上場!タスキ(2987)のIPOの初値予想

更新日: IPO

タスキ

タスキ(2987)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年9月14日(月)~9月18日(金)、上場日は2020年10月2日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は630円(1単元6.3万円)です。公募価格は2020年9月23日(水)に決定。

仮条件は610円~670円と上限が上振れました。予想PERは8.5~9.3倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,500〜4,000円(仮条件の上限比+273.1%~+534.9%)

タスキは、ライフプラットフォーマーとして暮らしの住まいを提供するLiveMana事業と、人財不足の課題解決策として従業員向けの福利厚生サービスとなるFinTechを活用した給与前払いプラットフォームを提供するDayPay事業を展開しています。

監査法人は仰星監査法人で、本社所在地は東京都港区北青山2-7-9日昭ビル2Fです。

タスキとは

タスキのLiveMana事業では、単身者やDINKS(2人居住用)を対象とした魅力あるレジデンスを投資家や企業等に販売しています。

東京23区を中心にタスキの企画力・デザイン力を活かし、室内設備にIoT対応設備(照明器具等)を標準仕様とした新築投資用IoTレジデンスを開発しています。

IoTとは「Internet of Things」の略称であり、各種家電製品、生活環境などの情報を取得する各種のセンサー等、さまざまな"モノ"をインターネットに接続する技術です。

また、新築投資用IoTレジデンス及び開発用地の販売で培ったマネジメントノウハウを、その時々の課題に応用し都市型スマートホテルやリゾート向けスマートホテル、認可保育園への取り組みに発展させています。

また、企業の福利厚生の充実を目的とした住宅制度の導入に応えるため、企業が保有する不動産の活用など、暮らしにまつわる提案を企業に行っています。

タスキのDayPay事業は、FinTechを活用した企業の従業員向け福利厚生のアウトソーシングサービスです。

主にLiveMana事業における取引先等が課題としている人財不足の課題解決策として従業員に向けた福利厚生の充実を目的としたサービスとなっています。

クラウド型の給与の日払い、週払い等の給与前払いを可能とするサービスプラットフォーム「タスキDayPay」の提供を行っています。

タスキDayPayの収益構造としては、契約企業の従業員が利用する給与前払額に応じてシステム利用料が発生する従量課金モデルです。

販売経路としては、ウェブサイトでの販売に加え、タスキ営業人員による企業への販売、取次店経由での販売を行っています。

従業員数19名、平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は1.8年、平均年間給与は777.8万円です。


タスキのIPOの諸データ

タスキの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

タスキの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2017年9月 2018年9月 2019年9月
売上高 (千円) 66,260 13,000 211,374 3,117,194 5,118,432
経常利益 (千円) -507 4,495 1,539 3,678 108,210 330,348
当期純利益 (千円) -577 3,908 1,116 2,163 73,282 221,809
資本金 (千円) 10,000 10,000 10,000 155,000 300,000 300,000
発行済株式総数 (株) 200 200 200 6,000,000 8,000,000 8,000,000
純資産額 (千円) 7,408 11,316 12,433 304,597 477,879 699,689
総資産額 (千円) 7,480 13,207 231,438 1,412,163 3,392,905 3,854,503
BPS (円) 37,042 56,583 62,166 50.77 149.34 218.65
1株配当 (円)
EPS (円) -2,886 19,541 5,583 7.33 25.41 69.32
自己資本比率 (%) 99.04 85.68 5.37 21.57 14.08 18.15
自己資本利益率 (%) -7.5 41.74 9.4 1.37 18.73 37.67
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -1,543,555 52,130
投資CF (千円) -35,619 -115,586
財務CF (千円) 1,751,256 122,191
現金等 (千円) 515,856 574,591
従業員数 (人) 2 4 15 21

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックス相場が続いていましたが、高値レンジをブレイクしています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

タスキのIPOの規模は最大で約2.2億円であり、東証マザーズとしてもかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は300,000株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は45,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約7%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
村上三郎 52.62%
(株)東京ウエルズ 7.90%
(株)ウェッジ 7.18%
京東(株) 5.74%
Sanyoホールディングス(株) 2.30%
渡邉裕 2.30%
(株)ジープラン 1.72%
村田浩司 1.49%
(株)ジェイ・エス・ビー 1.44%
朝井隆夫 1.44%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

タスキの事業は新築投資用IoTレジデンスを開発、不動産ソリューション、給与前払いプラットフォームを提供するDayPay事業ということで、IPOにおける業種の人気度は市況に大きく左右されます。

インフレ期待醸成期、不動産価格の堅調時期には人気が高騰します。

予想PERは8.5~9.3倍であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3242 アーバネットコーポレーション 7.66 0.74 5.58%
3245 ディア・ライフ 9.11 1.79 4.96%
3464 プロパティエージェント 8.58 1.40 2.11%
3469 デュアルタップ 6.06 0.79 2.41%
3475 グッドコムアセット 9.73 2.05 3.13%
3486 グロバルリンクマネジメント 7.59 1.20 5.84%
3489 フェイスネットワーク 11.42 1.51 2.33%
8909 シノケングループ 5.72 0.83 4.20%
8935 エフ・ジェー・ネクスト 5.04 0.53 5.38%

約2.2億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Branding Engineer:+495.9%
  • フィーチャ:+805.8%
  • アディッシュ:+70.8%
  • サイバーセキュリティクラウド:+104.7%
  • 関通:+110.6%
  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はSBI証券です。その他は、藍澤證券、岩井コスモ証券、エイチ・エス証券、岡三証券、極東証券、東洋証券、むさし証券、水戸証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SBI証券 276,000 92.00%
藍沢証券 3,000 1.00%
岩井コスモ証券 3,000 1.00%
エイチ・エス証券 3,000 1.00%
岡三証券 3,000 1.00%
極東証券 3,000 1.00%
東洋証券 3,000 1.00%
むさし証券 3,000 1.00%
水戸証券 3,000 1.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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