額(7 Plus-6 Plus) | 0.1 mm | 0.1 mm | 0.2 mm | 20 g |
7 Plusは7のスペックに加えて、ワイド側/テレ側で2つのレンズが搭載されてデュアルカメラとなっており、かつ2倍の光学ズームに対応しています。
カメラ性能は格段に向上したにもかかわらず、大きさは6s Plusと同一であり、かつ重さは減っています。質実剛健にパワーアップしています。
iPhone7 PlusとiPhone6 Plusのサイズもほとんど同じです。重さは16g増えています。
ちなみにiPhone 6は箱の側面にアップルマークと「iPhone」という記載があり、sシリーズは側面にiPhone 6sという文字があり、縦にアップルマークがあります。
iPhone 7 / 7 Plusの箱は、側面にアップルマークと「iPhone」という記載があると推定されましたが、7はマーク無しで「iPhone」という文字のみとなりました。
iPhoneとAndroidの大きさ・サイズ・重さ
約5インチ
iPhoneと主要なAndroidも比較しましょう。まずは5インチ前後のiPhone 7、Nexus 5X、Xperia Z5 compact、Galaxy S7です。
名前 | 画面 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
iPhone 7 | 4.7インチ | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm | 138 g |
Nexus 5X | 5.2インチ | 147.0 mm | 72.6 mm | 7.9 mm | 136 g |
Xperia Z5 compact | 4.6インチ | 127.0 mm | 65.0 mm | 8.9 mm | 138 g |
Galaxy S7 | 5.1インチ | 142.4 mm | 69.6 mm | 7.9 mm | 152 g |
画面サイズが異なるので単純に比較できませんが、高さ・幅はXperia Z5 compactが最も小さく、厚さはiPhone 7が小さいです。重量はNexus 5Xが軽いです。
さほど大きな違いはないので、大きさ以外の要素での選択となるでしょう。
約5.5インチ
次に大型サイズのiPhone 7、Nexus 6P、Xperia Z5 Premium、Galaxy S7 edgeの比較です。
名前 | 画面 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
iPhone 7 | 5.5インチ | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm | 188 g |
Nexus 6P | 5.7インチ | 159.3 mm | 77.8 mm | 7.3 mm | 178 g |
Xperia Z5 Premium | 5.5インチ | 154.4 mm | 76.0 mm | 7.8 mm | 180 g |
Galaxy S7 edge | 5.5インチ | 150.9 mm | 72.6 mm | 7.7 mm | 157 g |
高さ・幅・重量・重量はGalaxy S7 edge、厚さはiPhone 7とNexus 6Pが最も小さいです。
こちらもさほど大きな違いはないので、サイズ以外での選択となるでしょう。
携帯性は約5インチ、視認性は5.5インチ
iPhone 7 と7s Plusの大きさ・サイズ面の比較では、当たり前の話ですが、携帯性はiPhone 7、視認性はiPhone 7 Plusが優れています。
車移動中心の方や、個人事業主等で電車での移動が少ない方であれば、視認性が広くて文字も極めて見やすい5.5インチの大サイズのiPhone7 Plusが便利かもしれません。
最近はYahoo!カーナビ、Googleマップでのナビ等のアプリもかなりの精度になってきています。カーナビを搭載しない場合は、大画面のスマホだと見やすいですね。
大きいサイズのiPhoneはバンカーリングの活用をおすすめです。安定感が増して落とすリスクが減少して、かつ片手操作が容易になります。
しかし、電車移動中心で、駅で電車を待っている時や、エスカレーター・エレベーター、電車で立ちながらスマホを見ることが多いと、サイズが大きすぎると片手操作がしづらいのが難点です。
個人的には、見やすさと持ちやすさのバランスが良いのは約5インチのサイズです。
駅・電車・バス、レジ待ち、エスカレーター・エレベーターなどの際に、荷物を持った状態で立ちながら見ることが多いからです。
片手操作しやすいことにプライオリティを置いています。4.7インチのiPhone 7は、そこそこ見やすくて片手操作が可能なのが魅力的です。
以下の写真はiPhone 7のものです。私は十分に利き腕の逆の上端まで届きます。
この点はiPhone 6、6sの時と変化ありません。大きさはほぼ同一水準をキープしています。
4.7インチのiPhone7はポケットにも余裕で入ります。iPhone7 Plusも立っている時は入りますが、座った状態でポケットに入れるとキツいという声が多いです。
ただし、やはり5.5インチの画面の見やすさは驚異的です。特にPCサイト、電子書籍、動画の閲覧は非常にはかどります。
画面の見やすさ優先ですと間違いなくiPhone 6s Plusの5.5インチのサイズでしょう。
また、バッテリー持ちの良さ、カメラ性能の良さ(デュアルカメラ・2倍の光学ズーム)も魅力的です。
2016年3月には4インチモデルの「iPhone SE」が出ました。持ちやすさは圧倒的No.1です。
今iPhoneを買うならSIMフリー版
携帯電話会社の決算期である3月や、次期iPhone発売直前の6月~8月は、これまではMNPでiPhoneを契約すると、一括0円(実質0円ではなく、例えば実質-8万円)で契約できました。
通信2GBのプランで16GBのiPhoneだと、毎月の料金が4,000円前後で維持できるため、これらの時期はキャリアとの契約を検討しえました。
ただし、2016年2月以降は総務省の新しい行政指導が入り、割引額が渋くなって維持費用が上がっています。
今後はSIMフリー端末&MVNOの組み合わせも検討しえます。基本使用料が1,700円~2,700円(税別)というのは、個人的には悪い冗談です。
LINE、Facebookメッセージ、Googleハングアウト、Skypeなどの普及によって、コミュニケーションはこれらのサービスで事足りるようになっています。
LINE・Facebook・Google+・Skypeでつながっていない不特定多数の人や固定電話に電話を多くかける方は通話料定額プランがいいかもしれませんが、私はほとんど使いません。
たまに固定電話にかける際は、通話料が半額になる「楽天でんわ」で十分です。
SIMフリー版iPhoneですと、海外旅行で現地SIMを入れるのが楽なのが大きなメリットです。出張・旅行で海外によく行く方には大きな利点となっています。
格安SIMの代表は以下のとおりです。
- UQ mobile(auのMVNOで速度は高速)
- NifMo(ドコモのMVNO)
- Wonderlink(パナソニックのサービスで速度○)
- mineo(au・ドコモの両方のプランがあり)
- DMMモバイル(料金最安値水準)
- 楽天モバイル(楽天ポイントが貯まる)
- U-mobile(無制限・速度遅め)
速度はUQ mobileが速めです。iOSでのデータ通信での動挙動が不安定なのがデメリットでした。しかし、2016年2月19日に、UQ mobileにおいてiOS 9.0以降に対応したプロファイルが公開されました。
データ通信のみでOKなら、ドコモ回線の中では速度が速いWonderlinkも検討しえます。SMARTalkというアプリを入れると050を電話番号が持てます。
評判の良さを重視するならIIJmioが第一候補です。人気が最も高く運営にも期待が持てるMVNOです。ただし、速度面ではUQ mobileより遅い状況です。
mineoはプランを一つ下のプランに変更した場合でもデータ繰越が適用されることや、フリータンク・チップでのパケットシェアなど、細かい機能で便利となっています。auプランは速度も快適です。
ファンサイト「マイネ王」ではコミュニティが活発であり、意見を積極的に運営側が取り入れています。運営には好感を持てて、IIJmioと並んで安心感があるMVNOです。
端末が旧モデルのiPhone 5sでよければワイモバイルという選択肢もあります。通信品質はMVNOよりも圧倒的に良いのがメリットです。
もしNTTドコモと契約している方ですと、dカードGOLDを活用すると、より携帯電話がお得になります。ドコモオンラインショップで購入すると2%還元となります。
本人カードの年会費は10,000円(税抜)です。家族カードの年会費は1人目無料、2人目以降は1,000円(税抜)。カードの基本還元率は1%です。
カードの基本性能も良好であり、加えてdポイントクラブにはない優待も付帯して、月々のドコモ・ドコモ光の利用料金のポイント還元率が10%にアップするのが大きなメリットです。
ドコモの携帯電話料金やドコモ光の料金合計が月10,000円ですと、dポイントが1,000ポイント(年間12,000ポイント)得られるので、年会費とほぼトントンとなります。
ahamoの場合は+5GBの特典が大きなメリットです。
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ドコモ料金が高額な方には大きなメリットがあり、携帯電話の支払いにおすすめのクレジットカード、iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードの筆頭です。
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iPhoneをお持ちの場合は、dカード GOLDを保有してAppleCare+は入らないという選択肢もあります。
「AppleCare+ for iPhone」の料金は種類によって異なり、年間11,800円~29,800円(税抜)です。
AppleCare+ではなくdカード GOLDのケータイ補償でOKと考えるなら、メリットが大きくなります。
もちろん、Xperia、Galaxy等のハイエンドなAndroidも同様に、有料のケータイ補償に入らないという選択肢が浮上します。
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