日本では実質0円の商慣習、流行っているものが好きな国民性、依然として残っている中間層の存在などから、iPhoneが圧倒的なシェアを誇っています。
しかし、格安スマホ・SIMの普及に伴い、今後はiPhoneからAndroidに乗り換える人も出てくるでしょう。
その場合に絶対にするべき設定と、インストールしたら最高に快適なおすすめアプリについてまとめます。
格安SIMはAndroidがコスパ良好
MVNOと契約する場合、iPhoneだと端末代がかなり高いことから、iPhone+MVNOだとドコモ・au・ソフトバンクで実質0円で買うのと、2年間の合計額は大きくは変わりません。
一括0円や各種割引が加わるとむしろ高くなることもあります。
MVNOとの契約はAndroidの端末と組み合わせることでメリットが大きくなります。
Xperia Z3 Compactは、2014年11月に発売されたばかりの機種ながら、新品同様の未使用品の白ロムが35,000~40,000円で購入できてお値打ちでした。
Xperia A4が出ましたが、機能・スペックではXperia Z3 Compactとほとんど変わりません。Android5.0を搭載してデザインが微妙に変わっているくらいです。Z3 Compactも5.0にアップデートできます。
iPhone6は16GBでも税込93,744円、64GBだと106,704円もします。Xperia Z3 Compactの32GBは3万円台後半だったものの、最近は品薄になって45,000円程度に値上がりしています。
現在は安価な端末ですと、HuaweiのSIMフリーのスマホ「Ascend P7」などが候補となります。
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ディスプレイが大き目の5.5型がよければASUSのZenFone2が候補となります。
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iPhoneより5.5万円~6.3万円ほど安いです。MVNOとの契約の場合、端末価格の割引はないので、できる限り安価だけど高性能の端末を選ぶのがベストです。
これらは、NifMo、DMMモバイルや楽天モバイルなどのドコモ系のMVNOで利用できます。速度重視ならNifMo、価格重視ならDMMモバイル、その中間なら楽天モバイルが候補です。
auのXperia Z3だと新品同様の未使用品が3万円台後半で購入できました。これはかなりお値打ちです。現在は在庫がなくなりつつあることから、4万円強に上昇しています。
Xperia Z4が出ましたが、Xperia Z3がベースになっており、パッと見だと区別がつかないほどです。「Xperia Z3のマイナーチェンジモデル」という評判が多いです。実際に海外では「Z4」ではなく、「Z3」の派生モデルとして売られています。
CPUが8コアになりますが、余程のハイスペックなゲームをしない限りは性能差はほとんどありません。
8コアだとバッテリーの消耗が早くなるというデメリットも有ります。他はキャップレスUSB端子、Bluetooth、インカメラの性能アップくらいです。
これを買ってau系のMVNOのUQ mobileやmineoと契約すると、かなりコストを抑えられます。速度重視ならUQ mobile、機能重視ならmineoが優れています。
iPhone6 Plusは16GBでも税込106,704円、64GBだと119,664円もします。Xperia Z3の32GBは記事公開時点で38,500円です。約75,000円も安いです。
もう少し安価な端末ですと、2014年夏モデルのHTC J butterfly(HTL23) も3万円前後で買える良い端末です。フルHD(1920×1080ドット)で2700 mAhのバッテリーを搭載しています。
メインメモリが2GBでクアッドコアのCPUも上々の質です。auの3つのLTEバンドに対応しており、ほとんどのLTEエリアでデータ通信できます。
Androidはバッテリー関連の設定が重要
Androidは初期設定ではバッテリー持ちがiPhoneに比べるとかなり悪いです。
使用していないアプリがバックグラウンドで稼働していることもありますが、iOSの場合は未使用アプリをバックグラウンドで制御していることから、電池持ちが良いと言われています。
Androidも初期設定を変更すると、バッテリー持ちが格段に向上するので、設定変更がお勧めです。
Androidのバッテリー(電池)持ちを良くする方法としては、画面の明るさを減らしたり、省エネモードにすることのほか、以下3点があります。
- 同期設定
- 未使用のホームアプリのウィジェットを削除
- プリインストールアプリを削除・無効化
初期設定ではGoogleのかなり多くのサービスと同期するような設定になっています。同期が不要なサービスはOFFにするとバッテリーの持ちが向上します。
また、使っていないウィジェットやプリインストールアプリを削除(削除できない場合は無効化)すると、バックグラウンドでアプリの余計な挙動が減ります。
参考Androidのバッテリー持ちを格段に良くする3つの設定と運用
ジェスチャーアプリでAndroidが驚異的に便利に
iPhoneは5Sまでは片手操作が容易でしたが、iPhone6、iPhone6plusで画面が大型化したことによって、片手操作は難しくなっています。
「Reachability」という機能で、ホームボタンを軽く二回押すと画面が下に下がってきて片手操作がしやすくなりますが、二回押すのは面倒です。
Androidの場合、ジェスチャーアプリが充実しており、5インチでも5.5インチでも片手操作が容易です。
例えば、「Smart Task Launcher」というアプリを使うと、画面右端(左端)を、上、下、左(右)、左上(右上)、左下(右下)にスワイプした時に縦横無尽の操作が可能です。
例えば、アプリを起動したり、アプリの一覧を出したり、通知バーを下ろしたり、ホーム画面や前のアプリに戻ったりといった操作が可能です。
私は上でホーム画面、下で通知バー降下、左でアプリ一覧(好きなアプリを登録可能)、左下で前に戻る、左上で画面消灯(アプリ)にしています。
上の動画ではアプリ一覧画面に写っているのは横4×縦3の12個だけですが、無料で5×5の25個まで増やせます。
これが超絶的に便利です。縦横無尽にアプリ間移動ができ、片手操作が可能です。
左スワイプでアプリ一覧を呼び出した際、そこにランチャーアプリを入れておけば、スマホのありとあらゆるアプリに移れるようになるため更にはかどります。
ジェスチャーアプリ・ランチャーアプリを使うことで、ジェスチャー操作で多種多様な機能を割り当てられます。ワンタップで特定の相手にLINEメッセージ・メール・電話することも可能です。
また、上の動画では右端が白くなって目立っていますが、これも設定を変えると色なしで普通のホーム画面と同様の映りに変更することができます。
最初は目立つように白色でもいいかもしれませんが、少し使うとどこにタッチすれば操作できるのかはすぐに覚えるので、慣れたら無色にするといいでしょう。
Androidの真髄はiPhoneでは不可能なジェスチャーアプリにあると考えます。これを使うと驚異的に便利です。
iPhoneからAndroidに乗り換えた場合は、ジェスチャーアプリの活用をおすすめします。
ブルーライトカットのソフト
iPhoneでは不可能でAndroidにはあるのがブルーライトカットのアプリです。
iPhoneではOSの制約でアプリが常にブルーライトをカットする機能を実装することは難しいようです。
特定のブラウザを閲覧中のみブルーライトをカットするというソフトは有ります。ただし、広告が煩わしいですし、ブラウザ以外の画面ではブルーライトはそのままとなります。
Androidは無料アプリでブルーライトをカットでき、広告も出ないアプリがあります。Google Playで「ブルーライトカット」などで検索すると色々と出てきます。
私は自宅のパソコン作業の際には、ブルーライトカットのメガネを装着し、ブルーライトカットのソフトを起動して、4Kディスプレイはブルーライト低減モードにしています。
三重にブルーライトをカットしたところ、目の疲れが格段に軽減しましたので、ブルーライトカットの効果は確実にあると考えています。
Androidは無料アプリでも、ブルーライトをどの程度カットするのかを調整できるので、自分が見やすいくらいで調整が可能です。
目の疲れを低減したい場合は、ブルーライトカットの無料アプリが便利です。
メガキャリアとの契約はオンラインショップが便利です。iPhone発売後の店舗での大混雑を回避して、待ち時間なくiPhoneを手に入れることができます。一例としてドコモは以下のとおりです。
新しいiPhoneが発売される9月は混雑が酷烈なものになり、開店前から並ばないとひたすら待つ必要が生じてしまい、修行の様相を呈しています。
スマホを契約するだけで1日が終わってしまうという悪夢のような地獄に陥りかねません。そうした待ち時間を回避できるのが、公式オンラインショップのメリットです。